どうやら俺は須川君に憑依したようだ   作:葬炎

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初めての方は初めまして。葬炎です。



以下作品紹介とこの作品を読むにあたっての諸注意。

※ リア充(彼女持ち)の方は背後を気をつけながら読んで下さい。すでに結婚されてる方は末長く爆発してください。

※2 次がいつ投稿されるかわかりません。

※3 今現在TSが確認、確定してるのは男女7人です。性格とうの説明は出てきた話しのあとがきに書きます。
あと、男→女で最初書いてましたが、女→男もいれることにしました。あの娘が男になってます。

※4 ところどころ他作品ネタがでてきます。


追記②:
この作品はOTRにも投稿されてます。凍結中で再び書く気はありませんが。というか、消さないだけでハーメルンに移す、といった感じです。



※※※※※
この作品のリメイク版を投稿してますのでこっちが更新することはありません。ご了承下さい。
除去はしません。
※※※※※


それではどぞ!


始まり始まり〜

ーー__--ーー___-_ーーー

 

 

 

・・・・・・ここは......

 

 

 

 

 

俺は、気づけば知らない部屋にいた。

確か、俺は....事故に巻き込まれてーー

 

 

 

 

ザザッ____

 

 

 

 

『くそっ! なんで誰も助けようと動こうとしねえんだよ!』

 

『ん? ーー君! なにをしようとしてる!』

 

『ああ!? てめえらが動かないから代わりに俺があの女の子を助けるんだよ!』

 

『君はなにを言ってーー』

 

 

 

 

 

ブツン!

 

 

 

 

 

..ああ、そうそう。車にひかれそうだった女の子を助けたんだったな。

通行人の人が俺の行動を見てすごく驚いていたのだが、なぜだろうか? 俺的には、その状況を見てなにもしようとしない他の大人を見てガッカリしたんだが....

 

 

"それについて説明するのですよー!"

 

 

うぉっ!?

 

 

"実はお兄さんはーー私の失敗に巻き込まれて死んでしまったのですー。まことに申し訳ございませんでしたぁ"

 

 

どこからかわからないが、頭に直接しゃべりかけてくるやつがいる。声質から、それはおそらく少女のものだろう。

唐突だが、俺はそこそこいろんな小説を読んでいる。

その結果、小説について理解するために調べたりすることもあった。

そしてネットを漁ってたときに見つけたのがーー2次小説。正確には2次創作小説。

その2次創作は、簡単に言えば読者が漫画や小説の世界に入りたい、自分が好きなようにいじりたいをいう願いからできたもの。

そして、この状況は2次創作にありがちな、あるパターンにとても似ていた。

 

 

「.....まさか、お前は神か?」

 

 

"おぉ! 察しがいいですねー。そうです! 私が全知全能たる神様! ....の見習いなのですよー!"

 

 

「....見習い?」

 

 

そう、神様が『~をしてしまったので転生しろ』パターンだ。

これには神様がミスをして純粋に謝罪するために転生させたり、実はわざとだったり、暇つぶしのためだったり、色々なパターンがある。

最悪に近いパターンは、神様が人をそこらへんの石程度にしか考えてなく、なにも知らないまま転生されるパターンだろう。この場合はそもそも神様とは会わず、死んだと思って気がつけば~という感じになる。

まぁ本当の最悪は転生もなにもせず、なにもない空間で放置されることだろうが。

ふむ....しかし、神様とは人が生み出した幻想で、そんな神様に見習いもなにもあるのか?

 

 

"はい! 私たちは神様養成学校に通って、卒業試験に合格したら無事卒業! そのあと神様見習いとして数年の経験を積んでから、晴れて正式に神様となるのです!"

 

 

「ほー、そうなのか」

 

 

しかし俺にはどうでもいいことだ。

 

 

"あ、そうでしたね。どうやらわかっているご様子ですが、いわゆる『転生トラック』を実際に体験したと思えばわかるかと!"

 

 

ナチュラルに心読んでるな。別にいいけど。

にしても....トラックに轢かれたっつことか。それはさぞかしグロテスクな光景になっただろうな。

 

 

"....で、あの時あなたは車道に寝っ転がってた少女を助けようとしてましたね?"

 

 

「ああ、そうだ」

 

 

ちっぽけな勇気を出してやってみたが、あの少女は無事かねえ?

 

 

"あの勇気をちっぽけなんて言ったら、あの世界からは勇敢なんて呼ばれる人はいなくなるのですよー。あ、あの少女は私です! 少しミスをしてしまいまして....あんなところで寝っ転ぶことになってしまいましたぁ"

 

 

ふむ、そうか。そう言ってくれると報われるよ。

そうか、君があの少女か。と、いうことは、俺は神様を助けようとしたのか....? 神様ならあんなことじゃ怪我一つしないだろうし、余計なお世話だったか。

ところで、なんであんなところで転がってたか、差し支えがなければ聞いていいか?

 

 

"......はい。正直に言えばあなたが助けてくれなくても怪我一つありませんでした。それに、私は一般人には見えないはずなんですけどねぇ....あぅ、とても言いにくいのですが、私があそこに転がってたのはーー"

 

 

ああ、くだらない理由なら言わなくていいよ。『知らぬが仏』という言葉がある。ようするに、知らなければなんともないが、いくら俺でももしくだらない理由で死んだとしたら、喚き暴れて怒鳴り散らすかもしれん。

 

 

"....そのわりには冷静ですね。てっきり私は最初からそれを覚悟していたのですが"

 

 

俺はもう大人だ。

それに、人とは本当に驚く場面に直面したとき、逆に冷静になるもんだ。まぁ普通ならその冷静なのは一瞬で、すぐに混乱するんだけどな。

 

 

"ふーん、そうなのですか。それでばあなたは普通ではないと....? と、どうでもいいですね。それより、あなたの今の状況ですね"

 

 

ん、そうだな。頼む。

 

 

"あなたは今、元いた世界と別の世界にきています"

 

 

まぁ予想通りだな。

 

 

"そして、あなたはあなたがよく知る、あなたの本質がよく似ているキャラに憑依しました"

 

 

....憑依、だと?

だったら元の人格はどうした?

 

 

"それは、そのキャラが脳障害で死んだ、そんな『IF』の世界なので気にしないでください。あ、その障害はちゃんと治して、そもそも障害なんてなかったと記憶の改ざんをしたので気にしないで大丈夫です。あと、そこはIF世界ですので、原作をブレイクしようがなにしようが無問題です。まぁIF世界ですので、あなたの知ってる人物がいなかったり、事情が変わってたりしますが、そこらへんは承知してください"

 

 

....ふむ、これくらいなら、まだ想定の範囲内だ。

 

 

"そうですか。あ、あとあなたには『その居る世界基準での』最高スペックの身体にしました。おそらく、大多数相手でも同じ装備なら負けることはないでしょう"

 

 

....最高スペックの身体っつーことは、身体能力も頭もすごいことになってるって考えでいいのか?

 

 

"はい。ようするに、天才ですぅ!"

 

 

....これまたフラグ的な厄介なものを。

そういう能力をもらったってことは、死の危険があるデンジャラスな世界か。元普通のおっさんとしては平和に暮らしたいんですがねぇ....

 

 

"? その世界はとある学校が舞台の、ハチャメチャラブコメディーですよ? ちょっと待っててくださいね。えーと....ありました。『バカと美少女達による学園エクスプロージョンラブコメ』って書いてありますね"

 

 

....ん?

..........んん?

ちょっと待て、まさかーー

俺はその言葉に聞き覚えがあり、鏡の前に立つ。

その姿はーー

 

 

「....須川君、かよ....」

 

 

思わずorzとなってしまいそうな体に活を入れて耐える。

見間違いようがない、なぜか体が小さいが、須川君だ。

と、話しについていけない人に説明しよう。

須川君というのは、『バカとテストと召喚獣』、通称バカテスと呼ばれる小説に出てきたキャラである。

その性格はとてもではないが、いいものとは言えない。

失恋回数は校内新聞で取り上げられるほど多く、それゆえに他人の恋愛に関する嫉妬心がとてつもない。その嫉妬心により『FFF団』なる校内の風紀を乱す者(彼女持ち)を成敗(処刑)するための団体を作ったほどだ。

....ん、まてよ? 確か、この神様(仮)は本質に似ているやつに憑依させたとーーやめよう。理解したら暴れ出しそうだ。

 

 

"はぁい! その方があなたと一番似ていましたので! それでは私は帰りますね! さよ~なら~"

 

 

「あっおいーー」

 

 

プツン....

 

 

....応答がない。

どうやら本当に帰ってしまったようだ。

まぁ、なんとかなるだろ。

 

 

 

 

これは一般人のーー

 

 

 

元おっさんのーー

 

 

 

少しおかしなーー

 

 

 

物語であるーー

 

 

 

「はぁ、まずはこの体....多分小学生くらいか?」

 

 

 

ーーしかし問題はまだまだ多そうだ。

 

 

 




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