読者参加型TRPG風小説   作:矢端トラム

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【投票結果】

→ アイアンシザーの生態を観察する



エピッククエスト『湿原の 戮力の 調査任務』(4/8)

 

 

 

森における頂点捕食者。

そう推測されるアイアンシザーの事があなたは気になった。

 

将来的にこの森に人間の手が入った時、最大の障害となるのは間違いなくアイアンシザーだろう。

例えどれほど強壮キノコが、そしてもしかしたら薬草類も有用だったとして、彼らの脅威に毎回立ち向かわなくてはならないというならとても割に合わない。

 

せめてその生態を軽くでも理解し、衝突を回避する術とする。

あるいは弱点となり得る点を掴む。

そういった事もまた、必要な調査の一環だ。

 

「そうだな、折角来たわけだし。森でやれる事は森にいるうちに全部済ませておくか」

 

野伏も納得し、あなた達は先ほどアイアンシザーを見かけた場所へと戻る事とする。

 

 

 

日が徐々に翳りゆく森をあなた達は進んだ。

分厚い雲に覆われた空は薄暗く、木々の枝葉に遮られた森の中では尚更だ。

そんな中で水に足をつけないよう、大きく張り出した根の上を渡っていくのはそれなりに苦労しただろう。

 

それでもその程度であなた達辺境の冒険者が間抜けにも足を滑らせるなどという事はない。

何かに追われて駆けている時ならばともかく、ただ普通に移動するだけなら失敗するような要素はなかった。

 

 

 

そうして目的地に辿り着く。

目印としては分かりやすいものがあった。

水の上に灰色の羽根が大量に浮いている箇所があるのである。

大きさや色からして、先ほど襲われたハンマービークのものだろう。

 

周囲を少し探ってみれば、さらに大きな食い残しもあった。

木の根に絡むようにほとんど骨だけになったハンマービークの一部が流れ着いている。

主要な部分は水中で貪られ、そして残りはというと……。

 

「……たかってんなぁ。とりあえず食うための狩りってのは間違いなさそうだ。怒らせなきゃ平気って線は消しだな」

 

小さなアイアンシザーの群れの腹に収まろうとしていた。

サイズは人間の頭ほど。

幼体だろうそれらは7匹ほどが集まって根にしがみつき、骨に残った肉をハサミでこそげとっては口に運んでいる。

実は草食で、縄張りである水中に入らなければ襲われない──などという都合の良い展開はなかったようだ。

 

「数もいるかもしれん。面倒な」

 

そして野伏の言う通り、それなり以上に多くの数が生息している可能性が疑われた。

今ハンマービークの死骸に群がっているだけで7匹。

頑丈な甲殻を持つ上に、昼に見たように外敵に襲われてもむしろそれを囮に成体が襲撃するため、しっかり守られている事も考えられる。

多くが無事に育つとすれば、下手をすると水の中に何体ものアイアンシザーが隠れ潜んでいる可能性さえあった。

 

あなたは自分の足の下、濁って見通せない水の中を見た。

今ここにどれほどのアイアンシザーが潜んでいるのか。

それを知る事が出来ればと思考を巡らせる。

 

 

 

判定内容動物知識
判定方法2D6+知識SB

8以上で成功/普通

判定結果2D6+4=10(成功)

 

 

 

「そこらの獣か鳥、何匹か捕まえて川に突っ込んでみるか?」

 

野伏の提案に、あなたは首を横に振った。

確かにそれは手だろう。

だが確実に捕えられる保証もない。

野伏の腕を思えば成功率は高いだろうが、どちらにしろ手間はかかる。

 

それよりも遥かに簡単かつ今この場で即座に行える調査方法。

そんなものにあなたは心当たりがあった。

 

 

 

用意したものは、何本もの木の枝だ。

それなりの長さにそれなりの重さ、重視したのは扱いやすさだ。

それを手にしたあなたと野伏は、それぞれ木に登り、出来るだけ安定の良い枝に立つ。

 

「んじゃ、いいな? やるぞ」

 

あなたと離れた位置の野伏が、紐をくくりつけた枝を水面に下ろしていく。

まずはポチャリと。

続いて、野伏が紐を揺らし、枝がバシャバシャと盛大に音を立てる。

 

繰り返される事、3、4、5度──その時だ。

急速に水面が盛り上がり、その中から鋼にも似た鈍色のハサミが飛び出した。

枝の直下から繰り出されたそれは狙い違わず枝を挟んで砕き。

 

 

 

「──……?」

 

水から持ち上げられた鈍色の頭が『おや?』とばかりに静止した。

困惑した様子のアイアンシザーは枝を口元に運び、バキボキと噛み砕いた後に飲み込まずに吐き出した。

そしてそれから、真っ黒いふたつの複眼がキョロキョロと周囲に向けられる。

 

 

 

判定内容隠密
判定方法2D6+敏捷SB(野伏)

2D6+感覚SB(アイアンシザー)

比べ合い/大きい方が勝利

判定結果2D6+5=9(野伏)

2D6+0=5(アイアンシザー)

 

 

 

しかし、それがすぐ近くの樹上に立つ野伏を捉える事はない。

 

あなたの予想通りであった。

何しろこの濁り水だ。

視覚がまともに機能するとは思えない。

ならば目の良さはさほどでもなく、意識を引き付ける餌がなくとも、少し距離をとって枝葉に隠れれば発見されないのではとの考えが当たった形だ。

 

さて、ではアイアンシザーが何によって獲物を捕捉しているのか。

これにはあなたに心当たりがあった。

振動、あるいは音である。

アイアンシザーとの対面こそ初ではあるが、あなたは他にこういった視覚の役立たない環境に棲む獣の、偏った五感について知っている。

 

あなたは手に持った枝を、離れた水面に放り投げた。

水中に半ば戻りかけていたアイアンシザーは着水の衝撃に鋭く反応し、またも枝をハサミに捉える。

 

「…………」

 

が、それもやはり食べられるものではないと知り、どこか憮然とした雰囲気で砕き捨てた。

 

これでおおむね確定したと思って良いだろう。

あなたは追加の枝をアイアンシザーの視界内に落とした。

だというのに水に落ちて音を立てるまで反応せず、ハサミに掴むまでそれが餌ではない事に気付いた様子がない。

 

よく見れば、アイアンシザーの突き出した黒い目は表面を灰色の汚れに覆われていた。

おそらくは灰そのものだろう。

元々視力に欠ける上に汚れがこびりついたせいで、まともに見えていないと思われる。

機能としては、光の強さを感じ取れる程度なのではないだろうか。

 

「水音を立てたもんを無差別に攻撃する、って事で良さそうだな。足滑らせて落ちでもしたらアレがすっ飛んでくるわけだ」

 

身軽に枝を渡ってきた野伏が小声で言った。

おっかない話だと、靴裏のトゲで枝を踏み締める。

 

 

 

さて、これでアイアンシザーの索敵方法はわかった。

ならば次は、生息数の概算である。

やり方は当然、今判明したものを使えば良い。

 

再び別れたあなたと野伏は、葉に隠れたままさらに多くの枝を水面に放り込んだ。

初めに見つけた個体の周囲に数回。

少し離して数回。

さらに離れて……と繰り返す。

最初はいちいち反応していたアイアンシザーも、流石に何かおかしいと気付いたのかハサミの勢いがなくなってきた。

 

そんな時だ。

視界の端、水深がやや浅くなっている辺りに新たな甲殻が覗いた。

別個体である。

これだけ音が立つならば獲物が多くいるのかと、近くから釣られてやってきたのだろう。

 

あなた達はそれを見て投擲を止め、息を潜めた。

 

元々居た個体と、新たに現れた個体。

それらは顔を付き合わせると、カチカチと口元を鳴らした。

 

威嚇……のようには見えない。

おそらくは仲間内でのコミュニケーションか。

水面から顔を半分出した両個体はしばし見つめ合った後、何事もなく別れた。

 

縄張りに他の個体が踏み入ろうが気にしない、という事だろうか。

少なくとも共同での狩りに忌避感は抱きそうにない。

争う事があるとしても、獲物を仕留めた後の配分の段階でだろう。

もちろん、その時はすでに獲物は生きてはいまい。

 

 

 

判定内容危機感知
判定方法2D6+感覚SB(野伏)

8以上で成功/普通

判定結果2D6+6=15(成功)

 

 

 

(まだ気を抜くな。もう少し隠れてろ)

 

それぞれの縄張りに戻るアイアンシザーを見送るあなたへと、野伏からハンドサインが送られる。

続けて、野伏の指が2箇所を指し示した。

いずれも樹上だ。

 

片方の先は大型の鳥。

いや、鳥なのかどうかは怪しいところだ。

何しろ翼が獣のような前脚と一体化している。

そこから生えたかぎ爪と、猛禽のような脚で幹にしがみつき、別れるアイアンシザーの双方にキョロキョロと視線を送っている。

 

もう片方の先には空中の、やはり巨大な蜘蛛だ。

どこから現れたのかと見れば、近くの高い木の枝から糸を伸ばしてぶら下がっている。

こちらはアイアンシザーが消えたと見るや、すごすごと樹上に消えていった。

 

狩りのおこぼれを狙ったものと思われる。

あなたが周囲に深く注意を向ければ、もう少し遠くから他にも大小の気配を感じ取れたはずだ。

 

どちらも単体ではおそらくさほど危険はない種だろう。

だが、アイアンシザーと対している時に横槍を入れられるならば話は別だ。

 

 

 

あなたと野伏は、身を潜めたまま視線を交わした。

森の頂点捕食者たるアイアンシザー。

それに関する結論はあなた達の間で一致する。

 

()()()()()()

 

アイアンシザーは見るからに巨体で、動きも素早く、硬い甲殻も持ち合わせている。

数は事前に予想したほどではなく、およそ視界が届く範囲内に1匹程度といった散り具合のようだが……どうにも、同種で集まる事に忌避感を持っているようには見えない。

即座に集団に襲われる事はなくとも、戦闘が長引けば増援の恐れがあるということだ。

ダメ押しのように、獲物のおこぼれを狙って森の住民が大集結すると来た。

 

1対1ならばいくらでもやりようはあろうが、これでは無理が大きい。

あなたや野伏との噛み合いは最悪に近い。

必要なのは短時間でアイアンシザーを殺し切る一撃の重さか、対多数にばら撒ける火力だ。

つまりは戦士か魔術師。

安定した勝利を望むなら、少なくともどちらかを頼る必要があるだろう。

 

当初の予定通り、アイアンシザーは観察に留めるべきだ。

現状では戦いを挑むべきではない。

 

調査としては十分な成果でもある。

この森の中でやってはならない事を把握出来たのは、おそらく大きいはずだ。

 

 

 

 

 

「安全っぽい時間帯もわかったわけだしな。おーおー、仲の良いこって。こうして見ると猫かなんかみたいだな」

 

オマケとして、追加の情報もある。

日が暮れ始めるとアイアンシザーが陸地に集まりだしたのだ。

思えば最初に見た幼体は木の幹に登っていた。

元々半陸生の生き物なのだろう。

 

それらは島の中央に数匹で固まり、互いに毛づくろいのような事をやっている。

遠眼鏡で観察した野伏によると、ハサミのひとつ外側についた細めの脚を器用に使って、甲殻の隙間に溜まった泥を掻き出しあっているようだ。

 

それには幼体達も参加している。

大人の背の上や脚の下に収まり、熱心に仕事をしていたという。

ただし。

 

「あ、また喰われた。やっぱ猫じゃねぇわ。あいつらはこんな簡単に共喰いしねぇもんな……」

 

ちょっとした自然の厳しさの前に命を終える個体もいるようだが。

おそらくは口に入った生き物は反射的に噛み砕いてしまうのだろう。

たまたま運悪く大人の口元に近付いてしまった幼体はあえなく養分となる運命らしい。

個体数が予想よりもやや少ない理由が期せずして理解できた。

 

 

 

ともかく、アイアンシザーは夜になれば陸地に上がるようだ。

日が暮れた後ならば島以外はむしろ安全になると思われる。

 

昼は隠れ潜んでいたものが水中で活動を始める可能性はあるが、それがアイアンシザー以上の脅威である事はまずない。

そうであるならば昼間に堂々とアイアンシザーの前に現れて縄張りを奪えば良いだけの話であるからだ。

 

そして強壮キノコは島でなく、水上の樹木に張り付いて生えている。

比較的安全な採取の方法を把握したと、そう考えて良さそうだ。

 

 

 

評価点獲得
+2(現在6)

 

地形効果発生判定
1=熱病判定 2=寄生判定 3-6=判定なし

(ボーナスにより発生率低下)

 

1D6=3(判定なし)

 

 

 

確認を終えたあなた達は野営の準備を始めた。

すでに日はすっかり傾き、夜が近い。

未知の土地で視界の制限される闇の中を動き回るのはどう考えても得策ではないだろう。

 

「……よし、こんなもんだろ。火ぃ頼む」

 

だが今は陸地に近寄るべきではない。

アイアンシザーの隣で休息など、自分を夕飯にと売り込むようなものだ。

 

そこであなた達は樹上に巣を張った。

丈夫な枝が複数本、別々の木から張り出している所を探し、ロープと布を用いて簡易的な休憩所を作ったのだ。

樹上に棲む獣も居る以上、本来はさほど安全なキャンプとは言えないが、今は違う。

何しろここには神官たるあなたがいるためだ。

 

木を削って作った即席の着火材に、あなたは火を灯す。

それをさらに小さな薪を束ねた松明──湿原で乾燥したものが手に入るとも思えないため荷として持ち込んだもの──に移し、火を育てる。

そうして、ある程度の大きさになったところであなたは木製の聖印を火にくべて、聖句を唱えた。

 

 

 

秘蹟使用
『聖域』

MP25-6=19

 

 

 

松明に灯った炎は様相を変える。

無造作に揺れていた赤は()()()と青白く変じ、薪全体を舐め回すようにその身を踊らせた。

パチ、と爆ぜる音と共に炎が立ち上がり、蛇を思わせる滑らかさでうねる。

その炎の先端にもし本物の蛇と同じく目がついていたのなら、きっとあなたと目が合い、そしてニンマリと笑っていた事だろう。

そんな動きだった。

 

「はー……聖火に変わるとこは初めて見たが、こんな風なんだな」

 

感心した声音で言う野伏に、あくまで簡易的な聖火であり本物とは少し違うとあなたは説明した。

この炎はせいぜいが一晩程度のもの。

範囲も狭く、どれほどの熟練者であってもキャンプひとつを覆うのが限界だ。

真に加護そのものたる教会の聖火とは、同質ではあるが規模が全く違う。

 

が、それでも今この場での安全を確保するには十分だ。

あなた達の樹上のキャンプは、このいっときだけ人の領域と化した。

周囲からは獣の気配が遠ざかっていく。

 

自分達のいるべき場所ではないと本能に囁かれ、距離を取ったのだろう。

すでにあなた達に狙いを定め付け狙っているなどの強い目的があるならばともかく、ただ周囲に居ただけの獣はあなた達に手出しはしないはずだ。

 

「真面目にありがてぇなコレ。流石に完全に気ぃ抜くつもりはねぇけどよ。いつもよかよっぽどのんびり休めそうだ」

 

野伏は口の端を少しだけ吊り上げると、松明に木の削りカスをパラパラとふりかけた。

青白い炎は嬉しそうに揺れる。

その様は、好みの餌を与えられた猫の姿をあなたに想起させたかもしれない。

 

 

 

さて、そして休むとなれば栄養補給だ。

あなたは荷から果実を取り出した。

今日の昼前、高台でハンマービークが食べていた物と同じ種類である。

 

パッと見は巨大な楕円形のナッツだろうか。

硬質の皮に守られたそれは人の赤子ほどの大きさで、ズシリとした重さが中身の成熟具合を教えてくれている。

 

「貸してみ。あんま音立てない方がいいだろ」

 

その開封は野伏が担当した。

叩いて砕くには場所が悪い。

秘蹟の護りがあると言えど、わざわざ近くに脅威を寄せかねない行為は控えるべきだ。

野伏はダガーでもって果皮に少しずつ切れ目を入れ、時間をかけて静かに身を割った。

 

ほう、とあなたと野伏、どちらかから声が漏れる。

薄茶色の殻の中から現れたのは真っ白い果肉だった。

たっぷり、みっしりと詰まっている。

20ほどの房に分かれたそれはトロトロとしたやや粘性の果汁に包まれ、豊潤な香りを放っていた。

 

あなた達は特に争う事もなく、それぞれ一切れを手に取る。

かざした手に自分から落ちてきた事を確認して採取した果実だ。

安全性は確かなもののはずで、毒見の必要はない。

 

「はは、こりゃいい! 今まで食った事ない独特な味だが、うん、いいな。いいぞこれは」

 

口に入れ味わった野伏の感想はそのようなものだった。

あなたもまた美味を感じているだろう。

瑞々しい果肉には豊富に甘味が含まれ、トロリと舌に絡む果汁と合わせて実に濃厚だ。

しかししつこくはならない。

甘味の奥からサッパリとした、しかし強すぎてバランスを損なうような事のない、ちょうど良い酸味がやってくるためである。

実に爽やかな異郷の味であった。

 

「……まぁ、種はちと邪魔だな」

 

唯一の欠点は果肉の房の中央に埋まった大きな種の存在か。

こればかりは仕方ない。

果実とはそういうものだ。

 

 

 

判定内容休息による回復
判定方法2D6(HP)

2D6(MP)

1D6(HP&MP/地形)

1D6(HP&MP/秘蹟)

判定結果4D6=17(HP)

4D6=13(MP)

 

判定内容身体異常の感知
判定方法2D6+感覚SB(野伏)

8以上で成功/普通

判定結果2D6+6=10(成功)

 

 

 

そんな風に果実を味わい過ごしていると、ふと野伏が妙な顔をした。

自分の掌を開いては閉じて、それをじっと見つめて何事か考え込んでいる。

 

「いや、なんだ……うーん? 感覚が変だな。悪い意味じゃないんだが」

 

いわく、何やら集中力が増している気がするという。

言われてあなたも自分の感覚を探ってみると、特に手足の末端が正確に動くように思えたはずだ。

五感も鋭くなっているようで、耳をすませば遠くで活動する獣の足音も聞き取れてしまった。

 

原因はと考えて、あなたと野伏は同時に手元の果実を見つめる。

 

疑わしいのはこれだろう。

白い果肉か果汁か、あるいはその両方にそういった効能があるようだ。

しかも少量を食べただけで実感できるほど。

どうやら相当に強い。

 

「明日あたり、もう1個取っとくか。こいつも良い土産になりそうだ」

 

ありがたい事に、この果実は湿原においてはさして珍しいものでもない。

そこらの木から簡単に採取する事が出来る。

他の探索の片手間にでも見つけられるだろう。

 

 

 

評価点獲得
+1(現在7)

 

判定内容不運の回避/天候
判定方法2D6+幸運SB

9以上で成功/やや難

判定結果2D6+3=9(成功)

 

 

 

想定以上の美味しい食事を終え、あなた達は一息ついた。

 

空はもう完全に黒に染まった。

分厚い雲のために星も月もない夜である。

光源はあなた達を護る聖火の松明のみだ。

 

「ま、降ってこないだけツイてる。調査中はもって欲しいもんだけどなぁ……覚悟はしとくか」

 

野伏は枝葉の間から何も見えない空を見上げ、そうこぼした。

大湿原は雨の多い土地であると予想される。

初日はともかく、この先ずっと天候が大人しいままとは考えるべきではない。

 

 

 

さて、すべき事をひと通り終えて、あなた達は話し合う。

翌日の予定についてだ。

 

森で見るべき事はおおよそ見たと思われる。

次はどこに足を伸ばすべきだろうか。

 

多くの獣が確認されている川の周辺か、獣の姿が見えず情報の少ない沼か。

それとも空に見えた魔種を探りに、川や沼の調査は一旦置いて西へ行くか。

あるいは高台に何か用事があるならそちらに向かっても良い。

最も消極的な選択肢としては他の森に踏み入って調べる事だが、高台からの観察では森ごとに環境が大きく異なるような様子は見られておらず、新しい収穫がある可能性は低いだろう。

 

村に戻るにはまだいくばくかの成果が必要だ。

どうするか、話し合いの末に選択されたのは……。

 

 

 

名前(あなたが自由に決めて良い)
職業神官

 

HP41/41
MP25/25

 

筋力8SB=2
耐久14SB=4
敏捷10SB=3
器用8SB=2
感覚13SB=4
知識14SB=4
精神18SB=6
幸運10SB=3

 

装備性能
メイス+1『2D6+筋力SB』の物理ダメージ

命中力+1

バックラー+1防御成功時、

物理ダメージを『耐久SB』軽減

防御成功率+1

 

特殊技能詳細
重撃攻撃命中時、『朦朧』判定

クリティカル時、『朦朧』確定付与

信仰秘蹟の使用権を得る
治癒初歩の秘蹟、消費MP5

肉体をあるべき姿に戻す

『1D6+精神SB』のHP回復

守護初歩の秘蹟、消費MP3

肉体があるべき姿を保つ力を強める

『精神SB』だけ全ダメージを軽減

効果時間は1戦闘

賦活初級の秘蹟、消費MP5

肉体と魂をあるべき姿に引き戻す

状態異常を回復

聖域初級の秘蹟、消費MP6

小規模な聖火の結界を顕現させる

休息中のみ以下の効果

通常エンカウント停止

環境ダメージと休息妨害を無効化

一部状態異常を即時回復

回復判定ダイス数+1

 

アイテム詳細
チェインメイル1度だけ死亡を回避
ポーションx32D3のHP回復
解熱剤x3熱病を軽減
におい袋1度だけ確実に逃走
触手鞭3D10+器用SBの物理ダメージ

最大捕捉3体

トゲの靴回避防御成功率+1

 

 

 

仲間野伏
能力HP24/24 MP0/0

筋力5 耐久9 敏捷17 器用14

感覚15 知識9 精神7 幸運3

装備『ダガー』

2D4+筋力SBの物理ダメージ(近接)

2D4+器用SBの物理ダメージ(投擲)

投擲は1戦闘につき3回まで使用可能

 

『ショートボウ』

1D6+器用SBの物理ダメージ

対象との距離によって命中低下(中)

状況により最大で1ターンに2回攻撃可能

近接距離では使用不能

技能『軽業+』

回避を常に+3

身軽さを要求される判定で常に+2

連続回避ペナルティを、

1ターンにつき1回まで無効化

 

『鋭敏』

探索、危機感知、追跡に常に+1

奇襲の被強制クリティカルを確率で無効化し、

通常の被攻撃判定に変更

ランダムエンカウント発生時、

対象の危険度を-2

 

『周到』

クエスト開始時、

難度に関係なく道具を1D3個追加で持参

アイテムの種類と効果の強さはランダム

このアイテムは次回に持ち越せない

 

『創意』

探索成功時や戦闘勝利時、

アイテム追加獲得判定を発生させる

クリティカル時、持ち越し可能アイテムになる

 





【選択肢】

川へ向かう
沼を探る
魔種の縄張りへ直行する
高台に戻って調べる
他の森で採取を試みる
アイアンシザー討伐にあえて挑戦する

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