海の彼方で   作:錫樹トシアキ

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56・熟れた果実の隣で

「お疲れ様」

「カイ、相変わらず自分に厳しい。カイだけ笑ってなかったでしたから、逆に目立ってた」

 

都内のフィンランド料理でマルコとニコに祝福されながらビールを乾杯する海。

去年のベストナイン授賞式のあとは結局誰とも会わずに武蔵小山のアパートに一人で戻ってしまったから、今年は予定を入れておこう――と海は受賞が決まったタイミングで二人に連絡を取っていた。

 

今年はキャンプの時点で二塁への再転換をされていた海は、それでも昨シーズンと同じく4割2桁本塁打という成績を残し、今年は二塁手部門で再びベストナインを獲得した。

 

「個人成績だけなら文句はないんだよ。でも、成績を出すだけじゃ試合に勝てない」

「自分の成績にももうちょっと喜んでもいいと思います、俺は」

「でも、団体競技だから、俺はカイの言うこともちょっと分かる」

珍しくマルコとニコの意見が行き違った。

 

「俺たちは、CDが売れれば嬉しいです。でも、カイは一人で戦ってるわけじゃないですから。F1だってそう。1位獲ること大事。でも、チームで戦ってるから、それだけじゃ優勝できない。チームで戦ってるスポーツは、難しいです。気持ち複雑なの、分かります」

「あぁ、F1。そう言われると、ちょっとニコの言うこと俺も分かった」

「でしょ」

「それでも、カイはもう少し喜んでもいいと思います俺は。F1だって、チームで戦ってても、1位取れたら喜んでます。優勝して、シャンパンを無表情でかけてる人、俺は知りませんから。だからカイももっと、喜ぶべきだと思います。カイの成績がどのくらいすごいか、俺にはよく分かりませんですから偉そうなこと言えません。でも、賞を取れたなら、それって多分、嬉しいことのはずです」

「……」

海は空になったグラスをじっと見つめながら、しばらく黙り込んだ。

 

「開幕結構いいスタートを切れてたはずだったのに、終わってみれば最下位だったので……『100敗回避しろ!』って横断幕が見えたとき、このままじゃいけないって思いました。……でも、思うだけなら、そんなの誰にだってできるんですよね。もっとお客さんに喜んでもらえるような試合をしたいと去年僕はこの場で言いましたが、正直言って、僕も、チームも、今のままではいけないと思っています。僕一人の頑張りで勝利に結びつける試合が一つでもあるならば、それを目指して頑張りたいと思います。来年もよろしくお願いします――」

 

授賞式、いつもよりも硬い海の表情がそこにはあった。

 

ルーキー二人がレギュラーに大抜擢される、あまりに思い切った『育成期間』――。

 

伸び悩み続け、常に二軍で暮らしていたいわば『二軍の帝王』の一人、横嶺【よこみね】にハッパをかけるために昇格させたものの、一方でベテランの外野手を代打の切り札として起用し、新人二人と二軍の帝王とでレギュラー争いをさせながら、準レギュラーの仕上がりなどを見つつ来期以降の飛躍を狙う――という、今野なりに次を担ったつもりであろう作戦は結果的に大失敗に終わった。

 

膝に不安を抱えるベテラン外野手のことを考えると確かに無理な起用だってできないし、現状できることというとそれ以外にチームの現状をどうにかできるような作戦はなかった。

横嶺も、経験だけはそこそこあるものだから、新人二人を同時にスタメン入りさせた思い切った采配をせずにおいて、新人だけに不満の矛先が集中させないようにする――という、ある意味では海のように局地的にファンからの視線が注がれて潰されていく選手を生み出さないようにした今野の作戦だったのだろう。

 

とはいえ、その横嶺も最近はSNSなどで不満を漏らしたりなど――最近よく使われるようになった表現を使うならば――『野球の出来る芸人』になりつつあったし、久々の一軍起用の期待に応えてみせる、なんて気概は感じられない怠慢なプレーが続き、むしろ、どちらかというと『どうせ誰を使っても大して変わらないのだから』という今野からの一種の敗北宣言であって、あえて横嶺を使い続けるのは若手たちに対して『ああはなってくれるなよ』と、反面教師としての姿を見せつけているような――そんな日々が続いていた。

 

入団時から何も成長していないどころか、変にずるがしこい知識だけついたせいで退化しているような姿はそれ相応にチーム内だけでなくファンの反感を買った。

横嶺のような選手を使わなければならないほどの状況だと分かっていて、清兵衛頼りの状態が続いている外野手をなかなか補強できずにいるフロントへの不満はそうして、たびたび野次として聞こえてくることがあった。

 

そうした中で、海がなんとか自分のプレーで流れを呼び起こしたり、態度で示そうという姿勢はどこか、自分が父親としてはあまりうまくいっていない姿とダブって見えて、海の気持ちを殺いだ。

 

「自分に出来るベストを尽くして頑張ろう」

「おうよ!!」

 

練習の後、試合に向けて円陣を組んでも、景気のいい返事は清兵衛からしか返ってこない。

それだけ清兵衛の声がずば抜けて大きい、ということのあらわれなのかもしれないが――最終戦、かつてチーターズを離れた選手がスカイクロウズ側で円陣を組み、和気藹々と全体が賑わっているのを傍から見ていると、海は自分の今後の身の振り方というものをどうしても少し意識せざるを得なかった。

 

憎たらしい――。

 

その思いをバットにこめても、自分があの打者と張り合ったところで飛距離という点では劣る。こればかりは、努力というものだけでどうにかなるものではない。まして、自分には目の覚めるような飛距離を放つ以外にやらなければいけないことがしっかりある。

 

そうした中で自分に出来る事といえば、状況に応じて長打を打つかどうかを使い分けながら、ボール球をしっかりと見極め、状況によってはそういうやり方で塁に出ることも選ぶ――そうした未だ発展途上の"自分らしさ"を見せることしか海にはできなかった。

 

流れを変える一打を放つことのできるセンスが金で手に入るなら、海はいくらでも払おうと思った。それで周囲が自分についてこれるなら、自分の寿命だって差し出そうと思った。清兵衛と共にどこかもっと自分らしくプレーの出来る空気のいい環境に移れるなら、いっそこのアキレス腱すら差し出したいほどの思いだった。

 

現実にはそんな悪魔のような存在はない。あったとしても、今の自分には守るべきものが多すぎる。子供たちや華耶を差し置いて寿命を差し出すなど、海にはもう出来るような状況ではないのだ。

 

自分でどうにかするしかない――そう思えば思うほど、海は追い込まれていった。3番を任されているという重圧のみならず、今やキャプテンを任されるような身分になり、そしてチームの中心、チームの顔としても動かなければならないという、清兵衛から課せられたあまりに重たい課題が海にはとても苦しく思った。

 

あと何年、こんな日々を暮らし――華耶が望んだ景色というものが日本一や優勝を指すならば、あと何年それに向かって佳井海はヒットを打ち続けなければならないのだろうか――そう考えると、海は自分の道のりが果てしなく遠く、そして、行く当てのない、オーロラさえ見えるような凍えるような夜空の下、時折吹きつける冬の寒風の中を裸足で駆け抜けなければならないような旅路に感じられた。

 

だからこそ、今はマルコやニコといった――あるいは、自分のことを良く知らないような――誰だっていい、華耶にすら見せられないような顔を見せる相手が欲しかった。少しでも東京にいる間、ひずませたディストーションギターの音に自分の行き場のない感情をぶつけでもしなければ、どうにかなってしまいそうだった。

 

清兵衛が特定の誰かと未だに結ばれていないのは、清兵衛なりにそうして一日ごとの感情を、誰かにぶつけたいからなのだろうか――と時折そうして自分に重ねて海は考えることもあったが、あの男にそんなセンチメンタルなんて備わっていないだろう、と海は思い、そのたびにギターをかき鳴らして感情を紛らわせようとした。

 

「カイが"よぽっど"……オウ……よぽど……?よっぽど……?とにかく、いろいろ考えてること、分かります。たぶん、俺たちが考えてるより、カイは悔しい思いをしてますから」

「だから、カイが持ってきた曲、明日あわせてみましょう。カイの思いを、この曲に乗せましょう。俺たちも、悔しい思い、たくさんしてますから。とても、この歌、気持ち乗せたい」

 

来季からスタメン発表の曲をリニューアルしたいと球団に申し出ていた海は、東京に来る前に前もって新曲のデモ音源を二人に渡していた。

『Be more Wild』。この一年、思うように行かない日々を感情的なリフに乗せ、『俺たちは限界を超えるために生き、決してその中で心を無くしはしない――』と強く歌い上げた一曲だ。

 

「来年のファン感謝祭、この歌が歌えてればいいと俺は思います」

「ファンに少しでも勇気付けられてればいいなと思います」

「……ありがたがられる曲になってるといいな」

海は不安そうにしながらギターを構え、リフを確認しながら――噛み締めるように頷いた。

 

「そうなれるはずです。カイはこれからも頑張るはずですから。きっと、ファンも、みんなも、分かってくれるはずです」

「……だといいけどね」

曲で景気づけたい、という気持ちは海にはあったのだが、そんなことで一気に空気が変わるようならば、勝負の世界など安いものだということは海も分かっている。

 

歌で戦争を終わらせようとするロボットアニメを、海はフィンランドに居た頃見たことがあった。

たびたび、アニメや漫画では歌がそうした力を持つものだというものを海は見てきた。あそこまでの力が自分にあるとは思っては居ないが、今、自分を取り巻く環境は、何か一つでも行動を起こさなければ何も変わらないのだ。

円陣への関心のなさ、自己中心的で閉鎖的なチームの空気、どこかそれを達観した素振りで内心諦めたような顔をしている監督、すがる物がないから怒号を挙げ続けてなければ気が済まない観客――。

 

自分のこうした行動は、果たしてそうした人々にとって、プラスに働いているのだろうか――そう思うと、海は自分の中の自信が揺らぎそうになった。自分がやっていることは、自分なりには本気でやっているつもりだが、他人から見てみればあくまでもパフォーマンスの一環で、チームにも、観客にも本当にこんなことで心が揺らぐものかと鼻で笑われ、影で唾を吐かれているのではないか――海はそう考えてしまっていた。

 

東京に戻ってすぐ、ファン感謝祭では、ニコとマルコのスケジュールが合わなかった事から海は一人で音源に合わせてこれまで使用していた『Hunting Time』を歌い上げた。

オーオーオー……とチャントになっている部分は観客にも定着するようになっていたため、新曲も同じようにオーオー……と歌える部分を設けておいた。

 

新曲というものがどれほどファンに受け入れられるかは分からないし、かえってこれまでの曲のほうがよかったと言われてしまっては申し訳ない。

広報にも『Hunting Time』にあわせた年間の名シーン集を毎年作ってもらっていたが、こちらはこれまでどおり曲を使い続けるように頼んでおいた。

 

楽器を撤収してもらい、更衣室に戻って再びユニフォームへと着替える海。次の企画で変装をすることになる横嶺と更衣室ですれ違い、海は軽く会釈をした。

一つ年上の彼ともまた、海はあまり言葉を交わすことはなかった。

 

「楽な仕事だよなー。こっちのやる気がなくてもこんなことしてるだけで給料もらえるんだから」

「はあ」

嫌々とイベントで着なければいけない女装姿に身を包みながら、海のほうをじっと見つめる横嶺。

『俺は見た目で飯食ってるから』と、海よりもさらにウェイトトレーニングをしたがらなかった横嶺。海の身体を『無駄のない細身の身体』と評するなら、横嶺のそれは『無駄がない』というよりは、華奢だった。

それでいて別に特別身軽というわけでもなければ、足がさほど速いわけではないのだから、同じ野球で飯を食っている海としてはあまり近寄りたいと思えない人間だった。

 

「副収入としちゃーいいもんだよね。ファンはアレ、こぞって買ってくれるんでしょ。お前みたいなのがCD出してるもんだから」

「まあ」

「俺も顔だけはイケてるから、ああいうのやろうかな。ねぇ、どのくらい儲かるの、ああいうの?」

「……そういうのは、ちょっと」

誰がお前みたいな奴に金の話をするか――と海は言葉をどもらせながら、鏡で髪型を気にしている横嶺を横目で睨んだ。

 

「アレさあ、メンバー、自前で見つけたんだろ?どっか俺にもその"テ"の奴紹介してくれよー。こないださ、いわゆるタニマチってやつ?あ、お前タニマチって分かんないか。まあ、その"スジ"の人からさ、結構大きい話もらえたんだけどさ、ちょっと交渉がうまくいかなくてさー。だったら、お前のほうについてたほうが、楽して儲けられそうなんだよね。誰でも、何でもいいからさ、金になりそうな話、くれよ」

「……別に俺は、儲かる儲からないでやってるわけじゃあ」

 

仮に知っていたとしても誰が教えるものか――と海は横嶺の言葉にいちいち反吐が出る思いだった。

やはり、自分のやっていることというものは、こうした人間にはそう見えているのだ。こんな人間がチームで一定の立場を持っているうちは、一生上がり目なんてない――海はそう思った。

自分が未婚で、子供なんていなかったら今すぐにでも移籍を志願してやるところなのに――と悔しくも思った。

 

守るべきものが多いから悔しかったのではない。

自分がどれだけ自分なりにやっても、世界がそう都合よく綺麗になるわけではないことが悔しかったのだ。

 

「えー、つまんないなー。野球選手っていう箔がついてる間に金しっかり稼いでおきたいんだよねー、俺。俺みたいな、状況に応じてたまたま使ってもらえるくらいの準レギュラーって、お前みたいに使ってもらえてる奴と違ってそんなに金もらえないからさー。今年みたいに固定気味で使ってもらえる保障だってないしさー、バックアップとして雇い続けてもらえてるうちが勝負だからさー、野球より金になること探しときたいわけよ。顔だけで仕事くれるほど、テレビもバカじゃないしさあ」

「……そう思ってるなら、もうちょっと練習したらどうなんですか」

 

海はふと、自分から出てしまった本音に口を押さえた。一方で横嶺はそんな海の言葉に対して、清兵衛の豪快な笑い声とは違い、ケラケラと小馬鹿にするような引きつって歪んだ音階の声を挙げて笑った。

 

「あーあー、出た出た。そーゆースパルタっぽいのさ、俺、ダメなんだわ。どーせ俺はもう、ここから突然才能が開花するなんてこともないし、このまま歳とっていくだけだから。そりゃー分かるよ、俺だって自分のことくらい自分で分析できないくらい伊達に歳だけとってるわけじゃないしね。だから俺としてもさー、次のビジネスのこと考えてたいんだよ。歳だけ食って何も仕事がなくて、それで交通整備士だとか、弁当屋だとか牛丼屋だとかの店員だとかみたいな底辺みたいな仕事なんかしたくないしさー。ねーえ、仕事の話じゃなくてもいいからさー、投資でもさあ、サイドビジネスでもさあ、何でもいいわけよ。金だよ。楽して過ごせるだけの金が欲しいんだよ」

「……それは、稼いでる人に聞いたらどうですか」

「だーかーらー。現に稼いでるんでしょ、君?ねー。本当は今日だってあんな大層な演奏したっぽい体でいるけどさ、あれだってアテレコなんでしょ?なんなら、バンドのそばに置いておくくらいでいいからさ、楽して稼がせてよ。俺一応ちょっとだけならギター弾けるしさ、お前だってちょっとはチームの仲をアピールしたほうが得だろ?あー、そうだ。なんならさ、俺は顔もいいからツインボーカルでも――」

「――他を当たってください。今日だってちゃんと俺は……歌ってます。ギターだって、あんたが思ってるようなものとは違って、ちゃんと弾いてます。……スタジオバンドなんかじゃないんです、俺のバンドは」

 

バンド活動そのものまで否定するような言葉に、海は不満げにその言葉を遮って否定した。

「ふーん」

つまらなさそうにしながら、横嶺は海を舐め回すようにじろじろとニヤつきながら眺め――

 

「なーんか、自分だけはやる気に満ちてます、みたいなの、ヤな感じなんだよねー、君のそーゆーのさ。どうせうち、来年もこんなんだよ。まさか、自分ひとりの力だけでチーム引っ張ってけるみたいなこと思ってるとか思わないほうがいいよ。そーゆーの、今もう流行ってないから。熱血漫画とかのさ、見すぎだよ。現実なんてもんは、お前が思ってるよりもクソなんだから」

 

吐き捨てるようにしながら、フリルのスカートをひらひらさせ――

「俺、いっそ『実は心が女なんです』とか言ってそっちの路線で金稼ごうかなー。見掛けだけなら球界トップクラスだから、自分の武器はちゃんと活かさないとなー」

そう言って横嶺は更衣室から出て行った。一人残された海は横嶺のロッカーに向かって蹴りを入れ、着替え始めた。

 

「――ただいま」

「おかえりー。あ、みんなー!パパがチキン買って来てくれたよ!よかったねー!」

「チキン!?ほんと!?」

リビングから飛び出してきた晴留はバケツいっぱいのチキンと箱を手に再びリビングへと戻っていく。

 

「なんか、帰ってからまたどっか食事っていう気になれなくてね。ごめん」

「ううん。いいんだよ。チキン、みんな喜ぶし。お母さんもあの歳でチキンよく食べるからさ。たくさん買ってきてくれて嬉し……あっ、ちょっと――海くん、どうしたの……?」

 

リビングを向いていた華耶に海は後ろから抱きつき、無言でそのまま動こうとしなかった。

「……ごめん。何も言いたくない」

「……しょうがない子だねー、海くんは。あとでゆっくり話聞いてあげるからさ。何があったか知らないし、話したくないかもしれないけど……とりあえず先にご飯にしよう。ねっ?さすがにこの光景子供たちに見られたらだいぶ気まずいから」

「……うん」

はぁー、と胸に手を当てて落ち着こうとした華耶は、自らの頬をぱんぱんと叩いてからリビングへと戻っていく。

海もまた、あまり浮かない顔を少し何とかするために――頬をぎゅーっと上につねって口角を強引に上げながらリビングへと向かっていった。

 

「なんかお母さん顔赤いね」

「気っ……気のせいだよ。さっきファン感謝祭ではしゃぎすぎたからかな」

晴留の声に少しだけ動揺しながら華耶はイスに座った。

 

「骨なしのやつちゃんと買ってきた?」

「すぐ楽して食べようとする」

新は普段どおりの気分で箱やバケツの中身を確認しようとする。それを華耶は制止しながら海がテーブルにつくのを待った。

 

「それじゃあ、いただきます」

「いただきます」

華耶の合図で皆がチキンを取っていく。こういうことが果たして父親らしいのだろうか――と海は疑問に思いながら、アバラの部分のチキンを取って骨ごとかぶりついた。

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