僕と絵画とSクラス(仮)   作:亜莉守

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第八問

Fクラスが全員去った後で考え直すと、なんていうデッド オア アライブ。僕は勝つしかないようだ。

 

「と言うかウチのクラスってこれで全員なの?」

 

いくらなんでも全生徒が十人下回るって。英霊のみんなもクラスメイトに加えるのかな?

 

「あー、あと二、三人居るけど他にはいない…が、特別ルールがあるんだ」

「特別ルールって?」

 

何だろう? 一騎打ちタイプ以外ダメとか?

 

「他のクラスから助っ人が呼べるんだ。一対戦につき三人」

「意外としょぼいような……」

 

もう少しこう……逆転的な感じかと思ったのに。

 

「考えてみろよ。学年主席とか呼べば一気に形勢逆転かもしれないだろ」

「学年主席よりも……こう、トリッキーな人呼んだ方が」

「居るのか?」

「心当たりだけならあるよ」

「よし、明久に人選まかせたぜ。みんな、いいか?」

 

凪乃さん以外の教室に残っているみんなに凪人が言った。

 

「かまいません」

「構いませんよ」

「いいんじゃないかしら」

「いいと思うよ」

「助かるよ。頼んだ」

「と、言うわけだ。明久、頼むよ」

「う、うん。わかった」

 

ちょうど良く休み時間のチャイムが鳴った。あいつのことだしAに居るかな?

 

                   ◎

 

Aクラス。

 

「すいません。坂本君居ますか?」

「! 居ますよ。今呼んできますね」

「ありがとうございます」

 

今の顔、何でバカの吉井がって感じだったなぁ。

一分もしないうちに赤い髪をライオンヘアにした古馴染みがやってきた。

 

「よ、明久」

「久しぶり、かな?」

「あー…退院直前だったから久しぶりでいいんじゃないか? で、何の用事だ」

 

事のあらましを雄二に説明する。

雄二は中学時代に色々あって今では大親友と言ってもいいかもしれない。神童と呼ばれていた彼が何に挫折をしたのかはよく知らないが、一緒に不良を伸した際に吹っ切れたらしい。今では不良を止めて、武道をはじめ、勉強を再開して『文武平等の鑑』とさえ呼ばれるようになった。そんな奴だが別段優等生と言うわけでもなく、ある意味「優等生のくせにたまに大問題を起こす生徒」として有名なのも確かだ。

 

「で、俺の力がいると」

「まあ、言われっぱなしも暴力振るわれっぱなしも流石にまずいかなって」

「あいつに言われたと」

 

金髪の幼馴染にクラスメイトに殴られた時の傷だと言った後、一時間にわたり説教され、泣き落としをくらわされたのだった。ちなみに大家に言ったら本気で転校考えないかと言われ、茶髪の方の幼馴染に言ったら、お礼参りをするから場所を教えろと言われた。逞しすぎるよ。見た目は可憐な美少女なのにやることなすこと男前すぎだから。まあ、お礼参りはやるなと止めたので実質被害はなかったけどさ。

 

「……悪かったね。女の子に物言えないタイプで」

「お前らしくていいと思うぞ。他に誰か助っ人考えているのか?」

「いや、君のとこの彼女かなぁと」

 

くなちゃん頭いいし、無駄に凄いし。

雄二の彼女、紅凪蒼は僕の幼馴染だ。彼女だと知ったのは雄二と知り合った後だけどね。空色の長い髪に空色の目、中学生くらいの身長が特徴。パソコン関係の天才でよくわからないけど世界的にも有名らしい。色々とぶっ飛んでいて友達やるのに難儀する性格らしいが、僕は幸い波長が合ったらしくてかなり仲がいい。

え、霧島さん? 彼氏いるよ?

 

「うーん、こっちで見繕うか?」

「お願いします」

 

助かった。友達が殆どFクラスだったからね。





もう一つアンケート発生。

『戦争編が終ったら閑話休題やります。どれがいい?

・『教えてブロッサム先生パロ』         ←
・『カーニバルより、どきどきデート大作戦パロ』   
・『Sクラスの日常風景』               』


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