銀の雪は溶け残り   作:Tkmraeua2341

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何日も何週間も更新出来なくてすみません、待ってた人はお待たせしました。
今日も拙く、荒く、曲がり曲がって不格好ながらも出来ました。
いいものを書きたい…丁寧になりたい…うぅ…



第28話

 

さて、ラミアに成りすまして焔王様とやり取りした後、私とラミア、夏目さんに花澤さんで買い出しに出かけた。

 

買い物袋を持っての帰り道、綺麗な金髪のとても見慣れた顔をしたOL風の女性とばったり会った。

 

「あ…ヤバ…」

「…ヨルダ」

 

すぐに走り出した侍女悪魔ことヨルダさんを追いかけると辿り着いた先には、

 

「ヨルダー余のポテチはまだかのぅ〜」

「ぼっ坊っちゃま!今はまずいですっ!!」

 

「「いたぁーーーーっ!!!」」

 

私達がゲームをしていた部屋の隣から顔を覗かせた焔王様がいたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

その後、私とラミアは部屋に連れ込まれ、眼鏡の侍女悪魔さんとラミアによる軽いジャブや少し…結構…かなりめんど…シャイで初心な焔王様を見たりした。

いや可愛くはあるんだけどさ、もっとこう…勇気を振り絞ってください。

 

「えっと…ヨルダさん、私達はしばらくここから出られないって認識でいいんですか?」

「えぇそうね、だから無駄なことは…」

 

「じゃあ、掃除させて下さい」

 

「は?」

 

「ダメなんですか?」

「え、いや、そんな事はないけど…え?」

「ちょっと古市!」

 

ラミアに腕を引かれて内緒話の体勢にされた。

 

「あんた何考えてんの!?ここは相手の本拠地なのよ!?」

「作戦とは言いきれない賭けだけど、時間を稼ごうと思って」

「時間?」

「状況が好転するまで待つって事だよ、私達がここで出来る事なんてたかが知れてるだろ?なら助けが来るのを待つか、逃げ出せる機会を見逃さない事が重要だ。それならある程度動いてても怪しまれない事をすればいいって思ったんだ」

「いやそれで掃除ってあんた…」

 

だって汚いんだもん、食べかけのピザとか脱ぎ捨てられてる服とか。

 

「えっと…古市だっけ?掃除してもしなくても別にいいんだけど…」

「あんたノンキ過ぎない?」

「奉仕精神があるのは良い事だと思いますが…時と場合を考えられないのはいけませんね」

「いやー、いつまでここに居るのか分からない状態でこの空間にいるのは心境的になかなか辛くてですね。それにせっかく焔王様と一緒にゲームするのなら綺麗な部屋の方が健康的にもいいと思ったんですよぉ」

「よく舌が回るわね…」

 

ラミアシャラップ!

 

 

 

 

 

 

部屋を綺麗にした後、ラミアがお手洗いに入って数分後を見計らいゴミ袋を運び出すために玄関へ向かう。

トイレのドアから出たラミアを連れ静かに脱出しようとしたが…

 

「無駄よ」

 

部屋の外と人間界の次元をヨルダさんによってずらされてしまった。

前門のヨルダさん、後門のどこに繋がってるかも分からない暗黒空間。

絶体絶命の中、駆け付けてくれたのはヒルダさんだった。

ラミアの持っていた端末から転送してきたヒルダさんによって侍女悪魔さん達を瞬時に完封、その後現れた悪魔の男もヒルダさんの攻撃で天井を突き抜けて吹っ飛ばされていった。

 

男とヒルダさんを追って屋上まで急げば、そこにはあいつがいた。

 

「おいおいヒルダなんだこりゃ。せっかくかっこよく駆けつけたってのに、ボロボロじゃねーかそこのエラホクロ。てめーおいしいトコ全部もってく気だったか?」

 

男鹿がいた。

 

「まぁいい、あとはオレにゆずって貰うぜ…」

 

アランドロンを武器のように持って。

 

……は?

 

 

 

 

 

 

 

男鹿はアランドロンとの茶番が終わった後、修行の成果である"魔王の烙印(ゼブルエンブレム)"や"スーパーミルクタイム"によって師団の3人を倒したのだった。

姫川さんのビルを半壊させながら。

 

「…流石に死ぬかと思った」

 

何処で引っ掛けたのか上着が縦に破けてチラリとブラが見えている。

それを覆い隠すように私の上にラミアが乗っていた。

 

「あんた、今は下手に動くんじゃないわよ」

「確かにこんな格好じゃなぁ」

「私の方も瓦礫に白衣が引っかかってるみたいですぐに動けないのよね」

 

そう言いつつ私の腰に馬乗りになるラミアは徐に白衣を脱ぎ始めた。

 

「終わったら白衣貸してくれない?」

「当たり前でしょ、そのために脱いだんだし…ん?」

 

視線を感じラミアとそちらを向くと、

 

「「「……」」」

 

焔王様に侍女悪魔さん、寧々さんに千秋さんと花澤さんがこちらを見ていた。

 

「オネロリ?」

「レズロリ…」

「ユキ…あんた…」

 

「古市…ラミア…余の嫁は…古市が好きなのか…?」

 

レッドテイルの皆さんはひとまず置いておこう、ラミアへの印象がとんでもない事になってるけど、どうにか後で事故だったと説明しよう。

問題は焔王様だ、なんか脳破壊と新しい扉を同時に迎えたようななんとも言えない表情でこちらを見ている、ついでに私の胸元も見てたのは黙っとこう。

 

「焔王様、これは事故なんです、ラミアは私の破けた服を隠そうとしてくれてたんです、決してそのような事は行っていません」

「あぁ…だが…頭が痛い…胸もだ…なぜ、なぜそなたたちを見てこうも胸が高鳴るのだ…?まるで百合園のようなこの光景に…余は何を…」

「正気に戻ってください!ほんとにただの事故なんですから!!」

 

あかん!てっきりBSSかNでTなRで脳破壊されてると思ったら別の扉を開けてしまった気がする!!

私はともかくラミアはノーマルだろう!!

巻き込むのイクナイ!!

 

「余はラミアを嫁にしたい…だがこの光景を壊したくもない…そうじゃ、こうすれば…古市よ、余は戦争を行う、全面戦争じゃ」

「いやなんで!?この流れでなんで!?」

「この戦に勝ったら、ラミアと共にお主も迎えに行く。そして、お主を余の側室とする!!」

「はぁぁああ!?」

「これで余のそばにありながらお主たちも近くに居られる…中々良い手じゃな」

 

ちょっ、まっ、はぁ!?

 

「ではな!!古市、近いうちに全軍率いてくるからの!!それまでラミアを預かってて貰うぜ」

 

なんか…なんか違うって事は分かる。





更新頻度をもっと上げたい…
くそぉ、これも土曜日まで仕事にする仕事環境が、セールで3000円以下になってたホグワーツなレガシーが、日々更新される素晴らしい作者と作品達が私の時間を削っていくせいだ…
毎日楽しみで溢れすぎてる…

だが土曜日出勤、てめぇはダメだ。
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