銀の雪は溶け残り   作:Tkmraeua2341

37 / 40

皆々様、今年も残りあと僅かとなって参りました。
いやー早いですね!光陰矢の如しっつってね!
…こんなに長く投稿し続けることが出来たのもここハーメルンを管理していらっしゃる運営様、閲覧評価感想を下さる皆々様のおかげでございます。
来年もよろしくお願いします。



第37話

 

前回のざっくりしたあらすじ!

担任の早乙女先生並びに石矢魔生徒達による暴走によって聖石矢魔学園の修学旅行へくっついてきた私達!

早速お世話になるホテルのチェックイン中に他校と揉めてしまったが瞬殺!

相手校の番長登場!男鹿と同じ子連れ番長!

名は哀場 猪蔵(あいば いぞう)!

一触即発かと思いきや男鹿のギャグによりダダ流れ!

思わず仲裁に入った邦枝さんだが…!!

 

「大丈夫、こー見えてオレは紳士だぜ。仲直りの証に飯でも一緒にどうだ?」

 

哀場にナンパされてしまった!

 

…一旦テンション戻すか。

いや分かるよ?邦枝さんめっちゃ可愛いし、さっきなんて完全に委員長タイプの真面目系美少女だったし。

でもさ、会って数分もしないで食事に誘うどころか部屋に行きたいとな?

もしや下半身直結野郎か?

そんなの許さん。

…いやまてクールになれ…ここはべるぜバブだぞ?

ジャン〇コミックスだぞ?

ただ気になる子の部屋に遊びに行きたい小学生男子みてーなテンションの可能性があるだろ…。

しかし…これで更に別の三角関係が出来上がったのか。

哀場は邦枝さんが好きで、邦枝さんは男鹿が好き、だが男鹿はそっち方面は小学生以下だから好きな相手は居ない。

うへぇ。

 

「…や、いや、でも…」

 

てか邦枝さんすっげー赤面してんじゃん、カワヨ。

 

「…バカのバカンスはバカザンス」

 

男鹿…いや、お前はそのままでいろよもう…。

 

「よし決まりだな、名前聞いてもいいか?」

 

いや何も決まってないが?

現に堪えきれなくなった寧々さんや千秋さんが哀場の背後に移動して行ったし。

そして寧々さんの拳骨が哀場の脳天にゴーン!

それなりにいい音がしたのに動じないとは、いや邦枝さんの前でカッコつけてるだけの可能性もあるな…。

 

「いぃ〜〜わけねぇ〜〜だろ。どこまで子連れ番長かぶせてくんだてめーは、あ"ぁ!?ウチの姐さん口説こうなんざ100億光年早いんだよ」

「姐さん?」

「ちょっ寧々っ!!やめなさいっ今話まとまりかけてんだからっ」

 

あらまぁ怖いお声ですわよ寧々お姉様、千秋様も音もなく銃を構えないでくださいませんか?

怖すぎてお嬢様になってしまいますわよ。

 

「葵姐さんっ!!まさかこんな奴部屋に入れるんスか!?気ぃ許したんスか!?」

「いやっ…そうじゃないけど、こっちはケガもさせてるわけだし、無下に断るのは…」

「葵って言うのか、いい名前だ」

「あっ!?聞いてんじゃねーよっ!!!」

「それじゃ葵、また後でな」

 

ここから離れようとする哀場だが、最後に男鹿を一瞥し、

 

「とんぬらも、お互い頑張ろーぜ」

 

男鹿の肩をポンっと叩いて離れていく。

 

「あ?誰がとんぬらだ」

「お前だよっっ!!」

 

 

 

 

 

 

チェックインも終わり、各々部屋でくつろぎ始めた頃、

 

「フルユキー風呂行こー」

「分かりましたけど…フルユキ?」

「ノリで呼んだだけっスよー?どう?」

「正直言うと微妙っす」

「じゃあフユキ」

「うわー宇宙人好きそう」

「なんだっけ、軍曹であります!」

「花澤軍曹…なんか普通に居そう…」

 

同室になったレッドテイルの3人とだべりつつもお風呂に向かっていた。

一人目はパネーで知られる花澤 由加(はなざわ ゆか)さん、オレンジ髪に花飾りの姿も言動も可愛い人。

二人目は片目隠れにマスクの飛鳥 涼子(あすか りょうこ)さん、癖のある金髪だが本人の男勝りな物言いとマッチしててグッド。

三人目は同じ一年の梅宮 薫(うめみや かおる)さん、クールでボーイッシュな見た目のせいか聖石矢魔学園で密かに同性の王子様候補になってる人。

もれなく全員美少女である、緊張!

いや私も前世男をやっていたとはいえ15年も女を伊達にやってはいないんですよ、しっかり慣れてはいるんすよ…それはそれとしてこんな美人さんと一緒に居るのは緊張のひとつはするものだ。

花澤さん達も何となくそこら辺を感じ取ったのか、手っ取り早く裸のお付き合いをして遠慮や緊張をとっぱらおうと考えてくれたんだろう。

…良い人たちやぁ。

 

「およっ」

「む」

 

ふと振り返ると、ヒルダさんと廊下で遭遇した。

 

「ヒルダさん」

「オガヨメ」

「ヒルヒルー、何してるっスかー?ウチら今からフロに行くとこっスー」パネー

「ヒルヒル?それはそうと、男鹿と坊っちゃまを見なかったか?」

「ダンナ捜してるっスか、あちーっすねー」

 

一瞬の間、アイコンタクトをしあうレッドテイルの御三方、最後にこちらを見た後ヒルダさんの傍により、

 

「まぁまぁ」

 

飛鳥さんが左側を抑え、

 

「そんな事よりフロに行こーぜ」

 

梅宮さんが私の手を引きつつ背後を抑え、

 

「女同士裸で語り合うっスよー」

 

花澤さんが右側を抑え、ヒルダさんを風呂場まで連れて行った。

 

「いや私は男鹿と坊っちゃまを…」

「まぁまぁ」

「ぶっちゃけあの後男鹿っちとはどーなのよ?」

 

女の子が仲良くなる方法って色々あるけど、

恋バナってかなり楽しいよね!

ただし当事者は気が気でないものとする。

 

 

 

 

 

なお、

 

「リョーコさん…なんか…なんか…もう…わかってたケド」

「ゆーな」

「?」

 

ヒルダさんの素晴らしいスタイルの良さにより撃沈する人が居たそうな。

 





良い年越をお過ごしください。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。