「そういえばだけどさ。何で英霊を呼べるの?」
教室に戻り席についた後、疑問に思っていたことを凪人に投げかけた。
「あー…事情はいろいろあるけど、俺の場合は偶然かな。それから英霊っていうのは基本的にサーヴァントって呼ぶから」
「サーヴァント……従者のこと?」
「そう、サーヴァントって言うのは、過去、現在までに偉業を成した英雄達の人格を記録し、再現された存在なんだ。サーヴァントにはクラスがあって、それぞれ……
「けど、イレギュラーもある」
西崎君?! 急に割り込んできた。
「はい、私のサーヴァントや西崎さんのサーヴァントがそれに当たります」
「へぇ、どんなクラスなの?」
「私のは
「いいことだと思うよ。ラニにも人間らしさが現れたってことでしょ?」
あ、凪乃さん帰ってきた。背後には赤いドレス、金色の髪、ぴょんと跳ねたくせっ毛が特徴的な人物がいる。
「お帰りなさい。えっと、その人は?」
「ああ、彼女? 私のサーヴァント。セイバーよ」
「うむ、そなたが新たに加わったという少年か。なんとまあ、きれいな髪だな」
「あ、どうも」
セイバーが僕の髪を触る。手つきが妙なのは気になるところだけど。
「そういえばだけどさ、吉井って何で髪長いんだ?」
「あー、伸びたとしか言いようが……」
それ以上に何も言えないよ。
「そっか、それにしても女の子顔負けの髪ね。綺麗……」
ため息をついて凪乃さんが僕の髪を触る。いや、だからなんで?
「そういえば、阿良々木君のクラスって?」
「あー…かなり特殊すぎて説明がつかないんだよな。名前自体読み方が他のと違うし」
「ん?」
「
「何で二人組?」
阿良々木君一人だし。
「まあ、色々と。
「あ、よく知っているな」
「まあ、一応ね」
確か真祖の吸血鬼のことを言うんだっけ
「僕は半人半吸血鬼だよ」
「へぇ、すごいすごい」
「あんまり凄いって思っていないよなそれ!」
「ごめん、半人半絵とか知っているからさー」
僕もそれに近いし。
「絵?」
「うん。絵に描いた美少女だよ」
「「「……」」」
いや、だから何? って顔しないでよ説明難しいんだから。
「初めて聞きましたよ。絵が動くのですか?」
「うん。魂を込めて描いた絵と言うのは魂を持つそうで」
「つまり魂を持った絵と言うことですか」
「そういうこと」
その時扉が開き、ダン卿と学年主任の高橋先生が入ってきた。
「回復試験を始めるぞ」
今のところ『Sクラスの日常』に三票入っています。
アンケートは引き続き実施中、もう一つの方もよろしくお願いします。
PS
一個目のアンケート表示変えました。