白猫現代日記   作:ゲッソウ

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まず最初に白猫プロジェクト10周年おめでとうございます!
自分が始めたのは3周年後からで、様々なキャラ達や推しキャラにも会えました。今後もどんなキャラが出てくるのか、楽しみです。

さて、今話は閑話!遂にビスケッタ以外のキャラ達が来ます....。彼らは一体どのように過ごしていくのか....お楽しみに!


閑話① 現代世界に現れる冒険家達

これは、ビスケッタが奏の学校に転校生としてやって来る前日のお話。

 

 

 

 

?「本当にこの辺なんですか?」

 

 

?「うん、確認したけどそう言ってた。詳しい位置までは掴めなかったみたいだけど」

 

 

奏の街の中心街。沢山の人達が賑わうこの街で『警察官の格好をした少女』と『ギャングの格好をした少女』が立っていたのだ。

 

 

?「じゃあ、早速探しに....!」

 

?「待って、手掛かりもナシに闇雲に探すのは大変だよ?」

 

?「うぅ、じゃあどうすれば〜....」

 

 

「な、なぁ....あの子、めっちゃ可愛くね....??」

 

 

?「....ん?」

 

 

すると警察官の少女は話し声に気付き、その方向に顔を向けた。

 

 

「本当だ、あっちのギャング....?みたいな格好した子も可愛いな....」

 

 

そこには男達がおり、二人の少女を見ていたのである。

 

 

「ちょっと声を掛け.......ん??」

 

 

?「......」ギロッ

 

 

「ひぇっ!?や、やっぱやめとこうぜ....」

 

 

「あ、あっちの警察官の格好した子....目つきが怖ぇ....、逃げよう」

 

 

?「....リルテットさん?」

 

 

リルテット「ううん....何でも無いよ、フェネッカ」

 

 

 

自警団の新卒団員

 

 

リルテット・ミッケ

 

 

 

フェネッカ「そうですか?あっ、そういえば....カルマさんはまだ来てないんですね?」

 

 

 

 

ギャング団の新卒団員

 

 

フェネッカ・クロッカ

 

 

 

 

この少女達『リルテット』と『フェネッカ』はある人物と待ち合わせをしていたのだ。

 

 

リルテット「あと二人ぐらい連れてくるって言ってた、もうすぐこっちに来ると思うよ」

 

 

?「よぉ。フェネッカ、リルテット」

 

 

すると後ろから『緑色の髪のイケメンハッカー』がリルテット達に姿を見せた。

 

 

フェネッカ「あっ、カルマさん!!」

 

 

カルマ「あぁ、待たせちまって悪かったな」

 

 

 

 

コードマトリクス

 

 

カルマ・ザイゼン

 

 

 

?「あっ、居た居た~!」

 

 

?「待たせたわね、フェネッカ、リルテット」

 

 

リルテット「ん?....そっちは....」

 

 

アリーゼ「アリーゼよ」

 

 

 

 

最優秀アンドロイド

 

 

アリーゼ・ダルカ

 

 

 

 

エリス「私、エリスだよ~!」

 

 

 

お茶くみ諜報員

 

 

エリス・ミラージュ

 

 

 

 

そこへやってきた『カルマ』に加え、『アリーゼ』と『エリス』の二人がやって来たのだ。

 

 

リルテット「どうも....。カルマ、この二人を連れてき

たんだ?」

 

 

カルマ「アリーゼに関しては、今回の任務で特に役に立つからな。エリスの奴は....勝手に着いてきやがった」

 

エリス「だってここに居る人達って一番最初に入ってきたんですよね?私、待つの我慢出来なくて!」

 

リルテット「そうだったんだ。じゃあ、とりあえず.........っ!」

 

するとリルテットはふと視線を感じてその方向を睨みつけた。

 

 

フェネッカ「り、リルテットさん!?どうしたんですか突然....」

 

カルマ「あれを見ろ」

 

 

エリス「え?」

 

 

五人はその方向へ顔を向けると....

 

 

 

「お、おい....見ろよあれ....」

 

 

「警官にギャングのコスチュームをしてるわ....!」

 

 

「あ、あの男の人.....カッコいいぃ....」

 

 

「あの近未来的な少女と桃髪の女の子....可愛い過ぎる!」

 

 

どうやら一般の人達が五人を見て、注目されていたのだ。

 

 

リルテット「....あまり目立っての行動は避けた方が良いかも」

 

アリーゼ「今の私達、他の人から見たら....コスプレイヤーって思われてるかもね」

 

 

カルマ「あぁ....これ以上騒ぎは起こしたくないな」

 

 

フェネッカ「と、取りあえず!まずは人気が無い場所へ行きましょう!」

 

────────────

そして五人は人の気配がない場所へと移動し、話し合いの続きをし始めたのだ。

 

 

カルマ「それとここに着いてから調べたんだが....この世界ではルーンやソウルは使えないようだ」

 

 

エリス「えぇっ!?そうなんですか!?」

 

 

リルテット「....大志のルーンの加護も全然機能してない」

 

フェネッカ「リルテットさんの方もそうなんですね....」

 

エリス「ルーンもソウルも使えないなんて、大変だよぉ....それに何も知らない所だから迷子になっちゃうよ...」

 

 

アリーゼ「そ こ で よ!ルーンもソウルも無く、私達の知らない世界でより安全に過ごす為に、これを開発したのよ!」

 

 

するとアリーゼは小さなスマホを取り出したのだ。

 

 

エリス「アリーゼちゃん、それはなに~?」

 

 

アリーゼ「これはアタシとカルマ....そしてエプ....いや、ガキんちょの三人で作った、この世界で対応版の特製のスニャホ!」

 

 

フェネッカ「こ、この世界に対応したスニャホ....!?」

 

 

リルテット「何か作ってると思ったら、それだったんだ....」

 

カルマ「素材がギリ足りたから何とかなったが一台しか作れなかったぜ」

 

エリス「どんな機能があるの!?」

 

アリーゼ「それは勿論、従来のスニャホと同じ機能に加え....既に『この世界のマップ』『GPS機能』など..盛り沢山よ!!」

 

カルマ「因みにこのアイディアはアリーゼが出してくれた」

 

フェネッカ「凄いです、アリーゼさん!」

 

エリス「これなら助かるよ~!」

  

アリーゼ「か、勘違いしないで!私は極悪非道なんだから!!」

 

リルテット「....でもここまで作るなんて、凄いことじゃない?」

 

カルマ「コイツ、素直じゃねぇからな....」

 

アリーゼ「う、うるさ~い!!早くマップを見て、目的地へ向かうわよ!!」

────────────

五人が人気が少ない場所を歩きながら、目的地の場所へ向かい始めて数分後....

 

 

カルマ「住宅街に来ちまったな」

 

フェネッカ「でも静かですね....?」

 

リルテット「まだ朝方だからね」

 

エリス「アリーゼちゃん、目的地の場所はどう?」

 

アリーゼ「この住宅街にあるらしいわよ!」

 

どうやら目的地の場所まで、近付いているらしいのである。

 

エリス「なら、もうちょっとだね!」

 

フェネッカ「頑張りましょう~!」

 

リルテット「フェネッカ、エリス。寝ている人もいるから静かに....」

 

エリス&フェネッカ「....!ご、ごめんなさいぃ...」シュンッ

 

五人は引き続き、未だ静寂に包まれた住宅街を歩いていると....

 

 

 

 

 

 

?「ん....?」

 

 

 

リルテット「....??」

 

向かい側から歩いてくる人が訝しげに見ている、真っ先に目が合ったのはリルテットだった。

 

フェネッカ「リルテットさん?」

 

エリス「どうしたの~?」

 

 

 

 

?「....あ?リルテット....??」

 

フェネッカの呼ぶ声を聞けば、青年は更に怪訝そうな様子で首を傾げた。

 

 

リルテット「あ....」

 

フェネッカ&エリス「....し、しまっ!?」

 

アリーゼ「ま、マズイわ!?」

 

カルマ「お前ら、発信機を渡しておく!まずは逃げろ!!」

 

フェネッカ「す、すいません!リルテットさん....!」

 

この世界の人物に名前を知られた事に気付くと、カルマは急いで五人に発信機を渡し、バラバラになって逃げて行くのだった....。

 

 

リルテット「あ、ちょっ....フェネッカ、みんな....早....」

 

しかしあまりにも咄嗟な出来事で珍しく一人、リルテットだけが逃げ遅れてしまっていた。

 

?「な、何だ....今の騒々しい人達は....?」

 

リルテット「えっと....」

 

リルテットは少し考えると、その青年の方へと近づいた。

 

 

?「....え?あ、あの....?」

 

リルテット「....お願い、今見た事は誰にも言わないで」

 

そうして他の誰にも聞かれない様にと、彼にそっと耳打ちし始めた。

  

?「そ、それはどういう....」

 

リルテット「良いから....お願いね?」

 

 

リルテットは最後に青年と目を合わせてそう言うと、カルマから受け取った発信機を握りながら、そのまま走り去って行くのだった。

 

 

?「あ、ちょっと....!」

 

 

 

 

 

蛍「....行ってしまった、一体何だったんだ....?」

 

 

その青年、蛍は突然の出来事により名乗る事も忘れたままその様子を見送る事となった。

 

蛍「....ん?何だ、これは....?」

 

 

 

 

蛍『これって、まさか本当に....』

 

 

蛍「ふっ....いや、まさかな」

────────────

自分達の事を知ってる人間に見つかってしまい、お互いにバラバラに行動する事になった五人。

 

 

そして静寂であった街も、日が昇ってしまい次第に賑わっていった。

 

 

カルマ「チッ....まさかあの時間帯で目撃者、しかもこっちの事を知ってる人間に出会すとはな....」

 

 

カルマ「....取りあえず、アイツらを探すついでにこの世界の機械でも見ておくか」

 

 

カルマはとある家電支店にたどり着いており、そこにある家電や機械を見るのであった....。

 

 

 

「な、何だあの人....めっちゃ出来そうじゃないか?」

 

 

「だ、だな....何つーか、天才ハッカーみたいな....」

 

 

 

カルマ「......あ?」

 

 

 

「うぉ、聞こえてる....!?てか怖え....」

 

 

「に、逃げろ....!!」

 

 

 

カルマ「....行ったか。ったく....見世物じゃねぇってんだ....」

 

 

 

 

 

パシャッ

 

 

 

 

 

アリーゼ「全く、こんな展開になるなんて予想外よ....。てか、逃げた先がまさかのデパートだったなんてね....」

 

 

 

アリーゼ「よく見たらこの世界のファッション....凄いわね。ちょっと皆を探す前に、ここにある服を確認してみようかしら?」

 

 

 

アリーゼはデパートにおり、服屋を見つけるとこの世界の人がどんなファッションをしてるのかを見るのであった。

 

 

 

「あ、見て......!」

 

 

 

「あっ、あの子....!可愛くて綺麗....モデルの人かな?」

 

 

 

「うーん、雑誌でも見た事ないけど....でも、きっと有名な人だよね....?」

 

 

 

アリーゼ『み、見られてるけど....どうでも良いわ!』

 

 

 

 

 

パシャッ

 

 

 

 

エリス「はい、お茶をどうぞ!」

 

 

「あっ....ありがとうございます」

 

 

エリスはというと、色々あって喫茶店にて働いていた。

 

 

エリス「ふぅ......まさか、たまたま入った喫茶店で雇われちゃうなんて....」

 

 

「あ、あの人....前に来た時は見なかったけど、新人さんか....?」

 

 

「あぁ....ていうか、めっちゃ好みなんだが....」

 

 

「分かる....!やっぱお前は同志だわ....ん?いや、ならライバルじゃんか」

 

 

「おぉ、するか?勝負」

 

 

「その勝負、乗った!!」

 

 

エリス『な、何だか....変な注目受けちゃってる気がする....』

 

 

パシャッ

 

 

 

 

 

リルテット「....ふぅ、随分と走ってきたけど....皆、今どこにいるんだろ....」

 

フェネッカ「あ、リルテットさん....!」

 

 

その頃、バラバラになった皆を探すリルテットの元に、フェネッカが駆け寄ってきた。

 

 

リルテット「フェネッカ!そっちは大丈夫だった?」

 

フェネッカ「は、はい!私は大丈夫ですけど....皆バラバラになっちゃいましたね....」

 

リルテット「うん....でも、今は賑わってるし逆に分かれてた方が都合が良いかも知れない」

 

フェネッカ「そう、ですね....」

 

リルテット「....ん?どうしたの、フェネッカ」

 

フェネッカ「あ、あの....さっきの事....ご、ごめんなさい....!!」

 

フェネッカは突然、ものすごい勢いで頭を下げた。

 

リルテット「え....!?き、急に何....」

 

フェネッカ「だって、さっき見られちゃった時に....名前を....」

 

リルテット「あ、その事....もう、気にしないで。あの人は....誰にも言い降らしたりしないから」

 

フェネッカ「....えっ?」

 

リルテット「何となくだけど、そう思う....だから頭上げて、フェネッカ」

 

フェネッカ「は、はいっ....」

 

リルテット「じゃあ、とりあえず皆を探し....て??」

 

フェネッカ「....?リルテットさん、どうしたんですか....?」

 

リルテット「....無い」

 

フェネッカ「へっ??」

 

 

 

リルテット「イヤリングが無い....!」

 

フェネッカ「えぇっ!?!?」

 

リルテット「どうしよう....あれはフェネッカがくれた大切な....ど、どうしよう....!」

 

フェネッカ「お、落ち着いて....!落ち着いてください、リルテットさん....!」

 

リルテット「フェネッカ、でも....」

 

フェネッカ「ここに来るまでには着けてたんですよね?」

 

リルテット「う、うん....」

 

フェネッカ「それなら一緒に探しましょう!私はさっきの場所を見てきますから....!」

 

そう言うとフェネッカはイヤリングを探しに走って行った。

 

 

リルテット「あっ、フェネッカ....!」

 

 

リルテット『どうしよう。さっきの場所に落ちてたとしたら、誰か気づいて持って行っちゃったり....』

 

 

リルテット「....あ」

 

 

するとリルテットは思い出した。その場所で出会った青年の事を....

 

 

リルテット「....まだあの場所にいるとは思えないけど、とにかく探さなきゃ」

 

 

そしてリルテットも、走って探し始めたのだった。

 

 

 

パシャッ

 

 

 

しかしこれらの光景は既に....ある人物によって撮影され、奏達に知られる事になるのだった....。

 

 

 

 

 

つづく

────────────

次回予告

 

 

奏「間違いない、この記事の人物達は....紛れもなくあの五人だよ!」

 

 

ビスケッタ「ボク以外の冒険家達も奏の世界に来ていたのネ!?」

 

 

リルテット「あれ、もしかして....」

 

 

蛍「まさか.....君は、本当に.....?」

 

 

 

6話 新たな出会い、再会する二人




以上、閑話①でした!

前回の5話の前日譚という設定で描きました。と言うことで次回から早くも新たな章の始まりです!

新たな白猫キャラは勿論、ビスケッタも大活躍!!

どうぞ、お楽しみに!
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