神の獣は女神とともに。   作:田中滅

4 / 5
第四話 こちらプラネテューヌ派出所ラステイション国境付近前

「ふわぁ〜………あ〜……なぁ?デスクワークとかモンスター退治なんかよりもハッキングとかハード製造とかにしねぇか?その方が需要あんぞ」

 

「エスはプログラミング関係が完璧だから羨ましいなぁ〜。ゲームハードの作成までやっちゃうもんね」

 

「お兄さん!今度一緒にジャンクパーツ探しに行きましょうね!あっ!エフくんも!」

 

「あはは…ギアは相変わらずだな…」

 

ラスティションとプラネテューヌの国境付近を歩く一行。身形に反し、プログラミング関係を得意とするドラグエストの発言にネプテューヌ並びにネプギアは羨望の眼差しを向けていた

 

「何故……その知識を他に活かさないんだ?お前は…」

 

「楽しいこと以外に頭は使わん主義でな。普段から意識高い系発言は如何にも性に合わないんだよ」

 

「ふ〜ん……意外ね、あのエスから真面な意見が出るだなんて。それはそれとして!今回のモンスター退治は二か所、ナスーネ高原と近くのトゥルーネ洞窟よ」

 

「油断大敵…警戒は怠るなよ」

 

先頭を歩くノワールとジェヴォーダン。しかし、その言葉に返事が返って来ることはなかった

 

「あの〜お姉ちゃん……ジェヴォさん…」

 

「誰に話してんのー?」

 

「あ?誰って………おい、何をしてる」

 

「はぁ………」

 

ユニとジェスーダンの発言で、背後を振り返る二人。その視線の先には歩きに疲れたコンパに付き添うアイエフの姿と更に呆れる光景だった

 

「おお!これは有名な裏から見ると読めない看板!実物だよっ!エスさん!」

 

「うーむ……実に興味深いな、此奴は。ネプちゃんや」

 

「お姉ちゃん、お兄さん。看板って元からそうだよ」

 

「うーん、あの鳥はプラネテューヌじゃ見たことないな。新種かな?」

 

看板を見つけ、盛り上がるネプテューヌとドラグエスト。その光景にネプギアは苦笑し、何を言っても無駄であると理解しているのか、ドラグエフトはバードウオッチングを楽しんでいた

 

「ひいっ!」

 

「いってぇ!なにそれ!?なんかスゲェ痛い!!」

 

結局はユニとジェスーダンを先頭に進む事になり、最後尾を歩くノワールとジェヴォーダンは木の枝と尖った石を手に目の前の二人を突く

 

「石器だ」

 

「なんでそんなんを持ち歩いてんのっ!?」

 

石基石器を手にしたジェヴォーダン。相変わらずの無表情の彼に笑顔は浮かばない、その姿は正に静かなる獣である

 

「ノワールもジェヴォも真面目だよね〜、疲れないの?」

 

「疲れなんかなんてことないわ。私はもっともっと良い国を作りたいの」

 

「ほーん、ジェヴォも?」

 

「無論だ。より良い国にはシェアが集まり、信仰心も高まる……故に神獣である俺や女神のノワールがしっかりとするのは当たり前だ」

 

「うわぁ〜出ましたよ……意識高い系発言……先の分からん利益よりも目先の娯楽の方が俺は好きだなぁ〜」

 

「あっ!エス!今の発言バクアゲだね!流石はわたしの旦那(ドラグエスト)!」

 

「少しは真面目に聞け……斬り裂くぞ」

 

「ホント………疲れるわ……」

 

説教を他所に戯れ合いを始めるドラグエストとネプテューヌ。その姿に流石のジェヴォーダンも顳顬を引くつかせ、ノワールは重いため息を吐いた

 

「女神様に神獣様よ!」

 

「やだホント!!」

 

「女神様ー!神獣様ー!」

 

現場周辺の村に差し掛かると、村人は女神と神獣が姿を見せた事に歓喜の声を挙げる

 

「いけない!やるわよ!ジェヴォ!」

 

「分かった」

 

刹那、何を思ったのかは理解出来ないがノワールが声を掛けると、ジェヴォーダンが頷く。そして、光に包まれた二人は女神と神獣に姿を変えた

 

「え~!?変身今やっちゃう!?」

 

「どう見てもそういう流れじゃなかったくね!?今って!」

 

「女神の心得その二、国民には威厳を感じさせることよ」

 

「神獣の心得その二、常に国民の模範となれ」

 

そう言い残し、二人はその姿の状態で村人たちの方に向かっていく。しかし、ネプテューヌとドラグエストは思った

 

「「目の前で変身しても威厳とかなくね?」」

 

聞き込みを終えたノワールとジェヴォーダンに連れられ、一行はとある高原に足を踏み入れる

 

「ここがナスーネ高原ね」

 

「ええ…スライヌが大量発生していて困ってるんです」

 

ナースネ高原と呼ばれた場所は、大量のスライヌというスライムに犬要素が追加されたあざとさが半端ないモンスターに埋め尽くされていた

 

「うげぇ……なんだよ……あのスライヌの量は……見てるだけでもイラつく……」

 

「………安心してもらって構わない。今回の件に関しては、お隣の国のネプテューヌ嬢とネプギア嬢並びにドラグエスト殿とドラグエフト殿が対処に及んでいただけるとのことだ」

 

「ねぷっ!?いきなり振られた!?」

 

「えすっ!?投げ槍過ぎやしませんかねぇ!?ソイツは!」

 

投げ槍気味に放たれた唐突の発言に、ネプテューヌとドラグエストは両目を見開き、異議を唱える

 

「女神の心得その三 活躍をアピールすべし」

 

「神獣の心得その三 如何なる時も女神と共にあれ」

 

「めんどくさいなぁ~」

 

「仕方ねーや……ストレス発散といきますかねぇ」

 

表面的には文句を垂れ流しながらも、ネプテューヌとドラグエストは高原に降り立ち、其々の得物を構える

 

「やい!スライヌ!ねっぷねっぷにしてやんよー!」

 

「スライヌ相手に啖呵を切るとか…ネプマジパネェ〜てかウケる」

 

「アニキ……ウケてる場合?少しは真面目にやんなよ」

 

「そうですよ!お兄さん!お姉ちゃんを見習ってください!」

 

「ギアもちょっと違うからな」

 

けらけらと笑い転げる兄に呆れながらも、ダガーを手にしたドラグエフトは彼の側に歩み寄り、ネプギアも着眼点は可笑しいがネプテューヌの隣に向かう

 

「せやあああああああ!」

 

先ず最初に飛び出したのはネプテューヌ。高原に駆け出した彼女は瞬く間にスライヌを真っ二つに斬り裂いた

 

「あらよっと…!」

 

軽やかなステップで迫るスライヌを掻い潜り、すれ違い様にレーザーブレイドで斬り裂くドラグエスト。普段の軽薄なイメージとはかけ離れた技には目を見張るものがある

 

「やぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「一点集中………喰らえ!!!」

 

ネプギアも負けないと言わんばかりにレーザーソードを振るい、ドラグエフトも迫るスライヌに次から次へと脳天一撃の矢を射る

 

「さっすがネプギア!我が妹よ!」

 

「お〜……我が弟は今日もおっかないなぁ」

 

妹を褒めるネプテューヌとは対照的に、的確にスライヌを射抜く弟の腕前の高さにドラグエストは苦笑する。されども、次から次へと湧き出す群れは休む暇を与えず、襲い掛かる

 

「あ〜もう……見てらんないわね…行くわよ!コンパ!」

 

「はいです!あいちゃん!」

 

その光景を見兼ねたアイエフは両袖からカタールを出し、側にいたコンパに呼び掛け、加勢に応じる

 

「あいちゃん!コンパ!」

 

「おっ?アイにコンパじゃん。手伝ってくれちゃう感じかぁ?まさか」

 

「そのまさかよ!さっさと終わらせるわよ!アニキ!」

 

「義妹にそこまで言われちゃ仕方ない……少しだけ…本気出すかね」

 

義妹たちの加勢にやる気が入ったのか、ドラグエストの動きが変化する。先程までの余裕に身を委ねた戦法とは異なり、前線に躍り出た彼はレーザーブレイド片手に突っ込んでいく

 

「ねぷっ!あのエスさんが!本気出すなんて……!」

 

「ふっふっふっ……驚くことなかれ、ネプちゃんよ。エスさんだって偶には本気を出すんよ!」

 

目から鱗と言わんばかりに驚きを隠せないネプテューヌ。彼女にドヤ顔で言い放つドラグエストは何時にないくらいの自信に満ち溢れていた

 

「あぎゃぁぁぁぁぁ!!なんか張り付いた!!なんだコレェェェェ!!」

 

その自信も束の間、一斉に姿を見せた大量のスライヌがドラグエストを皮切りにネプテューヌたちに攻撃を仕掛ける

 

「変なとこ触るな!」

 

あるスライヌはアイエフの体に張り付き、舐め回す

 

「いや~!?くすぐったいです~!?」

 

「いや!?そんなとこ入ってこないでぇ~!?」

 

またあるスライヌはコンパとネプギアの服の中に入り込もうとする

 

「ちょっ!!耳はやめて!!くすぐったい!!」

 

「あはははは!!くすぐったい!笑い死ぬ!」

 

そしてあるスライヌはネプテューヌとドラグエフトを押し倒し、体を舐め回す

 

「ぶへっ!!口に入った!!鬼マズっ!!もう勘弁ならねぇ………ド畜生がっ!!!冥界に堕ちやがれェェェェ!!!」

 

「お前らの魂!冥界に送ってやる!」

 

我慢の限界に達したドラグエストとアイエフは似た様な厨二病的な台詞と共にスライヌの蹂躙を始める。正にこの兄して、この義妹ありな似たもの義兄妹である

 

「ネプテューヌ………もう少し頑張りなさいよね」

 

「あんのバカ……少しは冷静に対処出来ないのか……」

 

余りにも呆れる光景に、ノワールとジェヴォーダンは誰にも聞こえない声量で呟き、ため息を吐く

 

「あ〜………よーやく解放された……」

 

「ねぷぅ.....助かったよ……エス…あいちゃん…私、しばらくはゼリーや肉まんは見たくな~い」

 

討伐という名の蹂躙を終えたドラグエストが芝生の上に寝転がる隣では、力尽きたアイエフに肩を貸したネプテューヌが座り込んでいる

 

「どうして女神化しないの!?」

 

「エス……お前もだ、神獣化すればスライヌくらい一掃できたハズだ」

 

「でもまぁ、なんとかなったし……良くない?ねぇ、エス」

 

「ネプの言う通りだな。確かに…戦いにはある程度の美学が必要だろうが、それだけじゃあ……上手くいかないこともあんだよ。臨機応変に対応してこその力だ……昔、そんな感じのことをどっかの誰かが言ってたから、覚えておくといいぜぇ?ジェヴォさんよぉ」

 

「話にならんな……ノワール、残りは俺たちで片付けるべきだ。此奴等に任せてはおけん」

 

「そうね」

 

自分たちの思うやり方とは違う感性のネプテューヌとドラグエストに痺れを切らしたのか、そう告げるとジェヴォーダンはノワールと共に村人の案内でトゥルーネ洞窟へと向かった

 

「ねぇ……エスや、エスさんや、ドラグエストや」

 

「なんだぁ?ネプよ、ネプちゃんよ、ネプテューヌよ」

 

「今の話に出てきた誰かって………もしかしてだけど……」

 

「おっと…ネプテューヌ。そっから先は口にチャックマサラだ」

 

「マサラはいらないよ?うんまぁ……そだね、言わないでおくよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「セイヤァァァァッ!!」」

 

洞窟を進んでいたジェヴォーダンはモンスターを倒し、先に歩みを進めていく中で、ドラグエストの言葉が頭から離れずにいた

 

「ジェヴォ?どうかした?」

 

「いや………さっきのエスの言葉が引っかかてな…」

 

「エスの……あの臨機応変に対応してこその力だとかいうヤツ?」

 

「ああ……以前にも聞いた気がしてな……それこそ…エスの口から」

 

「そうだった?私は覚えがないから、気のせいじゃないの?兎に角!行き止まりみたいだから、戻りましょ」

 

会話をしながら、歩いていると行き止まりに当たり、回れ右をするように二人は引き換えそうとする

 

「グォォォォォ!!!」

 

「エンシェントドラゴン!?」

 

「この洞窟にこんなレベルのモンスターが出現するなんて聞いてないぞっ……!どうなっている…!?」

 

突如、姿を現したエンシェントドラゴン。驚きを隠せない二人に対し、攻撃が始まる

 

「なかなか……強そうじゃない!」

 

「歯応えがありそうだな」

 

武器を手にドラゴンに挑むノワールとジェヴォーダン。しかし、時として、人の思考は唐突なアクシデントに対応が追いつかないものだ。それは女神と神獣も例外ではない

 

「きゃっ!?」

 

「新手だと……!ノワール!」

 

突如、姿を見せたモンスターの攻撃を受けたノワールは体制を崩し、フォローに入ったジェヴォーダン諸共、岩壁に打ち付けられる

 

「そんな……どうして……!?」

 

「力が入らん……どうなっているんだ…」

 

追い討ちを掛けるように変身を解かれたノワールとジェヴォーダン。だが、ドラゴンは歩みを止めず、迫り来る

 

「だから、言ったろ?臨機応変に対応してこその力だってよぉ……ネプ!合わせろよっ!!」

 

「合点だよ!エス!!」

 

諦めかけた瞬間、その二つの声は響いた。聞き慣れた声と共に彼等は颯爽と姿を見せたのだ

 

「「プラネテューヌギガドリル!!!キィィィィィィィィィィク!!!」」

 

エンシェントドラゴンを背後から蹴り飛ばし、彼等は軽い身のこなしで着地を決める。その彼等とはネプテューヌとドラグエストである

 

「エス!?ネプテューヌ!」

 

「何故……来た……」

 

「ちょっと散歩に来ててなぁ……あん?なして、変身が解けてんの?」

 

「まぁ、細かいことはいーじゃん。今は目の前に集中しなきゃだよー!エス!」

 

「それもそうだ……そいじゃあ、やりますかねぇ?ネプちゃん」

 

「あいよ!エスさん!」

 

迫るドラゴンの爪を刀とレーザーブレイドで受け止め、二人は顔を見合わせると笑いあい、爪を弾いた

 

「「刮目せよっ!!!」」

 

刹那、二人の体が光に包まれ、その姿を変えていく。ネプテューヌの姿は紫色の髪を靡かせる美しい女性に、ドラグエストの姿は頭に龍角が生えた着物風の服装の青年へと姿を変えた。彼等こそ、二人がプラネテューヌの女神・パープルハートと神獣・ドランベートである

 

「さぁ……女神と神獣の力を見せてあげるわ」

 

「期待外れでないことを願っている……簡単にくたばるなよ?」

 

お気楽思考が売りの二人からは想像も付かない威圧感。ネプテューヌは冷静に、ドラグエストに至っては不良染みた口調が大人びた雰囲気に変化している始末だ。更に言えば、彼等の身のこなしは通常よりも格段に変化し、ネプテューヌは剣で、ドラグエストは刀を鞘から抜かずにエンシェントドラゴンの頑強な鱗を削り取っていく

 

「エス……手を抜きすぎよ、アナタの悪い癖よ」

 

「期待外れだったからな……抜くほどでもないと判断した。だが…最後くらいは抜いておくとしよう……合わせろ、ネプ」

 

「ええ!」

 

ネプテューヌが飛び上がると同時に、ドラグエストは懐に入り込み、刀を抜刀する

 

「クロスコンビネーション!!」

 

「青鱗倶利伽羅!!」

 

ネプテューヌの一撃とドラグエストの放った青き龍を形作った斬撃は一つとなり、エンシェントドラゴンを消滅させる

 

「べ、別に助けてもらわなくても私たちだけでなんとかなったわよ」

 

「そうね………でもね、ノワール。わたしは貴女を仲間だから助けたのよ」

 

素直に礼を言えないノワールに対し、ネプテューヌは優しく諭すように答えを返す

 

「ジェヴォ……お前は言ったな?柔軟な発想だけでは神獣としては未熟だと…」

 

「ああ…似たようなことを言ったかもしれないな」

 

「だが、発想に柔軟も硬すぎるも無いと俺は思っている。考えは十人十色、それは女神も、神獣も、人も変わらない……その数だけ発想が存在するんだ。お前たちが態々国境近くのクエストを選んだ理由に考えが存在したようにな」

 

「気付いていたのか……」

 

冷静な着眼点、本来の頭の良さを表面に出したドラグエストの指摘にジェヴォーダンは軽くため息を吐いた

 

「気付かないワケがない……お前とは長い付き合いだからな」

 

「ありがとう……ノワール、ジェヴォーダン」

 

そう告げた後、戦いを終えた二人は変身を解き、普段の姿に戻っていく

 

「そいじゃあ、今からちょっとやられそうになってた女神と神獣の話を広めに行ってくるぜぇ?」

 

「うわぁー!エスさんってば鬼畜〜!わたしもいくー!」

 

「ちょっと!待ちなさいよっ!!」

 

「やっぱり……嫌いだ……あのバカだけは…!!」

 

結果、エンシェントドラゴンは双方の国のシェア向上の為に合体技で倒したという結論に落ち着き、ドラグエストたちはプラネテューヌに帰投した

 

「どーよ!見たか!いーすん!これぞ!エスさんとネプちゃんの実力だ!この眩い光が目に入らんかっ!」

 

「キラキラだね!いやぁ〜わたしもエスもやれば出来るんだよー!さっすが主人公!!」

 

「本当に凄いですね。ノワールさんとジェヴォーダンさんには感謝しかありません」

 

「「ズコッ!!なんでさっ!!」」

 

光り輝くシェアクリスタルを前にドヤ顔で笑い声をあげていたドラグエストとネプテューヌであったが、イストワールのまさかの発言に盛大にずっこけた

 

「ネプテューヌさんとドラグエストさんの功績だという確証はありませんからね。正直、私は疑っています」

 

「いーすん!何気にひどーい」

 

「次は法廷で会うことになるな、これは……おん?なんだぁ?今のは」

 

イストワールに抗議していた時だった。メインルーム付近から甲高い悲鳴が聞こえ、三人は部屋を飛び出した

 

「ネプギア!どうしたの!」

 

「お姉ちゃん!私の写真が……!」

 

「流出してるな………ネプよ、ネプちゃんよ、ネプテューヌよ。まーた……やらかしたなぁ?お前」

 

パソコンの画面に映し出されたネプギアの写真、それを見たドラグエストは何かを理解したのか、同じように画面を見ていたネプテューヌに視線を向けた

 

「えへ……?」

 

「どういうこと?アニキ。今回のギアの写真が流出したのにネプねぇが関係してんの?」

 

「広報用に使った写真からあぶれたのを自分のアドレスに送ろうとしたつもりが、送り先を国民向けのメルマガアドレスに送ったんだろうよ……ネプがやりそうなドジっ子イベントだ」

 

「うぅぅぅ……面目ない……」

 

「ったく……ハッキングすんのも楽じゃねぇんだからな……あ〜……徹夜だなぁ…こいつは……」

 

「手伝うよ?アニキ」

 

「私も諜報部に掛け合ってみるわ。出来る範囲でだけど、それでも構わない?アニキ」

 

「助かる……」

 

今日も今日とて、騒がしくも楽しいプラネテューヌの一日は過ぎてゆくのであった

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。