一瀬グレン異世界に連れられて 作:Alsace-Lorraine
グレンは目を覚ますと中世ヨーロッパのような風景の場所に飛ばされていた。
グレン「おいおい、いきなり飛ばされてもアノスの場所わからねぇだろうがあのオッサンふざけてんのか?くそが」
そこにカールの声が聞こえる「おい馬鹿グレン聞こえてるぞ。異世界通信無線を耳に装着しておいたから指示を伝える。もうすでにアノスのところだぞ。ここは魔王学院で一期2話あたりの班別対抗試験中に乱入させた。お前の実力を測るのと編入試験ってやつだじゃあな」
グレンは「おい...」と言いかけたが無線は切れた。グレンの目の前に城のようなものが出現する。それはサーシャ班の城だった。
グレンはサーシャ達の情報は知らない。アノスについてしか知らされていないからだ。そのため警戒していた。
グレンは城がどのようになっているのか探知式神を城へ送る。しかし、式神が城付近で消滅した。そのため音探知呪符この音探知呪符は2000km先のネズミの足音ですら探知できる。それで中はどうなっているのか?人は何人いるのか?確かめる。しかし音はわからなかった。何か変換されているようだったグレンは暗号化していると考えたその最中にその城から攻撃を受けた。かなりの威力だった。グレンの体感でM110 203mm自走榴弾砲の砲撃レベルだった。というのもグレンは砲撃を受けながら呪術で応戦するという訓練をCIAで受けていたためグレンは構え「切り裂け朱雀丸」と言って切り裂いた。受けた攻撃は真っ二つになり、グレンは「こりゃ正当防衛だよなあおい」と言って「蠢け朱雀丸」と攻撃を放ち、防御魔法無効化呪符を投げる。グレンの攻撃はMOP(30000ポンド爆弾)規模であり防御魔法無効化にしたのは先ほど式神を送りそれが消滅したため何かバリアの方なものがあると判断したためだ。そして防御魔法無効化は成功し、その攻撃によってサーシャの城は一発で崩壊し、中の生徒はサーシャ以外は動けないほどの重体になった。
~一方少し前のサーシャ班の様子~
サーシャ「ねえ。誰あそこにいるのは」
サーシャ班の生徒「わかりません。いきなり現れました。」
サーシャ「まさか...失われた魔法<転移>...?あと、ちょっと何か不思議な見たことない魔法でこちらを調べようとしてるわ。かなり怪しいジオ・グレイズ<獄炎殲滅砲>を使うわ」
サーシャ班の生徒「し、しかし、サーシャ様。ジオ・グレイズは魔王城の加護と、魔導士隊の魔力を結集しても、成功率は2割もありませんっ!」
サーシャ「怖じ気ついてる場合じゃないわっ!明らかに怪しいし、見たことない魔法でこちらを調べていたのよ!」
そして班員たちによってジオ・グレイズが放たれたがグレンにそれを切り裂かれ逆にグレンの攻撃で班員たちはサーシャ以外重体でありそして生き残ったサーシャは「あんた何者!」と怒鳴り破滅の魔眼を出現させた。グレンは「いや正当防衛だろうが」と言い返すがそこへアノスが現れて「俺とサーシャの勝負の邪魔をするな」と言ってグレンを軽く叩く。するとグレンは先ほどのジオ・グレイズの数千倍の威力を感じ気絶した。
グレンは目を覚ますとアノスが目の前に立っていたそしてアノスが「おお、やはりお前は優秀らしいな俺が叩いても死なずに少し気絶するだけとはそんな奴は2000年ぶりに出会った」
グレンは言った「その口ぶりからしてカールから話はもう聞いているのか?」
アノスは答えた「ああ、お前たちの世界の危機らしいな。それとお前はこの魔王学院に入学することになったらしいぞ。」
グレン「は?いやいやそんな時間ねーよ馬鹿かよ」
アノスは答えた「いや、大丈夫だ異世界転移術後に時間が巻き戻るし、魔王学院の者たちもお前が異世界へ帰った瞬間に記憶が消えるように俺は魔法をかけておいた」
グレン「チートすぎだろ」
アノス「お前はまだ魔力、いやそもそもスキルが足りないな。しかし、お前は人間の姿であるが根源または別の何かが別のモノだな。しかし、俺でもわからんなそれがわかればお前は強くなれるだろう。まあこの魔王学院なら俺以外には勝てそうだが」
グレン「いや、俺は弱い...」
~一か月後~
グレン「ジオ・グレイズ」と2000m級の山へ向けて放つ。その山は一瞬で気化し消滅した。
グレンはサーシャ班全員でなんとか完成させていたジオ・グレイズを単独で成功させていた。しかし、異世界の慣れない魔法であったため自信がなかった。そこへアノスが現れて「お前の魔法はかなりできている。サーシャたち全員で成功させたジオ・グレイズの5000万倍以上の威力を単独で成功させてるではないか」
グレン「だめだ。それでは足りない。ちなみに数値としてはサーシャ班全員で成功させたジオ・グレイズは16054038ジュールの威力。俺のジオ・グレイズは890000000000000ジュールの威力だ。55437765倍しかない」
アノス「ほう、数値化もできるのか。朋友...ああ、この時代だと友達か。友達として言ってやるお前は十分に強いだが、精神面が未熟だ。あと、お前の剣に強化魔法をかけておいた。威力が9000倍になるようにしておいた俺に感謝することだな。いや、すまない。本来、俺の強化魔法なら何億倍いや何兆倍にでもできるはずなのだが異世界の魔法兵器のため完全な対応ができなかった」
グレンは「ああ、ありがとう。それとこちらの世界の技術製品、化学の法則や様々な世界への転移方法いわゆる、異世界転移術などをクラウド化魔法ってのでいつでもそれらの情報を蓄積、閲覧できる魔法を俺が独自に作ったから見ておいてくれ」と言って、その後グレンはアノスが強化魔法をかけた妖刀朱雀丸を受け取り少し休憩する。
そこへ蜂屋あいが現れる
蜂屋あい「間抜けなゴミなみなさんーこんにちはw馬鹿よねww私がずっと監視していたことわからずレベル低い修行wをして私に対抗しようとわざわざ異世界転移ってwwwこのお馬鹿に協力したドアホのアノスとかいう凡夫を犬死させてあげますわww」
アノス「ほう、俺がお前に気が付かなかったのはお前の魔力が少なすぎるからだ」
蜂屋あい「間抜けがしゃべんじゃねえカスがww」と言って蜂屋あいは亜音速で鎖による攻撃をした。
アノス「なんだ?埃にも劣る攻撃だ」といってふっと息を吹きかけると鎖は砕け去った。
蜂屋あいは「馬鹿な可鍛性セラミクスチタニウム素材がこんなに簡単に!なんてねwwwこれはブラフだよ間抜けな童貞君www」といってスイッチのようなものを押す。それはツアーリボンバの起爆装置だった。さらにそれには魔力・根源・存在そのものを消滅させる付加魔法が加えられていた。
蜂屋あい「さてと、貴様らゴミが死ぬところが見たいがw私も消えることになるからなあw異世界転移術の起動に時間がかかりそうだから普通の転移でwああwここのレベル低いゴミ共は転移魔法も使えんのかクスクスwwとりあえず2万km先へ転移」と言って蜂屋あいは転移する。
アノス「なんだこんな起爆装置すぐに解読してや...」とアノスが言いかけた途端にピカっと目が見えなくなるほど光ってから表現できない音が響く。その直前、グレンは危険を感じ防御呪符と身体回復呪符と身体強化呪符を身に着けていた。
グレンたちがいた付近100km圏内はすべての魔族が死にさらに根源などの存在すら消滅し、死者が誰なのかもわからなくなっていた。グレンは防御呪符と身体回復呪符と身体強化呪符を身に着けていたため無事であったが、アノスは原型をとどめていたがすぐにでも消えそうになっていた。まるで原子がほどけて泡のように消えるように。
グレン「おい、アノス、死ぬな!そうだ蘇生<インガル>で蘇らせる...何故だクソ...なんで生き返らないんだよ」
蜂屋あいはツアーリボンバに魔力・根源・存在そのものを消滅させる付加魔法を仕掛けていたため蘇生魔法をしてもアノスが生き返ることはなかった。
この怒りと喪失感、悲しみなど様々な感情を抱えながら異世界転移術を起動させ元の世界、CIA本部へ戻った。
~CIA本部にて~
グレン「カール、てめーこうなることわかってアノスを巻き込んで蜂屋あいと戦わせようとしてただろ」と言ってグレンはカールの胸ぐらをつかむ。
カール「すまない。わざと接敵させるつもりはなかった。ただ、アノスと接敵すれば蜂屋あいを倒すことができると考えてはいた...すまない」
グレン「アノスだけじゃない。あの世界の数万人いやそれ以上は死んだだろうな。しかも存在すら消滅して誰にも覚えられていないんだぞ!くそが!」
バン!とグレンは机を叩く。鋼鉄製の丈夫な机が一瞬で気化した。それほどグレンは強くなっていた。しかし、グレンの中で疑問が芽生えた。魔力・根源・存在すら消滅する誰にも記憶に残らないはずなのに何故アノスのことを覚えているのかと疑問に思っていた。
すると耳に装着していた異世界通信無線からザーザーと音がする...