宇宙人ジョーンズ:調査員
「カズマ様ぁ!お願いしますぅー!」
「えぇい!うるさいししつこい!」
───あの惑星にもこの惑星にも『自業自得』という言葉が存在する。
「何度も言うが報酬を分配せずにそれぞれのものにしようと言い出したのはお前だろーが!」
「だってだってー!」
───自分でした悪い行いの報いを自分自身で受けると言う意味だそうだ。
「まさか収穫したものの殆どが換金率の悪いレタスだなんて思わないじゃない!」
「知らねーよ!そもそもお前自分の幸運のステータスが壊滅的なことぐらい分かってるだろ!」
「分かった上で大丈夫だと思ったのよー!」
「どうしようもねぇ…。」
───過ちを振り返る者は前に進み、
「と言うかそれを抜きにしたって一人で飲み屋にツケを作ってきたの何回目だよ!?」
「今回で7回目ね。」
「お前馬鹿か!?いや馬鹿だったな!」
───振り返らない者はいつまでも同じ過ちを繰り返す。
「ああ!?また馬鹿って言った!馬鹿って言った!私女神なのよ!そんな不敬が許されるとでも思ってるの!?」
「ああ思ってるぞ。なんせお前は最弱のカエル相手でさえ喰われることしかできず、サボり魔な癖に何度もツケを作っては人にせびる宴会芸だけが取り柄のお水の駄女神だからな!」
───なぜ一度痛い思いをしているのに繰り返すのだろうか。
「うっ、うぅ〜〜〜…」
「ん?」
「うわああああああああん!!!かじゅまが言っちゃいげにゃいこと言ったーー!!!」
「お、おいカズマ。流石に言い過ぎだぞ。」
「そ、そうですよ!アクアの顔がすごいことになってますから!」
「え!?俺が悪いの!?」
───我々にとってはいまだに理解し難いことだ。
「痛ッ!?ジョーンズさんなんで俺にビンタすんだよ!?」
「ケンカリョウセイバイデス!オタガイキチントアヤマリナサイ!」
───ただ…。
「はぁ…まあそうだな。流石に俺も言い過ぎた。ごめんなアクア。」
「……ひぐっ…私も悪かったから…ごめんなさい。」
───あの惑星の住民も、この惑星の住民も…
「フタリトモヨクデキマシタ」
「…?これは?」
「コンカイハワタシガダシマスカラ、ツギガナイヨウニキヲツケルヨウニ!」
「…!はい!気をつけます!先生!」
───同じことを繰り返しで成長していくようだ。
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この一杯にお茶請けを!(※要はオマケという名の字数稼ぎ)
「おいアクア。いつからジョーンズはお前の先生になったんだよ。」
「チナミニムカシ『ガッコウ』トイウバショデ『キョウシ』トシテハタライテイタコトガアリマス」
「マジで!?」
「アノワクセイノキョウイクノカゲンニサイショハトテモクロウシマシタ」
「えっと例えば?」
「メイボヤキョウカショヲキョウダンニオクトキニウッカリワッテシマッタリ…」
「うん?」
「シギョウニマニアワナカッタセイトヲコウモンニバリアーヲハッテアシドメシテハアクシヨウトシタリ…」
「え、えっと…」
「コクハクシテイルセイトニコエガチイサイトシドウシタリ…」
「「……」」
「ソノケッカホゴシャノミナサンカラクジョウガオオクヨセラレマシタ」
「「そりゃそうなるわ(よ)!」」
「シカシセンパイノオカゲデ、ワタシハセイトニアイサレルセンセイニナルコトガデキマシタ」
「へぇ、よかったじゃないか。で、その先生ってどんな名前なんだ?」
「サカモトキンパチセンセイデス。」
「「…えっ?」」
「「えぇーーーーー!?」」
今回の展開は「教師」篇を見て思いつきました。
ちなみにですが、この世界における金八先生は日本でも特に有名な伝説の教師という設定です。なので、彼と同じ職場で教師を経験したジョーンズならきっとなんとかしてくれると思って書きました(笑)
この一件があってから、この世界のアクアが問題を起こす事がかなり減ったそうです。(なくなったとはいってない)
ジョーンズのセリフに関して。カタカナだけじゃなくて漢字もあった方が読みやすいですかね?
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漢字ありの方がいい
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カタカナだけでも大丈夫