結局N◯Rがいちばん抜けるんだわ   作:ハナミズル

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先輩と喋るのは楽だけど後輩と喋るのは苦手

 

僕のいる陸上部の人数は多くなく、練習はある程度するが本気で競技に取り組んでいる人は少ない

 

学校のグランドはサッカー部と野球部が大半を締めているので陸上部は隅で練習をしている。

短距離とか幅跳びのような競技はグランドで、長距離は学校の外周を走っている

 

レイが短距離を専門にやっているので女子もグランドに残っていて、その女子に良いところを見せたい男子も短距離を選んでいるので長距離を選ぶ人は少ない

 

僕が一年の時は三年の先輩と二人で外周を走っていたが、二年になってなんと僕にも後輩ができたのである。

女子が二人も長距離を選んだので三人で毎日のように外周を走っている

 

レイ目当てで入ったのかと思ったが二人は元からランニングスクールみたいなとこに入っていて長距離を頑張っていたそうだ

 

中学は家から近いとこを選んで部活は籍を置くだけで放課後はクラブの方で練習をするつもりだったらしい

 

最初の部活での顔合わせの時も僕が特に目立った実績を持っていないことを知ると僕のことは興味なさそうにしていたのを覚えている。

 

最初の何回かは部活の方に出るつもりだったらしく、外周をする時に二人よりハイペースで走ったりフォーム等のアドバイスを少ししたぐらいから僕を見る目が変わったように思う

 

ここで僕が転生したことによって得た力について説明させてもらうと、前世の身体能力を引き継いでいるようなのだ。

 

前世でも走っていたりしたがその時とは比べ物にならないぐらい今世の僕は動けるので、同年代と比べればトップクラスの身体能力と言えるだろう

 

そのため二人がヘトヘトになるぐらい走っても僕はあまり疲れたりしなかった。

それから次の部活の時に二人ともクラブの方を辞めて「先輩と一緒に練習することにしました」と、言われた時には驚いたものだが。

 

初対面の時はそっけなかった二人だがすぐに仲良くすることができると今では可愛い後輩である。

 

寝取らせが生きがいの僕だけどこの二人はそういうの抜きで純粋に部活の後輩として接している。

 

もしも妹がいたらこんな感じなのかなと二人が練習してるのを眺めながらそんなことを考えたりもしていた

 

二人の名前は篠田美咲と近藤瑠唯、ミサキとルイである。二人とも身内贔屓もあるがとても可愛らしく、モテ始めるのも時間の問題だろうと思わせるほどだ

 

ミサキはボブカットの元気が良い子で、ルイはポニーテールで大人しめな性格だ。

 

僕は大会には出たりしないのだが、二人からそのことについて聞かれた時に「目立つのが苦手なんだ」とか苦しい言い訳をした時には二人から先輩はもっと褒められるべきだとかなんとか熱くなっていたのを宥めるのは苦労したな

 

ただここ最近二人と練習している時に楽しく喋っていたりするとレイから「距離感は気をつけた方がいいぞ」とか言われたが意味がよく分からなくて何故か聞くと呆れられた。

 

何だっていうんだよ

 

ユナも朝学校に行くときに「私はもういいんだ」などと不機嫌そうに言われてどういうことだと聞いてもプイッと顔を合わせてくれなかった。

 

げせぬ

 

 

 

 

 

 

 

セ「僕はこの部で唯一の長距離をしているネトラ セタイだ、よろしく二人とも!」

 

ル「コンドウ ルイです、よろしくお願いします」

ミ「シノダ ミサキです、先輩は何か大会で成績とかって出してたりするんですか?」

 

「いや、僕は大会にでたりはしていないんだよ」

 

男がそう言った瞬間二人の少女はとたんに目の前の人間から興味を無くしていった。

元々ここでは籍を置くだけのつもりだったしここで学ぶことはないなと改めて思い、さっさとクラブの方で練習をしたい等と二人が考えていると

 

「大会にはでてないけど二人よりは速いと思うよ」

 

その言葉が二人のプライドを刺激した

 

ミ「へえ、確かに先輩は男性なので女子の私達より速いと思ってるのかもしれませんが私とルイは小学校の頃から大会で賞をとってきてるんですよ」

 

ル「私達と勝負してください、私達が勝ったらさっきの言葉は撤回してもらいます」

 

ミサキが挑発するように言えば、ルイは静かに言葉を発しながらもその闘志を燃えたぎらせながら男をみつめる

 

「ok,それじゃあここの外周が800m弱ぐらいだから一周勝負といこうか。僕が勝ったらお兄さんとでも呼んでもらおうかな」ハッハッハ

 

その言葉に苛立ちながらもこの男に吠え面をかかせてやるという気持ちで二人は勝負に臨んだ。

 

だが結果は二人が負ける形で終えた

 

ミ「こんなに速いなんて」ハアハア

 

「まだまだだね二人とも。走る時に無駄な動きが多いしそれを削ればもっと速くなれると思うよ」

 

自分の全力を出して走ったことで疲れ切った二人と違い男は息も切らさずにそんなことを言った

 

その日の帰り道、二人はある決断をする

 

ミ「私、クラブの方辞めるわ」

ル「奇遇ね、私も辞めようと思っていたわ」

 

ミ「あれだけ速いのに試合にでないなんて」

 

ル「そうね、でも私達に教えてくれたのはためになることだしあれほどの人が近くにいれば私達ももっと記録を良くできる気がするわ」

 

ミ「クラブでは他の人もいるからなかなか個人に教える時間とかってたくさんは取れないけど先輩と私達だけなら時間もたくさん取れるしね」

 

ル「クラブに行く時間も無くせるし先輩も今日話してみて優しい人だったものね」

 

 

 

 

次の部活の日

 

 

ミ「先輩、私達クラブの方辞めたので今日からまたお願いします」

 

「え、どゆこと?」

 

ル「これからたくさんお世話になるので色々なことを教えてくださいね♪」

 

ミ&ル「だから、

 

 

 

 

 

 

 

よろしくね、お兄さん!

 

 





前世ではNTRに目覚めるまでは放課後などに気分転換に走っていたりしたので、フォームとかにもこだわっていたりしました。
友達も特にいなかったので(悲

僕の中学の頃をアレンジした感じの内容です。
まあ、こんな輝かしいものではなかったですが笑
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