すっくんの術式Lv.0 作:エセ・カンサイ
???「作者にキャラ付けが必要か?」
!?
料理とは、武術である。
……違う、確かに刃物を使うから、とかそういうことじゃねぇバカ。その理論だと斬る叩く系の仕事全部武術になるわ、この世は魔境か?
類似点として、この場で挙げるのは……まあ、知識が必要なことと、回数をこなさなければならないこと、だ、刃物や他にもあるってのはそうだけど言いたいことはそれじゃない。
「ただ、斬るだけじゃあ食べにくい」
生のフグを、ジャガイモを、ただそのまま包丁で細切れにしたものを料理と呼ぶか? 呼ばねぇよな普通、てかどっちも可能ならば食いたくないとも思う筈。
「だから知識だ、回数だ……で他に聞きたいことは?」
「が、ぁ……」
「なんだ、この程度で喋れなくなるのか」
「わざわざ、他者に時間を割く程のエリート様でも、スタミナというものを備えることは容易ではないらしいな?」
「す……
「なんだ、まだ喋れるじゃないか。よく頑張ったな
他二人はまだまだ喋れそうにないからなぁ。ほら、頑張れ頑張れエリート様。
「この程度で、
「……なに、を……」
「これからは、俺がお前らの言う南雲への特別訓練とやらに時間を割いてやる。喜べ檜山、エリート様の大切な時間が練習に使えるようになる」
「ッ……!」
「 ッ!? ……何やってるんだ!
「ん? ……ああ、
「ああ、僕だ! ……じゃない! 一体、この場で何を それより、その足を早く退けるんだ!」
「一々、煩い奴だ。……何、この3人がオレに特別訓練を施してくれることになってな、その結果がこれだ」
「ぐぇ……」
「これって……どういうことだ」
「知っての通り、オレは全くと言って良いほど戦闘訓練を受けていない。故に胸を借りるつもりで
「明らかにやり過ぎだろう!」
「加減がわからんかったのだ……
「ッ……!」
「落ち着いて」
「だが!」
「熱くなってたら、わかるものもわからないわよ。怪我は
「……」
「ねぇ、宿奈」
「なんだ」
「……本当に、
「クク……そうだ、それだけだ。……そこにいる南雲にでも聞いてみるか?」
「……南雲くん、そうなの?」
「え……あ、うん。……特別、訓練をするって……ほんとは僕に……だけど」
「だそうだ。……異論はあるか?」
「……信じるわよ?」
「ああ。そうしてくれ」
気付いた様子ではあるが、香織が檜山の治療を担っている以上、これ以上の言及はしないようだな。ついでに光輝も煩くなる。
■
「檜山くんは……気絶しちゃってるわね……龍太郎、奥の二人をお願いしてもいいかしら」
「任せとけ……ったく、練習不参加とは言え、宿奈に勝負を挑むとはなぁ」
「……まぁ、その辺りはもう良いわ。今はとりあえず安静にできる場所に運びましょう」
「ん? もう良いのか?」
「……あいつがそれで良い、って言ったんだし。それでいいでしょ? その方が問題は少なそうだし……うん」
「?」
「なんでもない。檜山くんと香織は光輝が……あら、もう連れてっちゃったのね」
「私達も早く行きましょ」
「おう」
■
「……行ったな」
話がわかる奴が一緒で助かったな。光輝と二人きり、あるいは龍太郎がおまけにいたとしても根本的な解決にはならん。
「あ、あの……皇くん」
「ん?」
「どうした、南雲」
「いや、その……助けてくれてありが、とう?」
「ハッ、あまり褒められた方法ではないからな、お礼は受け取らん」
「……いつも飯の試食を頼んでいる奴が、飯を食えない状態にされては困るというのもあったが」
「それが本音?」
「そうだ」
「……それでも、ありがとう。……その判断に、僕は何回も助けられてるから」
「……今夜はもう部屋に戻れ、帰り道が怖ければ
「うん……うん!? しないからね!」
「冗談だ……ではな」
クク、安寧を望む南雲には刺激が強過ぎたか。あの様ではあと5年はくっ付かんな、頑張って好意に気付いてもらえよ白崎。
「……他人のあれこれにはああやって口出すのに……なんで自分への……」
本編をある程度読み終わったワイ「すっくんって、要するに料理人やんな?」
ヒラメ居たワイ「料理人ってありふれた職業やん! あり職に突っ込も〜」
性癖を開示したワイ「せや! どうせなら色々入れてみよか!」←イマココ
???「バカかこいつ……?」