僕と絵画とSクラス(仮)   作:亜莉守

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いよいよ開幕。戦争開始までに何話使ったことか。


第十六問

Noside

 

戦争開始直前。前線では島田と凪乃のにらみ合いが始まっていた。殺気だらけのFクラスに対してSクラスの面々はあきれ返っている。ちなみにこの場に居るのは凪乃と凪人、それから遠坂の三人だ。

 

「あんただけは許さないわ」

「それはこっちの台詞よ!」

「はっ、言うだけ言えばいいわ」

 

……正確に言うと舌戦が繰り広げられていた。

 

「凪乃は相変わらずだなぁ」

「そうね。と言うより何であそこまで口が悪いのよ」

「知らない。知りたくない」

 

学年主任の高橋先生が来た。一瞬だけだがその場が静まった。

 

「では、これより今年度初、第一回試験召喚戦争を開始します!はじめ!!」

 

戦争の火蓋は切って落とされた。

 

                ☆

 

「Fクラス、島田美波。数学で勝負します!」

「承認します」

試獣召喚(サモン)!」

「Sクラス、白波凪乃。受けます! 試獣召喚(サモン)!!」

 

数学

 

Fクラス 島田美波 VS Sクラス 白波凪乃

    

     186点         224点

 

 

点数自体にはそこまでの差がないように思われるが……

 

「頼んだよ。セイバー」

『うむ、任せよ!』

 

凪乃の召喚獣は緋色の男装の麗人(?)にして至高のクラスを頂くサーヴァントであるセイバー(召喚獣サイズ)だ。一般人がどうあがいても勝てるわけがない。

 

「なっ、何で召喚獣が召喚者と違うのよ!」

「そんなのどうでもいいわよ。関係ない、あんたをどうにかするのが最優先なのよ。セイバーっ!」

『任せよ! 天幕よ落ちよ! 花散る天幕!(ロサ・イクトゥス)

 

何処からかバラの花弁が現れたような気がした。かなりのスピードを上げて島田の召喚獣をセイバーが真っ二つにして……。

 

「戦死者は補習!!」

 

筋骨隆々の補習担当教師、西村がやってきた。いつも思うのだがどうやって来たのだろう?

 

「い、いやぁぁぁぁぁ」

 

島田はあっさりと連れて行かれた。

 

「はぁ、相手なら普通にするわよ」

「「「ヒィっ」」」

 

凪乃が睨みを利かせれば他のFクラス生たちはすくみあがる。

 

「凪乃……まあ、いっか」

「あたしたちの出番なさそうね。凪人」

「だな。遠坂」

 

名前呼びに反応したFFF団が凪人に直攻(しょけい)を仕掛けようとしたが、

 

「白波凪人、Fクラスに勝負を申し込む! 試獣召喚(サモン)!!」

 

凪人が先手を打ち、召喚勝負を仕掛けた。これにより強制的に召喚しないといけなくなるFFF団。

 

『人の嫉妬とは醜いものだな』

「うーん、ちょっとぐらいならかわいいもんだけどな。アーチャー頼むぜ」

『了解した』

 

凪人の召喚獣は召喚獣サイズのアーチャーのようだ。

 

「あたしも出すべきかしら?」

「遠坂のご自由に」

「セイバー、下がっていいよ」

『む、余はつまらぬ。この程度の雑兵のために余が呼び出されるなどあってはならぬぞ』

「私個人としては島田さん(あいつ)をどうにかしたかっただけだし。とりあえずこっちとしては気が済んだわ」

「とりあえずセイバー、下がってくれ。全滅させるから」

投影開始(トレースオン)

 

アーチャーの投影により無数の剣が出現した。

その様子を見て、セイバーの姿が消えた。

凪人とアーチャーが同じような皮肉気な笑い方をして一言。

 

「さて、始めるか」

『全く、有象無象がよく湧くものだ』





補足説明、基本的にスキルを使うと点数が減ります。

『花散る天幕』:-30点
といった具合に、
赤アーチャーさんのは
『投影開始』:-0点です。なんか理不尽だ。

宝具展開は基本点数消費はなし。ただし、一部例外もあり。

Fクラスとは点数差もあり基本的に一方的な戦闘になりそう。
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