カオル先輩のイメージにほぼ近い見た目のモブさんがしれっと砂祭りに参加しておりました。
流石です、アニメブルアカ。
・今更ですが、評価バーに色がついてました・・・
感激です。励みになります。感謝を改めて活動報告にしたためておりますので、暇すぎて死にそうな方は是非。
引き続き、温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
ホシノちゃんが生徒会に入ってから、お留守番制度を導入することになった。
ユメ先輩、私、ホシノちゃんの3人の内2人が外に出て活動し、1人が高校に残り、勉強したり掃除したりする。
入学したてのホシノちゃんは、見る必要のあるBDが沢山あることもあり、お留守番の回数が多い。
それでも、ユメ先輩と二人で活動しているときは、まともに教育BDも見られなかったし、お留守番制度を設けたことによって、最低限の勉強をする時間も作れるようになった。
勿論、毎日外での活動をする訳ではないし、私が一人で外に出ることもある。
今日は、ユメ先輩とホシノちゃんが外に出かけていた。
そんな二人が・・・
「ひぃん、そんなに怒らないでよぉ・・・」
「怒るに決まってますよ!なんで毎日そうトラブルに巻き込まれるんですか!!!」
・・・こんな感じで帰ってきた。
涙目でボロボロのユメ先輩。息が上がり、若干
──いや、めちゃくちゃキレているホシノちゃん。
「おかえり〜、ありゃりゃ、どうしたの??」
「えっとね、それが・・「聞いてください!!」・・・うぅ」
ユメ先輩の言い分は言わせないと言わんばかりに、ホシノちゃん話を始めた。
ホシノちゃんの話を聞く感じ、多分こう。
①過去にアビドスに襲撃してきた学生に、改心したと声を掛けられる。
②その学生に、一緒に遊ばないかと誘われる。
③ホシノちゃんが反対するも、ユメ先輩が感激して誘いに乗る。
④件の学生についていく→伏兵待ち伏せ&奇襲。
・・・災難だ。
「あはは・・・災難だったね〜、二人とも(笑)」
「笑い事じゃないです!!どうしていつもこう、危機感ないんですか!!」
「ひぃん、ご、ごめんね・・・」
「もう知りません!!!」
そう言うと、ホシノちゃんは生徒会室を出て行ってしまった。
ユメ先輩はというと、本当に怒られたのがショックだったのか、かなり落ち込んでいる。
「うぅ、カオルちゃん、どうしよう、怒らせちゃった・・・」
「大丈夫ですよ、きっと。ホシノちゃんも本気で怒ってるわけじゃないです。
最近、少しこういうの増えて来てるかもしれないから、ユメ先輩にも気をつけて欲しいんだと思いますよ。」
膝を抱えて座るユメ先輩の隣に座って、頭を撫でてあげる。
ここ最近、ホシノちゃんもトラブルに巻き込まれ続きなのだろう。
正直、ホシノちゃんが怒るのも無理はない・・・とは思う。
表現が正しいのか分からないけど、私はトラブルを楽しく解決する派だった。
二人でビル一棟が完全に破壊される爆発に巻き込まれたこともあったけど、なんだかんだ元気だったし、
二人なら最終的に上手く解決できると思っているからだと思う。
──ただ、ここ最近何となく、戦闘する機会が増えたな、と思う。
襲撃される回数が今までより多くなった・・・気がする。感覚的にそうってだけだけど。
私も、どうやらホシノちゃんも。
「呆れられちゃってないかな・・・生徒会辞めちゃうかも・・・」
「大丈夫ですって、私もいますから。
そうなったら私も引き留めますよ。
ひとまず、ケガしてるので、安静にしててくださいね!
私、ホシノちゃんの様子も見てきますから!」
ついでに、医務室から包帯とってきます!と告げると、ユメ先輩の頭をわちゃーっと乱暴に撫で回し、ホシノちゃんを探しに生徒会室を後にした。
といっても、校舎も半分くらい砂を被っているので、行き先は一つだろう。
____________________________
「やっぱりここにいたね〜」
「・・・カオル先輩」
「どう?落ち着いた??」
「・・・はい」
校舎の屋上に着くと、ホシノちゃんはメッシュフェンスにもたれかかって座っていた。
「いつも危なっかしですし、・・・今までどうしてたんですか?」
隣に腰掛けると、ホシノちゃんは一瞬だけこちらに目をやり、ぽつぽつと話始めた。
ユメ先輩のことだろう。ホシノちゃんが生徒会に入る前はどうしていたか、と問われれば確かにユメ先輩についていって振り回されてばかりだったのかもしれない。でもそれ自体が楽しくて、今振り返ると私もなかなかユメ先輩を振り回していたと思う。
「あはは、確かにいつも振り回されてばかりかも・・・.
でもね、ユメ先輩に振り回されるの、嫌いじゃなんだ、むしろ楽しいかも。
──ホシノちゃんは、つらい?」
「いえ、違うんです。なんというか、その・・・心配で」
「心配?」
「いつか、本当に危なくなっちゃったらどうしようって、そう思うんです。」
「・・・確かに、そうだね。」
ホシノちゃんの気持ちはもっともだ。
危なっかしい。心配。
でも・・・
「あはは、ユメ先輩が心配で、それで怒っちゃったんだね、かわいいなあ、もう!」
「う・・・や、やめてくださいっ・・!」
今度はホシノちゃんの頭をわちゃーっと撫でる。日に日に抵抗が弱まっている。可愛い。
「・・・アビドスってさ、砂まみれで、人も少なくて、夜は治安も悪いし、夜に星が綺麗に見えることくらいしかいいとこないけど──そんな中でも、楽しい夢を見れるユメ先輩って、アビドスでただ一人だと思ってるの。」
ホシノちゃんは、黙って私の話を聞いてくれている。
「ユメ先輩が生徒会長になった経緯、聞いたことあるかな」
「生徒会長になった経緯・・・はい、少しだけですが、聞きました。」
ユメ先輩が生徒会長になった経緯。
前任の生徒会が、ユメ先輩に全て押し付けて逃げた時。
「その時、私はまだ一年生で、ユメ先輩一人にあらゆる責任が行くのを、ただ見ているだけだったんだ。」
「・・・」
「そんな中でも、ユメ先輩は諦めてなくて、私にもできることをしたいって気持ちで、生徒会に入ったの。
そんなユメ先輩みたいな人が夢を見なきゃ、アビドスの誰も希望を持てなくなっちゃう気がするんだ、
だからね、一緒に夢を見て、振り回されて時には振り回して、楽しく頑張るの。
──少し、話がそれちゃったけどつまり、何事も楽しく頑張りたいなってことかなあ」
「いえ、そんなこともあったんですね・・・少し、怒りすぎてしまいました。」
「ホシノちゃんの気持ちもすっごく伝わるし、心配してくれてるのもユメ先輩にも伝わってるから、大丈夫だよ
──仲直りしに、行こっか」
「・・・はい!」
____________________________
「ぬぅわぁ〜ん!ホシノちゃ〜ん、ごめんねぇ〜!!!」
「わ、私も、その、・・・すみませんでした。」
屋上で話をした後、生徒会に戻ると、ユメ先輩はダッシュで駆け寄ってきて、ホシノちゃんにものすっごく謝っていた。ホシノちゃんは寄ってくるユメ先輩を弱めの力であしらいつつも、謝っていた。
その様子を、生徒会室の机に腰掛けて、ニコニコの笑みで見守ることにした。
「仲直りの印に!」
「マグカップ・・・ですか?」
「そう!カオルちゃんはイルカさん、ホシノちゃんはクジラさん、私のはヒトデさんにしたの!」
「お揃いのマグカップですか〜、愛用しま〜す!」
「あ、ありがとうございます・・!」
「全員お揃いのもの、もっと集めたいね〜」
((なんでヒトデなんだろう・・・))