TSロリ美少女のウィッシュリスト 作:うどん
「ありがとうございましたー」
ショッピングモール内の下着店から出て、振り向きもう一度店員に会釈をしてからそのまま歩く。
下着は緊張したけど、なんとか買えたし。服も、ワンピースはちょっとアレだったか。でも、可愛かったし良いか。
純白のワンピースにスニーカーを履き、ショッピングモールを散策していると気になる店を見つけた。
「アイスだ」
アイス、俺はアイスが好きだ。暑くても寒くても食べる程好きだ。買うか?買わないか。
一瞬の迷いの後、すぐにレジに並んだ。
「ストロベリーと、あ、後この期間限定の奴!ください」
「はい、畏まりましたー」
なんとか噛まずに言えて一安心しながら、会計を終わらせて少し待つ。いやぁ、どのアイスも良いなぁ。次は何食べようかってワクワクしながら考えるのも良いよなぁ。
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
渡されたカップを両手で受け取り、軽く頭を下げて席を探した。あ、あった。
「よっこいしょっ」
あ、おじさん臭いな我ながら。不味い不味い。周りからの目線を感じる様な気がする。これでは、おじさん系美少女になってしまう。俺は正統派の清純美少女になりたいだけだからな。
そんな事を考えている脳みそに甘味を一口。
「あまっ」
ちょっと溶けて柔らかくなってきて食べ易くなってる。甘い。
「はぁ、幸せ」
それから黙々とアイスを食べ、あっという間にダブルを食べ終えた。期間限定の奴は俺には……って感じだった。でも食べてみないと分からないし、気になるしなぁ。
「お、クマだ」
また暫くモール内を彷徨いていると、クマがいた。森の中じゃないのに出会ってしまった。デカいなぁ。後ろに沢山の椅子が並んでるし、何かのイベントなんだろうけど。ポツンと独りぼっちで立ってる姿は暇そうだったので、そっと話しかけてみた、
はろー。
軽く手を振ると、少し驚いた後に手をぶんぶんと動かしている。可愛いな。
「写真、良いですか?」
クマの着ぐるみに向けて、カシャカシャッとカメラのポーズを取ってみる。すると、腕を丸にしてOKのポーズをしてくれた。なのでツーショットを撮って見ることにした。
中年のおじさんがクマさんとツーショット決めるのはかなり覚悟決めないと大変だからなぁ。美少女になって良かった。
「はい、チーズ!」
何回か撮った後、通りかかった人にお願いをして撮ってもらった。
「じゃあ、撮りますよー」
「は、はい」
どう言うポーズで撮ろうか、迷った結果、今を楽しむ事にした。今は……名前考えて無かった。この体のそれっぽい名前も考えないと。
「はいチーズ」
まぁ、今は良いか。最高に楽しいし。
「何アレ、めっちゃカワイイ」
「二人とも息ぴったしじゃん」
「アッチ行ってみない?」
な、何だ?人が増えて来た。あ、イベントが始まるからか。そう言えば、何やるかも分からなかった。まぁすぐ分かるか。
「たのしみだなー」
これから何が始まるんだろう。