テスタ達に任せてから1日が経ち、朝になった。俺達は旅出る為に城の周りに多重結界に対魔結界を張り準備完了だ。時間なら無限にあるから歩いて行く事にした。とりあえずこのジュラの森を抜けて何処かの国行くとしようか。
「行こうかヴェルザード」
「えぇ、そうね行きましょうか」
俺達はジュラの森を出るべく森の歩いていた、すると白い軍服姿で白髪の女の子が倒れていた。俺達はその女の子が気になり俺達は近くにより助ける事にした。
「この子のこと知ってる?」
「いいえ?知らないわね」
「ん〜とりあえず『解析鑑定』っと」
解析鑑定してみると異世界の精霊と分かった。それに天使の力を使ってる精霊らしい。
『メーティスさんこの子が異世界の精霊って本当に正しいの?』
《解、そのようです。違う世界で死にこの世界に転生したとみていいでしょう》
『この子の死ぬ前の記憶とか見れたり出来る?』
《解、可能です。創造魔法で創造した『メモリーサーチ』を使えば可能ですが使いますか?》
『よろしく頼むよ』
俺はその子の頭ら辺に手をかざし『メモリーサーチ』を使った。するとその子の記憶が頭に流れ込んできた。学生時代の記憶。そしてこの子は普通に死んで嫉妬や怒りや殺意、様々な感情の影響で精霊になりと、そして最後の記憶は自分が一番大切に思ってる友達と戦い…いや殺し合い?なのかは知らないけど決着が着き死んだ…そこでこの子の記憶は終わった。そしてこの子は後悔をしていないって分かって俺はほっとした。
「ゼイン、大丈夫?」
「…へ?…何が?」
「だって、貴方泣いてるわよ?」
俺はヴェルザードに言われ気づいた。頬を伝う涙に。俺は何故泣いてしまったのか分からないが多分この子の記憶を見て思ってしまったんだ。壮絶な体験をしたこの子が人間不信になり、でも結局は後悔のない人生を送れてよかったって思って泣いてしまったのだと俺はそう思った。
それから2、3分くらいで白髪の軍服の女の子が目を冷ました。
「よっ!おはよう、何処も異常無いかな?」
「貴様は何者だ!!」
俺の事を凄く警戒してるぽい。俺のことを人間か何かだと思ってるんだろうなぁ…この子。
「俺は一応神だよ、神は神でも死を司る神死神ってやつだな」
「……は?」
「な?ヴェルザード。俺こんなでも一応神だよね?」
「ええ、そうね!とっても強い神様ですわね」ニコニコ
「はぁ…まぁいいか」
「そこで君に提案何だけど、俺の秘書にならない?」
「…は?何故私が貴様の秘書なんざ…」
「ふーん、いいんだ〜なってくれるなら君に俺から些細なプレゼントをあげようと思ったんだけどなぁ〜」
「………」
考えてる考える、いいね〜と思いながら腕を組み待っていると、すぐに答えは返ってきた。
「…やります」
「いいね!ならじゃあまずプレゼントとして君に名前を挙げよう」
「ん〜、どうするかな…真っ白な軍服にオレの心を擽るいい感じのかっこよさ、決めた今日から君の名前はクィーンだ」
俺がこの子にクィーンと名付けたら俺の魔力4分の1を持っていった。4分の1って言っても結構な量の魔力持っていき進化をした。『解析鑑定』をしてみると神聖霊と言う種族になっていた。
「ありがとうございます。今日から貴方様に誠心誠意お仕える致します」
「俺に仕えてくれるのは嬉しいけど、そんな堅っ苦しい口調なんていらないよ、クィーンはクィーンのままでいいんだ」
「あっと、それに約束を守らないとね」
俺はクィーンの頭に手を当てて創造魔法を展開してプレゼントをクイーンに挙げた。
「何をしたの?」
「ん〜プレゼント?君が元々持ってる能力以外に、君の友達の能力もプレゼントしたって感じだよ!ま、能力の全てを再現は無理だから許して欲しいけどね」
「あ……あ、ありがとう……ございます…」ポロポロッポロポロッ
俺が言った事にクイーンは最初こそ気づかなかったが徐々に何を貰ったのかを気づきよほど嬉しかったのか地面に顔を向けにながら泣いていた。俺は俺でクィーンの頭を撫でることに専念した。そしてヴェルザードもクィーンの頭を妹にしてるかの様に優しい顔で頭をなでていた。
俺とヴェルザードは頭を撫で続けているとものの数分でクィーンは泣きやんだ。それでそれでクィーンも旅に連れて行く事にした。
まず立ち寄った国?街?で噂を聞いた。ヴェルサイユ帝国って言う大国の兵士50万人全てが侵攻したその日にいなくなり帰らなくなった。50万と言う多くの兵がいなくなったそのヴェル何とかて言う国はと言うと、住民は数千人しかいなくてもう成すすべなくそれぞれの国に移住していて、残りは王や王妃しか残らず滅びるして滅びたらしい。まぁ、その30万の兵を滅ぼした俺からしてみればそんな噂何かどうでもよくて興味すら感じなかった。
それから数年色んな国々を旅ができて良かったと思いながらまだ旅を続けてる。何故かって?城の近くに街を作るのに住宅も建てられないんじゃ意味ないから様々な国々の住宅事情や良し悪しが観察できた事、料理や食事の環境の勉強、この世界に来て様々な事を勉強した旅だったと思う。悪魔から神にしても今の世界の環境も何も知らない神なんている意味ないって思われるだからこその勉強する旅でもあるん、まぁそれだけじゃなく人材探しの旅でもあるけどまだ一人も見つかってない難しき問題。
そしてそこまた何年かの年月が経ち一度城に帰り、城の近くの木を伐採し、土地を広げ住宅を建てたりと住民がいないくせに住宅だけが増える問題起こしていたが、その問題はカレラとヴェルザードに任せた。それで俺とクィーン、テスタロッサはと言うと
フィルトウット王国ジュラの大森林に面するこの国に復活した悪魔が出たと言う噂を聞き、俺は面白そうと思いフィルトウット王国に来ていた。そんで悪魔がフィルトウット城にいると聞き、クィーンとテスタと一緒に来ていた。そんな事より俺等が城の手前まで着くと顔に仮面を付けた女がいた。
「ようこそフィルウット城へ!光栄です!かの有名な爆炎の支配者にお会いできるとは〜どうぞこちらへ」
「おう広間にご案内します」
俺は様子だけ見て帰るつもりだったけど、あの仮面の女を城に招き入れたのが悪魔である以上面白い事が起こると分かってしまい俺等も城に入れてもらう事にした。
「ちょっといいかな?俺等も城に入れてもらいたいんだけど」
「どうぞどうぞお入りください!」
俺達は素直に城の中に入って案内されるがまま付いてってみると、すごい数の人がいた。多分だけど、冒険者ってやつだとすぐ分かった。だって悪魔退治なんて冒険者ぐらいしか思いつかなかったからそういう答えに行き着いたって言う話だけどね。
すると、みんな仮面の女を見て「シズエ・イザワだ」とか「爆炎の支配者」とか諸々聞こえてきた。俺はそれが気になり話しかけてみる事にした。
「テスタ、クィーンちょっとここで待っててくれ。俺はあの仮面の女に話しかけてくる」
「分かりましたわ」
「分かった」
「ねぇ、仮面のお姉さん!周りが言ってる爆炎の支配者ってお姉さんの事でいいのかな?」
「えぇ、周りはそう呼んでるけど私がつけたのじゃないの、私はイザワ・シズエって名前があるからね!貴方は?」
「あぁ、申し遅れたね。俺はゼイン・イーター普通の旅人だよ。噂で悪魔が復活したって聞いてここに来たんだけど、シズエもそんな感じ?」
「えぇそうね、私の場合は冒険者として来たんだけどね」
「にしても、悪魔ごときでこんなに人を集める必要ないと思うんだけどな〜それに…」
「それに?」
「いや、何も無いや〜俺は連れの所に戻るから、行きてたらまた会おうねシズエ」
「分かった!またねゼイン」
俺はシズエから離れテスタとクィーンの元に戻った。すると、テスタロッサが渋いような嫌なやつを見るような顔をしていた。
「たっだいま~…ってどったの?テスタそんな変な顔をして」
「いえ、私が嫌いな黒の気配がしたので…」
「はっはっはっ!テスタにも嫌いな奴がいるんだね、良かったよ君にもそういう気持ちを持てるやつがいる事に安心した!でも、黒って事は君が白、城にいるのが黄、この世界の魔王が赤だよね?あと何色がいるの?」
「紫に青、そして緑がいますわ。でも、青と緑はさっきゼイン様がおっしゃりました原初の赤に仕えています」
「ふ~ん、じゃ…誰にも仕えてないのが黒と紫ね、何か面白いね…」
てか、今気づいたけど俺の配下って白髪が多い気がする。ヴェルザードでしょ、テスタロッサにクィーンも白髪。配下じゃないけど俺も白髪それにテスタの配下も2人も白髪だしなんか自然と白髪軍団になってる。って考えてると何か戦いが始まってた。戦っているは、仮面を被ってる女シズエ・イザワとテスタロッサが言っていた黒と言う原初の悪魔。
「ふーん、あれが黒ね……でしょ?テスタ」
「はい、こちらとしても癪ですがあれが黒ですわ」
「てか、この城…悪魔だらけじゃね?」
「流石ですわゼイン様。気づいていたのですね。」
「命令だ!クィーン、テスタロッサ。人間に憑依してる悪魔を全て殺してこい。出来るだけでいい普通の人間に影響を与えるなよ」
「「はい、畏まりました(わ)」」
それだけいい、クィーンとテスタロッサはその場から消えた。その瞬間、戦いは終わった。黒が仮面に向かって攻撃をし、削りきれず黒の方の腕が吹っ飛んだ。そして黒は驚きながら「無限?」更には、「仮面が時を超えてる」とか言ってたけどそんな事ができるやつなんて神や俺の持ってる究極能力『時支之神』しかできないと思うんだけだ…
《告、あの仮面には体内から漏れ出す魔素を抑える力が備わっており、先程原初の黒(ノワール)が言っていた事もあながち間違いではないと思います》
『ん?って事は……俺みたく何らかの究極能力で様々な時間移動して来てる奴がいて、何等かの理由でその時間移動をしてたやつがシズエに仮面を挙げたって事?』
《否、少し違うような気もしますし、マスターの言ってる事も正しいと思われます》
そっか…まさか勇者が未来から来て託したって事ないもんな…あははっ。
『メーティスさんとりあえずシズエの跡をいつでも追えるようにしといてくれ』
《了、畏まりました。》
その後の事は、さっきまでいたいた人達はそのまま帰るなり、この城で1日休んで帰ると言う人達で二手に分かれたらしい。そしてシズエは休んで帰る方になったとメーティスさんが教えてくれた。シズエに動きもなかったから俺も城の部屋を借り仮眠する事にした。まぁ仮眠と言っても俺が進化してから本当の意味で睡眠は出来なくなったので目を瞑って瞑想するだけだけど。何時間経ったか…シズエに動きがあった。
《告、個体名シズエ・イザワの元にこの城の騎士が出向いた様子です。そして、その主に悪魔が乗っ取っている様子……如何致しますか?》
『ん〜俺より強いなら尚いいんだけど、どうせ雑魚悪魔でしょ?でも、シズエが心配だし付いてってみるか』
《了、個体名シズエ・イザワの行動を見れる様にしときます》
『メーティスさん1つ聞きたい事あるんだけどさ、俺この世界に来てから少し、ほんの少しの目に違和感?があるんだけど何か知ってる?』
《告、マスターの瞳はこの世界に転生してから魔眼が宿っています。魔眼の名前は創滅の魔眼が宿っています》
『創滅の魔眼ね…どんな力があるの?』
《解、あらゆる攻撃魔法・防御魔法を消し去る力を有した、体を造り替える魔眼となっています。更に眼に魔素を流すだけで魔法の無力化も可能です》
ふーん、そう言う事は、俺にはそう言う魔法が聞かない体になってるって事で間違いないのか?
《告、それで間違いないと思います》
普通に自然の流れで俺の心読まれた。まぁ、そこは取り敢えず、スルーするわ…
《告、個体名シズエ・イザワと騎士に付いてる悪魔との戦いが始まりました。どういたしますか?》
すっかり、シズエの事を忘れていた…まぁ助けるにこした事はないでしょ。
『とりあえず、シズエの場所に転移しようか、メーティスよろしく!』
《了、空間転移を発動します》
転移した先で見た光景は、悪魔がシズエの首を絞めてる状況だった。普通だったら精霊を宿してるシズエがそこまで強くもないデーモンごときに遅れは取らないはずなんだけど…多分何らかの影響で体に宿してる精霊の制御が効かなくなっていてそろそろ暴走しかけてるが、それを抑えるのに精一杯でシズエがいつも通りに上手く戦えないって状況と見た。それに…ノワールとの戦いで魔素、力を使いすぎたとかだろうね。多分。
「大丈夫?助けようか?シズエ」
俺がシズエに問いかけると下級悪魔に首を絞められ余裕がないからか言葉での返答が返ってこなく、シズエの目を見ると助けてくれと俺は勝手に感じ、シズエの首を締めている悪魔の腕を目掛けて俺の右腕を上から下に振り下ろしたと同時にシズエの首掴んでいた悪魔の手も悪魔から切り離されシズエは自由となった。
「ッゴホッゴホッ…ありがと…」
「それで?さぞかしお強い悪魔さんは、僕みたいな貧弱種族に何を見せていただけるのかな?」
「…るな!来るんじゃないっ!来るなぁぁぁあ!!」
そんな事を言いながら俺に魔力弾や魔力の込めた攻撃をしてくるが俺に届く前に消滅して当たらない。それに自分が為すすべが無いと分かったのか何もせず地べたに這いつくばった。
「どうしようかな〜いい考えないかな?テスタロッサ」
俺の近くにテスタロッサの魅力を感じ名前を呼んでみたら案の定俺の後ろにいた。
「私を呼びましたか?」
「この悪魔毛色は違うけど、君の知り合いの系統の悪魔でしょ?どうする?」
「どうしましょうか。この系統は私は大嫌いなのですよね〜…」
「じゃあ殺すか…先に言っとくけど悪魔は死んだら何日か後にまた復活するらしいけど俺が殺したら一生復活はしないよ?魂ごと消滅するからね〜」
と言う事で
『死ね』
俺が悪魔に向かってそう言うと、受肉していた人間の体は地面にぼとっと転がったがその中の悪魔は全てを持って死んだ。
「そ〜れ〜で〜、どうだった?テスタ!クィーン!」
どうぞっと言った次の瞬間、俺の目の前にレッサーデーモンに受肉させていた人間の首を10くらい?俺の目の前に持ってきた。
「ありがとう!2人とも!それに、おい…そこにいる悪魔…いや、ノワールだったか?其処にいるの分かってるんだ出てこいよ…」
「クフフフ…バレてしまいましたか。それに久しぶりですね、ブラン」
「やめてくれない?クロ。私はゼイン様に名を貰い今は私はテスタロッサよ。間違えないでちょうだい」
「て言う事だ、ノワール。そう呼んでやってくれよ。そんな事より…君もそろそろ限界だろ?そろそろ帰りなよ」
「そうですね……ですので私は帰ります。またお会いしましょうテスタロッサ、それにその主殿」
それを言いクロ改め原初の黒ノワールはその場を去った。
「さぁ~てと、俺たちも帰るか…城で待ってる奴もいるからな…」
「そうですね帰りましょうゼイン様」
「帰ろうゼイン様」
とその前に…俺はシズエの前にいき手をかざした。
「シズエ、君の中にいる奴に耐えるために仮面を付けてるんだろうけど、そろそろ爆発するんじゃないか?」
「…え?」
「お前はよく頑張ったよ…いきなり魔王にこの世界に召喚されて……本当によく頑張ったな…シズエ」
僕がそれを言うと今まで溜めていたものが溢れてくるように俺に抱きつき泣き始めた。俺はシズエの頭を撫でながらシズエが泣き止むまで待った。
「落ち着いたか?」
「…////」コクコク
「俺は君より年下だけど、これでも神様だからさ君を助けてあげるよ」
俺はそれを言い今着ている浴衣の懐から札をシズエに渡した。
「君の中にいる者を本当に抑えられなくなったら、俺が今渡した札が助けてくる。俺は君には死んで欲しくないからね。…君がこの世界の事をよく思ってない事も知ってるし、さっき見たから分かる…だから札を君に渡したのは俺のワガママだ。だからこの札が必要じゃないなら断るなり、捨てるなり好きにしていい。だけど、俺のワガママを聞いてくれるなら君を一生に賭けて大事にしようと俺自身の名に賭けて約束する」
「では、先に帰るよ…また会おうシズエ」
俺はそれを言いその場を去った。
「良かったんですか?あの女を連れて行かなくて」
あの女?あぁ…シズエの事か…でもクィーンがそんな事気にするんだろう…と俺が考えても分からなかったから素直に答える事にした。
「あぁ…シズエの事ね〜。あの子はやるべき事があるし、それに……俺が今連れて行かなくてもまた会う事になるから今はいいんだよ…分かったか?クィーン」
俺が言った事に納得してくれたのかクィーンはそれ以上俺に聞く事は無かった。そしてもう一人俺について来たテスタロッサはと言うと…俺の左腕にくっつきながら表情は何処かの高貴な令嬢を振る舞っていた。俺としても何だかんだテスタの事は嫌じゃないからいいんだけどさ…と諸々の事が終わり数日が過ぎ去りある日の事。配下の皆を俺の前に集めた。
「ヴェルザード以外の配下は俺が神だと見聞を広めてもらいたい。期間は…そうだなぁ〜この森に封印されてるヴェルドラがいなくなるまでってどうかな?」
そして俺の配下達は俺の見聞を広める為に様々な国に散らばったのだった。
久々に投稿しました。これからもよろしくお願いします。