Fallout archive   作:Rockjaw

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いざさらば 涙は拭わずに走り出す
―――刃 · THE BACK HORN


Mortal stampede

【05:04】

 

「…あははっちょっと叩いただけで飛んでっちゃったね♪」

 

「ミ…ミカ…様…?」

 

突然現れたミカに固まるハスミ。

 

他の正義実現委員会の隊員も一体何が起こったかまだ呑み込めていないようだ。

 

《なっなんと…!と、トリニティはティーパーティーのみっ聖園ミカ氏がね…ネイト社長に殴り込みを…!》

 

これにはあのシノンですら言葉が出てこないようだ。

 

さらに…

 

「ミ…ミカさん…!?」

 

「あぁ…そんな…!?」

 

正義実現委員会の生徒から送られてくる映像を見ていたナギサやリンですら言葉を失っている。

 

あのネイトが殴り飛ばされた。

 

それも先ほどの戦闘で吹き飛ばされたツルギなど比較にならないほどの速度とパワーで…だ。

 

キヴォトス人ならまだしも…ただの人間には確実に…。

 

「いや~危ない所だったね、ツルギちゃん♪」

 

そんな誰も彼も言葉を失っている状況でもミカはマイペースに朗らかにツルギに声をかける。

 

「………。」

 

ツルギは目を丸くし反応を示さない。

 

そんな彼女が単にダメージでそれどこれではないとでも思ったのか、

 

「こんなにボロボロになっちゃって…。でも、もう心配いらないよ!なんたって私が来たんだからね!」

 

ツルギの身を案じる言葉をかけなんとも可愛らしいマッスルポーズをとって見せるミカ。

 

すると、

 

「あ…あのミカ…様…!?」

 

言葉に詰まりながらミカに声をかけるハスミ。

 

この状況を説明しようとするが…

 

「もぉ~ハスミちゃんも委員長がこんなに傷つけられてるのにボォッとしてちゃだめだよ?帰ったらお説教なんだからね!」

 

「な…なぜ…!」

 

「ナギちゃんから聞いてるぉ?ツルギちゃん一人であんな奴に戦わせたってね?」

 

なんとも軽い調子のまま話を続ける。

 

10分ほど前、

 

「え?ツルギちゃん、決闘始めちゃったの?」

 

《ハイッ!場所はそこから北西に10㎞程離れた廃工場です!》

 

ミカはナギサからツルギとネイトが戦いを始めたという連絡を受けていた。

 

《ツルギさんが敗れる可能性は低いやもしれませんが万が一が…!ですので急いで向ってください!》

 

「おっけぇ~、ナギちゃん。こっちは片付いたからすぐに向かうねぇ。」

 

ナギサの要請を受諾しミカは電話を切った。

 

「ミカ様、ヘリはやはり動かせません。」

 

ヘリの検査を終えたパテル派の派閥員がそう報告する

 

「うん、いいよぉ。私は先に行くから皆はゆっくり来てねぇ。」

 

「承知いたしました。」

 

「彼女たちは?」

 

「放っておいていいよぉ。動けるようになった勝手に帰るでしょ?」

 

対して、ミカはそれほど気にしないように答えると…

 

「じゃあ、いってきま~す♪」

 

ドンッ!

 

その華奢な体からは想像もつかない様な速度で走り出したのだった。

 

彼女が去り、パテル派の派閥員もそこにあったGAZ-AAや他の移動手段を使って去っていた跡には…

 

「はぁ…はぁ…やっぱ…よそにはまだまだ強ぇ奴がいるんだな…!」

 

「くそぉ…あのバカ力お茶会めぇ…!思い切りぶん殴りやがってぇ…!」

 

防弾装備と銃を完全に粉砕されさらに多くの傷と青痣をこさえた柊姉妹が横たわっていた。

 

「だから急いできてみたらツルギちゃんがこんなにボロボロでびっくりしちゃったよ!」

 

距離にして10㎞…いや、道通りに通ってきたのならばさらに距離は増加するはず。

 

ミカはその距離を…僅か10分足らずで走破したのだ。

 

「もう後は任せて!パテル派の皆ももうそろそろつくはずだから!」

 

そんな疲れなど微塵も感じさせず…

 

「それじゃあまた起きて暴れられたりしたら大変だから鎖かなんかで縛っちゃおっか♬」

 

屈託のない笑顔を浮かべ振り返りネイトの元へ向かおうとした。

 

その時、

 

「………。」

 

ガシッ

 

ぬっと伸びたツルギの手が彼女の肩を掴む。

 

「…あははっもうツルギちゃんったらぁ。そんなに気を使わなくていいのにぃ~。」

 

しかし、いつものような力強さはない。

 

ミカもスルッとその手を外し歩み始めようとする。

 

だが、

 

「………ッ!」

 

ガシィッ!

 

再びツルギが今度はさらに力を込めてミカの肩を掴んだ。

 

「…ねぇ、ツルギちゃん?これはどういうつもりなのかな?」

 

その手を掴みつつ今度は立ち止まり彼女に声をかけるミカ。

 

「あの人と決闘してたんだってね?うんうん、確かにあの人をこの場にとどめておくにはいい手だと思うよ?あの人すぐにどっか行っちゃうしね。」

 

ナギサから報告を受けていたことを明かし、

 

「古い法律だけど確かに『伝統』あるトリニティの文化だね。うんうん、ツルギちゃんがそう言う法律も知っててくれて私も頼もしく思っちゃうなぁ。」

 

ツルギがそれを用いてネイトを食い止めていたことを誉めながらも…

 

「でもね…ここは『D.U.』で『トリニティ』じゃないんだよ?」

 

『ッ!』

 

無慈悲にも揺るぎようのない事実を告げた。

 

学校が国家と同義のキヴォトス。

 

その学校の校則はまさに国家法と同じに扱われる。

 

だが…当然、その校則が有効なのは『その学校』のみだ。

 

そうでなければただでさえ無法地帯のキヴォトスが混沌の坩堝に沈むだろう。

 

ミカの言うようにネイトとツルギが合意したトリニティ伝統のこの決闘も…

 

「だから…この『決闘』に意味なんかないんだよ。ただツルギちゃんが自分の身を挺してあの人を留めていただけ…ただそれだけのことなんだよ。」

 

D.U.ではただ二人が争っていた『小競り合い』でしかないのである。

―――――――――――――――――――

「………えぇッえぇ分かっていますっ分かってますともッ!私たちの法律が適用されるのはトリニティの領内だけっ!私たちが大手を振って活動できるのもトリニティだけ!D.U.で部隊を展開するのは許可が無ければできないということも!!!ミカ様の発言は一言一句反論の余地のないもっともな意見です!!!……でもっそんな…そんな一言で…片付けられるわけないじゃないですか…!あの決闘を否定するということは…!」

―――――――――――――――――――

「でも…ボロボロになるまで本当によくやってくれたね。偉いよ、ツルギちゃん。

 

話も終わり、肩にかかったツルギの手を今度は払うように退け…

 

「もうゆっくりしてていいよ。後のことは私達に全部任せ…。」

 

三度、ネイト拘束のために歩み出そうとするミカ。

 

その時、

 

ドゴォンッ!!!

 

突如として一発の銃声が轟き、

 

バズゥンッ!!!

 

『~ッ!!?』

 

「………。」

 

ミカの足元の地面が爆ぜた。

 

「…それ、どういう意味か分かってやってるよね?」

 

声のトーンを落とし…ミカが振り向くと…

 

「………。」

 

ツルギがネイトが捨てていたShAK-12を手に取りミカに向け構えていた。

 

正義実現委員会委員長がティーパーティーに威嚇射撃を行い銃を向ける。

 

これがどれほどの暴挙か…わざわざ語るまでもないだろう。

 

「つ、ツルギ…!?」

 

「ははぁ~んなるほど…そう言うことかぁ。」

 

血の気の引いたハスミに対し何か思いついたようにミカは呟き、

 

「ひょっとして…私たちの立場まで『トリニティ限定』だとでも思っちゃったわけ?」

 

この行動の真意を言い当てようとする。

 

「………。」

 

「アハハ~面白い考えだね、ツルギちゃん。…でもね、それは変わらないよ。私はティーパーティーで貴方は正義実現委員会…これは例えあのゲヘナであっても絶対の差なの。」

 

沈黙を肯定と思ったミカはその事実を伝え…

 

「今のはなかったことにしてあげる。ナギちゃんにも後で誤魔化しておくからその銃を…。」

 

銃を下ろさせようとした、その時だ。

 

「………こんでろ…!」

 

「なに、よく聞こえな…。」

 

「すっこんでろって言ってんだッ、聖園ミカァッ!!!」

 

『~ッ!!?』

 

「ッ!?」

 

ツルギの怒号が廃工場に響き渡る。

 

「これは私とあの人の『決闘』だっ!!!外野がしゃしゃり出てくんじゃねぇよ!!!」

 

「つッツルギ…!」

 

「トリニティじゃないから決闘じゃない!?ただの足止めだっただとッ!!?取り消せぇ、今すぐさっきの言葉を取り消せぇッ!!!」

 

制止しようとするハスミの言葉も耳に届かずツルギは絶叫する。

 

「あの人と決着を付けられるのは私だけだッ!!!決着をつけていいのは私だけだッ!!!誰にも渡さないッ!!!誰にも邪魔もさせないッ!!!誰にもっ誰であってもだッ!!!」

 

「…へぇ~。」

 

「お前には分かるわけがない、聖園ミカっ!!!私の前に立つ勇気をッ!!!私と銃なしで戦う勇敢さをッ!!!私を追い詰めた勇猛さをッ!!!それを否定させない、させてたまるか!!!」

 

相打ちを打つミカに向け…

 

「退け、聖園ミカッ!!!どかないんだったらアンタをここから叩き出すぞ!!!」

 

傷だらけの体を動かしミカの眉間に向けShAK-12を構えるツルギ。

 

それを聞き…

 

「…なるほどね。ツルギちゃんの気持ちは分かったよ。」

 

そうミカが言葉を発した次の瞬間、

 

「で…改めて聞くけど誰に向って『すっこんでろ』って言ってるのかなぁ?」

 

彼女の体から凄まじい神秘が溢れた。

 

そのプレッシャーに周囲の正義実現委員会の隊員の顔から血の気が引く。

 

ツルギを相手にしてでも決して負けていないだろう。

 

正直自分達からしたら雲の上の人物。

 

パテル派の首長とは聞いていたがその強さははっきり言って未知数だった。

 

しかし…ありありと感じる。

 

彼女こそ…ティーパーティーの『最終兵器』なのだということを。

 

高まる二人の神秘、その臨界点はいつ迎えてもおかしくない。

―――――――――――――――――――

「………取り乱してしまい申し訳ありません。もし、あのままミカ様の言葉を受け入れてしまえば…それは全てを否定してしまうことになります。…貴方に分かりますか?正義実現委員会委員長と呼ばれるあの子の前に立つその意味が?…彼女に銃も持たずに挑むその意味が?…彼の勇気を否定してしまえば…私たちが正義実現委員会である限り私達は『懦弱』と言われてしまうでしょう。それがツルギにとっては…なによりも許せなかったのでしょう。例え…主に銃を向けようともそれだけは守りたかったのでしょう…。私もあのまま二人が衝突すると思いました。…ですが。」

―――――――――――――――――――

ゴリゴリ…

 

それは石臼を引いているような決して大きくはない音だった。

 

『ッ!!?』

 

しかし、その音がその場の全員の意識を釘付けにした。

 

ゴリゴリ…

 

その音は…あそこから聞こえてきた。

 

ゴリゴリ…

 

そう、ミカが殴り飛ばし空けられた…工場の壁の穴から…

 

ゴリゴリ…

 

あり得ない、あり得るはずがない。

 

彼は人間だ。

 

キヴォトス人でなければ…いや、キヴォトス人であっても動けるわけがない。

 

しかも…彼は重傷を負っていた。

 

動けるわけがない。

 

だが…そんなこの場の全員の常識を嘲笑うかのように…

 

バチバチッバチィッ

 

だらりと垂れた左腕から火花を散らせ…

 

ポタタタ…

 

何かを掴んでいる右腕からはとめどなく血を滴らせ…

 

「………。」

 

ネイトが…再びそこに現れた。

 

 

 

 

 

Side Nate

 

ドゴォンッ!!!

 

「………あぁ…?」

 

何が…あった…?

 

どれくらい…気を失っていた…?

 

俺は…ツルギと決着を…付けようとしていたはずだ…。

 

だが…なんだったんだ…?

 

バチバチッ

 

X-02の…左腕が中破…。

 

ハハッ…ベヒモスの攻撃だって…耐えたのに…。

 

ともかく…立たなきゃ…

 

「うぅ…!」

 

肩が…焼けるようだ…。

 

…あぁ、そうか。

 

ミネが…言ってたっけ…。

 

「弾丸は幸い止まっていますが…あと少しでも深く食い込めば『鎖骨下静脈』を引き裂きますのでご注意を…!」

 

すまない、ミネ…。

 

せっかく手当…してくれたのに…無駄にしてしまった…。

 

手は…動く…。

 

神経は…無事か…。

 

………行かなきゃ…。

 

約束を…ツルギと…決着を…。

 

拐は…どこかへ行ったか…。

 

………これで…いいか。

 

ズゥン…ズゥン…

 

ゴリゴリ…

 

あぁ…体が重い…。

 

自分の…身体じゃ…ないみたいだ…。

 

………誰が…やりやがった…?

 

勝負に…水を…差しやがった…奴は…!?

 

…ふざけるな…!

 

これは俺と…あの子の…ツルギの決闘だ…!

 

あれは…俺達の…戦いだったはずだ…!

 

俺も本気だった…!

 

あの子も…本気だった…!

 

邪魔しやがって…!

 

よくも…よくも…ツルギを…侮辱しやがったな…!

 

俺達の戦いに…土足で踏み込みやがったな…!?

 

俺とあの子の…決闘に…クソを引っ掛けたバカヤロウは…!?

 

ただじゃ…ただじゃ返さんぞ…!

 

待っていろ…!

 

この落とし前…必ず…!

 

ようやく…外か…!

 

………見えた。

 

アイツか…!

 

ツルギと向かい合ってるのが…あのTone-deafか…!

 

Side Out

 

バチバチィッ

 

ポタタタ…

 

「………。」

 

全身ズタボロになり現れたネイト。

 

「嘘…!?」

 

ハスミは信じられない様なものを見る目で彼を見る。

 

あのミカからの不意打ちを受けて立ち上がれるキヴォトス人がいるだろうか?

 

まともにあんな攻撃を喰らえば自分でもすぐには起き上がれないだろう。

 

それでも…

 

「………。」

 

ネイトは立ち上がって見せた。

 

なぜ?

 

もう倒れても誰も責めない、責められるわけがない。

 

もう十分戦ったのに…。

 

もう…ひどく傷付いているのに。

 

なぜ?

 

何のために?

 

この場の誰にも理解できなかった。

 

「………!」

 

ネイトを見てツルギは目を見開き、

 

「………へぇ立てるんだぁ。ちょっとびっくりだよぉ。」

 

ミカは少し驚いたがすぐに調子を戻しネイトに声を投げかける。

 

「………。」

 

「でも…もう限界そうだね?」

 

ミカが言うように誰がどう見ても…デコピン一発でも決着しそうなほど限界だ。

 

ならば…

 

「もう一回引っ叩いちゃおっか!」

 

ドォッ!!!

 

「ま、待ッ!!!」

 

ミカは拳を振りかぶりネイトに迫る。

 

相手は見るからに限界、これで『ケリ』がつく。

 

「アハハハッ次に目が覚めた時はきっと痛くないはずだよ♪」

 

ネイトとミカの距離がどんどん詰まる。

 

「………。」

 

…さて、ここで単純な質問をしよう。

 

なぜ…ネイトは連邦を復興できたかを。

 

技術があったからか?

 

それもあるだろう。

 

倫理を忘れなかったから?

 

それもあるだろう。

 

ショーンとの約束を忘れなかったからか?

 

それも大いにあるだろう。

 

だが、それはあくまで補助だ。

 

端的に答えよう。

 

理由は単純明快、ネイトが…連邦で誰よりも強かったからだ。

 

誰よりも強かったから連邦を引っ張ることが出来た。

 

なんとも単純だが覆しようのない事実だ。

 

「………!」

 

そんな中、ネイトと共に戦った者たちはこう伝えている。

 

『ミニッツメンの将軍が瀕死の時は一層警戒せよ。』

 

なぜか?

 

ある時はコーサ―。

 

ある時はアパラチアの怪物たち。

 

その度…ネイトが追いつめられる度、彼の前に立つ存在は全て鏖殺されてきた。

 

その力は…キヴォトスに来ても健在だ。

 

だが…誰もその力を目覚めさえるには至らなかった。

 

不良たちも…。

 

機械の軍団も…。

 

ゲヘナ最強も…。

 

カイザーも…。

 

約束された勝利の象徴も…

 

ビナーも…。

 

殺人を厭わない襲撃者たちも…。

 

キヴォトスに来て…どんな相手も『ソレ』を目覚めさせるには至らなかった。

 

だが…

 

「おぉ…!」

 

悠久の歴史を誇るトリニティの力の結晶が今…

 

「アアアアアアアア…!!!」

 

連邦『最狂』の力を…呼び起こした。

 

「こぉのッ!!!」

 

「え…?」

 

「クソヤロウがあああああああああああああ!!!」

 

次の瞬間、

 

カッ!!!

 

この光景を目の当たりにした全員の目が眩むほどの閃光が辺りを埋め尽くし…

 

バツンッ!!!

 

この戦闘を覗き見ていた者たちの目はそこで潰えたのだった。

―――――――――――――――――――

「………ですので、貴方も私を訪ねてきたのでしょう?あれから先は…一部の例外を除きあの場にいる者しか目の当たりにすることを許されませんでしたからね。…ですが、あの光景は今思い返しても幻だったのではないかと思ってしまうほどです。それほどまでにあの光景は…現実の物とも思えない御業ですしたので。………その後に起こった…あの戦いも…。…少し息を付きましょうか。…あ、注文を。このミルキーウェイ・ヨーグルトパフェをお願いします。」

【挿絵表示】

―――――――――――――――――――




いざさらば 桜の花吹雪 風に散る
―――刃 · THE BACK HORN
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