このすばらしい世界に百竜を!   作:ネコザメ(赫耀)

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 かつて、現大陸、新大陸を渡り歩き、数多のモンスター達を狩ったハンターがいた。G級ハンター「アクロ」。彼女は数週間前にシュレイド城へ行ったきり帰ってこない。まさかとは思うが伝説の黒龍に...。
 いや、そんなことは無いだろう。
それにしても、最近モンスターたちの様子が変である。何かあったのだろうか...。



このすばらしい世界に転生を!

 

 目を覚ましたら、知らないところにいた。

しかも、

 

 「アクロさん、貴方は先ほど、不運にも亡くなられてしまいました。」

 

  「え?」

目を覚ましたら突然そんなことを言われたのだ。

全く持って意味がわからない。

 

というか記憶も妙に曖昧であんま覚えてない。

一応シュレイド地方がなんとかってことは覚えてる。

まぁ、ハンター業だから恐らくモンスターにでも殺されたのだろうが...

聞きたいことは色々あるけど、とりあえず...

 

「えっと..はどちら様で..?」

 

「申し遅れました。私は幸運の女神、エリスです。」

 

死んだのに幸運の女神とは...なかなかの皮肉である。

まぁ、悪い女神ではなさそうだから良しとしよう。

 

「あの、死んだ時の記憶が曖昧なんですけど...私は何で死んだんですか?」

 

彼女は少し戸惑ったような顔をして、答えた。

 

「えっと...黒龍 ミラボレアスにですね..。」

 

その瞬間、私は全てを思い出した。

 

~回想~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ハンターA:「劫火だ!!早く防護壁に!!」

ハンターB:「よし!全員来たな、閉めるぞ!」

アクロ:「あまってまだ私...」

「ガシャン」

アクロ:「あ....え...?」

 【劫火】

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「ふざけんなァァァァァ!!」

 

「アクロさん!落ち着いてください!!」

 

ミラボレアスと殺されたものの、実質ハンターにやられたようなものだ。これはもう思いっきり殺人である。呪えるものなら呪ってやりたい。

いや、呪う。

 

それから少しして、

 

「あの〜、思い出しましたか?」

 

「あ、はい。なんか、すみません...。」

 

「いえ、大丈夫ですよ。」

 

「では、本題に入りますね。」

 

「本題?」

 

「はい、貴方には3つの選択肢があります。」

 

「1つは記憶をなくして、元の世界に生まれ変わるか」

 

「もう1つは、天国のようなところへ行くか」

 

すると彼女は一息ついて、こう言った。

 

「最後の1つは選択肢というより...貴方に頼みたいことなのですが...」

 

「頼みたいこと?」

 

「あなたのいた世界とは別の世界で、魔王が猛威を振る世界があるんです。...」

 

「それに関しては以前から対応していたのですが...」

 

彼女は、少し間を空けてこう言った。

 

「実は、貴方の元いた世界にいたモンスターが、別の世界に来たんです。」

 

「え?」

 

予想外の発言にびっくりしたが、私が考える前に彼女は再び話し始めた。

 

「数週間前から時空の歪み?みたいなものができ始めめて...。」

 

「そしてその歪みからそちらの世界のモンスターが現れたんです。」

 

深刻そうな顔をしていた。

 

「一応結界は張ったんですけど、あまり長くは持たなそうで...。」

 

「どれくらい持ちそうなんですか?」

 

「長くても数日程度かと...」

 

いや、あっぶな。

 

「それで、そのモンスターを狩って欲しいと?」

 

「はい、その通りです。」

 

その時、私は思った。これは運命だと。

そう、私はハンターだ。

選択肢は1つしか無いようなもの...

 

「まぁ、そうは言っても好きなものを選んd...」

 

「3つ目で!!」

 

「いいんですか!?またモンスターを狩るんですよ?」

 

「それが私の生きがいなので!!」

 

「今は死んでますが。」

 

彼女は少し明るい顔になり、色々と教えてくれた。

要約すると

 

 異世界の言葉がわかるようにする時、頭がパーになる 

かもしれない事。

 そして、結界が壊れ、モンスターの出入りが活発化してしまったら、結界を張り直すことは不可能。

 

というものだった。

まぁ、頭がパーになったら、その時考えればいいし、

モンスターだって古龍級以外なら一人で倒せる。

 

「そしたら転生先に持っていく、特典を選んでください。」

 

「この中にないものでもいいんですか?」

 

「まぁ、大丈夫ですけど...」

 

ならば答えは決まっている。

 

「アイテムボックス中身入りとかできますかねぇ...」

 

アイテムボックス。

その中にはハンターのすべてが入っていると言っても過言ではない魔法のBOXだ。

というか転生先でモンスターの素材を使った武器を作れるのかもわからない。

 

彼女は不思議そうに手元にある謎の本をペラペラさせて、

 

「大丈夫ですよ。」   

 

と、言った。

 

「じゃあそれで。」

 

すると足元に龍属性の範囲攻撃(?)が現れた。

 

「では、 魔方陣の中央からでないようにしてください」

 

魔法陣っていうのか。

 

「それと、転生先に水色の髪のアクアという方がいるので、その方の面倒を見てもらえると嬉しいです。」

 

こうして、私は転転送されるのであった。

 




出して欲しいモンスターがいればコメントください。
あと本当はアクアのあとの女神はエリスじゃないのですがまぁ今回は特例ということで。

ちなみに次回はあの青いモンスターを出す予定です。
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