【設定変更につき書き直し中】当たるも当たらぬも八卦。当たるも当たらぬも八卦ぇ!!(血涙)   作:かりん2022

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ここ好き、評価、お気に入り、ありがとうございます!!!
特に、一言つき評価、ありがとうございます! 真摯に受け止めます。

マシュマロ、お題感想、感想、引き続き募集してます。
よろしくお願いします!!


それはともかく、いつものことですがキャラが動いて予定通りに行かなくて大変です。
真実が知られてしまったけど大丈夫か転生体達。

好きなシーンへ辿り着けなかったら後でおまけで書きます。

五条&夏油はどのルートでも頑張って潜伏しているので、まだしばらく待ってね!


例え今を危険に晒しても。言わねばならぬことがある

 

「桜や。よろしゅう」

 

 桜(直哉)の両親に話をつけて、甚爾に連れられて来た桜(直哉)。

 不貞腐れたような女は、体格のいいもの達に囲まれ、甚爾に隠れることもなく堂々としている。

 禪院家は、もちろん調べた。

 桜(直哉)の前歴に不審な事はない。

 

「桜。よく来た。お前の術式を聞こう」

「動きを阻害したりして、正しい動きを指導したりできる術式や」

「つまり投射呪法だな。一級相手は戦えるか」

「3級がなんとか、ぐらいやな」

 

 実は、これはかなり凄い。何故なら、向こうと比べて強さが三級違うからだ。

 3級クラスは、向こうでは天井はないものの特級。これ以上はないし、御三家に恥じぬ強さである。

 だが悲しいかな。

 3級はこちらでは通常クラスである。

 

「めっっちゃ雑魚やん!!! それだけ呪力あるのに!? ざっこ!!」

 

 ゲラゲラ笑ってバカにする直哉。

 

「桜(直哉)は一般人だ。経験ねーんだよ。戦う趣味もないし、優しくしてやれ。術式と呪力はあるんだ。孕み袋の要件は満たしてるだろ」

 

 甚爾が庇う。庇っているのか疑問だが、とにかく庇う。

 

「まあな。顔はええし。おんなじ術式なら、教えたってもええで? 頭下げて頼むんならなぁ!」

 

 だからお前である。

 

「物腰からするとかなりできそうだが」

「武術は好きでやってん。呪霊に対して乱暴した事はあんまりあらへん」

「ふむ……。まずは手合わせしてみるか」

 

 屋敷の中に入る。桜(直哉)は、いちいち呪霊に反応して立ち止まる。

 か弱い女の子ムーブだが、禪院家のそこかしこに転がってるのは3級呪霊だ。

 直哉からして見れば、お家の中に特級放置してて何事!? という感覚である。

 桜(直哉)の名誉のために記そう。桜(直哉)は決して臆病ではない。

 

 そして、直哉と桜の対戦カードが組まれる。

 

「お互い素手で組み手するで。術式はありや」

「ん。ええよ」

 

 さて。

 三級しか相手にしてない桜(直哉)は、直哉に対して劣っているのだろうか。

 それは違う。

 向こうの人間のポテンシャルは、こちらの人間より高い。ただ封じられているだけだ。そして、小さい呪力の運用に関して凄まじい工夫と鍛錬を行なってきた。

 それは、桜(直哉)を裏切らない。確かに量が途方もなく大きくなりはした。準備期間が短ければ、五条のようなミスもしたろう。しかし、桜も今まであたらしい世界と体で生きて来たのだ。訓練だって1日も欠かした事はなかった。

 そして、小さい呪力を扱っていた時の感覚は、呪力の乱れを、無駄を、須く許さない。特に平時は呪力を出すのははしたないとばかりに、体に呪力をしまいこみ、流石に甚爾とまではいかないが、まるで真希のよう。

 

 かつての半分の呪力。ただし、元の直哉より大きい呪力。それは、半分になってもなお直哉の4分の3に迫る。

 また、精密な呪力操作は直哉以上。

 

 術式と術式がぶつかり、それは隠していた牙をあらわにするべく、直哉を上書きした。

 

「隙ありや!」

「ぐっ」

「浅い。実戦では足りんな。まあよかろう。勝負あり!」

 

 桜(直哉)の蹴りが炸裂する。

 まあ、女になったのと、実戦経験は直哉の方が上なので仕方がない。

 

「……何があってどうしてそうなったんだ、直哉」

 

 思わず直毘人は言う。それを直哉が勘違いして受け取った。

 

「油断したんや! もう一度!」

「まあ待て、直哉。桜。お前はあまりにチグハグすぎる。話が聞きたい」

「パパと話すことなんてあらへん!!」

 

 ベーっとする事で、直哉以外の者達は確信した。

 

……あ。これやっぱり直哉だ。

 

 

 

 その後、直哉が桜(直哉)をボッコボコにボコったり、桜(直哉)が禪院家の者達の術式を見て、すごい。確かに凄いが、呪霊を人喰いにするほどじゃないなと禪院家のものを冷たい目で見たり、桜(直哉)がこっちの天元様の役割について頭を捻ったり、帳に驚いたり、たまに様子見にくる甚爾に尻尾を振ったり、と日常を送っている最中。

 もうすぐ入学だというその時。

 

 五条悟が夏油傑と共にやってきた。

 

「悟くん!!! 傑くんも!」

「うぉっ 直哉? まじで直哉?」

「なんや呼んだ?」

 

 直哉がいくと、夏油は直哉と桜を交互に見て、信じがたいという顔をする。

 

「自分の事わかってくれたん? 悟くん!」

「いや、俺は違う。ちょっとジジイに話があってさ。後はこの2人がお礼言いたいって。元星漿体とその護衛」

「直哉、さん。ありがとうなのじゃ!」

「あの時は、ありがとうございました!!」

「え、あ、2人も生まれ変わってたん……!?」

 

 2人の少年に勢いよく頭を下げられ、桜(直哉)と直哉は戸惑った。

 

「どういうことか教えてもらおうか」

 

 直毘人は、2人が追っていた2人だと察して、問いかける。

 五条悟は、サングラスを下ろした。

 

「腹を割って話そうかと思ってな。天元様の同化、じーさんは反対?」

「いきなり何をいう」

「この2人も直哉も、未来から来たんだよ」

「はぁ!? 何をいうてるんや」

「そうだ。六眼。物事は正確に言え。未来ではなく、並行世界だ」

「わかってんじゃん」

 

 五条悟は笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんなのが自分の未来や言うんか!?」

 

 ビシッと指さされ、桜(直哉)は不快そうに眉を顰める。

 

「はい。廻という術師が、転生術式の持ち主で、亡くなる直前の直哉さんに術式を使っているのを死の直前に見ました」

「俺らと廻って術師がさぁ。並行世界で天元様の護衛依頼受けて、そっちの甚爾に殺されかけてんだよね。そこで、直哉が家に逆らって助けに来てくれて、そこで死んじゃったらしいんだ。その後の事は知らないけど、依頼は失敗したらしいな。で、天元様はこの世界にもいるし、今度の護衛依頼は邪魔しねーで欲しいなって」

「私も、ロケットランチャーで撃たれたり、銃を使われたり、売られたりはやだなぁって。並行世界の私より弱いつもりもないし、好きにさせるつもりもないけど、事前に防げるならそっちの方がいいよね」

 

 最強の問題児が言い募る。問題児ではあるが、いうことは真っ当である。

 街中でロケランはやめろ。切実に。

 

「何故天元様の同化を儂が邪魔せねばならん」

「自分らの世界では、天元様、術師と呪霊を封じてたんや。天元様が健在な限り、術師は術式を使えん。呪霊も三等級弱体化する。それが面白くないんやて」

 

 桜(直哉)の言葉に、直毘人はようやく腑に落ちる。桜(直哉)の違和感はこれだったのだ。しかし三等級とは凄まじい。

 そんな強固な封印化では、術式などロクに発現しなかったのではないか。

 

「馬鹿らしい。では、この世界では天元様を殺す意味などないではないか」

「じゃー縛ってよ。禪院家は天元様に手出ししないし、甚爾は護衛期間中、五条家で監視させるって。本当は暗殺者送られて貸しにしてもいいくらいなんだけどさ。まー直哉もそれこそ命を賭けて助けに来てくれたんだし、貸しにしてもいいよ」

「悟くん、あかん。パパに貸しはあかんよ」「黙っていろ、桜」

 

 直毘人は考える。

 

「転生術式の持ち主は何故術式を使えた?」

「デバフ無効化の呪具があったんや」

「……断る。言いがかりに真面目に対応する必要はない。縛りはそのように軽いものではない。対価が釣り合わない」

「はぁ? 天元様の体制に反旗を翻すつもりなのか?」

「しかし直毘人さん。こちらの要求は、護衛依頼の邪魔をしないで欲しいという一点のみですよ。しかも、呪術界で最も守られるべき人です」

「だが、お前達の転生体を見つけ次第譲るというのなら縛ってやろう。それなら釣り合う」

「交渉決裂ってことね。直哉。生まれ変わった方。どうする? お前もう生まれ変わってんだから、禪院家出ても問題ないと思うけど」

「甚爾くんが心配やから……」

「そ。お前が困ったら一回だけ助けてやるよ」

「そんなこと軽々しく言ったらあかんよ」

「軽々しくねーよ。感謝してる」

「悟くん……」

 

 その後、直哉は荒れた。

 腹を立てた桜が、「一回逆らったくらいでパパは処分を決めた」と暴露し、さらに荒れた。だが、甚爾との縛りにより、恵は傷つけられない。ザマァ。

 

 騒ぎを聞きつけた甚爾は、予め天元様の防衛依頼の妨害を拒否。

 並行世界でそんな重要な役割だったものだ。なんというか関わりたくないと思うのは当然だった。

 それだけではない。

 

 甚爾の仕事用のメールアドレスに、捨てアドから1通の呪いが混入していたのだ。

 

「クソお父様へ。あなたがもし今回も、息子をヘドロの国の王様にする為に歴史に残る犯罪者になろうというのなら、もし生き延びても殺しに行きます。俺は今度こそ平穏に生きたい。呪術師なんてやりたくない」

 

 どうやら、並行世界の息子は死んで転生したらしい。今は娘かもしれない。

 

「じじいから、どうにか恵の事を取り戻さねーとな……」

 

 天元の護衛依頼の時期が近づこうとしていた。

 

 手紙を読んで嫁が怒り狂ったのはいうまでもない。

 手紙のタイミングから、大人になれずに恵が死んでる事は明らかなので。




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マシュマロ
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