海の彼方で
作者:錫樹トシアキ
原作:BASEBALL LIFE
タグ:オリ主 野球 朝ドラ風 恋愛 長編 友情 ハーフ 成長劇 ヒューマンドラマ 苦労人 青春 愛が重い 現代 欝展開 独自解釈 男主人公 スポーツ プロ野球
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荒屋海【あらや・かい】――本名、カイ・ヒューゴ・アラヤは親の都合でフィンランドから日本に移り住むことになった。
自分の意図せぬ引越し、意図せぬ環境の変化、意図せぬ周囲からの評価、そして意図せぬところで始めることになってしまった野球との日々。
母親との別れ、そして、父親のただれた情事――。
自分の意思で生きるということに強い思いを抱きつつも、鬱屈した日々を送っていた海は、ある日電車で佳井華耶【よしい・かや】という少女と出会う。
華耶と偶然の出会いを果たした海は、いつしか華耶と惹かれあい、そして華耶のために生きることを選択する。
『あたしの代わりに、あたしが見たかった景色に行って欲しいって思ってる――』
野球を諦めざるを得なかった華耶の分まで野球に打ち込むことを決意した海だったが――。
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2023年2~10月に野球ブラウザゲーム・BASEBALL LIFE(https://baseball-life.games)内の投稿機能にて連載していた全232話を再編集!
ゲーム内で起きた勝敗結果、キャリアの推移などを元に各種設定を肉付けした作品です。
※ お願い ※
あくまでもゲーム内で起きた出来事を元に書いた作品のため、作中の展開のために登場したモブや、便宜上名前をつけなければいけなかったためゲーム内には登場しない独自のキャラクター、および、掲載に至ってゲーム内とは著しく設定が変更されたキャラクターが登場します。
また、連載元のゲームとこちらでの名義を別にしていますので、もしBASEBALL LIFEの世界観が気になって実際にプレーに至った際には、作者である私と、1ゲームプレイヤーである私とは別人格でやらせていただいていることをご了承ください。
そして、展開の都合上どうしても発生してしまう、あまりよくない書かれ方をされてしまった登場人物がいますが、ゲーム中には存在しなかった選手などもあります。そのため、そうした登場人物のモデルがゲーム内の誰かなどの詮索などはなさらないようお願いいたします。
| 第1章 カイ・ヒューゴ・アラヤ | |
| 1・~独白~ その男の名は | |
| 2・~独白~ なりそこない | |
| 3・運命が動き出したのか、運命へと動き出したのか | |
| 4・Aiti | |
| 5・抱いた感情の名は | |
| 6・激情を南へ向けて | |
| 7・雲に切れ目を入れるもの | |
| 8・甘き日々に身を委ねながら | |
| 9・夏の着地点 | |
| 10・ふたりの心中 | |
| 11・長き呪縛の始まり | |
| 12・4477分の1 | |
| 13・ホームスイートホーム | |
| 14・鬱屈が生んだ決意 | |
| 15・心残り | |
| 16・愛に覚悟を | |
| 17・幸せの起点 | |
| 18・次の一歩のために | |
| 19・流れを変える一撃であらんことを | |
| 20・そして、佳井海へ | |
| 21・甘い日々と壊れた味覚 | |
| 22・幸せなんて、いくらあってもいいんだよ | |
| 23・父として、男として | |
| 24・アイデンティティ | |
| 25・責任転嫁のすすめ | |
| 26・羽ばたき始めた翼が見たものは | |
| 27・せめて、花束をヒットにして | |
| 28・生傷にひとつの勲章を | |
| 29・2マス戻るふたり | |
| 30・ふたりの打開策 | |
| 31・蝉の意地 | |
| 32・リモートワーク・デスマッチ | |
| 第2章 大鈴清兵衛 | |
| ここまでのあらすじ・人物紹介 | |
| 33・笑う清兵衛は悩める海を活かすか | |
| 34・疾走る清兵衛は悩める海を活かすか | |
| 35・そこにもういない母へ | |
| 36・今はただ、ヒットの山を | |
| 37・運命のFA権 | |
| 38・張った意地を覚悟と言うのならば | |
| 39・気まぐれな運命の中で | |
| 40・逃げる事の出来た者へ | |
| 41・笑顔の奥の反抗 | |
| 42・酩酊の奥の本心 | |
| 43・終わり行く20代の中で | |
| 44・人気選手への階段 | |
| 45・打たねば刺され、打てばイジられ | |
| 46・類は友を呼んだか | |
| 47・次代を見据えて | |
| 48・不器用 vs 口下手 | |
| 49・変わったもの、変わらなかったもの | |
| 50・流れを呼ぶ者、流れを作る者 | |
| 51・その10年がもたらしたもの | |
| 52・矜持(前) | |
| 53・矜持(後) | |
| 54・日曜深夜ドキュメンタリー 超絶大陸 | |
| 55・熟れた果実の行方 | |
| 56・熟れた果実の隣で | |
| 57・熟れた果実が撒いた種 | |
| 58・熟れた果実が傷むとき | |
| 59・間引かれた果実の反抗 | |
| 60・宣戦布告 | |
| 61・見渡す限りの地獄に伸びた手は | |
| 第3章 ジェネル | |
| ここまでのあらすじ・人物紹介 | |
| 62・両腕にまっすぐな瞳の少女を | |
| 63・悲壮感を白球に | |
| 64・世代を彩る宝石となりて | |
| 65・怒りの戦略的撤退 | |
| 66・65点の逆襲 | |
| 67・長きトンネルの向こうに | |
| 68・ディストーションの憂鬱 | |
| 69・親の背中に子は何を見たか | |
| 70・アミューズメント | |
| 71・上陸、佳井宅 | |
| 72・ジェラシーアイスクリーム | |
| 73・15年遅れのサンタクロース? | |
| 74・期待されて落とされた者、期待されずに置かれ続けた者 | |
| 75・無限の空に想いを描け | |
| 76・幻の速球派エース | |
| 77・誇りをその手に | |
| 78・言わされた感のある誇り | |
| 79・存在感は弾道に乗って | |
| 80・逆襲開戦 | |
| 81・重ねた月日を数えても | |
| 82・ちいさな世界で | |
| 83・積み重ねた心 | |
| 84・その15年の価値は | |
| 85・戦士の帰還 | |
| 86・壊れかけの日々 | |
| 87・思い出せ | |
| 88・刃こぼれ | |
| 89・折れた太刀を短刀に変えて | |
| 90・迷走か、カウンターか | |
| 91・妻として、母親として | |
| 92・終わりゆくものと変わりゆくもの | |
| 93・すれちがいだらけ | |
| 94・神をも震わせる流星 | |
| 95・それは長すぎた冬だったのか | |
| 96・横浜の魔物 | |
| 97・清兵衛の覚悟 | |
| 98・レンズ越しの悲哀 | |
| 99・沈んだものは | |
| 100・ある一つの終わり | |
| 101・思いやりは壁となって | |
| 102・その愛に『やりなおし』を | |
| 103・伝説は海を越えて | |
| 104・祭りの後の現実感 | |
| 105・佳井海という虚像 | |
| 106・始まる者、終わる者、変わらない者、変われない者 | |
| 107・分かりやすい奴 | |
| 108・晴留の憂鬱 | |
| 109・僕らの望んだもの | |
| 110・縛られた『父親らしさ』 | |
| 第4章 浅井薫 | |
| ここまでのあらすじ・人物紹介 | |
| 111・光と影(前) | |
| 112・光と影(後) | |
| 113・負けヒロインの流儀 | |
| 114・海岸線の波に記憶を添えて(前) | |
| 115・海岸線の波に記憶を添えて(後) | |
| 116・期待は失望に変わり、やがて墓標へ | |
| 117・もう半分の保護者となりて | |
| 118・若さの原動力(前) | |
| 119・若さの原動力(後) | |
| 120・傷跡に悲しみを | |
| 121・ジレンマは機を織って | |
| 122・なれなかった自分を追い求めて | |
| 123・ある一つの最終回へ | |
| 124・その男の影を追って | |
| 125・伸ばしてつかめる星だったならば | |
| 126・2ミリほどの信用 | |
| 127・忘れえぬ思いを空へ掲げて | |
| 128・運命は×を描くように重なり | |
| 129・もう一度が遠い | |
| 130・葛藤はコーヒーに渦を巻いて | |
| 131・月日が狂わせたもの | |
| 132・20年前から事実を届けに | |
| 133・眩しき背番号10 | |
| 134・捉えた背中の傷跡に | |
| 135・選ばれたかった者と選ばれてしまった者(前) | |
| 136・選ばれたかった者と選ばれてしまった者(中) | |
| 137・選ばれたかった者と選ばれてしまった者(後) | |
| 138・いつかくる終わりのために | |
| 139・一番という自負と余裕と | |
| 140・不振と不信 | |
| 141・既成年の主張 | |
| 142・勝ちきれず、やりきれず | |
| 143・失くした着地点 | |
| 144・またひとつ遠ざかる背中 | |
| 145・究極のその先は | |
| 146・無力という罪、憧れという罰 | |
| 147・女同士の懺悔 | |
| 148・閉ざされかけた運命 | |
| 149・たとえ時代が変わろうとも | |
| 150・その爆心地のそばで | |
| 151・考えすぎな遺伝子(前) | |
| 152・考えすぎな遺伝子(後) | |
| 153・壊れた翼を白球に乗せて | |
| 154・壊れた翼で飛び込んで | |
| 155・右肩に24年の重みを乗せて | |
| 156・晩夏 | |
| 157・終わりの足音 | |
| 158・命を燃やして | |
| 159・ある最悪なサヨナラ | |
| 第5章 佳井新 | |
| ここまでのあらすじ・人物紹介 | |
| 160・悲哀を南には向けられずに(前) | |
| 161・悲哀を南には向けられずに(中) | |
| 162・悲哀を南には向けられずに(後) | |
| 163・ラストコンティニュー | |
| 164・羨望という名の偏見 | |
| 165・二つの祖国という皮肉(前) | |
| 166・二つの祖国という皮肉(後) | |
| 167・ただ、過ぎただけの時間がそこにあって | |
| 168・内部分裂はシャボン玉のように | |
| 169・特攻兵・田中 | |
| 170・それは最後の輝きか、復活の狼煙か | |
| 171・フラッシュは影を伸ばして | |
| 172・暗転した光と影 | |
| 173・罪状はたどり着くはずだった色に似た髪へと | |
| 174・父に出来ること、父としての限界 | |
| 175・本当に燃えたものはなんだったのか | |
| 176・月日を後悔だけが流していく | |
| 177・終わりの季節の風 | |
| 178・それぞれのターニングポイント | |
| 179・月日が変えたもう一つの物語 | |
| 180・それぞれの影 | |
| 181・佳井神話の人工的な終焉へ | |
| 182・まだ終われない、終わる物語 | |
| 183・ワンチャンス・ワンモア | |
| 184・狩人との対峙 | |
| 185・子供の事情 | |
| 186・晴れの名のもとに | |
| 187・転換期 | |
| 188・子は親に似るもの | |
| 189・審判の時(前) | |
| 190・審判の時(後) | |
| 191・レンズが追おうとしたもの | |
| 192・レンズが遺したもの | |
| 第6章 オルガ・シルタネン | |
| ここまでのあらすじ・人物紹介 | |
| 193・27年分の孤独 | |
| 194・壊れた世界の後始末を | |
| 195・片腕の戦士、再び | |
| 196・純であり不純なもの、不純であり純なもの | |
| 197・空白期間 | |
| 198・夢の積載過多 | |
| 199・Days gone by,Time goes by | |
| 200・届かぬ願いは雨を呼んで | |
| 201・その男が遺したもの(前) | |
| 202・その男が遺したもの(中) | |
| 203・その男が遺したもの(後) | |
| 204・夏の行方 | |
| 205・男たちの岐路 | |
| 206・それが単なる友情だったならば | |
| 207・30年後の夏の着地点へと | |
| 208・帰還、そして――(前) | |
| 209・帰還、そして――(後) | |
| 210・そして蘇った65点 | |
| 211・去る者にしか見えない世界 | |
| 212・執念は白線を駆けて | |
| 213・ビターエンド | |
| 214・せめて無限大の愛を | |
| 215・焼け焦げてなお炭は輝き | |
| 216・最後の日が最高の日であるために | |
| 217・佳井海から巣立ったもの | |
| 218・佳井海が育んだもの | |
| 219・佳井海を照らしたもの | |
| 220・そこにあった4477と380のドラマ | |
| 221・47000人が望んだ世界 | |
| 222・4477分の4478 | |
| 223・海の彼方で | |
| 224・大爺双羽という女 | |
| 最終章 佳井海 | |
| 225・青波が止んだ頃 | |
| 226・クーラーボックスに10年の月日を詰めて | |
| 227・白々しさの中に真実は眠る | |
| 228・そして、『独白』へ | |
| 229・互いの幸せを願えばこそ | |
| 230・プロという矜持 | |
| 231・巡る季節が世界を変えていこうとも | |
| 232・風は喝采を招いて【完】 | |
| ここまでのあらすじ・人物紹介 | |