異世界にチートを持って転移した高校生と強い大男が戦う話 作:バク・ハンマー少佐
ちなみに最初から始めてストーリーや設定を練るなんてできないから書きたい話をどんどん書いて世界観を広げる予定だよ
世界観は普通の剣と魔法の世界くらいだよっ
チート持ち高校生の名前は中島宗二だよ、まだガキなのに自分たちに魔王を倒させようとする王国に嫌気がさして抜けたよ、普通に強いし転移した人間をほっといたらいろいろ都合が悪いから王国がつれなおして来いっておふれを出してるよ
ちなみにクラス丸ごと転移されたよっ今後登場する予定だよ
じゃあ始めるよ
夜更けのパブで宗二は考えていた、これからどうすればいいか、はっきり言ってどうしようか考えていなかった、これは衝動的に抜け出したからとかそういうのじゃなくて単に抜け出したあとに気づいただけだ。
(……金は持ってる宿屋には泊まれそうだ、遠くの方に行ってクエストを解決すれば金はいくらでも手に入るしな焦ることはまぁないだろ)
余裕である、それもそうだ転移者は神の祝福により多くの“スキル”を持って召喚される、その中でも宗二は特段多くのスキルを持っていた、モンスターに苦戦したことなど一度もなかったし、だから調子にも乗っている。
そう考えていると一人の大男がこちらに近づいてきた
『おい、挨拶はどうした?』
『は?』
いきなり喧嘩腰とも取れる態度で話しかけてきたため割と失礼な相槌を宗二は打った。
『親分!そいつぁここに来るの初めてなんすわぁ、おいガキッここでは入ったら親分に挨拶するのが決まりなんだ、早く挨拶しろっ』
あからさまに小物そうな男がいかにも小物らしい口調で言った。
『………』
返事はしなかった、仲間とも喧嘩別れしたのだ、苛ついているしふてくされている、それにこの親分とか言われている大男もどうせ取るに足らない相手なのだわざわざ挨拶する必要など無いと、そう、思った。
『おい、何かあったのか?まぁ無理にとは言わんこれでも食え』
大男の口から発せられたのは意外な言葉だった、差し出された料理も実にうまそうだ、大男に悪意はなかったただ単に宗二の事をワケアリの青年だと思ったうえでの行動だったが、しかし
『……いらねぇよ、あっちにさっさと、行け』
素直に受け取ればいいものを、ふてくされているのだ
『こりゃ悪かったな』
またも大男はこちらの意見を尊重した。
『そいつ王国から言われてるやつじゃないっスか?ほら連れ戻せって転移者の』
『!』 『何』 『た、確かに』 『おぉ…』 『あ』 ざわざわざわざわ
『親分!引き渡しゃあ金がもらえるって話ですよ!や、やっちまいましょう!』
『そうだそうだ!』
酒場の男どもが声を上げる、そのあとに
『やかましいっ!!!』
大男がそう声を張り上げる激しい揺れのあとにとしーーんと静寂だけが残った。
『俺は、何もしない!金がほしいやつは自分で戦え!』
……誰も戦おうという姿勢を見せるものはいなかった、転移者が強いということはすでに噂で広まっていたから
だが善意というものは、ときに人の神経を逆なでするものである。
『うるせぇんだよおっさん……どうでもいいだろ俺のこととか、そんなことしなくてもよ』
『……なんだと?聞き捨てならんな』
大男はこう思った。
(ふてくされるのは、いい、だがこいつは明らかに悪意を持って罵倒した)
大男の中では今の発言は線を超えていた、短気。
『聞き捨てならねぇってな、何がだよそっちが勝手に話ししてきたんだろ、いやなら最初から何も言ってくるなよ、クソジジイ』
明らかに一言_余計であった
バキィッ
次の瞬間──宗二の体はパブの壁を突き破り外にふっ飛ばされていた。
『あううっあっはっ……ぐおっおわぁぁがいっっ』
スキルの“耐性”も“衝撃吸収”も役に立たず見るも無惨な姿に一瞬なっていた、しかし即座にの“超再生”と“自動治癒”により失った手足は元通りになり出血も止まっていたが所詮は高校生、しかも今までほぼ無傷なのだ襲いかかって来た激痛に喚いていた──それも傷が感知するとピタリと止んだ、そして意識は眼の前の大男に向いた。
(な、なんだこいつはーー!?)
ギルド未加入
推定ランク"Ⅴ"
オードン・ダーツ
続くよ!