Fへの挑戦   作:黒太陽

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エピローグ

 

 

 

 

がむしゃらに走ってた

 

ギルドの役に立ちたくて、恩を返したくて、ダチに支えられて、あいつと話して良い格好見せたくて……

 

 

無我夢中で走ってた

 

 

あの頃はよ

 

辛かったけどずっとハンターを続けるって疑ってなかったよ

 

 

 

だけどよ……いつからかハンターをしていくのが怖くなった

 

始めに思ったのは家族が出来た時だ

 

 

じいちゃんが言ってた他人を優先して家族を大事に出来ないのがハンターだって言葉を思い出したんだ

 

 

……痛感したよ、俺が死んじまったら残された家族はどうなるんだ、ってよ

 

けど俺はハンターを辞めなかった、ハンターの仕事は好きだったし俺はハンターの英雄だったから

 

だから金を稼げるだけ稼いだら考えるなんて理由つけて続けてたよ……嫁はいつも心配してくれてたな、本当は危険な事はしてほしくなかったんだろうな……わりぃ

 

 

 

次に思ったのはしばらく経って家族が増えた時だったよ

 

俺のガキが産まれて……家族を残して死ぬのが余計に怖くなった

 

 

だけど俺はハンターを辞めなかった

 

金を稼ぎきってなかったし周囲は俺に英雄を求めてくる、何よりハンターは楽しかった、仲間と一緒にバカやったりするのが楽しくて……辞めれなかった

 

 

 

俺がギルドに登録してからもう12年になる、俺もいい歳になっちまった

 

懐かしいぜ……騙されてた頃は毎日が必死だった、勝ちたくても勝てなくて……あいつ等が居なかったら辞めてたろうなって今なら思う、マジで……ありがとよ

 

けどそのお陰で俺の今があんだよな、だから感謝はしてる……ちょっとだけな

 

 

そんで英雄になっちまって……色々あったな

 

UNKNOWNにはきっちりリベンジは決めてやったし今まで負け越してきた奴等は全員ブッ飛ばしてやったぜ

 

強いモンスターも沢山居た、G級の昇格試験で相手した天翔龍シャンティエンなんか至天で本気出してきてヤバかったし熾凍龍ディスフィロアもとんでもねぇ古龍だった

 

辿異種もヤベェし極みもとんでもねぇし、遷悠種はやたら増えて向こうとこっちのモンスターの差なんて無くなっちまったしよ……アルバトリオンなんてのも居たな、強過ぎてビビったよ

 

それに……あのクシャルダオラか

 

 

ホントよ、1回はモンスター全種類倒したと思うぜ?スゲェだろ?

 

 

あー……金もいつの間にか使いきれねぇくらい貯まったなぁ、俺も歳だし衰えを感じる時も出てきた

 

 

そろそろ、か……

 

 

あとよ……ずっと妙な感じがすんだよ、全部のモンスター倒したって思った時からなんか呼ばれてるっつーかなんつーか……

 

 

だから……行かなきゃな

 

 

約束を果たしに……よ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「忘れもんは……ねぇな、よし」

 

男は自宅で準備を終わらせた

 

(最後は武器だな……)

 

男はこれまでに鍛えた武器の棚を見る

 

(こう見ると……随分と集めたもんだな)

 

置かれている武器はどれも一級品、中には1つで豪邸よりも高い物も幾つか有る

 

使わなくなったいわゆる二軍、三軍の武器も倉庫に有る

 

(まっ使うのは決まってんだがな)

 

男はその中で一番大事に置かれている大剣を手に取った

 

「最後までよろしくな」

 

その大剣は男が全幅の信頼を寄せた親方の最後の最高傑作

 

進化武器と呼ばれるラヴィエンテの素材を山程に使って造られた男だけの専用大剣

 

着けている防具もラヴィエンテの素材を山程使った最高にして超稀少品

 

「……行くか」

 

男は玄関に向かう

 

「ぷい~」

 

プーギーがトコトコやって来て男の足に体を擦り付ける

 

「なんだ寂しいのか?一緒に行くか?」

 

「ぷいっ!」

 

プーギーは跳び跳ねた

 

「わかった、行くぞ」

 

プーギーを抱き上げ男は自宅を出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おう」

 

途中、声をかけられ男は振り向く

 

「親方!」

 

「もう親方じゃねぇつってんだろ、何回言わせんだアホンダラ」

 

親方は相変わらずのしかめっ面で言った

 

「親方こそ何回俺に言わせんだよ?引退したって死んだってあんたは俺の親方だって」

 

親方は晩年に男の大剣を造りあげたのを最後に工房を息子に任せ鍛冶職人を引退していた

 

(テメェって野郎は……)

 

いつまでも慕ってくれる男の心に触れた親方は笑う

 

「剣見せてみろ、どうせテメェじゃロクなメンテ出来てねぇだろ」

 

「ちゃんと言われた通りしてるって!……ほらよ」

 

男から大剣を渡された親方は見てすぐに顔をしかめた

 

「この雑な研磨は何だ?あ?」

 

「プロの親方に勝てるわけねぇだろ!これでも毎日磨いてんだぞ!」

 

「ったくテメェはいつまでもボンクラだな……オイ、砥石貸せ、今ここでやってやる」

 

男から砥石を渡された親方は引退したとは思えない鮮やかな手つきで大剣を磨きあげていく

 

「やっぱ親方はスゲェな……マジで親方に武器任せて良かったよ」

 

「腐っても鯛だ、引退してもこんくれぇは朝飯前だ」

 

研磨を終えた大剣は新品の如く輝いていた

 

「ありがとよ親父」

 

「……あ?お前今なんつった?」

 

男はしまったと頬を掻いた

 

「いやよ……親父にみたいに思ってたんだよ親方の事……わりぃ、鬱陶しいよな」

 

「……」

 

親方は男の頭を殴った

 

「このいつまでもガキみてぇなドラ息子が……このアホンダラがよ」

 

親方は嬉しそうに笑っていた

 

「ってぇ……」

 

男も笑っていた

 

「また孫見せに来い」

 

「ああ……行ってくる」

 

男は向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オラァ!んなへっぴり腰じゃモンスターなんざ狩れねぇぞ!!」

 

ギルドのすぐ近くにある訓練場で大男の声が響き、若いハンターを殴り飛ばす

 

「スキルに頼り過ぎるのはダメだよ、防具に過信して大怪我した奴や死んだ奴はごまんと居るからね、だから磨くのは狩りの腕さ……1度防具着けずに裸で行ってみてごらん、いかにスキル頼りだったか身に染みてわかるから」

 

小男が若手ハンター達に講義をしている

 

「よう!やってんな!」

 

男が2人に手を振りながら近付いていく

 

「裸の英雄だ!」

 

「お、お疲れ様です!」

 

若手のハンター達は男の登場に興奮している

 

「おう」「やあ」

 

2人も男へ近付き微笑み合う

 

「どうだ?猟団の若いのはよ?」

 

この集団は大男達をリーダーにして作った猟団、本家のハンターを中心に若手や中堅、熟練のハンター達20人からなるチーム

 

「まだまだだ、甘ったれが多くて中々安心して引退出来やしねぇ……わるいがあの話はもう少し先だ」

 

大男達は既に一線を退いている、今は次代を担う後進を育成するのが目的で若手を鍛えている

 

メガネと女は結婚して先に引退していて今はたまに手伝いに来る程度

 

「ああわかった、別に急ぐ話でもねぇしいつでもいいさ……準備は俺がやっとくからよ」

 

引退してからの事は決まっている

 

皆で農場をするのだ

 

5人と受付嬢、相棒アイルーと青いアイルーの6人と2匹でハンター向けの農場をする事が決まっている

 

「あ、そうだ!良い機会だからちょっと君の力うちの若い奴等に見せてやってくんない?君だと説得力が違うんだよねやっぱりさ」

 

「あ~?まぁいいけどよ……何すりゃいいんだ?」

 

「そうだね……裸で若い奴等全員相手にしてよ」

 

「反撃は?」

 

「軽くで頼むよ、やっぱり痛い思いしなきゃ実感しずらいんだよね」

 

「わーった」

 

了承した男は防具を脱ぎその間に小男が団員に説明し男をちゃんと知っている者以外の若手を中心に10人が模擬武器を持って男を囲んだ

 

「いいぞ、いつでも来い」

 

男が手招きすると若手達は一斉に攻撃を仕掛けた

 

「連携がまだまだ甘いぞ、バラけ過ぎだ」

 

整っていない攻撃の隙間を抜け手近の若手を軽く殴り飛ばす

 

「鍛え方が全然足んねぇぞお前等、武器はもっと強く鋭く振れるようになれ」

 

若手達の攻撃を軽く避け、容易く弾きながら次々殴り飛ばす

 

「裸のおっさん相手に10人で苦戦してどうすんだ、根性見せろ根性」

 

言いながら全く被弾する事無く10人を圧倒した

 

 

 

「こんなもんでいいか?」

 

「上出来だよ、ありがとう!これだけやられたら慢心なんてしないだろうさ」

 

「スパルタだなぁおい」

 

「団員の身を想うこそだよ、ハンターなんて危険な仕事するんだから尚更ね……僕達も居なくなるんだし」

 

「違いねぇ、過保護はハンターの命を失くすかんな……道理だ」

 

御礼や握手を求めてくる若手を相手した後に男は防具を着ける

 

「遂に行くのか」

 

「ああ」

 

大男が男を見つめる

 

「無事に帰ってきやがれよ、最後にトチんじゃねぇぞ雑魚野郎」

 

「わかってんよデブヤロー、んじゃあ……行ってくらぁ」

 

「おう、行って来い」

 

「気をつけてね」

 

「ぷい~」

 

2人に見送られ男はプーギーを抱き上げ訓練場をあとにする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーす」

 

男はギルドへ入る

 

「ちゃす!」

 

「お疲れ様っス兄貴!」

 

「いよいよですね!」

 

迎えてくれるメゼポルタギルドの仲間達

 

 

「おとうしゃーん!」

 

 

仲間達の足元を縫って女の子が男の足へ抱きついた

 

「おー!どうした娘よー!」

 

抱き上げた女の子をプーギーの頬へ擦り付ける

 

この女の子は男と受付嬢の子ども、まだ5歳になったばかりの小さな子ども

 

「ダメだって!お父さんこれから仕事で忙しいから!」

 

遅れて受付嬢がやってきて慌てている

 

「いいってこれくらい、なぁ?」

 

頬擦りをすると娘は嬉しそうに笑う

 

「ほら!こっち来て!お父さん仕事行けないから!」

 

男から娘を受け取り受付嬢は謝る

 

「おとなしく待ってるんだぞ、すぐ帰ってくるからな」

 

このギルドには男と受付嬢への特別措置で託児所が設けられている、他の既婚ハンターも利用出来るメゼポルタギルドだけの特権、アベックハンターも利用している

 

「おとうしゃんと遊びたい……」

 

「ごめんな、帰ったらいっぱい遊んでやるからよ……あ、そうだ!アイツに遊んでもらえよ!」

 

「くちゃおじちゃん?」

 

「そうだ、また背中乗せてもらえよ」

 

メゼポルタギルドの本家側の近くには狩猟禁止指定されている古龍が住んでいる

 

顔にナイフが刺さった超特異個体のクシャルダオラ

 

男の要望と誰にも迷惑を掛けなかった実情から狩猟禁止指定が認められ今もひっそりと暮らしている

 

「ダメです!ダメダメ!前に墜ちかけて危なかったじゃないですか!」

 

受付嬢が全力で顔を振っている

 

「だめ?」

 

「ダメです!」

 

「おねがいママ……」

 

「しょうがないなぁ~」

 

受付嬢は娘には弱く一瞬で陥落した

 

「わりぃ、これで最後だからよ……頼むわ」

 

「はい、私も最後ですし……帰ったらお祝いしましょう」

 

「わかった、じゃ行ってくる」

 

「絶対帰って来てくださいね?絶対ですよ?絶対の絶対ですよ?」

 

「わかってるって……約束する」

 

「はいクエスト受注しました!もうリタイアは許しません!帰ってくるまでぜぇ~ったい諦めないでくださいね!」

 

長い付き合いの彼女はよくわかっている、リタイアが嫌いな男を焚き付ける方法を

 

「ああ……ありがとよ」

 

プーギーを渡し娘ごと家族全員を抱き締めて力を貰った男は乗り場へ向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

「ムォッホン!」

 

途中、聞き覚えのある特徴的な声に男の足が止まった

 

「ジジイ……来てたのか」

 

居たのは大長老

 

「オヌシの最後のクエストと聞いては来ぬ訳にはいかん」

 

微笑んでいた大長老の顔は急にしんみりとなった

 

「……やはり考え直してはくれんか?」

 

それは男の引退に関する事

 

ハンターを辞めて欲しくないのだ

 

「まだやれるだろうに……」

 

英雄でありFクラスの中心ハンターである男が居なくなるのは大きな損失、そう言った意味では引き留めたいのだ

 

「頼む……もう少しオヌシを見させてくれんだろうか?」

 

だがそれよりも強い想いが大長老にはあった

 

寂しいのだ

 

大長老も男の事が好きだったから

 

「……わりぃジジイ、もう決めた事だからよ……これが俺の最後のクエストだ」

 

「……」

 

男は申し訳ない顔をしながらも曲げなかった

 

最後のクエストの後にハンターを引退するのだ

 

「栄枯盛衰は世の常、か……これ以上は野暮じゃな、あいわかった、もう言わぬよ……今までありがとう」

 

大長老はしんみりした顔をやめ微笑みを見せた

 

「詫びと言っちゃなんだが全部見てきてやるよ、誰も見れなかった前人未到の景色、ってのをよ」

 

「頼んだ、メゼポルタの英雄よ」

 

全てのギルドの長に見送られ男は行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「旦那!待ってたニャ!」

 

乗り場で相棒アイルーが男を迎えた

 

「待たせたな」

 

「最後ニャ、色々あるのはわかってたニャ!」

 

「流石俺の相棒だぜ、ありがとよ」

 

コツンと拳を合わせ2人はいつもの荷車へ乗り込む

 

「はいニャ旦那」

 

いつもの目隠しと耳栓を渡す

 

「……いや、今日はいい……最後は景色見ながらお前と話してぇ」

 

「了解ニャ!じゃこんなモノポイニャ!」

 

目隠しと耳栓を勢いよく放り投げ2人は最後のクエストの場所へと出発した

 

 

「12年かぁ長かったなぁ」

 

「あっという間だったニャ」

 

景色を見ながら語られる英雄と相棒の会話

 

「何が一番キツかった?」

 

「極みモンスターはどれもキツかったニャ、でもボクは遷悠種のアルバトリオンが一番だと思うニャ、ホントよく勝てたと今でも思うニャ」

 

「あー確かになぁ、極みはエルゼリオンとかドゥレムディラはヤバかったな、遷悠種ならグラン・ミラオスもヤバかったよな」

 

「ニャ!」

 

アイルーは大きく頷く

 

「でもボクは旦那的には最初のラヴィエンテが一番辛かったと思うニャ」

 

「……違いねぇな、助けが来なけりゃ死んでたしな」

 

思い出される狩猟の日々

 

「……ゴメンニャ旦那、一緒に行けなくて」

 

アイルーが俯き謝った

 

「いいさ……もう戦える歳じゃねぇんだ、気にすんな」

 

アイルーはもうオトモとして活動出来る年齢を越えていた、かなり前から男の運転手しかしていない、したくても出来なくなっていたのだ

 

「気にするニャ……最後まで旦那と戦いたかったニャ」

 

相棒アイルーはオトモが出来なくなる平均的な歳を越えても男と一緒に戦ったが日々衰えていく力に限界を感じ致命的な事になる前に身を退いたのだ

 

「俺だってそうさ、だからよ……もう言うな」

 

「ゴメンニャ……旦那……」

 

「言うなって……」

 

しんみりした荷車にそれ以上の会話は無く、目的地へ静かに向かって行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「着いたニャ旦那」

 

「おう、サンキュー」

 

目的地に着いた男は荷車から降りて見上げる

 

「いつ見てもイカれた建物だよなコレ」

 

男の眼前に聳えるのは大きく高い塔

 

雲よりも高く頂上は見えない

 

 

その塔の名は「天廊」

 

 

古代人が建設した以外に何もわかっていない謎の塔

 

中には侵入者を阻むトラップや凶悪なモンスターも彷徨き全貌の解明が著しく困難なF領域最後の未開域、前人未到の場所

 

「あと10階だったニャ?」

 

「そうだ、全部で1000階くらいあったんじゃねぇか?あ~長かったぜ……ここ数年は天廊しかやらなかったってのにようやくだもんなぁ」

 

男は全てのモンスターを倒したと思った時から天廊に挑み続けていた、他のクエストには一切行かず天廊のみを挑み続けたのだ

 

まるで大きな力に導かれたかのように……

 

 

「っし……じゃ行ってくる」

 

「ここで待ってるニャ旦那、気をつけるニャ」

 

「あいよ」

 

男は天廊の入口へ向かう

 

「……!?」

 

扉に手を触れた瞬間、強烈な存在を塔の上から感じ見上げる

 

 

 

 

 

        〔待ってたわ〕

 

 

 

 

「!!」

 

男は声を聞いたような気がした

 

(今の……まさか……)

 

覚えのある声に体が震える

 

 

「行くぜッ!!」

 

 

最後の天廊遠征録

 

最後のクエストが始まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        キョダイリュウノ

        ゼツメイニヨリ

       デンセツハヨミガエル

 

 

 

 

       数多の飛竜を駆遂せし時

        伝説はよみがえらん

 

    数多の肉を裂き 骨を砕き 血を啜った時

        彼の者はあらわれん

 

         土を焼く者

         鉄を溶かす者

         水を煮立たす者

         風を起こす者

         木を薙ぐ者

         炎を生み出す者

 

 

         その者の名は 

 

 

        【ミラボレアス】

 

 

      その者の名は 宿命の戦い

      その者の名は 避けられぬ死

 

         喉あらば叫べ

         耳あらば聞け

         心あらば祈れ

    

 

        【ミラボレアス】

 

 

       天と地とを覆い尽くす

         彼の者の名を

 

       天と地とを覆い尽くす

         彼の者の名を

 

          

         彼の者の名を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   〔いっぱい遊びましょうね……うふふっ〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    ________________

    ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

         伝説の黒龍

    △△△△△△△△△△△△△△△△

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    全てを超えた先に座す挑戦(運命)の果て……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




終わりとなります。

12年とはフロンティアがサービス開始してサービス終了するまでの期間です。

天廊とはフロンティアのエンドコンテンツとして作られた1000階も続くダンジョンです、サービス終了してしまい全貌は明らかになりませんでしたが頂上には不老不死の巫女が居て天上の存在に祈りを捧げるそうです。
この設定を使いこの作品は天上の存在=黒龍達としています。
全てを超えた先とは全てのモンスター狩猟の事です。

どうなったかは御想像にお任せします。

エピローグ更新と同時にとある話に2シーン追加加筆してあります、どれかわからなかったら更新日時で判断してください。
ちゃんと読んでくれた方へエピローグの後に読むと味がある感じになってると思います。

短い期間でしたが読んでいただきありがとうございました。

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