シンフォギア世界の戦時に転生したら聖闘士になってました。   作:のうち

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第3話

引眉の男の小屋で泊まることになった次の日の朝

 

 「紫龍殿、貴女は運がいいですよ。黄金聖闘士が今日偶然にもジャミールの里にやってきたんです。それで紫龍殿の話をしたら一緒に連れてってくださると言ってくれました。」

 

「お〜、お主が件の聖闘士か。わしは牡牛座のバラン・ドバンだ。」

 

 「龍星座の紫龍です。中国は五老峰よりやってまいりました。」

 

「なんと、老師の弟子であったか。通りで精悍な顔つきをしているわけよ。よし、聖域に用があるのだろう。連れて行ってやろう」

 

バラン・ドバンは腕を虚空へ手を向けると空間が歪み、人間1人が倒れる程度の穴が開き私をその穴へと投げ込んだ。

 

「う、あのジジイ、まあ、いいかここが聖域か・・・」

紫龍はこうして出発から2日目にして聖域に到着した。

 

「紫龍、ようこそ聖域へ我々は貴女を歓迎しましょう。」

私を出迎えたのは私をここは放り込んだジジイと同じく、黄金の聖衣を纏い、私を小屋に泊めてくれたジャミール里の森番の引眉の男と髪型以外はそっくりの男だった。

 

 「あなたは?」

 

「私は牡羊座のムウ・・この先のアテナ神殿へ続く十二宮の最初の宮、白羊宮を守護する黄金聖闘士です。」

 

「これは失礼いたしました。私のようなものに黄金聖闘士がお出迎えとは思わず。」

 

「それで貴女、老師から手紙か何かを預かりませんでしたか?」

 

「ええ、確かにこれが老師から教皇に渡すよう預かった書状です。」

 

「わかりました。これは私から教皇の方へ渡しておくこととします。」とムウは書状を受け取ると

 「では、とりあえずは今日は教皇に謁見することは叶わないでしょうから、他のものに部屋に案内させます。ここから下へ降りると聖闘士達の住まう大きな屋敷があります。そこにいる白銀聖闘士、矢座のソニアにお会いなさい。彼女に私のことをお話しいただければとりあえずは貴女の今日寝泊まりする部屋へ案内してくださるでしょう。」

 

そういとムウは白羊宮へと戻っていく。

 

 とりあえずは言われた通りにしてみるとしよう。

 

と私は下へ降りて行く。

階段を降りた先にはどうやら広間があるようで、そこには何人かの人がいた。

おそらく皆、聖闘士だろうが、なぜ全員女ばかりなんだろう?

ムウのように男聖闘士はいないのだろうか?

 とりあえず私は何人かの聖闘士がいる中で一際目をひく綺麗な銀髪にアメジストのような綺麗な紫色の瞳を持つ。私の前世の記憶にあるシンフォギアキャラの1人とそっくりな1人の女聖闘士がいた。

 

(この世界の女聖闘士には仮面の掟が存在していない。老師から聞いた聖闘士の歴史ではとある時代から聖闘士として小宇宙を扱う適正を持つ男が減り続けており、老師が現役の頃、前聖戦時の聖域では9:1と男の聖闘士の方が圧倒的に多かったという頃から数えて200年近く経過した今となっては4:6と男の聖闘士の数が更に減っているとのことらしい)

 

そんな雪音クリスにそっくりな見た目の聖闘士に話しかける。

 

「失礼する。私は青銅聖闘士、龍座の紫龍、一つお聞きしたいことがあるのだが。」

 

 「何かな?」 

 

「ああ、矢座のソニアという人物にお会いしたいのだが・・・・」

 

「ふむ、矢座のソニアは私だが」

 

「貴女が・・・、牡羊座のムウ様よりソニア殿に案内を頼むようにと言伝を預かってきた。」

 

 

「ムウ殿か。わかった、紫龍殿を案内しよう」

そうして歩き出したソニアのあとを着いていくと主に青銅聖闘士達が相部屋で住んでいる寮みたいな場所に案内された。

「ここが紫龍にあてがわれる部屋だ。自由に使ってくれて構わない。朝は日の出と共に訓練開始、2時間ほどしたら朝飯だ。食堂までの案内は同室の者に頼むといい。ではな。」

言い終わるととソニアはその場を後にした。

 

 「ありがとうございました。」

主人公の進路

  • 幽閉時にセブンセンシズに覚醒
  • 1と同じく目覚めて黄金就任
  • 幽閉後天馬座探しの旅へ
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