結局N◯Rがいちばん抜けるんだわ   作:ハナミズル

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ある日の回想

 

sideユナ

 

私の名前は城井結菜です。

皆からはユナちゃんって呼ばれてます

 

私には友達が何人かいるけど、最初にできた友達は男の子でした。

幼稚園の頃の私は他の皆みたいにはしゃいだりせずに

一人で何かをしたりしていました。

そのため仲の良い子もいないまま、一人で泥団子を作ったりして遊んでいました。

 

そんな時に彼に出会いました。

その日も一人で泥団子を作っているといきなり男の子が私の泥団子を壊してきました。

男の子は三人もいて、私は壊されて悲しい気持ちと囲まれたことの怖さで泣いていると、彼がやってきたのです。

 

「おい、君達何をやってるの?」

 

少し怒りながらも冷静に男の子達を注意していく彼を私は、お父さんのような感じだと思いながらも助けてくれた時の彼のがかっこよく見えました。

 

注意された男の子達が私に謝っていった後に彼と

話すと、助けてくれた男の子の名前はセタイ君と

いうので私はせっちゃんと呼ぶことにしました。

 

幼稚園の頃はまだしも今でも男の子のことをちゃん付けで呼ぶのは私ぐらいですが、せっちゃんは特に気にしていないようだし私だけの特別感がしてお気に入りです♪

 

それから一緒に遊んだりしていて楽しかったのですが、せっちゃんは周りの男の子と比べて大人っぽく他の子にも優しいのでよく人が集まったりしています。

 

その時に他の女の子がいるとなぜか胸のあたりが辛いです

 

このことをお母さんに伝えると、

「フフッ、ユナももう少し大きくなったらわかるかもね」

などと、子供あつかいされてしまいました。

 

小学校になると女子の友達ができましたが、それ以上にせっちゃんと同じクラスになれて毎日が楽しいです。

 

せっちゃんのお友達という金髪の男の子をせっちゃんから仲良くしてほしいと言われて、最初は外国の人を見て緊張もしたけどすぐに仲良くなれました。

 

 

ただ、最初の頃は自分のことを「僕」だったのが、最近は「俺」になっていたり、

時折私に向かって意味のわからないことを喋ってきます。

彼氏がどうのこうの言われたりしました。

 

私、彼氏なんていないんだけどなあ

 

 

 

sideレイ

 

俺の名前はユンカー·レイ レイって呼ばれてる。

 

スウェーデンで生まれて5歳の時に日本に来たんだが、その時は日本語が話せなくて友達もできなかったんだけど小学校にあかってから友達がたくさんできたんだ。

 

その中でも最初に出来た友達がセタイっていうんだ。

俺は見た目が金髪で日本語も上手じゃなかったから周りからは避けられていたんだが、セタイは気にすることなく話かけてくれた。

 

それからセタイを中心にすることで他の子とも仲良くなれたりした。

ただ、俺の中ではセタイが一番で、ヒーローみたいだと思ってる。

日本では友達の中でもさらに仲の良い人のことを親友と呼ぶらしい。

 

ならセタイは俺の親友だな!

 

普段は優しくて他の子みたいなやんちゃさもなく穏やかに喋るセタイなんだが、たまに難しいことを教えてきたりもする。

 

日本語を覚えたころは自分のことは僕と呼んでいたんだがセタイからは俺って言うようにしろと言われた。

そっちの方がチャラくなれるからだそうだ。

チャラいがよくわかんないんだけどな

 

そして、セタイを通じてユナっていう女子とも友達になることができた。優しくて可愛い子だ。

 

セタイは俺によく難しい言葉を教えてくるが、それをユナにも言うように言われている。

今はわからなくても将来役にたつらしい、だからたまにユナに対して教えてもらったことを言ったりしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソレハカレシガワルイワ、オレナラソンナコトセンノニナ」

 

 

 

 




もう一話だけsideストーリー出してから本編に戻ります
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