銀の雪は溶け残り   作:Tkmraeua2341

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お久しゅうございます皆様。
密かに自身に課していた毎週投稿が失敗したので20時間遊んでたエルデンのデータを消した者です。
いや、うん、こうでもしねぇと続けらんねぇんですよ私…。
後今回結構批判来るかもしんない…。



第17話

 

澄み渡る空、うるさいセミ、暑苦しい無風の夏の空気。

そんな中、私は男鹿にいつもの公園へと呼び出された。

呼ばれる内容はだいたい想像つくため、労りもふくめてコロッケと飲み物を買って行く。

 

木陰のあるベンチに男鹿はいた。

案の定うなだれている。

前にもあったな…なんて思いつつミルク中のベル坊の隣に座り、コロッケとジュースを男鹿に渡す。

虚空をさまようように伸ばされた手はコロッケを掴むと一直線に男鹿の口に向かった。

手のひら程のサイズのそれは、たった二口で男鹿の胃の中へ吸い込まれてしまった。

ジュースを飲んでる間にもう一個渡せば今度は3口で飲み込んでしまう男鹿。

ジュースを全て飲み干し、ゴミを全て回収する頃にはゲンドウポーズをとり深刻そうな顔をして座っていた。

 

「…また、やっちまったな…」

「…あぁ…」

「…まだ、夏休み中だぞ、私達…」

「……」

「…美咲さんに相談してみるか、学校のこと」

「…姉きに?」

「あの人なら学校なくなっても冷静そうじゃん」

「……」

「なんならそんな経験してそう」

「…あぁ」

「…………言うなよ?」

「……」

「ダ」

 

ということで男鹿の家まで相談しに行くと、学校側が対処してくれるだろう、夏休みが終わってからの話だと言われた。

てか魔界の医者にマッサージさせてる経緯を知りてぇよ美咲さん。

いくらマカオのペットでもそんなこと出来ねぇよ美咲さん。

 

「あとユキちん、後でオハナシしよっか」

「え"」

 

そんな話をしていると、ヒルダさんとラミアがキッチンから出てきた。

 

「うむ、帰ってきたか」

 

ヒルダさんの手には肉に野菜にとこれでもかと多くの食材が乗ったトレイがあった。

ラミアも同じように食材を持っており、どちらかと言えば野菜の比率が多そうだ。

よく見ればヒルダさんもラミアもエプロンをつけている、大変可愛いです。

 

「では始めようか、坊っちゃまの全快祝いだ」

 

庭では男鹿のお父さんがバーベキューの準備を終え、火を絶やさぬよう炭を追加している所だった。

男鹿のお母さんの誘いもあり、今晩は男鹿の家でご飯をご馳走になると両親に伝える。

…何故か返信で「ファイト!!」が返ってきた、なにこれ?

 

 

 

 

 

肉や野菜が焼けていく。

焼けすぎそうなのは皿に移して他の具材を追加する。

男鹿のお父さんと交代で食事をしながら焼き具合を調整していく。

それに夢中になり過ぎたのだろう、いつの間にかヒルダさんとラミアが浴衣に着替え、花火を楽しんでいた。

手持ちの小さく、しかし綺麗な花火を楽しむ浴衣の異国美女、男鹿のお父さんと二人して頷きあっていた。

なお、ヒルダさんと話していた男鹿が急に走り出し、電撃をくらうまでの距離が15mから8cm伸びたことが発覚して今日は終いとなった。

 

「にがさないわよ、ユキちん」

「……へへ、うす」

 

 

 

 

 

 

─数日後、

 

「魔界に帰る?誰が?」

「医者だよ医者、いただろあの小っこいのとてきとーなやつ」

 

男鹿の部屋でゲームをしてると思い出したかのように男鹿は言った。

 

「ベル坊も回復してもうやる事もねーからな、そろそろ魔界に帰るんだとよ」

 

「ふーん、ほんまかい」

 

瞬間、世界は凍った。

男鹿だけでなくベル坊までもが、驚愕した表情でテレビ画面でなくこちらを見て固まっている。

 

「…さむっ」

 

ちょうど部屋に入ってきたラミアと魔界の医者にも聞かれたようで、

 

「何、あんた今の…ジョーク?もう一回言ってみてよほれっあたし達魔界に帰るんだー」

「くっ、不覚……てか帰るってどうやって?アランドロンで?」

「うむ、だが肝心のアランドロンが捕まらんのだ。一緒に住んでいる君なら何か知ってると思ってな…」

 

と、魔界の医者は言うが…あれ、原作じゃ古市なんて言ってたっけ?

ほんとに忘れてきてるな…。

 

「はぁ…んーちょっと前なら家事を終えた後はリビングで韓ドラ見てましたけど、最近は家ではめったに見かけませんね」

「呼んでみればよいではないか」

「ヒルダさん!」

「ヒルダ姐さん!」

「アランドロンを呼び出すには私も通信機を使っておるのだが、さっきから通じん。しかし奴は次元転送悪魔、恐らく近しい者が呼べばとんでくると思うぞ古市」

 

そうだったっけ…まぁあの奇怪な登場の仕方がワープだとしたら説明も着くけど。

 

「ほぇー、じゃあさっそく」

「あぁそれと、ほんまかいはないと思うぞ」

「「ブフ」」

 

いやぁドSゥゥ…!!

あと男鹿とラミア笑うなぁ!!

 

「早く呼べよ」

「おめーは黙ってな!!」

 

さっきまでジャマ…て顔してただろお前!!

片手で口元隠してても表情でわかんだよこの野郎!!

てかベル坊も一緒のポーズで同じ顔すんなよ!親子か!!

…親子だったわ。

 

「えぇい、アランドローン!」

「お呼びですかな?」

「「ぎぁぁぁぁっっ」」

 

ニュッと当たり前のようにベッドの下から顔出すんじゃねぇよ!!

 

 

 

 

 

 

 

そうして移動してきたのは、いつもの川原。

ヒルダさんによれば、魔界などの次元をまたぐ転送は水辺や山などの自然のエネルギーが必要で、二人同時に次元を越える転送が可能な悪魔はそうはいないらしい。

なんだかんだでヒルダさんもアランドロンのことを評価しているようだ。

 

ラミアのベル坊への絶対味方宣言にヒルダさんとの涙の別れを終え、とうとう時間となった。

 

「では…」パカーン

 

割れたアランドロンに入っていく二人。

帽子と手をあげる医者とラミア。

それに答えるヒルダさんと私。

腕を組み見送る男鹿。

……そしてラミアの片足をひしっと掴むベル坊。

 

………。

 

「どこ行こうとしてんだこらぁっ!!」

「男鹿!!手伝う!!」

 

ベル坊が魔界に行ってしまえばリンクを繋いでいる男鹿はタダでは済まない、最悪でなくても死ぬ。

もう転送が始まってるラミア、一向に離さないベル坊、それを引っ張る男鹿と私、この日本一くだらないであろう綱引きは、すぐに終わった。

 

割れ目を閉じてフッと消えるアランドロン。

大変なことになったのではと心配するヒルダさん。

そして、尻もちをついてる、私こと古市。

………。

あれぇぇぇぇ!?

この回古市も一緒に巻き込まれてなかった!?

 

ほんまかい!!??

 





はい…。
お分かりの通り…、
今作ではほんまかい編、

カットさせて頂きます!!
すまねぇ…これは完全に逃げだ…
だって淡白な内容にしか出来ないと思っちゃったもん!!
原作面白すぎていじりたくなくなっちゃったもん!!
あのキモかっこいい笑える古市とどう張り合えばいいかわかんない!!
でもそれ言ったらこの作品の存在意義無くなっちゃう!!
ぬあーーん!!
どぼじだらいいのーー!!

……はい、落ち着きました。
ひとまず自分一人でやってるんだから自分の思うままにやっていこうと思います。
いつも閲覧して下さっている皆様に感謝です。
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