【設定変更につき書き直し中】当たるも当たらぬも八卦。当たるも当たらぬも八卦ぇ!!(血涙)   作:かりん2022

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3話

呪術界は腐っている!

これが真実かどうかは知りたい。

っていうか、真実なら探るのすら危険になってくる。

ということで、俺が知るべきは死傷率だ!!!

 

「教えて悟えもーん!!」

「おはよう。なんだよ、いきなり。まあ俺、学級委員長だからなんでも聞いて」

 

 翌朝、俺は挨拶もせず、早速悟に質問する。

 ちなみに、悟は学級選挙なしで委員長である。御三家である事実は重い。

 決して新参者の自分が選挙で仲間外れにされたとかではないと思う。

 まあ、選挙に入れてもらえないぐらいはいいんだけどな。

 だって、暖かく迎え入れてくれているから。

 

「あの! 学校入学した生徒って、どれくらいの割合で卒業出来るの? 死傷率どれくらい!?」

「は? 死傷率ってなんだよ」

 

 鳩が豆鉄砲喰らった顔。

 

「だって、呪霊に殺される奴が」

「殺され……? ああ、自殺者はいるな。取り憑かれた結果とは言えるかも。でもそんな強力なのなんてそうそうないし、学校も取り憑かれて帰った生徒がいたら除霊するし、そもそもが学生をそんな無茶させねぇよ。してたらヤベェじゃん。誰も子供入学させねーわ。ま、業界内で病む人間が多いのは事実だし、それが呪霊原因だろうとは言われてるけど」

 

 戸惑った顔の五条。

 

「え。そう、なの……? 頭からバリバリ食わないの?」

「特級クラスになると、神隠しの噂もあるけど……頭からバリバリとか、それもう心霊現象じゃねーよ。呪術師じゃなく自衛隊呼ぶわ」

「そう……かな。そうだよな」

 

 俺は安心した。良かった。灰原は死なずに済むんだな。ほんとだな!?

 よかったぁぁぁぁ!!!

 安堵にほっと胸を撫で下ろす俺とは対照的に、五条は不安そうだ。

 

「逆にそんな呪霊に会ったことあんの?」

「ない、けど」

「だよな」

 

 その様子に、ほっとした様子の五条。

 

「じゃあ、呪術界の総監部って、綺麗な蜜柑? 腐った蜜柑?」

「また答えにくい質問を……大体、何故みかん? まあ、どこの組織の上もおんなじだろ。それなりに魔窟だし、問題もあったりするけど、腐ってるとまで言うのはな。大体の人がいい方向にしようと頑張ってるし。そもそも俺の家も総監部の一員だし、卒業後総監部だぜ? 俺、腐ってる?」

「五条悟は完全無欠の勇者様です」

「なにそれ」

 

 自分のことを指差す五条に、俺は断言する。

 

 困惑する五条を他所に、俺はわかりやすい日本のトップ、政治家とかを思い浮かべた。確かにクリーンとは言い難いが、納得いかない事はあってもそれはいろんな事情の結果なんだろうなって思う事もあるし、頑張っている人がたくさんいるのもわかる。なるほど、日本の政治家と同程度と考えると……納得!!!

 

 俺は日本の前世での政治状況を考えて、信じるかどうか考える。

 

 い、意外と難しいな。日本の政治家と同程度かぁ……。

 判断に困った俺は、日本の政治家に超能力の事を相談できるかどうか考えてみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なしだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わかった!」

 

 総監部は信頼しないようにしよう。

 

「なにが? あっそうだ。総監部は魔窟だけど、御三家は……」

 

 そこで先生が来て、朝礼が始まった。

 朝礼では、主に俺に向けて、年間イベントの説明が行われた。

 

 半年後、つまり10月に、大規模な占いと除霊の儀式があるらしい。

 テストとお祭りとタイムカプセルと修学旅行を一緒くたにしたようなイベントだそうだ。

 京都校も一緒に、島根県の出雲に旅行に行くのだそう。

 

 なんだか盛りだくさんで面白そうだな。

 衣装は学校からも借りられるが、大抵の生徒は専用の衣装も誂えるそうで、大規模イベントで楽しみ!!!

 学校の衣装の素晴らしさにも心がぴょんぴょんしたが、実際にぴょんぴょんもしたが、仕立てるのもしたい。高校だとまだ身長変わって着れなくなってしまうかもだが、でも学生生活は一度しかないのだ。和装なら多少サイズかわってもなんとかなりそうだし、未来知識で株で結構儲けてるし、いけるっしょ!!

 

 大変に大事な行事で各方面のお偉いさんも来るらしく、成績、つまり呪術と礼儀についてある程度習熟しないと連れていけないらしい。連れて行っても旅館でお留守番になるとか。その時までに体裁を整えろと言う話に、俺は力強く頷いた。

 修学旅行に置いてきぼりやだ。

 

「やれやれ。今からそんなにはしゃいでいると持たないよ? 半年後だよ? あと、着物本当に高いんだからね。お金大丈夫?」

「まあ、そんな楽しみなら、参加出来るように俺も多少勉強教えてやるよ」

「株で儲けてるから大丈夫!」

 

 その言葉に、クラスの皆が寄ってきた。

 

「株やってるの? 凄い!」

「冥冥さんみたい!」

 

 おっと原作キャラの名前が出ましたよ!

                                           

「意外と頭良いの?」

「失礼な! バカです! でも俺には占いがあるからな! 皆もやってみる? サポートするよ! お小遣いの範囲でやれば失敗しても大丈夫だし。そうだな。元手は10万円あれば十分だよ」

「いやいやいや、占いを私欲に使ったら外れるようになるんだぞ、知らねーの?」

「知ったこっちゃねぇの」

「無敵だな……。後悔しても知らねーぞ」

 

 五条は呆れたように言う。おっと、でも真似されて道を踏み外してしまっては大変だな。そもそも俺のは予知能力じゃなくて前世知識だし。

 

「皆は株の為に占いをしちゃダメだぞ! 不良くんとの約束だ!」

「お前がゆーな。っていうか占い外れたろ」

「当たるも八卦当たらぬも八卦って言うだろ?」

 

 

 クラスの皆には助けてもらうことが多いだろうし、ここは全力サポートしよう。

 カラオケの時に聞いたのだが、人生で羽を伸ばせるのは、学園に通っている間だけなのだそうだ。

 皆、家ではめちゃくちゃ厳しくされていて、勉強や修行もきつくて、なので寮生活は皆の希望で、カラオケも憧れだったのだそう。毎週遊びに行くつもりだそうだ。

 親も、ある程度の軍資金は用意してくれるそう。凄い。

 甘やかされてんのかなって思ったが、霊能者の生活舐めてた。マジで学生生活しか羽を伸ばせるタイミングがないのな……。

 小中学校は一般の所だから、やはりうまく溶け込めなかったり、古い家柄だとそもそも通わせてもらえなかったりするらしい。

 その代わり、霊能関係の塾や会合で一緒だったそうだが。

 

 せっかく仲良くしてくれているのに、またぼっちになるのも嫌だし、株なんかの説明もある。なので、週一の遊びについては付き合う事に決めた。

 土曜にカラオケにちょっと寄るぐらいが多いみたいだし。

 その代わり、日曜日、日曜日に遊びに行く週は土曜日にめちゃくちゃ勉強する事を己に課した。

 

 音楽、株、礼儀作法、呪術、学ぶ事はとても多い。

 というか、たかが半年で生まれた時から頑張ってる奴らに追いつけるわけがないので、早々に体裁だけ整えて捨てる科目とかも決めていこう、

 というか、礼儀作法だけでも覚えないと、皆もう実戦に出てるのに見学にすら出して貰えないからな。

 最優先は礼儀作法か。服も学校からいつまでも借りるのもな。

 って事は、仕立てるって事である。

 

 あゝ心がぴょんぴょんするんじゃあ〜。

 

 ということで、めちゃくちゃ忙しいので、クラスメイトの皆さんはカラオケ行くたびに新曲おねだりするのやめてもろて。記憶力はいい方だし音楽は好きだったけど、流石にレパートリーがっ! 煽てられるとつい上っちゃうのが豚の悪いところである。




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