ドラゴンボールAT 作:澄ましたガール大好きおじさん
さて、セルゲーム走り抜けます!初投稿です!!!!(語録無視
セルの用意した猶予はあっという間に過ぎていった。
この世の終わりを予感する人々。
当然だ、あんな化け物倒せるはずがない…!
でもあの人なら…!
そうだ…あの偉大なる格闘家なら…!
あの怪物を倒してくれるかもしれない…!
そんな人々の希望を一新に背負った地球の英雄。
セルゲームはまだ始まっていないというのに、リングの中央に待ち構えているセルに向かって堂々と親指を地面目掛けて突きつける男がいた。
「おらおら!この格闘技世界チャンピオンのミスターサタン様が相手だ!どうしたセル!貴様も構えんか!?それとも?この私に恐れをなして動けんか!?」
勇ましい、あるいは浅ましいというべきか。
自称世界最強の男がおそらく一生懸命練習したであろう最高のセリフを並べながらシャドウスパーリングを見せつける。
流石の小籠包もこの勇者の登場に、燃え上がる復讐の焔が若干萎えかけるほどであった。
「なぁ、アイツ殺されちまうぞ。」
そういう割には助太刀する気配を微塵も見せない孫悟空。
どうせドラゴンボールで生き返るのだから余計な体力は使わない。
彼はこういう時において変に計算高いのだ。
「…知らない、自己責任でしょ。」
怒りを通して呆れ果てる彼女の異形の瞳に映る男には覚えがあった。
…かつて、師の遠征に一度だけ荷物持ちとして同行した時。
酒場にてついうっかり師匠が民間人に手をかけた事があったのだ。
あの大師父ですらもミスをするのかとあの時は驚いたモノである。
ーーー…そういえば、この間チャンピオンが変わった、とかピラフが騒いでたな。
まさかあの時師匠に鉄槌を下された時の腰巾着だとは思わなかった。
どう見てもスピリットは並…秘めたる力があるとかそんなことは一切ない、ただの自信過剰の大馬鹿者。
ーーー死んだら懲りるでしょ、どうせ生き返るし。
萎えかけた復讐の焔を再び異形の瞳に灯す。
誰もが罪なき哀れな地球人の無駄死を予感するなか、彼は飛び出した。
「ダイナマイト!!きぃぃぃっく!!!」
綺麗な、あまりにも綺麗な飛び蹴りがセルの顔面へと突き刺さる。
「で、でたぁぁぁあぁ!チャンプのスーパー必殺技!セルの命運もここまでかぁ!?」
おそらくこの情景を生放送してるであろう実況アナウンサーの大変素晴らしい生実況が響き渡る。
一般人にしては素晴らしい動きだと小籠包は感心した。
彼より強い一般人はいくらでもいるだろうが、あの体捌きならチャンピオンになれるチャンスはあるだろう。
しかし、それは一般人レベルの話である。
「だぁはははははははははは!ダイナマイトォ…ぱぁぁぁぁぁんち!!」
技の命名は小学生レベル、しかしチャンピオンの誉高き会心の攻撃であるならその技名も大変映えるものだろう。
だが、その誉高きチャンピオンの足と拳には甚大なダメージが跳ね返っているのだ。
彼がこの瞬間にも痩せ我慢をしているのは言うまでもない。
そんな児戯にも等しい行為にセルがいつまでも付き合うはずもなかった。
「うるさい。」
ばしん、相手をしていられない。そんな態度を言外に突きつけながら、その拳を軽く払っただけでチャンピオンの体はくるくる…と空高く放り投げられてしまった。
天高く飛び上がったその体は…容赦なく地面と猛烈なキス…どころではない激突を為してしまう。
情けなく上半身を地面にめり込ませて両足をぴく、ぴくと奇怪な観葉植物のように震わせる。…驚くことに、彼はまだ生きているのだ。
「あ、あぁ〜〜!だ、大丈夫ですかぁ!?ミスターさたぁぁぁあん!」
慌てて彼の弟子たちが埋まってしまったチャンプを引き抜こうとカブを引き抜く童話にように彼の両足が引っ張られる。
セルなりの情けか、あるいはアホらしくて殺す事すら忘れてしまったのか。
ともかく、誉高き世界チャンピオンは死なずにすんだのだ。
「…さぁ仕切り直しだ、セルゲームを始めよう。最初の挑戦者はだれかな?」
もう誰もミスターサタンに見向きなどしない。
茶番は終わり、ここからが本当のセルゲームだ。
異形の瞳を爛と光らせながら小籠包が前に出る。
「私よセル、殺してあげる。…いいでしょう?孫悟空?」
「…あぁ、オラは構わねえ。」
止めたって無駄だ。
何より10日待つという最大の譲歩をしたのだ。
孫悟空はもちろんのこと、あのベジータですらセルの様子を伺う為に先手を譲った。
二人の戦士がセルお手製のリングの中央で向かい合う。
「10日ぶりね、セル。ぶっ殺してあげるわ。」
「ふふふ、餌がわざわざ口の中に放り込まれにくるとは…。」
セルの口角が上がる。
小籠包のパワーは完全にセルを下回っている。
それはつまり、小籠包の敗北を意味する。
「気功崩は通用せんぞ?そんなモノを打たせる暇など与えん。」
「そう、死ね。」
真っ赤なオーラを吹き出して飛び出す。
速い。
…確かに以前とは比べ物にならない成長をしている。
…残念なことに、これではセルには敵わない。
渾身の拳はあっさりと受け止められてしまった。
びたりと停止した彼女に対していくらでも反撃の余地はあっただろうに、セルは敢えてそうしなかった。
「素晴らしい、次はどんな攻撃を見せてくれるのかな?」
これは戦いではなく、狩り…いや食事だ。
小籠包という生きた餌を踊り食いするための儀式にすぎない。
「!!」
掴まれた拳を起点にして体幹をぐるりと回転させる。
側頭部目掛けて爪先が真っ直ぐ叩き込まれた。
クリーンヒット。こめかみを確実に撃ち抜いている。
しかし、小籠包の表情は苦々しく歪み、対するセルはただただ微笑むばかりだった。
力の差は歴然と言っていいだろう。
誰もが彼女の敗北を確信していた。
……孫悟空以外は。
ーーー…姉ちゃんがなんの策もなしに挑むとは思えねぇ。
鋭い瞳が彼女の動向を捉え続ける。
この展開を1秒足りとも見逃さないために…。
劣勢振りを見守りながら、悟空は思った。
あの天下一武道会で見せた、己を思わぬ方法で追い詰めた殺し屋の少女を…
メタルクウラに囚われ、絶望的な状況…拳一つでその局面をひっくり返した仙師を。
だからこそ、孫悟空は期待した。
…あの小籠包なら…またも思わぬ方法でセルを出し抜くはずなのである。
何より、小籠包にとって「殺す」という宣告は安い言葉ではない。
絶対の自信を持った時、必殺を確信した時のセリフなのだ。
しかし、彼の期待をよそに、小籠包の戦況は悪くなる一方だった。
攻撃の悉くが通じず、或いは弾き落とされ、セルに完全に弄ばれている。
しかもセルはまだ半分の実力も出していない。
「……ッ、想像以上ね。」
「もう終わりかな?ではそろそろ…貴様を喰らって、さらにパーフェクトな私へとステップアップさせてもらおう。」
声高らかに宣言する怪物。
歯噛みするラディッツ。
舌打ちをするピッコロ。
今すぐにでも飛び出しそうになる悟飯。
冷ややかに戦いを見つめるベジータ。
力の差に思わず目を背けるクリリン。
悪態をつくヤムチャ。
拳を握る天津飯。
静かに見守る孫悟空。
ほとんどの戦士が、彼女が怪物の養分になる未来を確信する中ーーー
ーーーニヒ!
鬼が、笑った。
「…何がおかしい、気でも触れたか?」
「えぇ、思い通りにことが運んで、笑いが止まらないの。」
「ほう…?」
隠し玉を持っている。
その事実にセルはまたも楽しげに口角を釣り上げた。
いくらやったところで無駄だ。
完全体としてこのパワーには絶対の自信がある。
むしろ、彼女が己に匹敵するのなら…この食事は更に素晴らしいものになる。
さあ、見せてみろと腕組みをして緩やかに彼女を見守った。
「面白いモノを、見せてあげる。」
びきり、とこめかみに大きな血管が浮かび上がる。
同時に走る漆黒の稲妻。
そして大きく膨れ上がる邪悪なパワー。
「!?」
静かに腰を落としたその華奢な戦士の体から迸る膨大なスピリット。
「か…ァァァァァァ!!」
低い、獣を思わす唸り声…!
その全身を赤黒いスパークが幾重にも重なり合って、迸る。
彼女の真っ赤なオーラはその邪悪さを物語るかの様に黒く、黒くその色を変質させていく。
ここに来て、怪物セルは初めて動揺した。
自分の中の様々な細胞が喚き散らす。
いまだ今のうちにやってしまえ、バカめ奴のパワーを見たいとは思わんのか、面白くなってきやがった、何をしてるんです早くヤッてしまいなさい、そうよ何やってるの?早く殺しなさい死にたいの?
一つの個に昇華したはずのセルの動揺がもたらす細胞たちのざわめき。それによってセルの思考が、動きがほんのわずかだが停止した。
その停止は致命的な隙である。
「な…なんだ…!あいつの身に何が起きている!?」
猛烈な気の嵐の中、ラディッツの悲鳴がかき消される。
巨大なスピリットが天空を穿つ。
これだけのエネルギーだ…彼女の制御から離れればこの地球はチリ一つ残らず消し飛ぶだろう。
血迷ったか小籠包!
誰かの悲鳴がこの嵐の中でかき消される。
孫悟空だけが、彼女の動向を理解した。
彼女は…「あの術」を完成させようとしているのだと。
ーーーおォォォォォォォ…!!!
高密度に圧縮されたスピリットは彼女の輪郭を模るように赤黒い光を灯らせていく。
これを放出すれば間違いなく地球一つは簡単に消し飛ばせるほどだろう、それほどのエネルギーが華奢な彼女の体に集約していく。
暴走寸前の膨大なスピリット。
一歩間違えればその体は砕け散るというのに…
ーーーニヒ…!
彼女口角は再び…いや、更なる微笑みを邪悪に浮かべている。
極限まで高めた濃密で巨大なスピリットを…彼女は解放した。
その場にいる全てを焼き尽くす凶悪な閃光…ではない。
周囲を真っ赤に染め上げるだけに終わったそれは辛うじて、いや間一髪というべきか、全身から解き放たれることはなかった。
ーーー気皇法!!!
溢れるスピリットが禍々しい赤黒いスパークを何度も迸らせる。
1秒毎に幾度も迸っていた危険な稲妻は、やがてその頻度を秒間程度に落ち着いていく。
やがて、彼女の体から溢れ出るエネルギーが収まったところで…真っ赤な光の中から、鬼が愉快そうに邪悪な笑いを…ニヒ、と静かに浮かべていた。
「…優しいのね?わざわざ待ってくれるだなんて。」
「…!?」
ーーーざり…!
無意識に後ずさってしまったことに、セルは気づかない。
それに気づくだけのリソースが、彼の頭脳に残されていないのだ。
ーーー今、目の前にいるのは…なんだ?
自分は究極の生命体に進化したはずである。
たかだか地球人と異星人のハーフを下して飲み干すなど…文字通り朝飯前のはずなのだ!
「き、貴様…な、何だその技は…!」
辛うじて搾り出した言葉はなんの意味もなかった。
「さぁ?知る必要ないでしょ?これから死ぬんだから、地獄でゆっくり考えなさい?」
その問いに答えてくれるほど、目の前の鬼は優しくはない。
回答の代わりにと、鉄拳が再びセルの顔面へと食い込んだ、
「ぁぐ!?」
問答は終わり。…ここからは鬼が思うままに暴れる時間である。
紫色の体液を鼻先と唇から迸らせながら放物線を描いて飛んでいく。
何が起きたかもわからないまま空中でしっかりと舞空術による受け身を取らんと何とか気を解放して留まる。
ーーーびっ!!!!!
しかし、それより小籠包の方が何十倍も疾い。
セルが姿勢を立て直す前に、その脳天に綺麗な半円を描いた踵落としが容赦なく突き刺さる。
音よりも早く地面に叩きつけられた彼の体は、大きな大きなクレーターを地面にこさえる。
更なる追撃。
大の字に横たわる完全体の腹部に膝が突き刺さる。
位置エネルギーと速度エネルギーの全てを乗せた膝蹴りが鳩尾に綺麗に入ったのだ。
力なくクレーターの中央に横たわるセルとそこから華麗なバク転を返しながら脱出する小籠包。
たった数秒の応酬、力の差は歴然だった。
誰もが目を疑った。
怪物を倒せるのはサイヤ人だけ、そう誰もが信じて疑わなかったのだから。
そして何より、彼女の恐ろしいパワーに目を見開いたのはピッコロだ。
「ら、ラディッツ!!なんだアレは!?」
「知らん!気功法…ではないぞ…!」
小籠包のことを知り尽くしてる2人の戦士すらも知らない、彼女の最終奥義。
今この瞬間、彼女は確かに全宇宙で最強の戦士だった。
「す、すごい!お父さん!これならセルに勝てますよ!」
「あぁ、そうだな。…やっぱアイツはすげえ。」
息子の呼びかけに悟空は静かに笑った。
あの術は…彼女の十八番とする気功法と界王拳を一つの技に進化させたのだと悟空は悟った。
自分が精神と時の部屋で超サイヤ人の可能性を見出したように、彼女も己の先を見出したのだろう。
彼女は…術で超サイヤ人を超えたのだ。
今の自分では小籠包に勝つことはできない。
同時に…自分もまだまだ強くなれる。
握った拳は少しの悔しさとワクワクが詰まったものだった。
鬼の猛攻はついに佳境へと突入する。
「ご、ふ…!?」
紫色の体液を情けなく喉奥から逆流させる怪物。
最早彼は恐るべき怪物ではない。
退治できるただの猛獣である。
にっこり、そんな微笑みを大変楽しそうに浮かべる鬼が彼を見下ろした
「私が殺すと言ったのよ。見逃すわけないでしょう?」
紅い光が指先に灯る。
師から最初に教わったこの技で、この不届き者を抹殺する。
口端から情けなく唾液混じりの血液を滴らせながら、尻餅をついたセルの姿は数秒前の強者然とした雰囲気はカケラも残されてはいなかった。
「ちくしょォ…!私の、餌でしかない存在がーーー」
どしゅ。
頭部を焼き尽くす紅の光線。
真っ赤な極光と化したどどん波がセルの頭部を撃ち抜く。
「ァ…が…ち、ちく…し、よ、ォ……ーーー」
スーパーサイヤ人の一撃を受けてもなお、傷一つつかなかった完璧なボディがまるで砂の様に崩れ落ちていく。
セルの気がみるみる内に小さくなっていくのを各々が感じ取っていた。
…そして、最後には完全にその気配はゼロ…消滅した。
勝利の余韻に浸るでもなく、虚空に向けた指先をビッ……と払った。
「地獄で、
彼女の勝利が確定する…。
その瞬間にラディッツを筆頭に皆一斉に小籠包の周りへと集まっていく。
「お、お前!何だあの技は!」
「すげえ!すげえよ小籠包!」
「また、差が開いてしまったな。」
「…ったく、大した奴だぜ。」
「やりましたね!小籠包さん!」
「すげえな、ここまでとは思わなかったぞ!」
ーーーうるさーい!!イッセーに喋るなぁ!!!
先ほどの爛と輝いていた殺意の焔はどこへやら。
四方八方からの喜びの言葉におらおろと振り回された彼女がかろうじて出せた抵抗の一言に、全員おかしくなって笑い合う。
地球の危機から一転、早々に大団円を迎えたその様子を一歩下がったところから見守るピッコロとベジータ。
馴れ合いなどするつもりはない。
と言うのは共通項の二人だが、ピッコロだけは違った。
ーーー…セルの気は完全に消滅した…だが、なんだ?この胸騒ぎは…?
龍族としての第六感か、あるいは元魔族の本能か。
ピッコロの中でざわめきが止まらない。
セルの気は完全に消滅した。
あの小籠包が…仕留めたと確信するほどに…。
このざわめきを否定する為にピッコロは自身の中に受け継がれた神の権能をフルに活用した。
気ではなく、生命を感じ取る探知。
そこに感じ取る邪悪な魂。
…セルは…まだ死んでいない…!?
ここでピッコロはようやく思い至った。
セルには
その気配がゼロに萎む様を演じるなどわけもないはずである。
だとすれば…彼女すら油断する勝利の瞬間をセルが狙わないはずがない。
「…ちィ…!おい!貴様ら!!セルは未だーーー」
あまりにも遅すぎるピッコロの宣言。
小籠包を中心に、凄まじい気の爆風が彼らを吹き飛ばした。
「…ぐ……むゥ…!?」
上半身を大きな尻尾に咥え込まれ、ジタバタともがく超戦士の姿がそこにあった。
0からの100への転身。
小籠包の細胞を持つセルがそれを会得していないはずもない。
そして、彼にはピッコロ…ナメック星人の細胞もある。
核からの再生は考慮するべき可能性だったのだ。
あの小籠包を遥かに超えるパワーを放出しながら、その長い尻尾で確実に超戦士の上半身を丸呑みにしていた。
「実に素晴らしい戦いだった。核を守っていなければ私とて危なかったぞ?」
両脚を暴れさせて必死に逃れようとするも…力を上手く発揮できないのか、彼女の身体は瞬く間にその尻尾の奥へと滑り込むように飲み込まれていく。
ごきゅん。
聞こえないはずの嚥下の音。
セルの中へと響き落ちる超戦士の悲鳴。
そして同時に放たれる怪物が破壊神へと進化する破滅の音。
膨大なエネルギーと夥しい稲妻を迸らせる完全体を変えた究極の肉体。
「…ふ、ふふふ…素晴らしい。より、完璧になってしまったぞ。」
戦闘力補足
まさかの小籠包の修行パートをばっさりカット
偶にはこういうのもいいかなと。
基本最大?:10億
真気功法:400億
二度目の精神と時の部屋で彼女の戦闘力は更に極まった。
明らかに種族の壁を超えた限界突破だ。
しかしそれでも800億のセルには及ばない。
なんせ、彼には己の技を全て把握されているのだ。
このまま…彼女が食われることは必然だった。
基本最大:15億
気皇法(100倍相当):1500億
サイヤ人を超える、セルを殺す。
そんな彼女が到達した究極の境地。
界王拳と気功法を完全に一つの技に昇華させた技。
過剰放出される界王拳のエネルギーを発散させるのではなく、体に充実させる。
気を解放し、集中し、充実させる、そんないくつもの矛盾を乗り越えた究極奥義。
そのパワーは「恐ろしい真のパワー」を発揮する前にセルを地獄に叩き落とした。
…しかし。
パーフェクトセル
基本最大:16億
超2:1600億
いつの間に達していたのか…彼もまだ完璧な存在に進化していた。
彼女に殺される瞬間…己が核を全力で防御…!
これにより肉体を消滅させながら辛うじて微粒子レベルの核を守ることに成功する。
…そして、あえてその力を隠したまま殺されかけた理由はただ一つ。
パーフェクトセル(小籠包吸収)
基本最大:32億
超2:3200億
小籠包を食らうことである。
最悪のシナリオがここに起きてしまった。
己に不足していた最後のパーツを取り込むことで
彼はより完璧な存在へと「完成」してしまった。
これでは…例え悟飯が真の力に目覚めたとしても…勝負は危ういものになるだろう。