銀の雪は溶け残り   作:Tkmraeua2341

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少しこの小説情報をいじりました、勢いでやりだしたので至らない点が浮き出てるこの頃。
あ、校長室突撃はカットしますね、他にもカット多様していきますのでよろしゅうたのみます。



第36話

 

二葉ちゃんとの和解後、学校に行けばホームルーム中に早乙女先生から修学旅行へ行く旨を聞いた。

こちらは学年が違う、金も払ってない、行くのが明後日という急な展開についていけなかったが、そこで話された石矢魔高校卒業生からの経験談がクラスを一致団結させた。

 

早乙女先生いわく、石矢魔には修学旅行という行事が存在しない。

理由は設立当初から三年、行った先輩方が他校ともめ暴れ回ったから。

早乙女先生が入学した頃にはもう修学旅行も遠足も体育祭も無くなっていたという。

残念だけど残当だと思う、なんて学校だ…。

 

「つまり先生は、こんな機会滅多にねーから何がなんでもついて行きてーと?」

 

 

 

「その通りだ!!!!!!!!」

 

 

 

力強い、てかここに来て1番でかい声がこれかよ早乙女先生ぇ…。

その後のゴタゴタはあえて語るまい…というか語りたくない…流石にあれは恥だし役に立ったか微妙だ。

ひとまず言えることといえば…先生方、苦労をかけてしまってまじですみませんでした。

 

 

 

 

 

飛行機乗ってるとマジで思う、先生方、特に旅行計画とかを担当してた先生にはまじで申し訳ねぇ事したわ…。

だって実質1日の猶予で飛行機の席を三十数個急に準備しろとかほんと狂った内容をどうにかしてくれたんだもん、もしこれで今回の沖縄旅行に行ってないとかならまじで申し訳ねぇ。

せめて職員室の先生方と校長先生にお土産買ってこなきゃ。

…ここだけの話、出発の一日前に職員室に謝罪を込めて菓子折り持って突撃したんだよね…「学生がすることじゃない」って呆れられたけど、流石にこう…前世のね?常識というか経験というか失敗談というか…そこら辺がつい脳裏にチラついてしまって。

とりま受け取って下さい先生方、個人とはいえ石矢魔からの謝罪と菓子折りのおかきです。

校長?…校長室が修理中で更に校長先生もいらっしゃらなかったわ…。

 

で、機内では六騎聖のボクシングの新庄くんに話しかけられたり、神崎さんのお父さんや二葉ちゃんが着いてきちゃってたりと修学旅行というものにまで喧嘩を売りつつ空港へ。

そこから送迎バス(多分ここも一台急に追加したんだろうなぁ…)に乗り込みホテル(ここもry)に到着。

ちょっとずつ胃にダメージを負っていると聖石矢魔学園の御一行様看板の隣に書かれてた文字に嫌な予感を感じた。

 

「ん?」

「南珍比良高校…」

「なんだこの、隣のやつ」

 

南珍比良高校…南のチンピラ高校…どう考えても今回のトラブル相手はここだろ!!

なんか新しい不良が出てくんだろ!!

新しいライバルが出てくるパターンだろ!!

 

はい、まあ案の定ですね、絡まれましたね。

そんでね?男鹿や東条さん達が瞬殺して行くんですけどね?

 

「騒ぐんじゃねーよみっともねー」

「哀場さんっ!!」

「うちの子が起きちまうじゃねーか」

 

子連れ番長かよーーーっ!!!

 

 

 

 

 

今回の沖縄修学旅行、必ずなんかあると思ってたけど。

鬼が出るか蛇が出るか、薮をつついた結果、

 

「あー…酔った…バス最悪」

 

出てきたのは、子連れ番長でした。

 

「…お前ら、他所様のガッコに迷惑かけんじゃねーよ、はっ倒すぞ」

 

金髪に学ランを羽織り、前ボタンはひとつも付けず腕まくりをした…背中には子供用のクロッシェだろうか、つばが全体にある帽子を被って寝ている小さい子をおんぶ紐で背負っている男が現れた。

そいつが現れた瞬間、騒いでた南珍比良高校の不良達が静かになり、口々に「哀場さん」とそいつを呼んだ。

 

「哀場さん違うんすよっ」

「こいつらが」

 

不良のうち二人が男に近寄り何か言おうとすると、哀場と呼ばれた男は右手の人差し指を口元にやり、左手は近寄った不良の顔の前でデコピンを放つ前の状態になった。

 

「静かに、しろ」

 

デコピンが放たれると、不良は吹き飛び、二回転後に上半身が壁にめり込んでいた。

既視感…。

 

「ちぃちゃんが起きちまうだろ」

 

「ほう」

「むっナイスめりこみ」

 

こらそこの石矢魔最強コンビ、変に反応しない。

 

「悪かったなアンタら、オレは南校の番はってる哀場ってもんだ。まーこいつらも悪気しかねーから気をつけ…ん?」

「………」

「………」

 

男鹿と目が合った哀場、お互いに何かを感じたのか見つめ合い微動だにせず数秒後、

 

「お前、名前は…?」

「あ?とんぬらだボケ」

 

哀場に名前を聞かれた男鹿は意味の無いウソをついた。

 

「…そうか…とんぬらか…

 

─ってうそじゃんっ!!それドラクエ5のパパスが主人公につけようとした名前じゃんっ!!」

「そしてこいつがミルドラースだ」

「アイ」

「魔王じゃんっ!!」

 

魔王なんです、マジで。

 

「お前のは何ドラース?」

「魔王じゃねーよ!!「の」ってゆーな妹だっ!!」

 

いやそこで固まるなよ男鹿…ん?

ふざけてるようでふざけてなかった?

哀場が魔王…もしくは悪魔関係者かどうか確かめてたのか…?

嫌でも男鹿に限ってそんな器用なこと…でも最近の男鹿は学力とは別に賢くなってきてるし…。

 

「あのっ待って下さいっ!!」

 

考えてたら邦枝さんが止めに来た。

 

「ごめんなさい、彼はその…悪気はないんです、ちょっとバカなんです許して下さい」

 

「へぇ」

 

ん?

なんか哀場が邦枝さんを見てから雰囲気が変わった。

 

「バカのバカンスなんつってね」

 

男鹿…それ私もちょっと思ったけど。

 

「あの、お友達を殴ってしまったのは謝ります、本当にすみませんでした。でも、お互い大切な修学旅行です。どうかこれ以上のもめ事は」

「あぁ、安心しな。オレもそんな気はねーよ」

 

なんか声の力具合が変わってないか哀場という方。

 

「本当ですか!?よかった、ありがとうございます」

「そんな事より、あんた…こいつのコレかい?」

 

ほっとしてる邦枝さんに小指を立てる哀場。

男鹿の彼女なのかと聞かれた邦枝さん、彼女ではないが惚れてる邦枝さんは…

 

「え?えぇぇ!?ちっ…ちがっ違います!!そんなんじゃ全然っ!!」

「そうか」

 

案の定、かおが真っ赤である。

それに対し哀場は邦枝さんの手を取って両手で包みってぇええ!?

 

「哀場 猪蔵(あいば いぞう)だ。後で部屋に遊びに行ってもいいか?」

「「「なっ!」」」

「大丈夫、こーみえてオレは紳士だぜ。仲直りの証に飯でも一緒にどうだ?」

 

恋の方のライバルかよぉおおお!!!!

 





に、ニヤニヤが止まらん。
画面と漫画を片手にニヤニヤしてる私…家でなければ不審者だな。
あと学生の頃は気にならなかった部分にかなり思考が持ってかれてつい書き込んでしまった…
大丈夫?雰囲気壊れてない?大丈夫かな?
…えぇいなるようになれぇ!
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