今回は長文です!
9月中旬 スターリー内
「新〜最近学校もバイトも来てなかったけど もしかして風邪ひいてた?」
「えっ? リョウから聞いてないのか?」
「何も聞いてないよ?」
「ごめん 誰にも言わない方がいいかと思って……」
「まあ リョウにしては気を使ってくれたということで許しておくか……」
「じゃ説明するよ」
かくかくしかじかまるまるうまうま
「えっ?! 引っ越すの!?」
「ああでも安心しろ秀華高に通うからバイトとかは今まで通りできるぞ!」
「下高でも良かったんじゃ?」
「よく考えてみろわざわざ2時間かけて登校したらさらに俺が浮いてしまうだろ?」
「あっ確かにそうかもね……」
「あっあとひとりには内緒で頼む!」
「なんで?」
「サプライズ的な?」
「ああ〜 わかったよ〜」
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数十分後
「伊地知先輩にリョウ先輩と新さんたすけてください………」
「どうしたの?喜多ちゃんそんな深刻な顔して」
「後藤さんを殺しちゃいました……」
「ん?!」
「学校からこの棺を運んできたんですよ」
「あ〜これ死んでるな……」
「なんでこんなことに?」
「文化祭の出演希望の用紙間違えて捨てちゃってると思って出しちゃったんですよ……」
「昨日は随分やる気だったんだけどね〜」
「そうなのか?」
「うん そうだよ!」
「多分私が中学の時にやらかしたこと話したからかも」
「最悪だよ!」
「やっほぉ〜 ただ酒飲ませてぇ〜!」
「飲ませるか消えろ」
「ちょっと〜きみのお姉ちゃんツン激しすぎない? 妹ちゃんは私が来ると嬉しいよねぇ〜?」
「もう店始まるんで帰ってください……」
「いつの間にか先輩と同じ顔をするようになったね……」
「ん? ぼっちちゃんどしたの〜?」
「私が文化祭ライブの申込用紙勝手に出しちゃって……」
「なになに〜ぼっちちゃん達ライブするの〜?」
「私には無理です……まだ1回しかライブしてないのに文化祭でライブなんて……」
「これあげる! 今日私のバンドライブすんの〜」
「はいっ君たちもどうぞ〜」
「ありがとうございます」
「じゃチケット代を」
「そうだねお金出さないと」
「そうだな」
「えっ?君ら私の事高校生から金巻き上げる貧乏バンドマンだとか思ってんの?」
「えっ?そう思ってたけど?」
「くそ〜 先輩! 焼酎ボトルで〜!」
「やるかバカ」
「私これでもインディーズでは結構稼いでるんだよ〜?」
「ねっ?」
「はい コアなファン多めです」
「チケットノルマなんて余裕だし物販でも稼いでるんだから〜」
「じゃあなんでいつも安酒ばっか?」
「それに最近はうちでお風呂入っていくし……」
「家賃払え」
「あっ…電車賃返してもらってない……」
「やっぱ金巻き上げてんじゃん!」
「これには深い訳が〜」
「泥酔状態でライブするから機材壊していつも弁償に消えてんの……」
「ぼっちちゃん他にこいつから返してもらってないのある?」
「あっお姉さんからはもう……チラッ」
リョウはそっぽを向いた!
しかし効果はなかった!
「クズども返すの遅くなってごめんなさいって言え!」
(リ 廣)「遅くなってごめんなさい……」
「新リョウにお金返してもらってないよね?(小声)」
「これ以上払わせても電車賃たかられたら意味ないだろ?(小声)」
「そういうことか……」
「それじゃみんな〜新宿にれっつご〜」
きくり姐さんは壁に向かってレッツゴーとかほざいてる
「あんなんでライブできるの?」
「まあできるけどさ……」
「それで機材壊していつも弁償しまくってるけどな……」
そして俺たちはスターリーを出て小田急線に乗っていた
「SICK HACKのライブただで行けるなんて胸熱っ!」
「それが廣井さんのバンド名ですか?」
「そだよ〜オシャレでしょ?」
まあ[結束バンド]よりはオシャレなのか? なんて事を考えていたら隣から
「新〜なんか今失礼なこと考えてたでしょ〜」
「えっ?何も考えてないけど?」
「廣井さんのバンド名聞いて結束バンドよりオシャレとか考えてたでしょ?」
「イヤーソンナコトアリマセンヨー」
「まあいいけどさ」
そんなことを話してるうちに新宿に着いた
すると………
「きょ今日のライブすごく良かったですありがとうございました……」
「ぼっちちゃん〜まだライブハウスにすらついてないよ〜」
そうして俺たちは新宿FOLTに到着した
「ここが私のホーム新宿FOLTで〜す!」
するとひとりが俺の袖を掴んできた
「ん?ひとりどうしたんだ?」
「あっあの人が少し怖くて……」
ひとりの目線の先を見ると……
ヨヨコか……ってまたメンバー変わってね?
ちなみにヨヨコが俺に気づいた時はなんか嬉しそうな表情をしていたが無視をした
「銀ちゃ〜んおはよぉ〜」
「あっ?」
「おっお姉ちゃんに会いたい……」
「伊地知先輩?!」
「銀さんお久しぶりです」
「新久しぶりね〜」
「あっ 私吉田銀次郎 37歳で〜す 好きな音楽はパンクロックよ〜」
「見た目とのギャップに混乱するよね〜 でも大丈夫銀ちゃんは心が乙女のただのおっさんだから〜」
「おい 廣井遅刻するなっていつも言ってるよな」
「あっ志麻さんお久しぶりです!」
「あっ新か久しぶりだな あとそこの子達はもしかして結束バンドの皆さんですか?」
「あっはい」
「いつもうちの廣井がご迷惑おかけしてるようで つまらないものですがどうぞ」
「新くーん! 久しぶりだネー!」
「あっイライザさんなにかいいもの買えたんですか?」
「フフーン このキーホルダー買っちゃったんだヨー!」
「おお! 制服姿のひよりとこはるだ! こんなのもあったんだ……」
「なんかあっち楽しそうだね……」
「男の子ってああゆうアニメよく見るからね……」
「でも私も結構見てるよ きららアニメ結構面白いからおすすめ けいおんっていうアニメバンド系だし暇な時みたら?」
「へぇ〜バンド系アニメか〜ちょっと気になるな〜」
「お前らイライザさんとも自己紹介してきたら?」
「あっ私イライザ! 今日本3年目〜 仲良くしてね〜」
「どんな音楽が好きなんですか?」
「アニソンがやっぱり最強だネ〜」
「本当はアニソンコピーバンドしたいネ!」
「あっそろそろライブの時間だから待っててね〜」
そして俺たちはドリンクを各自買っていた (リョウを除く)
「すごい人数ですね〜」
「あれ? リョウは?」
「リョウなら後ろにいるぞ」
「音を聞け! 音を!」
「これあれだ! 通ぶりたい客!」
「まあライブだから聞くのは音なんだけどな……」
「確かに……」
「どういう音楽なんですか?」
「ジャンルはサイケデリック・ロック」
「サイケデリック・ロックとは1960年代に流行したジャンルでドラッグによる幻覚を音楽として体現化もので……」
「先輩ってこんなに流暢に喋れたんですか?!」
「そうだよ 俺とベースの話してる時はいつもこんな感じ」
「そうなんですか……」
「なんで少し残念そうなの?」
「まじでその反応やめてよ もう俺の心はボロボロだよ……」
「あっもう始まるぞ」
「おお〜」
「なんか掴みどころのない曲ですね…」
「人を選ぶタイプのジャンルかもね……」
「ん? ひとりどうした?」
「お姉さんのバンドすごいっ…」
「そういえばこの曲はなんて曲なんて名前なんですか?」
「えっ〜と確か……」
俺が曲名を言おうとした時に横から
「この曲はワタシダケユウレイって曲!」
山田が横から曲名を言ってきた
「…………………」
そうしてきくり姐さんのライブを見終わった
ライブ後楽屋
「ぼっちちゃ〜ん 私のライブどうだった〜?」
「あっ 凄く良かったです……」
「何その反応〜 本当はダメだった?」
「あっいやお姉さんキラキラしてて私なんかとても……」
「私って実は高校までは教室の隅でじっとしてる根暗ちゃんだったんだよ〜」
「え゛っ!?」
「あっやっぱりわかる〜?」
「陰キャ同士は惹かれ合うってほんとだったんだ〜」
「私さ将来想像したら普通すぎてつまんね〜って絶望的しちゃって 真逆の生き方してやろ〜ってロックはじめたの」
「最初はベース買うのもライブハウス行くのもすっごく怖かったんだよ〜」
「お酒飲み始めたのも初ライブの緊張を誤魔化すためだからね〜」
「でそれから抜けられなくなったと……」
「そうそう……って新くん酷いよぉ〜せっかくいいこと言ってるのに〜」
「まあそれはそうと誰だって初めての事するのは怖いに決まってる」
「でもぼっちちゃんは路上で箱でもライブできたじゃん! しかも酒に頼らずに!」
「自分にもっと自信持って! 無理なら酒でドーピングもありっ!」
「きくり姐さんひとりに変なこと教えないでください」
「あっいや未成年なので……」
「あっ文化祭ライブ良かったら来てくださいっ!」
「いぇーいその意気だよ〜!」
ドゴォン!
ときくり姐さんが壁に拳を叩きつけた……
えぐいだろ!お前はサイヤ人かなんかなん?
「修繕費プラス10万加算しておいたからね〜」
「あ〜あ せっかく機材壊さなかったのに……」
「ぼっちちゃんとの連帯責任って事に〜」
「えっ!」
「おっお金いくら払えばいいでしょうか………」
「全部廣井に払わせるからひとりちゃんは大丈夫よ〜」
「そんな! 殺生なっ!」
所詮ベーシストはベーシストなのだ
俺はまともだよね?
「う〜ん? 自分でまともとか言う人ほどまともじゃないんじゃない?」
「そんなっ! てかなんで心の中読んでくんの?」
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俺たちはファミレスにてセトリを決めていたんだが…………
「喜多ちゃんによると1バンド持ち時間は15分くらいらしいって」グゥ〜
グゥ〜「出来ればMCの時間で宣伝とかもしたいしね」グゥ〜
「虹夏 リョウに飯あげちゃだめなのか?」
「だめ! ぼっちちゃんに今までお金返さなかったんだから痛い目見るべき!」
「てか最近新リョウに甘くなりすぎだよ!」
「リョウは可愛いんだからいいんだよ!」
「もう洗脳されてるんじゃない?」
「新〜郁代〜」
「うっ このサラダをどうぞっ!」
「ダメだよ喜多ちゃん!」
「ここで特別に彼氏にしては行けない3つのB教えてあげる!」
「ベーシス トベーシスト ベーシストだよ!」
「いやリョウは男じゃないだろ!」
「ん?男のベーシスト………」
男のベーシスト……流川 新っ!?
グサァァッ!(3つ分)
「あっうぅぅ……」
「いやー! 新さんの口から血が!」
「あっごめん……」
「唐揚げ〜ハンバーグ〜オムライス〜」
「へぇ〜ぼっちちゃん唐揚げとオムライスとハンバーグが好きなの?」
「はいっ!」
「なんかぼっちちゃんすごく明るくなってるね」
「うへへぇ〜そうでしょうか〜」
(虹 喜)可愛いっ!
「可愛いぼっちちゃんみれたから特別にポテト少しだけあげる!」
「え?! 1本?! 伊地知先輩さすがに1本は……」
「虹夏優しい好きっ」
「ガチで感謝されると胸が痛むじゃん! 沢山食え〜」
「伊地知先輩……人のこと言えませんね……」
「セトリならもう決めてある」
「まず1曲目は忘れてやらない」
「そしてMC挟んでから 星座になれたら」
「そして最後の3曲目はギターと孤独と蒼い惑星にしよう」
「1曲目と2曲目は今どきの高校生にうけそうだから選んだ」
「3曲目にギターと孤独と蒼い惑星を選んだ理由は客が全員郁代みたいなタイプとは限らないと思ったから」
「あと星座になれたらでぼっちにギターソロ入れる」
私がギターソロ………
「それじゃまたね〜」
「あっおれは先に帰らせてもらいます………」
「それじゃまた!」
そして新は時速30キロで駅まで突っ走っていった
なんか最近新さん後藤さんに似てきるわね……
「後藤さん!」
「ピギャッ!」
「ごめんなさい!」
「えっ? なんのことですか?」
「後藤さんが申込用紙捨てたのわかってたのに私わざと出したの……」
「嘘ついてほんとにごめんなさい!」
「あっ顔をあげてください……」
「不安な気持ちもあるけど今は少し楽しみで……」
「これも全部喜多さんが用紙出してくれたおかげで」
「だから感謝してます」
「文化祭に冬休み楽しみねっ!」
「あっでもその前にテストあったわね……」
「後藤さん?」
「てっテテテストぉ?!」
もしかして………
「ちなみに後藤さん勉強はできるの?」
「あっできません!」
「即答ね!」
「今度先輩達に教えて貰いしましょう!」
「あっはい」
日に日に新がぼっち化していく………
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ぼざろツッコミコーナー!
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期待してるよ!
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