僕と絵画とSクラス(仮)   作:亜莉守

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第二十五問

 

「つっかれたー」

「ただいまー」

「お帰りなさい。明久、メアリー」

「おかえりなさい。明久」

「……はい?」

 

なんかひとつ声が余計だった気がするんだけど。

 

「いやいやいやいや、イヴ何でいるの?!」

「特進クラスだもの」

「そこちょっと違うからね!」

 

いやいや、今日が休みなのは知っているけど昼間の間に帰ったものだとばっかり思ってたよ?!

 

「イヴ――――――っ!」

「おかえり、メアリー」

 

メアリーふつうに順応してるし。

 

「………ツッコミは諦めろってことかな?」

「いいんじゃないかしら。女って怖いわね」

 

あの行動能力は凄すぎるよね。

 

「お母さんとか心配してるんじゃないの?」

「んー大丈夫よ。友達の家に泊まるからって言ったから」

「なんかさ、彼氏の家に泊まる女子の口実みたいな感じがするんだけど」

「手口は年々悪化の一途をたどるばかりだね」

 

だんだんとかわいげなくなりつつある気が…いや、前からこの調子な気がする。

ギャリー、襲われたりしてないよね?

 

「………本気でアパート出るの考えようかなぁ。迷惑だろうし」(こそっ

「同感ね。いっそのことあたしたちでルームシェアする?」(こそっ

 

つんつんとズボンを引っ張られた気がして足元を見れば青い人形が

 

『おかえりなさい』

 

スケッチブックを抱えていた。うん、あのさー

 

「なんか君だけが常識人(?)な気がしてきた」

 

                   ☆

 

僕の自室。なぜかメアリーも付いてきた。

戻ってきた途端にわんこが実体化する。

 

「わぅー(おなか減ったぁ)」

「歓迎会で散々食べたよね?」

「うん、あの食べっぷりはすごかった」

 

本気で無限の胃袋でもあるんじゃないかってくらい。ちょっとくらい余ったらもらおうかな、なんて考えが浅はかに思えたよ。青いほうのセイバーさんもかなりの量食べてたし。

 

「うぅー(でもさー)」

「しょうがないなぁ。ちょっと探しに行ってくるか」

「いってらっしゃーい」

「わぅー(いってらっしゃい)」

 

扉を閉めて、とりあえずキッチンに向かう僕だった。

 

「でさ、あなたって何者なの? ずっと明久についているのは知ってたけど」

「わん!(明久と一緒にいるの!)」

「ごめんなさい。わからないわ」

 





新章前にもう一問……ごめんなさい。うっかり忘れてました。

それにしても清涼祭まで何話かかるかな。自分でも見通しが立たなくなってきました。
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