白猫現代日記   作:ゲッソウ

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初めてのハーメルン投稿ですので、皆さんよろしくお願いします。


追記:1話を大幅な修正と追加シーンを加えました!


1stシーズン
1話 切捨メンゴのマギアガール、ビスケッタの現代入り


奏「んっ....。もう.....朝か」

 

ある日の朝、とある家の部屋で一人の少年が目を覚ました。

 

彼の名前は『月野 奏』、この家に住む高校一年生の少年である。

 

実は奏はこの家に一人で住んでおり、家族は居ないのだ。

 

 

 

その理由は....奏が小さい頃に亡くなっていたからである。

 

 

 

奏は親が居なくなってから精神的なショック状態となってしまい、幼稚園、小学校、中学校と.....奏にとって、とてもキツイ状態で過ごして来た....。

 

 

....でも、それはもう昔のことである。

 

 

奏「さてと、今日も学校を楽しもう....っと!」

 

 

奏は入学出来た高校であることの理由でショックから立ち直り、とある楽しみを持ちながら学校へ向かうのであった...。

────────────

~学校~

 

 

奏「皆、おはよう~!」

 

「あっ、奏くんおはよう!」

 

「奏、おっは~!」

 

「今日も元気だね、奏くん!」

 

奏のクラスメートは皆が優しく、奏が来るのを楽しみに待っていたようであった。

 

蛍「....おはようございます、奏」

 

奏「あっ、蛍!おはよう!」

 

奏は自分の席に着くと、後ろの席に居た『天星 蛍』が居たのだ。

 

この蛍は奏の男子クラスメートで成績が優秀で、運動も得意な男子であり、実は....『初めての親友』なのである。

 

蛍「すっかりと元気になりましたね」

 

奏「蛍のお陰だよ~」

 

蛍「いえいえ、あの時の奏は....僕でも見過ごせなかったので....」

 

奏「感謝してるよ!よ~し、蛍!今日もあれをやるぞ!」

 

蛍「良いですよ、僕も楽しみにしてましたから!」

 

 

その楽しみというのは....

 

 

 

 

奏&蛍「白猫プロジェクトを!」

────────────

 

 

『白猫プロジェクト』

 

 

それは....奏のクラスで今ハマってるスマホのゲームである。蛍もやっており、毎日のように一緒にやってるのだ。

 

 

こうして今日の授業が進み、遂に昼休みとなっていくのであった。

 

 

奏「蛍~!一緒にご飯食べよ!」

 

蛍「えぇ、良いですよ」

 

昼休みとなり、奏は蛍と一緒に昼飯を食べるのであった。

 

奏「...そういえば、蛍って白猫の好きなキャラって誰なの?」

 

蛍「僕の好きなキャラ?あぁ、そういえば...まだ詳しく話したことありませんでしたっけ。」

 

奏「うん、俺は始めたばかりだけど...どんなキャラかを知りたいなぁ~....って!」

 

蛍「分かりました、教えますね」

 

 

 

 

 

蛍「今となっては少し、いえ...割と前の登場にはなるんですけど、『リルテット』がお気に入りでして。」

 

奏「どうして、リルテットが好きなの?」

 

蛍「自分は初登場の頃から追ってはいたんですが、やはり...回を重ねる毎に見られる成長が、一番の理由ですかね。それを見ると自分の事のように嬉しくて...」

 

蛍「まぁ、そういったキャラクターも他にも居るとは思いますが、僕はそんな中でもリルテットが好きですね。」

 

蛍「....それに運良く、初期から現在の登場分までずっとゲットできてるキャラクターの1人だったり...。あっ、これはできれば内緒で?...奏にだから話したんですよ」

 

奏「分かった、約束するよ蛍!さて、ご飯も食べ終えたし、白猫をやろう!!」

 

蛍「えぇ、やりましょう」

 

 

 

~白猫プレイ中~

 

 

 

奏「....あれ?蛍、そのキャラは...?」

 

白猫で蛍とプレイ中、奏は蛍が操作してるキャラを見ていた。

 

そのキャラは、黄色いツインテールの髪をした剣士の少女であった。

 

蛍「このキャラですか?このキャラは....『ビスケッタ』です」

 

奏「ビスケッタ....?」

 

蛍「今開催してる、凱旋ガチャで来たんですよ。それでビスケッタを操作してるんですが....」

 

奏「もしかして、強いの?」

 

蛍「えぇ、とても強いですよ!もし気になるなら、後で凱旋ガチャを引いてみてはどうです?」

 

奏「...分かった、家帰ったら試しに引いてみるよ!」

 

そして、奏と蛍は昼休みが終わるまで白猫の協力をやり続けたのであった....。

────────────

~奏の家~

 

 

 

奏「誰も居ないんだけど、ただいま~!!」

 

学校を終え家に帰宅した奏は、用事を済まして早速白猫プロジェクトを起動をした。

 

奏「さてと...今日はこのメンバーだ!」

 

奏は最近、凱旋ガチャという復刻ガチャで引けたキャラが多い。

 

 

特に奏は『黄色髪で警官でありクールな少女』『オレンジ髪でギャングであるが勇気凛々な少女』『黒髪で紫のオッドアイをした近未来な少女』『緑髪でハッキングが得意とした男性』という4人のパーティがお気に入りである。

 

 

この4人は親密度もものすごく高く、他のキャラも新密度が高い程、最近白猫を始めた奏は凄くやり込んでいたのだ。

 

 

奏「うん!今日も調子が良い!何かこの4人、相性が良いからなのかな?さてと、次はこのクエストを....」

 

 

そして奏は白猫に夢中で、時間がどんどんと過ぎて行った...。

 

 

奏「そう言えば蛍が言ってたな....今開催してる凱旋ガチャのこと...。まずは単発で一回引いてみようかな...」

 

奏は蛍が言っていた凱旋ガチャの事を思い出し、早速引いてみることにした。

 

 

 

すると...

 

 

 

 

 

奏「....え!?嘘!?本当にビスケッタが来ちゃった!?」

 

 

なんと、奏は一回目でビスケッタを引くことに成功したのだ。

 

奏「....まずはビスケッタを使ってみるか!」

 

 

ビスケッタ『いざ!ワザマエ~!』

 

 

奏「す、凄い...今まで出来なかった難しいクエストがやっとクリア出来た...!」

 

奏「蛍の言う通りだ!ビスケッタは本当に強い!そして...か、可愛いなぁ...」

 

 

因みにこの奏...後に引いた結果、ビスケッタの仲間である『ミトラ』『カクリア』の二人も引いた後、奏は新密度をドンドン上げ始めた結果....

 

 

 

奏「今、俺が所持してるキャラの中で、ビスケッタが一番の新密度となってしまった....」

 

新密度の1番が、ビスケッタになったのだった。

 

奏「ふぅ.....って、あれ?色んなキャラの新密度を上げてたから、もうこんな時間。そろそろ寝なきゃな...まぁ、明日は休みだから良いけど....」

 

 

そして奏が気が付くと既に夜の23時になっており、奏は急いで寝る準備をして自分の部屋で眠りに付くのであった。

 

 

 

 

そして奏はこう思った....

 

 

 

 

奏『いつかビスケッタや白猫のキャラ達と直接会いたいな...』

────────────

~???~

 

 

奏「Zzz....。ん....明るい?もう朝...?」

 

奏が目が覚めるとそこは自分の家.....ではなく、全く見たことがない場所だった。

 

奏「あれ?ここは何処なんだ....?俺の部屋じゃなくて、外だし....。あと凄い所だなぁ」

 

奏は見たことない景色を見渡していた、その時だった

 

 

 

ドカァァァン!!

 

 

奏「な、なんだ....!?あっちか!?」

 

突然大きな爆発音が聴こえ、奏は急いでその方向へ向かった。

 

 

 

 

ボス「クソォ、アイツらめ!!何処までも追ってきやがる!!

 

 

部下「ボス、永遠に追い続けられるならそろそろ白状した方が良いのではないっすか?」

 

ボス「するか馬鹿野郎!!色んな奴らから奪った金だ!ここで手放す訳にはいかねぇ!!」

 

そこには悪そうな二人組の男が大金を盗んで逃げていたのだ。

 

奏『なんだ、あの悪そうなの男達...?泥棒か?』

 

奏は物陰に隠れながらその様子を伺っていたが、ふとあることを思い出す。

 

奏『ん?それにしても女の人達に追われてるってなんだ?』

────────────

 

 

 

 

 

 

 

?「やっと追い詰めたよ!!」

 

 

?「さぁ、降参しなさい!」

 

 

?「今度こそ成敗ネ!!」

 

 

 

奏『今度はなんだ!?』

 

 

すると今度は、男達を追い掛けていた少女達がやってきたのだ。

 

 

一人は『桃色の髪でギャルっぽい感じ服装をした、派手な少女』

 

もう一人は『黒髪で眼鏡を掛けてクールっぽく見える、賢そうな少女』

 

 

更にもう一人は....『黄色い髪のツインテールをした、快活な少女』の三人であった。

 

 

奏『待てよ?あれが男達が言っていた女の子達なのかな?』

 

 

部下「ひぃ!?もう追い掛けて来ましたよ!?」

 

ボス「....テメェら、何者だ!!」

 

?「あはは!ウケる!そんなの決まってんじゃん?」

 

 

 

?達「世・直・し♪」

 

 

 

?達「マギアス・エンゲージッ!!」

 

 

 

 

掛け声と共に三人の少女は、決め台詞を言い始めると変身し始めたのだ。

 

 

派手な少女は明るい桃色の髪色に更に派手な服装になると斧を担ぎ、賢そうな少女は眼鏡が消えて黒髪から水色の髪に変わると槍を担ぎ、そして快活の少女は更に明るくなった黄色い髪のツインテールで二人より露出が多く、侍っぽい服装で剣を担ぎ始めたのだ。

 

 

男達「な、なんじゃこりゃあぁぁ!?」

 

奏「なっ、なっ!?!?」

 

?「とりま、アゲてくよ~♪」

 

?「覚悟しなさい」

 

?「成敗ネ!!」

 

二人組の男だけではなく、隠れてみていた奏も変身した三人に驚くのも束の間、三人の少女は一瞬で二人組の男を簡単に懲らしめるのだった...。

 

 

奏『俺は夢でも見てるのかな....。変身系の人達が現実世界にも居たんだなぁ。それにしても....』チラッ

 

奏は三人を見て驚いていたが、黄色い髪のツインテールの少女を見ていた。

 

奏『あの子、何だかビスケッタにそっくりな気がする....。それだけじゃない、他の二人はミトラとカクリアに似ている....。もしかして、コスプレイヤーかな?』

────────────

部下「ひ、ひぃぃ....!?」

 

ボス「つ、強ェ.....!!テメェら、いい加減に名乗りやがれ!!」

 

?「にしし、ボク達はネ~....」

 

?「待ってください、『ビスケッタ』さん」

 

奏『.....えっ!?今、ビスケッタって言った...!?』

 

 

ビスケッタ「えぇ、駄目なのか?」

 

 

切り捨てメンゴのマギアガール

 

 

『ビスケッタ・メロイエロー』

 

 

カクリア「ダメですよ?普通に名乗っては」

 

 

才気爆発のマギアガール

 

 

『カクリア・ブルーハウワース』

 

 

ミトラ「セリフ練習したじゃん!」

 

 

正義炸裂のマギアガール

 

 

『ミトラ・ベリーストベリー』

 

 

ビスケッタ「あ、忘れてたヨ。たはは、イッケネ!」

 

 

 

奏「.......!!」

 

その時、隠れて見ていた奏は確信をした。

 

奏『本物のミトラ、カクリア、ビスケッタ....!?ということは、ここはまさか....白猫の世界!?』

 

 

奏は今起きてる状況を把握し始める。

 

 

まず、ここは奏の世界ではなく白猫プロジェクトの世界なのである。目の前には白猫のキャラクター達....偽物ではなく本物なのである。

 

 

奏『凄い!!本物のミトラ、カクリア、ビスケッタに会えるなんて夢みたいだ!!』

 

奏は本物の白猫のキャラクター達に会えて歓声をしていた。

 

 

部下『ボ、ボス!勝ち目がありません!どうしましょう!?』ヒソヒソ

 

ボス『....良いか?お前は黄色い髪のヤツを狙え』ボソッ

 

部下『えっ?何故ですか?』

 

ボス『.....』

 

部下『あ、もしかしてボスの好みっすか~?』ニヤニヤ

 

ボス『そ、そんなこと言ってる場合か!?分かってるよな!?』

 

部下『へ、へ~い....』

 

 

カクリア「.....何を企んでるか知りませんが、これから口上をしますから大人しててください」

 

ボス『口上??』

 

ビスケッタ「何だっけ、えっ~と.....」

 

 

 

 

 

 

ビスケッタ「静まれぃ、静まれ~い!!一同、背が高いぞ!!」

 

 

ミトラ「頭じゃないの?」

 

カクリア「ビスケッタさん、頭です」

 

ビスケッタ「あ、違った」

 

 

ボス『何を見せられてんだ.....って、隙だらけじゃねぇか!おい、今のうちに....』

 

部下『へ、へい!!』

 

ミトラ達三人は男達の前で口上をしようとしたが、ビスケッタが間違えてやり直そうとした.....

 

 

 

 

部下「捕まえた!!」ガシッ

 

 

ビスケッタ「うわっ!?」

 

 

ミトラ&カクリア「ビスケッタ!?」(ビスケッタさん!?)

 

部下は一瞬の隙を見せたビスケッタを捕らえて、ボスの所へ向かった。

 

 

部下「ボス、無事に捕まえて来たっすよ!!」

 

ボス「御苦労!さて....」ガシッ

 

ビスケッタ「離せヨ!?」ジタバタ

 

ボス「コイツを離して欲しければ俺の言うことを聞け!!」

 

ボスはビスケッタを人質にし、ミトラとカクリアを脅し始めた。

 

カクリア「くっ、なんて卑怯な...!!」

 

ミトラ「ビスケッタを返せっ!!」

 

 

ミトラとカクリアはボスに向けて攻撃をしようとするが....

 

ボス「おっと、それ以上近付くなよ?この女がどうなるか....」ギチィ

 

ビスケッタ「う、うぐぅぅ....!?」

 

ボスはビスケッタを盾にしつつ、拘束を強く締め付ける。

 

ビスケッタ『クソォ、コイツの力が強すぎてほどけねぇヨォ.....』

 

 

 

 

 

奏「.....!!」

 

奏『....大変だ!このままじゃ、ビスケッタが危ない!!』

 

奏『でも俺は普通の人間....あの子達と全然違う!!そこで見てみぬ事は絶対出来ない....ど、どうしたら!?』

 

 

物陰に隠れて見ていた奏はビスケッタを助けようかと深く悩んでいたのだ。

 

 

 

ボス「さて、どう可愛がってやろうかなぁ?黄色い嬢ちゃんよぉ....」

 

ビスケッタ「う、うぅ.....」

 

 

ビスケッタ「誰か.....助けてェ.....」

 

 

 

 

奏「.....!!」

 

 

その時、ビスケッタの助け声を聞いた奏は遂に決心をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

奏「やめろぉぉぉぉ!!」タッタッッ!!

 

 

 

 

ミトラ「だ、誰!?」

 

カクリア「まさか一般人....!?」

 

ビスケッタ「.....!!」

 

 

奏「うわぁぁぁぁぁ!!」ドカッ!!

 

 

ボス「あ?なんだこのガ......グハァァァッ!?」ビュン!!

 

部下「ボスゥゥ!?なんでこっちに飛んで....ギャアァァァァ!?」ドンガラガッシャーン‼

 

奏は猛ダッシュで体当たりをして二人組の男を吹き飛ばし、ビスケッタを抱えて救うことに成功したのだった。

 

 

 

 

 

奏「だ、大丈夫....?」

 

ビスケッタ「あ、イェス....。ボクは平気ヨ....?」

 

奏「何とか....無事で...良かった....」ドサッ

 

しかし奏は力を使い果たしビスケッタを救って安心したのか、倒れて気絶してしまうのだった。

 

ミトラ「ちょっ!?倒れちゃったよ!?」

 

カクリア「急いで運びましょう!」

 

ビスケッタ「oh!?ユー!しっかり!?」

 

 

 

 

奏『あれ、なんか.....意識が.....』

────────────

 

 

見捨てられ、忘れ去られ、廃れ、荒れ果て、そしていつしか無数の悪が温床された島、名は『退廃の島・ヴィル』

 

その島に現れたのは、伝説に残りし力を継げた正義のヒーロー....ミトラ、カクリア、ビスケッタ。

 

三人は一緒に暮らしているアジトがあり、意識を失った奏を急いで運ぶのであった。

 

 

 

 

 

そして暫く時間が過ぎ....

 

 

 

 

奏「ん、んんぅ....」パチッ

 

ビスケッタ「目が覚めたのネ?」

 

奏「こ、ここは.....?」

 

ビスケッタ「ボク達のアジト!因みにボクがユーを運んだんだヨ!」

 

奏「そ、そっか....俺を運んでくれてありがとう、ビスケッタ」

 

ビスケッタ「oh?ボクの名前を知ってるなんて....ユー何者ネ?」

 

奏「...えっ」

 

奏は寝惚けていたのが、ビスケッタの名前を発言しその本人が疑問している所を見た途端、奏は目を完全に覚ましたのだ。

 

奏「あっ、いや....これはその....」

 

カクリア「どうやら訳ありのようですね?」

 

ミトラ「....とりま、無事で良かった!」

 

因みにミトラカクリアは先程の二人組の男から金をカツアゲし、焼き肉パーティーをしていたのだ。

 

奏「ミトラにカクリア...」

 

ビスケッタ「ミトラとカクリアの名前まで知ってるなんて....只者じゃないネ」ジィ

 

奏「あっ....えっと....その....」

 

ビスケッタ「どうなのヨォ?」グイグイッ

 

ビスケッタは奏の事を不思議そうしながら近付いた。

 

 

奏『ビスケッタは白猫で新密度が一番のキャラだからか、なんか見詰められると凄く恥ずかしい....』

 

奏『てもどうしよう....。正直に言った方が良いのかな....?いや、信じてくれるか分からないけど言うしかない』

 

奏は悩んでたが、三人に本当の事を話し始めるのであった....。

 

奏「俺は月野 奏....。信じられないかも知れないけど、俺はこの世界の人じゃないんだ」

 

ビスケッタ「....この世界の人じゃない?」

 

ミトラ「どういうこと?」

 

カクリア「詳しく説明してくれませんか?」

 

奏「それは....」

 

奏はビスケッタ達にこれまでの経緯のことを正直に話した。

 

 

 

ミトラ「つまり奏は普通の一般の人間で....部屋で寝てたらこの世界に。....てこと?」

 

奏「そうだね....。別の世界から来たって言うのが分かりやすいね」

 

カクリア「成程、別の世界ですか....」

 

ビスケッタ「マジもんかヨ」

 

奏「驚かないの?」

 

ミトラ「驚くも何も....アタシら、その別の世界から来た人と会ったことがあるし....」

 

奏「えっ....」

 

カクリア「何よりこの者達と交流をして...」

 

奏「ちょっ....え??」

 

ビスケッタ「でも普通の奴と会うのは初めてネ!」

 

奏「うっそぉぉぉん!?」ガビーン

 

ビスケッタ「えい」

 

奏「むぐっ!?」(ちょっ、いきなり肉を!?)

 

奏は三人の話に口を大きく開けて驚愕をした瞬間、ビスケッタに焼き肉を入れられた。

 

ミトラ「あはは!奏のマジうける~!」

 

奏「む、むぐぐっ!?むぐぅ!?」(な、なんで!?いきなり!?)

 

ビスケッタ「取りあえずヨォ、焼き肉パーティーを楽しもうヨ!奏も加えてネ!」

 

カクリア「そうですね、奏さんのお陰でビスケッタさんが助かりましたし....」

 

ミトラ「悪者懲らしめられたしね!奏も楽しんじゃお~!」

 

奏「あ、ありがとう....」ゴクンッ

 

こうして奏は三人の焼き肉パーティーに参加するのであった。

────────────

 

奏「でもこれからどうしよう。元の世界には帰れないし...」

 

焼き肉パーティーを終えた四人だが、奏は一人だけ元の世界に帰れない事を思い出し困っていた。

 

 

 

 

 

 

 

ビスケッタ「ならボクが手伝ってあげるヨ!!」

 

奏「えっ....!?な、なんで!?」

 

その時、ビスケッタが最初に声を上げて奏の手助けをしようと発言した。

 

ビスケッタ「奏はボクを助けてくれた大恩人ネ、だから....今度はボクがユーを助ける番ヨ!ミトラとカクリアはどうかな?」

 

カクリア「私も賛成しますよ」

 

ミトラ「アタシ達も協力しちゃうよ!」

 

 

奏「ミトラ、カクリア....ビスケッタもありがとう....」

 

 

ビスケッタ「それにボクは奏が住んでる世界が気になるからネ!」

 

ミトラ「おぉ、それマジで今考えてたとこだよ!」

 

カクリア「....本当なのですかミトラさん?でもまぁ...確かに気になりますね」

 

 

奏『三人が俺の世界に....?いやそんなのは.....』

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴッ!!

 

 

その時....四人の前に突然、謎の扉が出現したのだ。

 

 

奏「うわっ!?なんだ!?」

 

ミトラ「これって...扉!?」

 

カクリア「何処に繋がってるでしょうか?」

 

ミトラとカクリアは突如出現した扉に警戒をしていたが....

 

 

ビスケッタ「.....もしかして奏の世界だったりして!!」ガチャ

 

 

ビスケッタは警戒も知らずに扉を開くと....

 

 

 

ゴォォォォ!!

 

 

ビスケッタ「ノォォォォォ!?」

 

突如としてドアの中から強風が襲い、ビスケッタは吸い込まれてしまった。

 

奏「ビスケッタ!!」

 

そして奏はビスケッタを助けに扉の中に入っていくと、扉は閉まってしまったのだった。

  

 

ミトラ「えっ!?ビスケッタ、奏!?」

 

 

カクリア「二人が吸い込まれしまうだなんて....!」

 

ミトラ「どうすればいいの!?」

 

カクリア「まずは飛行島に行きましょう!誰か手助けしてくれると思います!」

 

ミトラ「う、うん!!」

 

ミトラとカクリアは扉を担いで『飛行島』と呼ばれる場所へと急いで向かうのであった。

────────────

 

 

 

 

 

 

 

奏「ハッ.....!!」

 

暫くして奏が目を覚ますと、自分の部屋であり元の世界に帰れたのだった。

 

奏「ここは....俺の家.....?ということは元の世界に帰れたのか....!!」

 

奏「そうだ、ビスケッタは....!?」

 

安心したのも束の間、奏は吸い込まれていったビスケッタを探したが、見つからなかった。

 

奏『もしかするとあの体験や、ビスケッタ達は全て夢だったのかな....?』

 

 

 

そう思いながら、奏は起き上がると....

 

 

トンッ

 

 

奏「ん?あれ?なんだ...?何か隣に物でも置いたっけ...?」

 

何か見覚えのないものでも置いたのかと思い、奏は布団を捲ると....

 

 

 

 

 

 

 

ビスケッタ「Zzz....」

 

なんとそこに、ビスケッタが寝ていたのだった

 

奏「えぇっ!?ビスケッタ.....!?」

 

ビスケッタ「んぅ...?」ゴシゴシ

 

ビスケッタは奏の声に目が覚めし、目を擦って俺の顔を見ると....

 

ビスケッタ「ワォ!奏、無事だったのネ!」ギュッ

 

奏「わわっ!?ビスケッタ!?」

 

 

ビスケッタは奏の事を思いっきり抱き締めた。

 

 

奏「こ、これって....夢じゃないよね?」

 

ビスケッタ「あの時、ボクを助けてくれたこと絶対に忘れねーヨ!」

 

奏「....」ピシッ

 

奏『....痛い。頬をつねってみたけど凄く痛かった。ってことは、現実!?』

 

奏は頬をつねって確かめたが、どうやら現実である事に驚いていた。

 

奏「どうやら本当に現実なんだね...。確かに俺は帰れたけど、今度はビスケッタが帰れなくなっちゃったよ...」

 

ビスケッタ「ここが奏の家なのネ?」

 

奏「え?う、うん?」

 

ビスケッタ「じゃあここは奏の世界ってことで良いのネ?」

 

奏「勿論、ここは俺の住む世界だよ」

 

ビスケッタ「じゃあ、奏....」

 

奏「何?ビスケッタ....?」

 

すると、ビスケッタは満面の笑顔でこう言い放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビスケッタ「ボク、奏と一緒に住みたい!!」

 

 

 

奏「..........えっ?」

 

 

 

 

 

奏「えぇぇぇぇぇぇ!?」

 

 

 

 

 

今、奏の新たな生活が始まろうとしていたのだった。

 

 

 

 

つづく




以上、1話でした。


ハーメルンってこんな感じで書けば良いのかなぁ?と投稿しております。


今後もこんな感じで投稿していくので、何卒よろしくお願い致します。
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