【設定変更につき書き直し中】当たるも当たらぬも八卦。当たるも当たらぬも八卦ぇ!!(血涙) 作:かりん2022
(禪院家だけで三部してみました)
お題感想、評価、ここ好き、お気に入り、ありがとうございます!!
アンケ回答もありがとうございます、参考にさせてもらいます!
お題感想、活動報告のシーン没案褒めてくださってめちゃくちゃ嬉しかったです!
ありがとうございます!!!
今日、シーン7没案書いちゃいますね!
シーン詳細は完結後までお待ちください。
任務がえり、追われた少年たちを助けたのは偶然だった。
「おお、五条悟! 夏油 傑! 礼を言うぞ! 家入硝子と 廻は壮健か!?」
「ありがとうございます」
親しげに寄ってこられて、2人は首を傾げた。こんな濃いキャラ、会っていたら忘れるはずはない。とはいえ、一方的に知られている事は多い。何せ最強コンビである。
「お前ら、呪術師関係だったりすんの? 呪詛師?」
「失敬な! 秩序を守る側じゃ! 転生する前は、じゃが。そなたらには、文句と礼が山ほどあるのじゃ、ちょっと面を貸すのじゃ!」
五条と夏油は顔を見合わせた。
「特級を三級にする天元様の結界に、護衛任務に、同化失敗〜?」
「天元様の名前は聞いた事あるけど……信じがたいな。少なくともこの世界ではないね」
「この世界にも天元様がおるのに、何故結界が機能していないか、天元様が何やっているのかはわからぬ。廻は並行世界に生まれ変わらせる術式だと言っておった。後、お主らも廻の術式を使っておったから、刺客にやられておれば、おそらくもう生まれ変わっておるぞ。男であるなら非術師、女であるなら半分の呪力で術師じゃ!」
「なんだい、その究極の選択は」
「ゲロゲロ」
「五条と夏油は聞いておらなんだが、硝子は男を選んでおった」
「えー? そこは聞いとけよ」
「ふーん。硝子にそんな願望があるなんてね」
今とそんなに変わらなそう、とバレたら大変な事になりそうな事をいう傑。
「私達は、私達が並行世界で殺される時までと、廻が転生した時の、つまり前の前の世界での廻が死ぬまでの未来情報を提供できます。ネットに出ている「当たるも八卦当たらぬも八卦の未来占い」というのが私たちの作ったサイトです。廻も占いという形で情報を出していましたので、それを真似したり情報を流用しました」
「で、それを見て予知術式かって襲われていたってわけね」
少年達は頷いた。
「呪霊の強さから、並行世界と違う歴史に気づいていましたが、災害で人が死ぬのが見過ごせなかったので」
「お主に会えて、天元様がいると分かったことは幸運じゃった。天元様がいるという事は、同じように依頼をされる可能性があるのじゃ」
「甚爾達の一派は、天与呪縛のフィジカルギフテッドだけでなく、ロケットランチャーや爆弾も駆使してきていました。後、智糸さんが、向こうは無限バリアを破る呪具を使ってくるし、廻のいた世界では、足止めをした五条さんは破れて死の淵で反転術式を使い、呪力の核心を掴んだらしいのです。でも私達の時はそんな偶然に頼るわけにはいかないから、呪霊がどうなるか恐れて止めを刺されなかった夏油さんをメイン盾に、と話しておりました。けれど、甚爾さんは足止めに残った夏油さんを突破どころか、売ったと。機関銃を撃たれ、なんとか甚爾さんを倒したら爆弾を仕込んでいたようで、私たちはそれで死んだのです。どうか、お二人とも、お気をつけを」
俄には信じがたい暴挙だ。常軌を逸している。2人は思わず絶句した。
ただ、術式を使えるようになる為に、3級呪霊を特級呪霊にするような思想自体がすでに常軌を逸していた。並行世界であるという事もあり、2人は、どうにか飲み込んだ。それでも狂っているとは思うが。
「それと直哉が家に逆らって助けに来てくれたのだけど、殺されてしまったのじゃ。直哉も転生しておるはずじゃ。直哉の転生体にもお礼と謝罪をしたいのじゃ」
「悟」
「んー。2人の印象、真逆になったな。直哉はそこまでいいやつじゃないはずだし、直毘人の爺さんはそんな悪辣じゃないと思うけど。ま、ことが事だしなぁ。当主が術式を求めて、直哉が呪霊を心配するってのは有りうるのかもしれない。並行世界だし。要は平和に染まってたって事だろ。いい意味と悪い意味で」
そして、考え考え、言葉を続ける。
「多分、甚爾は今と同じで、俺らは今と違って練度がなかったって事だろ? 三等級変更って上がると考えてもよっぽどだぜ。4級でも1級じゃん。いきなり力を使いこなせるとは思えねー。さらに言うなら、傑が今と同じペースで取り込んでたなら、いきなり使役する呪霊が強くなったことが考えられる。多分、傑は呪霊の量は今より多かったんじゃねーかな。練度は除いたとして。そこら辺をマイナス全部無視して、プラスを加味して、それでも俺や傑を倒せるほど甚爾ってフィジカルギフテッドが強いって思っておく事にする。過小評価していいことないしな。ちょっと禪院家に注意しとくわ」
「私も、呪霊を集めておく事にするよ。並行世界の自分に負けたくないし、売られるのも嫌だしね」
「呪具が何かわかる?」
「なんか短剣みたいなのを使ってたのじゃ」
「それだけじゃな……。まー無限を破れるのなんて一つしか知らねーけど。所在地探しとく。5月が終わるまで俺んちくる? その後ならお前らも価値無くなってんだろ。後、俺と傑、2人で戦おうぜ。個々で勝てなかったんだから、増員をお願いする」
少年達は深々と頭を下げるのだった。
そして、護衛依頼である。
「禪院家は動くと思うかい?」
「わかんね。天元様を害するメリットがわからないし、事前に企みがあった事はバレてるわけだろ? 現状、動いたら禪院家全体に叛意ありってなるだろ? 転生体の話は広めたくねーから、そこまで公に転生のこと言えねーけどさ」
「出来るだけ、時間稼ぎを出来そうな呪霊を集めたけど……向こうもそれを見越して対策してるだろうね」
「大体、売るってなんだよ売るって。傑、気をつけろよ」
「君もね」
そこで五条の携帯がなる。メールの着信だ。
『すまん。殺す』
ホテルが爆発する。
「ああもうくっそ!!」
「帳が使えなくなってなんのメリットがあるっていうのかな!」
「五条、夏油。死んでも守れよ。でなきゃぶっ殺す」
「喋ってないで走れ!!」
4人は走った。
なお、初めの案では冥冥さんを呼ぶ予定だったのだが、冥冥さんに情報を渡したら、並行世界の自分達がどうなるかわからないので伏せてみた。
その代わり、夜蛾先生と硝子出陣である。
なお、この世界では与 幸吉(メカ丸)は早々に保護されている。
チキチキ転生体確保レースが始まって、不審な病院を探ったら天与呪縛の子供が親に内緒で総監部に「保護」される所だったのだ。夏油は術師の悪辣さに引く事になる。
結論だけ言おう。
天内を負傷させて足を引っ張らせ、悪辣な方法を連発した結果、一同は大怪我を負う。護衛は失敗。天内と黒井は死亡。4人はなんとか生存したのが唯一の救い。
甚爾は頑張った。
本当に頑張ったのだ。
言われた通りに桜を孕ませ。
言われた通りに五条達を襲い。
言われた通りに同化を防いだ。
そうして、桜を囮にして、直哉に恵を託した。
全ては、通り魔に殺された嫁に託された恵の為。
直哉は、涙を滲ませて悟に幼児を突きつけた。
「甚爾くんの最期の言葉やから! それに、自分、当主の座は誰にも渡さへんから!! 恵くんを守るって縛りを守りつつ排除する方法、これしかなかっただけやから! 桜からの伝言や、借り一つ、恵くんを助けることで返したって!」
一方その頃、桜は家を抜け出そうとして失敗。
折檻を受けて、甚爾を思い慟哭する桜。
そして、何故か。何故か、桜の子として生まれた子はジェニファーロペス似の女の子だった。
なおしばらくして、五条家では2人の強大な呪力を持った大人しい女の子と、愛の深い男の子が生まれるのだった。乙骨と里香ちゃんである。普通に考えてベターな安全地帯。
後、五条達への情報提供をしたいという思いもある。2人は賢い。
恵と転生時期がズレた理由は、死産する子が五条家になかなか出なかったからである。彼らは離反までに言葉が喋れる様になるのだろうか。
五条家はともかく。
これが、禪院家に纏わる騒動である。
こっそり感想はこちら
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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