TS不幸少女のゼムリア大陸災難記   作:黒岩

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十月戦役が始まる不幸

 ──あの日、俺は取り残された。

 

 帝国全土が、俺の大切なものが大きな焔に飲み込まれていく。トールズ士官学院にⅦ組の仲間。トリスタの町も何もかも。

 帝都ヘイムダルに現れた騎士人形の軍勢に結社《身喰らう蛇》の者達。ミスティさんやアーヤ教官もその秘密結社の一員で。

 そして《鉄血宰相》ギリアス・オズボーンを狙撃し、これまで帝国各地でテロ行為を行っていた《帝国解放戦線》。そのリーダーである《C》の正体は──俺たちⅦ組の仲間であり、頼れる先輩だったクロウ・アームブラストだった。

 ……そのクロウが《蒼の騎神》に乗って俺たちの前に現れ、《灰の騎神》ヴァリマールもろとも俺を容易く打ち払った。

 そうして俺は1人、仲間たちを置いてヴァリマールにセリーヌと共に北の空へ消え……次に目覚めた時には長い時間が過ぎ去っていた。

 帝国北方《アイゼンガルド連峰》──俺の故郷ユミルの北側に広がる険しい山の中に俺とヴァリマール。そして魔女であったエマの使い魔である喋る黒猫、セリーヌはいた。

 ヴァリマールは核を傷つけられたせいで喋ることも動くことも出来ないとセリーヌは説明した。あれから1ヶ月の時が経ってしまったことも。クロウが《蒼の騎神》の起動者であることも。

 俺は焦燥感に駆られながらも必死に山を降りていった。幸いにもその辺りはユン老師と修行で訪れたこともある山の中腹だったこともあり、なんとかユミルに辿り着くことは出来そうだと少しばかり安心する。

 

 そんな時に俺たちの前に現れた《魔煌兵》。単独では厳しい相手であることはセリーヌに窘められずもわかっていたが、ここを乗り越えなければ仲間たちの下へ辿り着くことは出来ないだろう。俺は自らの得物である太刀を抜き放ち、全力で戦った。

 

 ……だがそれでもやはり単独で打ち倒すことは出来ず、突如導力魔法で足場を崩して魔煌兵を崖下に落としたトヴァルさんと彼が連れてきてくれたエリゼにアルフィン殿下と合流した。

 2人が無事であることを喜び、トヴァルさんから事情を聞いて山を降りる。そうしてユミルになんとか辿り着くいたのも束の間。先ほど崖下に落とした魔煌兵を討伐するためにトヴァルさんとエリゼの3人で渓谷へと向かった。

 そして俺は僅かだが動けるようになったヴァリマールを駆って魔煌兵を討伐した──その直後のことだ。青い鳥──使い魔であるグリアノスという名前の鳥が現れ、クロチルダさんは特殊な魔術を用いて俺たちの前に姿と声を届けてきた。

 そして彼女の口からクロウが貴族連合の《蒼の騎士》と呼ばれていることや仲間の動向は知らないことを聞くことは出来たが……その最中に里の方から銃声が聞こえ、俺たちは急いで里へと戻ることにした。クロチルダさんが言うにはアルバレア公が雇った猟兵部隊がアルフィン殿下を捕らえるために郷に襲撃をかけたとのこと。早く戻らないと殿下や郷のみんなが危ない。そう思って急いでユミルに戻った俺たちだが──そこで見たものは……。

 

「と、父様!?」

 

 そう。郷に火をつけ、殿下を捕え、真っ赤な液体の中に沈む父や母の姿──

 

「こらー! 関係ない人を巻き込むなー! トマトスプラーッシュ!!」

 

「ぐあー!?」

 

 ──ではなく、なぜかかなりボロボロで大量のトマトを抱えた籠を背負い、猟兵たちにトマト汁をぶっかけるアーヤ教官の姿だった。

 

 そのあまりにも意味不明な光景に俺は鬼になりかけながらもすんでのところで引き戻される。そして困惑した。なぜここにアーヤ教官が。そして猟兵にトマトを投げつけてその隙に気絶させているのはどういうわけなのか。それを問いただすために俺はその名を呼んだ。

 

「──アーヤ教官!」

 

「あっ……やばっ……」

 

「! ま、待ってください! あなたは一体──」

 

「──やれやれ。先走ってくれたものだわ」

 

「!」

 

 しかしアーヤ教官は俺たちに見つかったことに気づくと一瞬でその場から消えてしまう。授業で何度も見せてくれた神がかり的な隠形。姿も音も気配もなくなってしまう。

 そしてその代わりに声と共に現れたのは先ほども見たグリアノスとクロチルダさんだった。彼女は唄を歌った術で猟兵たちに暗示のようなものをかけると彼らに命令する。

 

「──そのまま山を下りなさい。アルバレア公には“ユミルに異常なし”との報告を。トマト塗れになったのは……ユミルでトマト祭りが行われていたとでも話しなさい」

 

「…………はい、ママ…………」

 

 ──いや、はいじゃないが。このままではユミルがトマト祭りなどという謎の祭りを行う変な風聞が立ってしまう。

 というかそもそもそんな報告で騙されるのかとそんなツッコミが頭の中に浮かんでしまうが、そんな場合じゃないことに気づいて取りやめる。そしてトヴァルさんが言うには父も母も殆ど外傷はない。血まみれになっていたように見えた父さんもトマト溜まりに倒れていただけだった。

 それを見て、もしかしたらアーヤ教官が助けてくれたのかと淡い期待を抱く。猟兵たちがこんな奇行を行うはずがない。猟兵たちを気絶させていたところから見てもアーヤ教官は殿下たちや郷を守ってくれたのではないかとそう思ったが──

 

「──目標を補足しました」

 

「つーかまえた!」

 

「えっ……?」

 

「エリゼっ、殿下!?」

 

 ──背後から突然現れた謎の黒い戦術殻を操る少女とアーヤ教官にエリゼとアルフィン殿下が捕えられてしまう。しまった。アーヤ教官は気配を消しただけでいなくなっていないし、謎の少女のような新手がいることも想像がつかなかったし、気付けなかった。

 

「……拘束完了しました。第一、第二目標と認定──任務達成と判断します」

 

「はぁ……疲れた。それじゃアルティナちゃんお願いね。私は疲れたから先に帰って休んでるから……」

 

「待ってください! アーヤ教官……! 一体どういうつもりですか!? その少女は……いや、あなたは敵なんですか!? それとも……!」

 

「あー……一応今は敵かな。ごめんねー。これもお仕事だからさ」

 

「っ……」

 

 分かってはいた。そう、そのつもりだったが改めてアーヤ教官が敵に回ったことを本人の口から宣言されると言いようのないショックを受ける。

 だがどうすることも出来ない。黒い人形にエリゼとアルフィン殿下を預けてアーヤ教官は一足先にその場から転移していなくなり、アルティナと呼ばれた黒衣の少女と黒い人形。そしてクロチルダさんは消えていく。最後に声を、意味深な言葉を残して。

 

「クスクス……既に“物語”は始まっている。足掻いて、苦しんで、幾多の試練を乗り越えて──《蒼の騎士》の待つ舞台に見事たどり着いてみせなさい。愉しみにさせてもらうわよ? リィン・シュバルツァー君」

 

 その語りとも言える言葉に俺は空に叫んだ。必ず、必ず2人を取り戻してみせると。だからそれまで待っていてほしい。赤く染まった郷の中心で俺はそう誓ったのだった。

 

 

 

 

 

 ──同時刻。

 

 俺は貴族連合の《蒼の騎士》として主宰のカイエン公と総参謀を務めるルーファス・アルバレアと共にパンタグリュエルにて今後の作戦会議も兼ねた会合を行っていた。

 ルーファスが言うには戦況は一応俺たちの有利。帝国全土の6割を支配しているとのことだが、正規軍もまだ5割の戦力を残しているらしい。

 その報告を受けた貴族連合主宰殿はご満悦で余裕綽々の様子だったが、正直なところまだ勝ち誇れるほどのものじゃねぇ。

 残った機甲師団には第四や第七みたいな精鋭もいるし、正規軍の将も強者揃い。鉄道憲兵隊や情報局。《赤き翼》のような油断ならねぇ連中もいる。内戦とはまだ関係はないが、クロスベルの神機みたいな化け物もいるしな。戦いは──いや、戦争はまだ終わってねえ。

 

「アンタの弟もそうだが……甘く見ない方がいいんじゃねえか?」

 

「フフ、せいぜい公爵家の気骨を見せてもらうだけさ。我が弟もそれくらいは心得ているだろうしね。それに──」

 

 ──だが一方で、十中八九こちらが勝つと確信出来る気持ちも分からなくはねえ。

 その理由が貴族連合の協力者たち。その場に現れた俺たちも含めた化物どもだ。

 

「それを打ち砕くための諸君だ。……そうではないかね?」

 

「うふふ、そうですわね」

 

「クク、大人げねえことこの上ないって感じだが」

 

 ──俺の同志である《帝国解放戦線》の幹部の《S》と《V》。

 この中では正直、1番マシなのが俺たちだ。残りの連中は正真正銘の化物どもしかいない。

 

「だが、これも戦場の常──」

 

「まー、せいぜい派手に盛り上げさせてもらいますわ」

 

 ──大陸西部最強の猟兵団の一つ《西風の旅団》の連隊長《破壊獣》レオニダスと《罠使い》ゼノ。

 数ある猟兵団の中でも間違いなく最強。最高位の猟兵である西風の連隊長どもはヴァルカンと共に領邦軍に機甲兵の訓練を行ってやってる。生身の強さはそれこそ機甲兵にすら届くんじゃねえかって思えちまう。

 

「フン、わたくしたちはあくまで一時的に協力するだけですわ」

 

「ハハ、美しき花火が存分に見られるといいのだが」

 

 ──そして結社《身喰らう蛇》の連中。第七柱率いる結社最強の戦闘部隊《鉄機隊》筆頭隊士の《神速》のデュバリィに執行者No.Ⅹ《怪盗紳士》ブルブラン。

 裏の世界じゃ名だたる怪物たちもヴィータが協力している以上、当然こっちの味方だ。

 

「ふわああっ……ま、程々に手を貸してやるさ」

 

「戦場やだ……帝国やだ……もう地上に降りたくない……あははー……すっごい疲れたー……もう働きたくなーい……」

 

 ──だがこの中で最も恐ろしく勝てる気がしないのはこの2人だろうな。結社最強の執行者。No.Ⅰ《劫炎》のマクバーンと大陸最強の暗殺者と噂される執行者No.ⅩⅢ《血染の裁縫師》アーヤ。

 どっちも一見、普段の態度を見てるとそうは見えないが正真正銘の化物だ。どちらも特殊な異能ってのを持ってるらしくマクバーンは全てを焼き尽くす“焔”を自在に生み出し、アーヤはよくわからねえがとにかく硬い。言うなれば最強の矛と盾ってところだろう。マクバーンはあくびをしてやる気がなさそうだし、アーヤはどういうわけか()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……ま、こいつは何があってもへこたれないって話だし、大丈夫だろう。

 

「……確かに。この化物ども相手じゃ、万が一もありえねぇか」

 

「フフ、そういうことだ。《獅子戦役》の再現──“裏側”の方は君たちに任せた。相手は《子供たち》に《紅き翼》、そして《有角の若獅子》たち……それでは存分に、心行くまで盛り上げてくれたまえ……!」

 

 そうして貴族連合総参謀の号令の下、俺たちの戦いはようやく本格的に始まりを迎える。──待ってるぜ、リィン。ちゃんと俺のところまで辿り着いてくれよ? 

 

「……ところでお前さん、なんでそんなにボロボロになってやがんだ?」

 

「それ、わたくしもいつ突っ込もうかと思っていましたわ。貴方、何をしていたんですの? クロスベルでの方でも仕事があるというのに。まさか遊んでいたわけではないでしょうね?」

 

「あー……うん。ちょっとねー……しばらく迷子になってて……ちょっと色んなところで戦ってたんだよね」

 

「ほう。して戦果は如何ほどかね? 君のことだ。相当やらかしたのではないかな?」

 

「……まあ戦車は結構壊したかな……戦車大隊に囲まれた時は死ぬかと思ったよ。なんとか全部壊して逃げ切ったけど──」

 

「へえ? 大隊を壊滅させちまったのか」

 

「や、やりますわね……まあそれだけ働いていたというならまあ招集に来なかったのも頷け──」

 

「それと……これ、内緒ね? その後なんか機甲兵の部隊にもずっと追いかけられちゃって……それで機甲兵も戦車の半分くらいは壊しちゃったんだけど……で、その後はまた戦車に追いかけられたり機甲兵にまた追いかけられて挟まれたり、両軍の戦闘にひたすら巻き込まれちゃってさ……なぜか立ち寄った村の人とかに感謝されて大量にトマト貰ったりしたんだけど……とりあえずめちゃくちゃ大変だったんだよねー……」

 

「は?」

 

「え?」

 

「……何?」

 

 ──と、俺は聞き捨てならない会話を聞いてしまい、思わず立ち止まってしまう。見ればルーファスの奴も初耳って顔をして振り返っていた。……そういや、正規軍と領邦軍がどっちも壊滅したって報告がちょっと前にあったな……よっぽど苛烈に戦ったんだろうとその時は不思議に思いつつも流しちまったが……もしかして……いや、もしかしなくてもこいつ……。

 

「はあああ!? 機甲兵の大隊を壊滅させたって……何しとんや!?」

 

「もしや各地での不可解な被害は──」

 

「──何やってますのあなたはー!!?」

 

「だ、だからごめんって! 不可抗力だったんだよ! 向こうから襲ってきたんだから!」

 

「それでももうちょっとやり方というものがあるでしょう!?」

 

「それはそうかもだけど死ぬかもしれないんだから抵抗してもしょうがないじゃん!」

 

「貴方が機甲兵に斬られたくらいで死ぬわけないでしょうが!」

 

「死ぬかもしれないじゃん! それにほら、関係ない民間人は沢山救ったし、正規軍の戦車とかも沢山破壊したから……その、イーブンってことでいいよね? ってことで私はまた仕事あるから! じゃあね!」

 

「イーブンじゃありませんわ! 待ちなさい! 話は終わっていませんわよ!」

 

「やだ──!! もうヴィータ姉さんには報告してごめんなさいしたんだからいーじゃん! なんでデュバリィちゃんが怒るの!」

 

「わたくしたちの立場ってものがあるんですから当然怒りますわよ! 大体貴方は……幾ら執行者とはいえいつも自由過ぎますわ! クロチルダ様もそうですが、アリアンロード様からこの地を任されたんですわよ!? アリアンロード様の顔に泥を塗るつもりですか!?」

 

「でもアリアンロード様なら民間人を救ったことを褒めてくれるはず!」

 

「! そ、それは確かに……一理ありますが……って、だとしても納得出来ませんわー!!」

 

「こっちも納得出来ませんわー!!」

 

「真似するんじゃないですの!!」

 

「うるせぇな……」

 

「というかカイエン公への報告はどうするつもりかしら。総参謀さん?」

 

「……………………まあ、その件については私の方で留めておくとしよう。幸い、アーヤ君の言う通り正規軍への被害の方が辛うじて多いようだからね。その戦功をもって不問としておこう」

 

「はい許されたー! デュバリィちゃんの負けー!」

 

「なんでわたくしが負けることになるんですの!? 納得いきませんわ! こうなったらまた決闘で勝負を付けますわよ!」

 

「なんちゅう子供じみた言い争いや……」

 

「ガキすぎんだろ……」

 

 ──あー……とりあえず、謎が一つ解決したってことにしとくか。俺にはどうしていいか分からねえし。アーヤとデュバリィがとんでもない速さで部屋の中で鬼ごっこを始めた挙げ句にどこかに行っちまったが、ルーファスも不問にするって言ってるし、実際に戦果もあるわけだしな……殿下もきっちり攫って来たみたいだし、閃光みたいに消えてったアーヤがどこに行ったかは俺は感知しない方向で行くとするか……なんか地上に降りてアーヤとデュバリィが手合わせを行うみたいだが、それもまあ別に好きにさせとけば──

 

 ──数時間後。

 

「報告します! 機甲兵第13部隊が謎の二人組と遭遇して交戦中! 同時に正規軍の遊撃部隊と接敵し、混戦状態となっております! 如何しましょう!?」

 

 ──やっぱ止めないとヤバいよな? 俺はヤバいと思う。

 

 俺はオルディーネですぐに現場に急行して正規軍を蹴散らすと共に、味方である領邦軍に巨大な鋏を使う女……アーヤが味方であることを全兵に周知することにした。ルーファスもすぐにお触れを出すらしい。なんか指名手配みたいだが……こうでもしないと謎の不幸体質とドジでこっちの機甲兵がやられちまうかもしれないからな。とはいえアーヤの顔や見た目を詳しく周知させるのは結社か使徒の方針なのかNGらしい。なのでまだ不安だが……とにかく、リィン。早く来いよ。じゃないと色んな意味で終わっちまうぜ? 

 

 

 

 

 

 ──戦場からこんにちは。アーヤ・サイードです。戦争って本当にクソだよね。私の故郷も戦争で灰になってそのせいで貧乏になったし、やっぱ争いはよくない! 特に関係ない人を巻き込むのはよくない! 

 

 まあ私は関係あるけど、だからといって味方を攻撃しないでほしい! ……え? そもそも私が最初にトリスタの町を襲う機甲兵に攻撃したから敵かと思った? 暗殺者の私の詳細を良かれと思って兵たちに知らせてなかったのが裏目に出た? …………ま、そういうこともあるよね! 次からはお互いに気をつけよう! 勘違いで争い合うことほど虚しいことはないよ! はー欺瞞欺瞞。これが欺瞞ってやつか。でも欺瞞も向き合えばいいから。これで解決だね。

 でも本当に大変だったなぁ……逃げても逃げても出くわすし襲いかかってくるし……イシュメルガの呪いにでもかかってるんじゃないかってレベルの戦闘意欲の高さというか敵意がすごかった。それで仕方ないからめっちゃ戦って逃げて……そしたらなんか近くの町とか村に毎回感謝された。どうやら偶然にも被害に遭いそうだった人里を助けたことになってるし、まあそれは別にいいんだけどね。おかげで野菜とか貰って食事には困らなかったし。ただもう機甲兵とか戦車とかとは戦いたくない。硬いし痛いし強いし。というか生身で戦う相手じゃないでしょ。なんで私生身で戦ってるの? そういうのは化物クラスの使い手だけで十分なんだから私には荷が重い。なので私も機甲兵に乗って戦いたい。その方が絶対楽だし痛くないし。注文しとこ。

 

 しかしこの内戦で私は裏で動くだけなので仮に機甲兵に乗れても使わないと思う。クロスベルの方では特にやることそんなにあるわけじゃないし、これからはもう他の協力者の皆さんにお任せしたい。

 

 ということで私はマクバーンとデュバリィちゃんと一緒に動くことになった。まあデュバリィちゃんが執行者の補佐というかお守りみたいな感じで来てるのでちょうどいいよね。ルーファスとかいうヤバい人やヴィータ姉さんからもそっちで一緒に動くといいって言われたし、これでしばらくは楽できそうだ。

 

「それじゃデュバリィちゃん頑張ってね!」

 

「貴方も頑張るんですのよ! そもそもなぜわたくしが貴方たちのお守りなど……!」

 

「デュバリィちゃんが優秀だからじゃない?」

 

「ふわぁ……実際お前さん1人でも十分なんじゃねぇか? 俺たちの出る幕はねぇだろ」

 

「だ・か・ら! 仕事を任されたのは貴方たちでしょう!! なぜわたくしがメインみたいになってますの!」

 

「デュバリィちゃんが優秀だからじゃない?」

 

「ふわぁ……実際お前さん1人でも十分なんじゃねぇか? 俺たちの出る幕はねぇだろ」

 

「ループするんじゃありませんっ!! マクバーン! 面倒だからと貴方までアーヤのノリに引っ張られないでください!」

 

「どうどう。デュバリィちゃん落ち着いて。あんまりイライラすると身体に良くないよ?」

 

「誰のせいですか誰の!」

 

「よくそんなに言い争えるな。飽きねぇのか?」

 

「半分は貴方のせいですが……!」

 

「それじゃお仕事にレッツゴー!」

 

「切り替えが早すぎますわ!?」

 

 ──ということで3人で仲良く帝国内を適当にお散歩することになった。《紅き翼》の情報を集めろって指示が来てるけどぶっちゃけほぼ常に飛んでるだろうから捕捉しようがなくない? というかもっと適した人材に頼もうよ。マクバーンとデュバリィちゃんと私ってそんな情報集めとか得意じゃないし。1番そういう仕事やるのが私って時点で人選ミスな気がする。

 でも仕事を振られた以上はぶっちするわけにもいかないし、仕方なく適当に見て回るけど……いやいや、見つかるわけないって。本気で見つけるんならカレイジャスじゃなくて関係者を探し出すか、餌でも使って誘い出すとかしないと無理だと思う。

 とかなんとか考えつつ帝国の五大都市の一つ。クロイツェン州の州都《翡翠の公都》バリアハートに3人でやってきたんだけど……正直この街はなー……綺麗だし芸術性も高いしご飯も普通に美味しいんだけどあんまり来たくない。アルバレア公の治める領地って時点でね。あの人普段からずっと感じ悪いから接しにくいんだよね。やってることがクズとか悪人ってだけならコミュニケーション取れるんだけどシンプルにずっと態度が悪い方が苦手というかなんというか……なので公爵邸に挨拶に行ったりはせずに街の中を散策する。

 

「……そういえば貴方、アルバレア公の雇った猟兵とかち合ったそうですわね」

 

「あー……《北の猟兵》のこと? 確かにかち合ったけどでもあれは関係ない民間人を襲ったのが悪くない? 雇い主は同じだからって味方する必要もないかなって」

 

「別に責めているわけではありませんわ。《北の猟兵》と貴方が関わったと聞いたから少し気になっただけです」

 

「ああ、そういやお前さん、《北の猟兵》とは結構縁があるんだったか」

 

「あんまり良い縁じゃないけどねー。それに知り合いとかがいるわけでもないから特になんとも思ってないかな。元ならいるけどね」

 

「…………そうですか。それなら構いませんわ」

 

 徐ろにデュバリィちゃんがそんな話題を出してきたから答えたけど……なんか言いたげだね? あれ、そういえばデュバリィちゃんには話したことあったっけ。《北の猟兵》は私が小さい時に結構色々あったんだよね。今も間接的に関わってるとも言えなくもないし、確かにマクバーンの言う通り縁があるとも言えなくもない。

 

「! あれは……」

 

「ん? どうしたの……って」

 

 そうして適当なやり取りでお茶を濁しているとデュバリィちゃんが何かを見つけたようなので私もそっちに目を向けると──うげってなった。そこにいたのはリィンくんたちⅦ組にクルーガーちゃんだった。もう合流したの? ユミルでちょっと出くわしてからまだ数日しか経ってないけど……って、そういえば閃の軌跡Ⅱってめっちゃ過密スケジュールなんだっけ……? 細かいところは覚えてないから忘れてたけど数日もあれば仲間と合流しまくってもおかしくないか。正直この辺りが1番記憶薄いんだよね……。

 で、リィンくんたちに知った顔を見つけたことでデュバリィちゃんが「後を追いますわよ」と率先して後をつけたので私とマクバーンも仕方なく一緒に覗き見することに。高いところに登って飛行艦の船内でやり取りを行うリィンくんにユーシスくんらを見て……確かユーシスくんはアルバレア家だから1番合流が遅いんだったね。忙しい上にアルバレア公が嫌すぎて気にかけてあげられなかったけど悩んでるのはわかる。ってことはこの後は確か──

 

「フン、まったく──《紅き翼》の情報を集めていたらとんだ所に出くわしましたわね。アルバレア公に対する義理などはありませんが……一応、見届けた方がいいかもしれませんわね?」

 

「ふわああっ……オレはどっちでもいいぜ。お前さんに全部任せるからよろしく頼むわ。適当に街をブラついてるからよ」

 

「私も気まずいから抜けていい? ご飯でも食べて待ってるからさ」

 

「って、貴方たちが来ないでどうするんですのっ!? わたくしはあくまでサポート──あなた方“ナンバー持ち”を手伝っているだけですわよ!?」

 

「駅前の洋食屋が美味しくて評判らしいよ?」

 

「オレは何でもいいから好きにしてくれ」

 

「って、だからなぜ普通に抜けようとしてますの!? いいから来なさい! でないとまた報告しますわよ!?」

 

「わーったよ……ったく、面倒くせぇな」

 

「えー……しょうがないなぁ」

 

 そろそろデュバリィちゃんの怒りゲージが有頂天に達しそうだったんで割り切って了承する。──ま、適当にやればいっか。Ⅶ組の手助けというか成長も助けないといけないし、そういう意味では気まずくてもやる必要はある。

 

「ま、知った顔もいるしちっとは愉しめそうだな」

 

「私的には成長が見られたらいいかな」

 

 と、マクバーンがクルーガーちゃんを見ながらそんなことを言うけど、私としてはクルーガーちゃんとはそんなに戦いたくない。手の内とかバレバレだし、鋼糸って苦しいし。Ⅶ組の連携力とか個々の強さがあれからどんな感じになったかは普通に気になるし楽しみだけどクルーガーちゃんはダルい。それこそマクバーンに任せたい。

 

 ってことでリィンくんとユーシスくんたちがオーロックス峡谷道に移動したので私たちもこそっと移動。またしても高いところから彼らを眺める。どうやらレースと一騎打ちをするらしい。リィンくんは導力バイクでユーシスくんは馬。スピード的には不利でも地理を知り尽くしてるというユーシスくんがリィンの導力バイクに勝負を挑む! 導力バイクかぁ……私もちょっとだけ乗らせてもらったけど楽しいよね。今はまだ無理だけどもうちょっとしたら共和国でも発売されるだろうから一台欲しい。スピード重視のレッドスターか小回りが利くレノかどっちかかなー。とりあえずバイクは良いよね。勝負もかなり白熱してたけどリィンくんが勝利した。私も興奮して「そこだそこそこ! 抜けー!」ってめっちゃ応援した。マクバーンもデュバリィちゃんも結構感心してたし、やっぱ良い勝負だったよね。その後のタイマンバトルも見る限りじゃ悪くはなかったし、ユーシスくんもリィンくんの想いの強さと力を認めてⅦ組に合流する道を選んだ。青春すぎて先生的に微笑ましい。よーし、先生に任せて! アルバレア公が何言ってきてもこっちでフォローしとくから! あの馬鹿はどうせやらかすだろうし事前に阻止しないとね! 

 

「フッ──そうは問屋が卸しませんわ!」

 

「!? 今の声は……!?」

 

「──あそこだ!!」

 

 って、私がうんうんと頷いてる間にデュバリィちゃんが大声で声をかけた。Ⅶ組の皆もクルーガーちゃんも驚いてる。クルーガーちゃんは気づいても良さそうな気がするけどね。ちょっとだけブランクでもあるのかな? 

 

「あ……」

 

「……甲冑……? いや、それよりも……」

 

「──あの3人は……!」

 

 やばい。皆がこっち見て驚いてる。まあ教官だったからね。そりゃショックだろう。でもこれもみんななら乗り越えてくれると先生は信じてるからね! デュバリィちゃんがジャンプしてⅦ組の前に降り立ったので私もぴょんと一緒になって降り立つ。

 

「ご機嫌よう──トールズ士官学院《Ⅶ組》。せっかくの再会のようですが水を差させていただきますわ」

 

「やっほー。皆久しぶり。元気だった?」

 

「アーヤ教官……!」

 

「教官。その2人は一体……?」

 

「そもそも教官の立場は……」

 

「それはもうわかってるでしょ? 信じられないかもしれないけど……でも敢えてわからせるために改めて教えてあげよっかな」

 

「フフ、知った顔もいますが……まあせっかくですし名乗らせていただきますわ」

 

 ということで名乗りタイムだ! かっこよくいくぞー! 

 

「《身喰らう蛇》が第七使徒、その直属たる《鉄機隊》──筆頭隊士を務める《神速》のデュバリィです。我が主の命により、この地に推参しました」

 

「そして私も鉄機隊の《喘息》のアヤリィです!」

 

「ちょっと!? 貴方まだそのフザけた渾名で──って、どっから出しましたのその兜と甲冑!?」

 

「え? オーダーメイドだよ? 最近私の会社で腕の良い彫金師が入ってさ。普通に武器とか防具も作れるくらいのもはや鍛冶師じゃんってレベルの腕前だから作ってもらって……」

 

「何をしてますの!? いや、そもそも貴方は鉄機隊でも何でもないのにフザケているんですの!? ちゃんと名乗りなさい!」

 

「えー。だって私も執行者なんかより鉄機隊の方がいいんだもん。そっちの方が良い上司だしさ」

 

「そ、それについては同情しなくはありませんが……名乗るならちゃんと名乗りなさいな! 大体あなたはいつもいつも──」

 

「ごめんごめん。それじゃ改めて名乗るけど──私は執行者No.ⅩⅢ《血染の裁縫師》アーヤちゃんね。渾名の方はそんなに好きじゃないから皆いつも通りの呼び方でよろしくー」

 

 私は兜と甲冑を脱着してから改めて名乗っておく。Ⅶ組の皆の緊張もかなり解けただろう。授業前にはツカミが大事。教官として培ったスキルだ。これで皆も良い感じに実力を発揮してくれるよね。

 

「な、なんというか……」

 

「相変わらずだな……」

 

「ある意味そこは安心できますけど……」

 

「だが敵に回ったことは確かのようだな……」

 

「うん……だけど鉄機隊って……?」

 

「第七使徒──《鋼の聖女》に率いられた結社最強の戦闘部隊ですわね」

 

「チッ……厄介な連中が現れたわね」

 

「《鉄機隊》……だと? かの《槍の聖女》が率いた《鉄騎隊》と関係が……!?」

 

 うんうん。やっぱり皆良い子だね。そしてクルーガーちゃんは平常運転というか普通に話を戻してた。よく見たらセリーヌもいる。可愛い。うちのイシュニャルガと良い勝負だね。そして鉄機隊と鉄騎隊が関係あるかって質問だけど……。

 

「フフ、確か貴女は“アルゼイド”の娘でしたか。フフン、気になりますか? 気になりますわよね? ──でも教えてあげませんわ!

 

「なっ……?」

 

「そして、気になって気になって夜も眠れなくなればいいのです! ふんっ、ざまーみろですわ!

 

「えっと……」

 

「……なんだ、この女は」

 

「……ううむ。そこまで気になるわけでは。教えたくないのであれば敢えて問い質すつもりは無いが」

 

「ちょ、ちょっとお待ちなさい! 本当は知りたい筈なのに何を余裕ぶって──「ラウラちゃん良い質問だね。後でこっそり教えてあげるね」──そうそう、後で教えて……って何を教えようとしてるんですか!? 聞こえてますわよ!

 

「うそうそ冗談だって」

 

「こんな時に冗談を言うんじゃありませんわ!」

 

「だってデュバリィちゃんが夜も眠れなくなればいいのですとかボケるからこっちもそういう流れかなと思って……」

 

「それはボケでも何でもありませんわっ!」

 

「ちょっと何言ってるかわからないけど」

 

「なんでわからないんですの!?」

 

「アーヤ教官のノリに完全に同調してる……!?」

 

「……言動はともかく、凄まじい使い手みたいですね」

 

「ええ、《執行者》ではないものの達人クラスの腕前ですわ。あちらに控えている方は正直、次元が違いますけど……」

 

 ふむふむ。リィンくんたちもデュバリィちゃんの強さを感じ取って戦慄してる。クルーガーちゃんの言う通りデュバリィちゃんは強いからね。言動が可愛くてちょっとポンコツではあるけどそこが良いところだ。

 

「コホン……ま、まあいいですわ。折角ですし貴方のほうも名乗って差し上げると──って、まだそんな所にいたんですの!?」

 

 そしてツッコミが上手い。ボケもツッコミも出来る逸材なんだよね。ちなみに大陸北側の辺境って方言が関西弁だしデュバリィちゃんも辺境出身なんだよね。ということは大陸北部辺境は実質大阪というかお笑い地域なんじゃないだろうかと思ってる。粉ものが美味しいらしいし。デュバリィちゃんは小領主の家柄で育ちが良いけど前に共和国で食べに行ったら一時期ドハマリしてたし。また食べに行きたいよね。

 

「ふわああっ……その程度の数ならお前さんたちだけで十分だろ?」

 

「ああもうっ……! No.Ⅰの貴方がそんな事でどうするんです!?」

 

「! な、No.Ⅰ……?」

 

「シャロンやアーヤ教官と同じ──《執行者》のナンバー!?」

 

「ええ……わたくしのナンバーは“Ⅸ”。ナンバーは執行者の強さを示すものではありませんが……それでも彼は特別──“結社最強”と言っても過言ではありません」

 

「ちなみに私は執行者最弱だからそこのところよろしくね!」

 

「──ちなみにその子の言葉は無視して結構ですわ。最弱など大嘘も良いところでしょうし」

 

「ええっ!? なんで!? 酷いよクルーガーちゃん!」

 

「いや、貴方はどう考えても上から数えた方が早いでしょうに……そもそもわたくしのライバルが最弱などありえませんが!」

 

 ええ……まあ確かに弱いとまでは言わないけど執行者ってみんな化物ばっかりだから上の方ではないような……でも言われてみれば幼かった頃とはいえ天才のレンちゃんより強かったりもしたから……もしかして私って最弱は脱してるのかな? ってことは中堅くらい? 暗殺とちょっと丈夫なところくらいしか取り柄はないから正面戦闘だと弱いと思ってたけど……レーヴェも自信を持てって言ってたし、中堅くらいには考えてもいいかもしれない。でもみんな強いからなぁ……ううん……ま、いっか。あんまり深く考えず普通ってことにしとこう。最弱って言うのは確かにデュバリィちゃんに失礼だからやめよう。私は結構強いよ! でも上から数えた方が早いは言い過ぎだと思うけどね! 

 

「ハハ、《鋼》とどちらが上かは試したことがねぇけどな。さっきのレースは悪くなかったしちっとは相手をしてやるか」

 

 あっ……やばい。マクバーン来ちゃった。私がいるから傍観に徹するかと思ってたのに……Ⅶ組の皆大丈夫かなぁ……マクバーンの焔ってありえんくらい危険だから怖い。

 でもマクバーンも手加減は上手だし、Ⅶ組も成長してる。そもそも成長させないといけないから止めるわけにもいかないし……結局やるしかないかぁ。

 

「俺はマクバーン──《劫炎》なんて呼ばれている。うだうだ問答するのは面倒だ。相手をしてやるから──とっとと掛かって来な

 

「っ……!?」

 

「こ、この凄まじい気当たりは……」

 

 あーやばいやばい。隣にいるだけでもやばいのがわかる。マクバーンとの共闘はこっちも気をつけないと燃えちゃうから気をつけないと……ブルブル。昔燃やされたトラウマが……ま、まあでも大丈夫! 私そこそこ強い! Ⅶ組の教官としてちゃんと壁になってあげないと! 怖いけど頑張るぞー! 

 

「フフ、参りますわよ。我がマスターより授かりし神速の剣──とくと喰らいやがれですわ!

 

「それじゃ久しぶりの実戦テストってことで。気を抜いたら死んじゃうかもしれないから皆気合いをいれて挑んで来るように!」

 

「アーヤ教官……っ!」

 

「貴方と戦うのは久しぶりですが……もはや手加減できる余裕はありませんわね。散々刻み込んだ《死線》の忌み名……思い出させて差し上げますわ!」

 

 ちょっ、クルーガーちゃん? 本気は怖いよ? やめてね? でもそんなこと言える空気じゃないんだよね……はーあ。とりあえず《ゾルフシャマール》出して頑張ろう。怖いのを抜きにすればクルーガーちゃんと戦うのは楽しみとも言えなくもないしね。

 

「ま、こんな場所までわざわざ付き合ったんだ。一分くらいは保ってくれよ?」

 

「嘗めるな……!」

 

「みんな……! 全力で迎撃するぞ!」

 

「任せるがよい!!」

 

 ──よし、テスト開始! 頭の中で『Severe Blow』流すぞー! でも本気でやったらヤバいから結構手を抜かないと! 勝負だー! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──あ、そうだ。この後、サラちゃんがケルディック焼き討ちを防ぐために《北の猟兵》に気をつけてって匂わせしとかないと。過激派は仕事なら全然民間人殺したり村に火をつけたりするんだよね。サラちゃんはわかってると思うけどさ。──()()()()()()()()()()()()()()()()()()、そういうことはやらないようにサラちゃんに説得してもらおう。その事は一々教えても気まずくなるだけだからちゃんと情報を伏せながらね!




ということでお久しぶりの過去は掘れば掘るほど闇しかない。本人にその気は全くないけど知れば知るほど周りが勝手に曇る系主人公のアーヤちゃんです。

最近はずっと界の軌跡やってたので遅くなりました。今はやっと第二部が終わって第三部に入るところですが、そっちの情報は1ヶ月くらい待ってから反映したいと思いますので感想でもネタバレ過ぎる部分は書かないように注意してね。ただ結社メンバーはアーヤちゃんとやっぱ相性良さそうだなって思いました。それと終始不穏で界の内容はアーヤちゃんと絡ませやすそうでまだまだ楽しみです。

次回はⅦ組と戦いが終わってサラ教官と仲良く会話してからのもう1回ユミル襲撃でパンタグリュエルでリィンくんとあれこれ。碧の軌跡の方も進めるけど向こうは時系列がまたちょっと分かりにくいのでその次か次くらいかな。またデュバリィちゃんと一緒です。お楽しみに。

感想、評価、良ければよろしくお願いします。
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