TSロリ美少女のウィッシュリスト 作:うどん
「やっと……やっとだ!」
色々な国を渡り、必要な物を探し集めた。それを語れば、一時間を軽く超えてしまうので話すのは辞めるが。
やっと、悲願のTS美少女薬が完成した。
これで、俺は美少女になる事が出来る。まぁ、飲んで生きていたらの話だが。そんなことを言ってる場合じゃない。さぁ、飲んでみようか。
俺はコップに粉薬を注いで、そのまま飲み込んだ。ヴォエエェェ。漢方の十倍苦い。ゼリーで包めば良かった。
その後薬を飲んで、少しすると眠気がやって来たので眠る事にした。
ふぅ、久しぶりにゆっくり眠れた気がした。そんな感じで何と無く、起き上がった身体はいつもより軽かった。そこで思い出す。そうだ、俺美少女になったんだ。
どんな感じかな。と思いながら、スマホのインカメで自分を見てみると、もうそこには加齢臭漂う疲れた顔の中年は映っておらず。代わりに黒髪ロングで中学生ぐらいの美少女があどけない様子で映っていた。
「お、おおおおお!めっちゃ可愛いっ!やった、やったぞー!!!」
暫くベッドで跳ねながら、喜んでいると腹が鳴った。……そう言えば、何にも食べてないな。未だにグーっと鳴る腹に手を当てながら冷蔵庫を探ってみる。
「うーん、折角美少女になってから初めての食事だしなぁ。美少女っぽい食事を食べたい」
美少女っぽい食事って何だ?
結局、朝ご飯だしお茶漬けをサラサラッと食べることで妥協した。べ、別にこれが最後の晩餐になる訳じゃないしな。次の食事からは美少女っぽい食事にしよう。フ◯グラとかかな?
「うーん、美少女になったのは良いけど。何かやりたい事……そうだ!折角だからリストにしてまとめてみるか、確か最近ウィッシュリストって言うって書いてあったから」
スマホのメモに"美少女ウィッシュリスト"と打ち込み、やりたい事を箇条書きにしてみる事にした。書いていると、だんだん頭が冴えてきて量はどんどん多くなっていった。
「おぉっ……これは人生が豊かになりそうだな。取り敢えず、今日は美少女っぽいご飯を」
いや、待てよ?美少女だって同じ人間だろうし、普通にステーキや焼き肉にカニとか食べるか。酒も呑むだろうし。デザートも食べるだろう。
「……俺なりの美少女を目指そう」
って事で、俺は美少女になってまずやる事は……。
「服だな、服。下着とか、事前調達は出来なかったからなぁ」
中年のおじさんがそんな場所へ行ったら即現行犯逮捕だ。なので、ダボダボパーカーに、下着の変わりにタオルを巻いて。その上にズボンを履きベルトをキツく締めて服屋へ向かった。
こうして俺の美少女ライフが始まった訳だが、果たして上手く行くのか少し心配である。