俺がこの世界に転生してから10年?いや30年くらい平穏な日々が続いた。いや……続いていた。っていうのが正しい。過去形である。どうしてかって?平穏な日々が崩れたからだ。どこから聞きつけたのか知らないがジュラの森に立派な城があると、どこの国かは知らないが俺が建てた城が欲しいと何年か前に訪ねてきたのだが、俺はすぐにと断った。お金にも食べ物にも全然決まってないし、俺はこの30年人間との関わりは少なからずあったつもりだったから人間って言う生き物は嫌いじゃないから関わりはなくさなかったんだけど、金を腐るほどくれてやるからこの城をよこせとか訳も分からない事遠回しに言ってきた。ちゃんとした交渉ならまだしも恐喝ぽかったから俺は本気で拒絶した。そしたそしたで恐喝じみた交渉が無理なら武力で城を制圧すれば奪い取れると思ったのか、俺の何かに気づいたのか知らないが50万と言う膨大な兵をジュラの森に…俺の城に向けてきた。と俺のスキルの『指導者』が教えてくれた。俺は転生してからこの30年ヴェルザードにこの世界の事を色んな事を教えてもらってきたつもりだったんだけど、50万って言う訳も分からない膨大な数に俺は凄くすごーく驚いた。50万って大国レベルだし、この城とこの城が付近のジュラの森が欲しいって言う強欲の強さそれに俺は気づいてため息が出てしまう。
「はぁ…めんどくさいな〜」
「どうしたの?」
俺がため息をしたら心配そうに後ろからヴェルザードが抱きついてきた。この30年ずっと一緒に暮らしていたからか関係性も変わり、俺へのヴェルザードの好意すら分かるほどに関係性は変わった。
「この城が欲しくて攻めてきたらしいよ〜はぁ…ま、多分それだけじゃないんだろうけどね」
「どうするの?」
「壊滅しとこうかな〜、これでホイホイ帰れって言ってもどうせまた来るだろうし、30万人も連れてきたんだ、俺に殺られる覚悟は出来てるでしょ」
「そっか……」
「心配しなくていいよ、ヴェルザード」ナデナデ
俺は俺の後ろから抱きついてるヴェルザードの頭をなでながら言った。
「仮にさ、俺が今ここに来てる人間を殲滅しても種族の悪魔から何かに進化しても今の俺がヴェルザードを裏切ったり、捨てたり、君の前から居なくなったりなんかしないよ。だから君は君のままでいればいいよ。だからあんまり悲しそうな顔するな」ナデナデ
「そうね…ゼインの帰りを私は待ってるわねこの城で」
「あぁ…んじゃすぐ終わらせて帰ってくるよ」
《50万の兵隊の所に転移頼んでいいか》
《了、今すぐ転移します》
俺がスキルに頼んだら足元に転移の魔法陣が出て、城をあとにし、気づいたら50万の兵隊の前にいた。人間って俺的にはあまり嫌いじゃないし、何なら前世では人間って言うのは弟しか関わりがなかったからか興味が凄くあったんだけど、この世界に来て30年ちょっと過ごしてきて分かった事、人間は最悪なやつもいれば偽善?って奴を持つやつも多々いる。だが、今俺に向かって来てる人間共は憎悪や敵意、嫌悪、殺意、人間の悪い所全てが俺に向いている。そして気付いた、これが初めての嫌気。それに体の底から湧き上がってくる怒り、だからなのか凄く頭も冷めていて冴えていた。けど、俺の住んでる所に攻め込んできたからとりあえず殺す事にした。
「死ね」
俺がそれを言った瞬間、目の前の兵士達は武器をその場に落とし、50万の兵士全員その場にひれ伏した。いや、俺がひれ伏させたって言うのが正しいんだけど。だって俺が全員の両手両足を殺したのだから。
《確認しました…ユニークスキル『心無者』を獲得しました》
ふーん、心無者ね…今はそんな事どうでもいいや。
《確認しました…ユニーク『裁斬者』を獲得しました》
おいおい、何か訳も分からないスキルがどんどん増えていくんだけど…でも今は
「それで…お前らは何でここに来たのかな?」
俺は一番近くの兵士に聞いてみたらもう成すすべがないって分かったからか素直に答え始めた。
「このジュラの大森林にある城を落とせと、私達の王に言われ来たしだいだ。いや、だったはずだったが私達はお前達を舐めていた。」
「そっか…まぁお前らはここで消えてもらう」
〚絶対零度《アブソリュート・ゼロ》〛
今まで喋っていた敵兵に手をかざし魔法を発動し、ものの数秒で50万の敵兵を凍らせ殺した。普通に言葉一つで殺しても良かったんだけどそうすると魂すらも殺してしまうって前魔物を殺した時に学習したからこそ今回は魔法で倒し、50万の魂を回収する事にした。
《告。進化条件に必要な人間の魂を確認します……認識しました。規定条件が満たされました。これより、魔王への進化が開始されます》
俺はその声を聞いてやばいと思い、進化の前にある行動に移した。
「ちょっと……ちょっとまってくれ…うぅ…ねむぃ…」
《否、魔王への進化は中断できません》
「……分かった、眠る前に2分だけ時間を…」
《……了、少しだけなら待てると思われます》
「あと一つだけ質問、俺が眠るって事は……城にいるヴェルザードも…眠っちゃう…よな?」
《解、究極能力『支配之王』で個体名ヴェルザードも魔王への進化のギフトで進化の眠りにつくと思われます》
「だよな……決めた。『指導者』今すぐ悪魔召喚を発動しろ…悪魔にくれてやる供物はそこに凍りついてる30万の死体全部だ」
《了、悪魔召喚を発動》
『指導者』に悪魔召喚を発動させたら目の前に紫色の禍々しい魔法陣が出てきてそしてその魔法陣から現れたのは、白い髪の女と黄色い髪の女が現れた。ちゃんと言うとその女2人の後ろにその配下である奴が女の後ろに2人ずついたのだが俺は意識が朦朧としていて今すぐにでも眠りにつきそうだったからそんなどうでもいい事なんて考える余地もなかった。
「お前ら…俺は今からここで進化を…するから守り、そして…進化が終わり次第ジュラの森にある俺の城に無事送り届けろ…」
「分かりましたわ召喚主様」
「分かりました召喚主」
「最後にこれだけは言っとく、城にいる白氷竜には手を出すな…絶対だからな…」
そして俺は意識を失い、眠りへとついた……
《告、個体名ゼイン・イーターの魔王への進化ハーヴェストフェスティバルが開始されました。身体組成が再構成され、新たな種族へ進化します 》
《確認しました。種族悪魔公〘デーモンロード〙から死神〘グリームリーパー〙超進化……………失敗しました。再度実行します……失敗しました……再度実行します……失敗しました…再度実行します……失敗しました……》
《告、死神〘グリームリーパー〙に進化するために人間の魂50万全てを生贄に進化を請願し更に神化を世界の言葉に請願。了、魔王への進化の祝福を元に個体名ゼイン・イーターの進化、更に神化…………成功しました。それにより全ての身体能力が大幅に上昇しました。続けて、個体にて既得の各種スキル及び耐性を再取得。成功しました。新規固有スキル『無限再生』『万能感知』『魔王覇気』『神魔覇気』『神聖覇気』『強化分身』『分解破壊』『不老不死』獲得……成功しました。新規耐性『物理攻撃無効』『自然影響無効』『状態異常無効』『精神攻撃無効』『聖魔攻撃無効』を獲得……成功しました。以上で、進化を完了します 》
《告、ユニークスキル『指導者』より世界の言葉に請願。『指導者』の進化を申請。》
【了、ユニークスキル『指導者』の申請を受理。ユニークスキル『指導者』が進化へ挑戦……失敗しました。再度実行します……失敗しました……再度実行します……失敗しました…再度実行します……失敗しました……再度実行します……失敗しました……再度実行します……失敗しました…再度実行します……失敗しました……再度実行します……失敗しました……再度実行します……失敗しました…再度実行します……失敗しました……】
【告、ユニークスキル『指導者』がユニークスキル『裁斬者』を生贄魔王への進化の祝福を得て進化に挑戦………成功しました…ユニークスキル『指導者』は究極能力『幻想之王(メフィスト)』へと進化しました。】
《告、『捕食者』の進化を希求》
【了、ユニークスキル『捕食者』は『心無者』を生贄ににし究極能力『暴食之王』へと進化しました。更に個体名ゼイン・イーターが神へと神化したに辺り世界の言葉からの最上の祝福として究極能力『死毒之王(サマエル)』『死界之王(ベリアル)』『色欲之王(アスモデウス)』を与えギフトとし個体名ゼイン・イーターの魔王への進化を完了とします】
そして俺は自分の意識の深い所に扉がありそこに扉が開いた。この扉が開いた瞬間、ゼイン・イーターがいた前の世界と今生きているこの世界に旋律が走った。魔王への進化の影響でAΩの力の全てが開かれゼイン・イーターは本当の意味で最強で最凶の生と死を司る神…死神がこの世界に生まれた瞬間であった。
俺が目を覚ますと自分のベッドの上だと分かった。何かどっと疲れたそんな感じがする。
「はぁ…疲れた…これからどうするかな〜っと……」
起きようと上半身を起き上がらせてみると俺の手から温かいぬくもりを感じたから左手を見てみると白髪の普通に誰が見ても美人って思う女が俺の手を握って寝ていた。俺はヴェルザードに悪いとその場でヴェルザードを起きるまで進化で増えたスキルをチェックしようと『指導者』に聞く事にした。
『『指導者』さーんちょっといいかね〜』
《否、私は『指導者ではなく、魔王への進化で進化し『叡智之神(メーティス)』になりました。》
『へぇ〜めちゃくちゃ強くなったって事だよね?』
《解、そう言う事です!それに私に答えられない事は余りないと宣言致します。》
『そっかそっか!んで、ここからが本題なんだけどさ俺進化してさスキルが増えたでしょ?何が増えたのか教えてくれない?』
《解、主に説明すると究極能力は全部で4つです。》
『4つね、じゃあ説明よろしく!』
《告、まず『支配之王』の能力でヴェルザードの進化により新たな究極能力『氷結之龍王(ヴェルザード)』を獲得し『幻想之王』と『氷結之龍王』を統合し究極能力『叡智之神(メーティス)』に進化しました。更に『支配之王』の能力によりヴェルザードの因子を獲得し究極能力『時空之王(クロノス)』を獲得し、『時空之王』と『支配之王』を統合し、究極能力『時支之神(クロノス)』に進化しました。そして『死毒之王』と『死界之王』を統合し究極能力『冥死之神(ハデス)』に進化しました。そしてそして『色欲之王』は普通に進化し『色欲之神(アスモデウス)』に進化しました。そして最後に元々あった『白氷之王』『暴食之王』『時支之神』を統合し究極能力『虚空之神(アザトース)』に進化しました。》
《告、最終的究極能力が『虚空之神』『叡智之神』『冥死之神』『色欲之神』の4つです》
『そうか…ありがとうねメーティスさん』
《否、容易い事ですのでお気になさらず》
俺がメーティスさんにスキルの確認が終わりヴェルザードの方を見ようと確認をしたら寝ているはずのヴェルザードが居らず俺はどこに行ったのかと気になり周りを見渡そうとしたら後ろから誰かに抱きつかれた。まぁ誰が抱きついてきたか分かるけどね。
「おはようヴェルザードよく眠れたか?」
「えぇ、ちゃんと眠れたわ」
「なら良かったよ!んで、君も俺の影響で進化したっぽいね」
「そうね、究極能力が2つ増えたわね」
「何か申し訳ないね俺の影響で君はもう白氷竜でなくなっちゃったよね?」
「私は肩書よりもゼインと一緒にいられるだけでいいよ」
「そっか…何か凄く嬉しい」
「今日ずっとこんな風に話してたいんだけどね…」
「そうね、あの悪魔達は広間に待たせてあるわよ」
「ありがとうヴェルザード」ナデナデ
少しの時間俺はヴェルザードと仲良く話をして、ベッドから降り、俺が召喚した悪魔を待たせてる広間に向かった。そして広間に入ってみると悪魔達は俺が来るまで立って待ってたぽい。
「悪いね俺が勝手に君等を召喚させたのに俺の眠りが覚めるまで待たせることになっちゃって」
「いえ、そんな私達はあなた様に召喚してもらい超越至極ございますわ」
「召喚主、私も貴方に召喚してもらい嬉しいです」
「そっかそっか、それでここからが本題なんだけど君達はこれからどうする?俺は君達を召喚したのは進化の眠りで俺が動けなくなるからその護衛+移動手段の為に呼んだに過ぎないから君達の仕事は終わりだけど…どうする?帰る?」
俺はヴェルザードとこの城で静かに仲良く生活できればいいなと思ってる。抑々はこの城の近くに街とか作りたいって思ってるけど、まだその時期じゃないって思ってるけど、でもこの悪魔達は自分の意志で俺に付いて来るのかどうか決めて欲しいと思い俺は質問をした。そして俺は質問の答えを待っていたら二人の悪魔とその悪魔達の眷属達も片膝を床につけ答えた。
「私達を貴方様の配下の末席に加えていただけないでしょうか?」
そう言ったのは白髪の気品の悪魔。ん〜って事は名前を与えたら褒美になるかな?俺ってこの世界に来て30年は経ったけど少ししか知らないし悪魔にとって何が褒美になるのかを分からない自分が何故か悔しい。
「本当に俺の配下なんかで良いのか?」
「はい、貴方様の配下になりですわ」
「私も召喚主の配下になりたいです」
「ん〜配下になってもらうのは大変ありがたいんだけどさ、俺君達に何も褒美みたいのあげられないんだよね〜…ん〜名付けで君達の褒美になったりする?」
「はい!私共名の無い悪魔ですので名付けは最上の褒美ですわ」
それから俺は白の悪魔に『テスタロッサ』、黄の悪魔は『カレラ』と名付けた。前の世界で見た自動車?の雑誌に車の名前にあった俺的にかっこいいと思った名前を二人の悪魔に付けた。そして、名付けの影響でテスタロッサとカレラは進化をし、中々強い悪魔…悪魔公となった。
「そんでさ君達に初の任務頼んでいいかな?」
「「はい、何でしょうか主様」」
「んーと、その前に主様呼びやめようか普通にゼインでいいよ」
「では、これからはゼイン様とお呼びいたしますわ」
「私もゼイン様とお呼びします」
「よろしい!それで本題だけど俺はこの城の近くに近々人と魔物が住めるような街を作りたいんだけどさ、俺はこの世界の建物の作りや何もかも知らないからそう言うのを様々な国に行って調べできてほしいんだよね〜できそ?」
「はい、私達で遂行いたしますわ」
「余裕ですよゼイン様」
「なら良かったよ、俺も明日からヴェルザードといい人材を探しに旅をするからこの城を結構の間開けるから俺もヴェルザードもいないけど2人とも仲良くな?」
「「はい分かりました(わ)」」
こうしてテスタロッサとカレラに任を与えて遊ばせない事にした。そして2人ともその場から転移して任務に向かったのであった。
投稿しました!勝手ながら来週の投稿は出来そうならいたします。すみませんがよろしくお願いします