シャドウ   作:ゆばころッケ

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一夏「絶対優勝してやるぜ。」

紅侍「まっ、頑張れよ。」

一夏「もうちょっと応援してくれてもいいんじゃないか?」

紅侍「俺が応援しなくてもここまでに
   負けた女子全員がお前を応援しているから大丈夫だよ。」

一夏「?」

紅侍(優勝したら一夏とつきあえるってことになってるからなぁ……)

紅侍「あれ?この場合ってもしかしてシャルロットになるのか。」

一夏「何が?」

紅侍「でも皆にとっては男だしな。」

一夏「だから何の話だよ。」

紅侍「あっ……一部の層が喜ぶことになるのか。」

一夏「その一部の層って言い方、なんとかならないのか?」


番外編④ ラウラ、生きる意味

今は決勝直前で、シャルロットとピッドに二人きりだった。

 

「いよいよ決勝だな。」

 

「一夏にとっては相手がボーデヴィッヒさんってことの方が意味あるんじゃない?」

 

「……シャルロットには敵わないな。

まっ、それは相手にとっても同じだろう。」

 

俺はシャルロットに言い当てられて、なんだか恥ずかしくなった。

 

「そうだ、そういえばシャルロットはなんで戦うんだ?」

 

シャルロットは少し驚いた顔をして、

 

それから顔がみるみる内に赤くなっていった。

 

「えっと、一夏のためじゃダメかな?」

 

「俺のため?」

 

「僕には一夏しかいないから。」

 

改めて言われると責任のようなものを感じてくる。

 

「ありがとう。」

 

今の俺にはお礼を言うことしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合開始のブザーが鳴った。

 

「「叩きのめす」」

 

俺とラウラは二人とも瞬時加速をして、一気に接近する。

 

俺は正直ラウラのことが嫌いだった。

 

ラウラも俺の事を嫌いだろう。

 

お互いにお互いの主張があり、

 

きっとお互いにとっては相手が間違っている。

 

だから俺達は真っ向からぶつかり合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切りかかろうとする俺の腕はAICによって止められる。

 

ラウラのカノンは既に発射準備を終えていたようだ。

 

ラウラのカノンがもう少しで直撃するというところで、

 

シャルが割って入る。

 

「遅れてごめんね。」

 

スクラマサクスという反りのない刀でカノンによる一撃を防いだ後

 

シャルが乱暴に刀を振り回した。

 

そのことによってAICによる束縛は解け、

 

俺はラウラの背後を取るため、

 

シャルロットにラウラを一旦任せて急降下する。

 

そこで箒とばったり会う。

 

「私は何が何でも優勝しなければならんのだ。」

 

「悪いがそこは通らせてもらうぜ、箒。」

 

勿論剣術で箒に勝てる見込みは薄い。

 

なら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は予め白式につけておいたホルダーから、

 

シャルロットから借りておいた銃を取り出す。

 

本来ISは自身の武装しか使えないのだが、

 

使用許諾(アンロック)を受ければ使うことができる。

 

白式には拡張領域がなく、後付武装をつけられない。

 

そのためこういう方法でしか銃を使えないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っていっても俺は射撃下手だけどな。」

 

俺はレーザーを乱発する。

 

「なっ、一夏がレーザー!?」

 

箒の姿勢が崩れる。

 

今だ!

 

「零落白夜ァアアア」

 

俺はレーザー銃を捨て、光を纏う雪片弐型で切りかかる。

 

しかし箒は崩れた姿勢をなんとか立て直し、

 

近接ブレードを俺の太刀筋に合わせてくる。

 

さすが、箒と言いたいとこだが、

 

これはIS戦だ。

 

 

 

 

 

 

俺は雪片弐型のエネルギー刃の一部を

 

雪片弐型から放出、箒にダメージを与える。

 

ダメージの衝撃で箒の刀を持つ力が弱まる。

 

雪片弐型で箒の刀をはじき、そのまま零落白夜で切りかかる。

 

『篠ノ之箒、シールドエネルギー0』

 

「また専用機か……

やはり専用機でなければ……」

 

「箒、危ないから端に行っておけよ。」

 

俺はラウラの背後を取りに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君はAICを使おうとしすぎる傾向があるね。

そのせいで柔軟性が失われて、動きが予測しやすいよっ。」

 

シャルロットのカノンの一撃がラウラに直撃する。

 

「このっ、たかが第二世代量産機のカスタム型などにぃ」

 

すげぇ、シャルロット一人で善戦してる。

 

だけど……

 

「俺も忘れてもらっちゃ困るね。」

 

俺はラウラに後ろから零落白夜で切りかかる。

 

「一つ覚えの馬鹿だな。」

 

ラウラは手に持っていたフレイルをスラスターによって

 

背中に回し、俺の雪片弐型に直撃させる。

 

 

零落白夜はエネルギーを無効化できるが、

 

フレイルの質量と速度を利用した物理攻撃には対応できるわけもなく、

 

雪片弐型は吹き飛ばされる。

 

「僕の相手も忘れないでよね。」

 

シャルロットがショットガンを放つ。

 

散乱された無数の銃弾がラウラに襲いかかる。

 

「しつこいな。」

 

ラウラは6本のワイヤーブレードを上手に使って銃弾を叩き落とす。

 

もちろん俺へのフレイルによる攻撃も忘れていない。

 

俺はフレイルを避けながら、少しずつ後退する。

 

ワイヤーブレードにしろ、フレイルにしろ、

 

攻撃力を持つのはその先端だけだから

 

ワイヤーや鎖を掴んでしまえばいいんだっていうのは

 

散々試合前シャルロットから言われてたからな。

 

「ちっ。」

 

俺が後退したからか、ラウラはフレイルを引っ込めて

 

カノンによる砲撃をし始めた。

 

とはいえそんなのは避けるのは簡単で

 

俺は飛ばされた雪片弐型を簡単に回収できた。

 

『一夏、僕がなんとかボーデヴィッヒさんの気を

一瞬逸らすからその間に零落白夜を。

後接近するときに僕が渡しておいたもう一本の

レーザー銃を当たらなくてもいいから発射しておいて。

そうすれば彼女の集中力は削がれて、

集中が必要なAICは使えない。』

 

『でも俺の射撃じゃ当たらないぜ。』

 

『彼女は僕たちを見下している。

だからこそダメージなんて少しでも喰らいたくない。

本来気にしなくてもいいレベルのものでも気にしてしまうと思うんだ』

 

『成程、了解』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうした?

さっきからレイン・オブ・サタディしか使わないな。」

 

「一番手数が稼げるしね。

それにこっちは撃つだけなのにそっちは処理大変でしょ?

弾切れを待っているならもうちょっとつきあってもらおうかな。」

 

「だがそんな散弾じゃ、こいつには対応できない。」

 

「フレイルかぁ。僕にそれに対応するだけの物理的な武器がないとでも?」

 

なんだか二人で盛り上がっているところを

 

背中から一撃というのは好かないが、勝つためだ。

 

俺はレーザー銃を適当に撃ちながら、接近する。

 

 

 

 

 

 

盾殺し(シールド・ピアース)か。

ちっフレイルと威力は同等。」

 

「これは連発できるんだっ……よ。」

 

「フレイルが押し返されて……」

 

俺はかなり近づいてきた。

 

ラウラはさっきからカノンを放っている。

 

近距離でも避けられる。

 

ISがどういう動きができるかはもう十分に分かっているしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『一夏、真上に瞬時加速』

 

シャルロットから通信が来て、

 

俺は訳が分からないまま瞬時加速する。

 

それに遅れてラウラが真上に瞬時加速。

 

俺が元いた場所にはフレイルが投げ出される。

 

どうやらラウラが放棄したフレイルが俺に当たるところだったらしい。

 

位置的にラウラの上と背後を取ったので今は絶好の位置だ。

 

 

 

 

 

 

「零落白夜ァァアアアア」

 

「私は……私は負ける訳にはいかない。」

 

ラウラは俺の方に向き直りたいだろうが、

 

盾殺しの異名を持つ灰色の鱗殻(グレー・スケール)を構えた

 

シャルロットが正面に居る限りそれはできないだろう。

 

リボルバーと杭が融合した攻撃力が高い武器だったはずだからな。

 

 

 

 

 

 

「なっ、この状況でAICで杭を止めるなんて。」

 

それと同時にラウラはこちらを振り返る。

 

俺に向かってワイヤーブレードを仕向けてくる。

 

俺を掴んでぶん投げる気だろう。

 

俺はのびてくる6本のワイヤーブレードを

 

零落白夜のエネルギー刃を6つに分断し切り捨てた。

 

そしてそれをまた一つにし、ラウラに直撃させる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「く、くそぉおおおおおおおおお。」

 

ラウラの集中は途切れた。

 

その瞬間背中から灰色の鱗殻も直撃する。

 

「ぐっが。」

 

俺は勝利を確信した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が負ける?

 

そんなことはあってはならない。

 

私は戦いのために生まれ、それに特化して育てられた。

 

だから私が負けることは……私の全てを失うことだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ISが現れるまで優秀だった私はISが現れてからも優秀であるべきだった。

 

ISの適合性向上のために、肉眼へナノマシンの移植処理が私に行われた。

 

越界の瞳(ヴォ―ダン・オージェ)と呼ばれたそれは

 

本来不適合を起こさないはずの物だったが、私の手術は失敗した。

 

私の与えられた瞳は制御できなくなり、そのために私は権威を失っていった。

 

私は同僚から嘲笑、侮蔑を受けた。

 

だがそれは当然のことだ。

 

私には戦うことしか価値がないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落ちていくだけの私に垂らされた救いの糸、それが織斑千冬だった。

 

彼女は強かった。

 

彼女の指導は私を強くし、私に価値を取り戻させた。

 

そして彼女が私に教えたのは強さだけでなかった。

 

ずっと一人で生きてきた私に『頼る』ということを教えた。

 

私は糸だけを頼りにひたすら上った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日彼女は彼女の強さの理由を語ってくれた。

 

彼女が言うには強さとは戦う意志だという。

 

私は当然戦う意志の出所を尋ねた。

 

彼女は弟だと答えた。

 

私の心は大きく揺れた。

 

私が頼っていた糸は私のために垂らされていたものではなく、

 

その弟のために垂らされていたものだったのだ。

 

彼女はいつか私の前から去ってしまう。

 

だったら……奪って見せる。

 

彼女が与えてくれた力で。

 

だから……

 

 

 

 

負ける訳にはいかない。

 

 

 

 

 

 

ヴァルキリー・トレース・システム 起動

 

 

 

 

 

 

「あああああああああ」

 

ラウラが叫び声をあげ、

 

それと同時に放たれた激しい電撃はシャルロットを吹き飛ばす。

 

俺はすんでのところでかわすことができた。

 

呆気にとられた俺達は更に驚くこととなる。

 

ラウラのシュヴァルツェア・レーゲンは液状化し、

 

生き物のように動きながら地面に降りていく。

 

その後急速に変形し、黒い全身装甲のISが姿を現した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はそのISに強い怒りを覚えた。

 

まず目についたのはそいつが持っていた武器である。

 

雪片……

 

かつて千冬姉が振るった刀である。

 

それだけではなかった。

 

襲ってきたそいつの太刀筋も千冬姉のものだった。

 

俺は千冬姉の動きを知っていたのでなんとか対応する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふざけるな、ふざけるなぁあああああああ」

 

俺は千冬姉が侮辱されていることに怒っているはずなのだが、それだけでない気がした。

 

零落白夜を使いすぎたせいでやや白式は動きが鈍かったからか、

 

それとも俺が自身の怒りに疑問を抱いたせいか……

 

俺の太刀筋に狂いが生じ、俺はふっとばされる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそっ。」

 

俺は立ちあがり、再び向かおうとする。

 

「落ち着け、一夏。」

 

箒が俺を止める。

 

「なぜ止める?

お前にもわかるはずだろ?

あれは千冬姉の太刀筋だ。あんなの許していいのか?」

 

「確かに許しがたいことだが、

私達は戦った後でろくにエネルギーがない。

あいつの対処は学園に任せるべきだ。」

 

「僕もそう思うな。

それにあいつ、今は襲って来ないでしょ。

自衛型のシステムなんだろうね。

こっちが攻撃したり、近づいたりしなければなにもしてこないよ。」

 

いつの間にか隣に来ていたシャルロットも同調した。

 

「確かに俺がやる必要性はない。

でも俺はやりたいんだ。

それに今ラウラとそのISは苦しんでいる。

なるべく速く倒した方が良い。」

 

シャルロットと箒は一瞬、俺の返事に困った顔をした。

 

しかし二人とも短い溜息の後、

 

「そこまで言うなら行って来い。」

 

「負けちゃだめだよ。

負けたら一夏は明日から女装して通ってもらうからね。」

 

「ああ、二人ともありがとう。」

 

箒が制止してくれて、

 

シャルロットがジョークを言ってくれて俺は冷静さを取り戻せた。

 

「でもその前にエネルギーがなきゃ始まらないでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャルロットがコア・パイパスによって

 

俺にエネルギーを渡してくれたので動きは元通りになった。

 

エネルギーを受け取っている時はとても不思議な感覚があり、

 

なぜかそれは食事に似たようなものだった。

 

 

 

 

 

 

 

俺は再び黒いISに向かっていく。

 

冷静になって立ち向かうと、

 

黒いISの振るう雪片は軽く感じた。

 

一太刀、一太刀に気持ちがのっていないからだ。

 

俺は横に刀を振るって、雪片を弾き飛ばした。

 

「零落白夜!」

 

零落白夜の白い光でISが纏っていた黒がはらわれていく。

 

その時その光が俺にも向かって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「貴様はなぜ戦うんだ?」

 

気づくとラウラと二人っきりで、

 

宙に浮かんでいるようなふわふわした感覚に包まれていた。

 

「なぜって……大切な人()を取り戻したいんだ」

 

「私と変わらないじゃないか。」

 

ラウラは自嘲するように言った。

 

「なあ、ラウラ。

俺に勝ったからといって千冬姉が帰ってくると思うか?」

 

「……」

 

ラウラは俯いて何も言わない。

 

「自分で分かっているんだろ。

それじゃあだめだって。」

 

「だったらどうすればいいのだ。」

 

「少なくともIS学園に居る間は一緒だろ?」

 

「だとしてもその後は……」

 

「お前次第さ。

お前にもいろいろな事情があるんだろうけど、

最終的になにをしたいかは自分で決めろよ。」

 

ラウラはまだ決めきれないのか再び黙ってしまった。

 

会話が途切れて、やることがなくなったからか、

 

俺はラウラの顔を改めて見ていた。

 

いつもしていた眼帯がなく、左目も見えていた。

 

右目の赤に対して、金色だった。

 

「……綺麗な目だな。」

 

「?」

 

「その金色の目。」

 

「これか。

だが私にとってこの目は忌まわしいものでしかない。」

 

ラウラは左目を手で隠した。

 

ラウラの腕の動きを受けて、

 

その動作を目で追ってここでようやく気が付いた。

 

俺達はどうやら裸のようだ。

 

ラウラの裸は鍛えられていたが、

 

女性らしいところは控えめながらも女性らしく、

 

それが却ってラウラの肉体に美しさを想わせた。

 

「そうなのか、

綺麗なのに勿体ないな。」

 

俺は思わず目を逸らしながら言った。

 

「勿体ないか。

戦闘に役立てられないこの目に価値などないのだ。」

 

「価値がないか……」

 

「そうだ、価値がない。

生きている意味もない。

強くない私などには……」

 

ラウラは頭を抱えてしゃがみこむ。

 

こいつはやっぱり

 

「なあ、お前が生きている意味も

お前が決める事じゃないのか?」

 

「私が……?」

 

「そうだ、それにお前にはもうそれがあるだろ。」

 

ラウラが顔を上げる。

 

その目は何かを期待するような目だった。

 

いつもの冷たいラウラと違っていて、

 

それどころか幼い子供のように感じた。。

 

「その答えは自分で自分の中から見つけ出せ。

誰かに与えられてばかりじゃだめだ。」

 

ラウラは立ち上がり、ゆっくりと頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眠りから覚めたような気分だ。

 

目の前には黒いISから解放されて落ちていくラウラが居た。

 

俺はラウラを抱きかかえる。

 

ふとラウラと目が合う。

 

「やっぱり綺麗じゃないか。」

 

俺が呟くとラウラは俺の頬に手を伸ばし、

 

その手が頬に触れると安心したみたいだ。

 

そこでラウラは意識を失った。

 

それと同時に垂れていったラウラの手を掴む。

 

その手は温かく、ラウラの冷たい態度が解けていくように思った。

 




お疲れ様でした。

ラウラがあっさり負けすぎな気がしますが、

一夏戦ということで気負いすぎて

まともな判断ができていないと思ってくれれば。

でも実際挟み撃ちにされたらどうしようもないと思うんですよね。

ワイヤーブレードを背後には回せそうにないですし……。

前もどこかで話したようにこの話の一夏は

かなり強化されているというのも踏まえればこんなものかと。
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