僕と絵画とSクラス(仮)   作:亜莉守

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第三十六問

 

「おはよー」

「はよ。結構いい具合になってきたぜ」

「あ、試作品できたんだ」

 

凪人に机の上には手描きのメニュー表がある。うわぁ、いっぱい作ったんだ。

 

「明久の方はどうだ?」

「他のクラスは全部終わったよ。ウチのクラスのはこれからだね」

「急に頼んでごめんな」

「いいよ。思いっきり好きなもの描かせてもらっているし」

「お兄ちゃん、吉井君、服のデザインこれでいい?」

 

話し込んでいると凪さんが声をかけてきた。服担当は凪さんと赤い方のセイバーさんだったりする。

見せてくれたのはウェイター用の服…なんだけど。

 

「あれ、これ各個人用なのか?」

「みたいだね。凪人のは赤が僕は白がメインだ」

「全部作る気か? 大丈夫か?」

「大丈夫だよ。セイバーも居るし、ぼくが楽しいんだもん」

「まあ、学園祭だしいいんじゃないかな。頑張ってね」

「うん! でさ、何か希望とかある? なるべく叶えようって思って」

「特には無いけど……あ、ちょっとばかり戦闘用加工してくれないかな。武器を仕込みたい」

 

パレットナイフ持っていてもいいかも。

 

「いいよ。何? 銃? それとも刀?」

「いや、そこまでは考えてないよ。それから防御力あげてほしいなぁとか」

「ああ、あのうるさいポニーテール用だね。了解したよ」

 

うん、島田さんには申し訳ないけど、それくらいやらないと殺される気がしてきた。それからこの前清水さんって言う人にも殺されかかった。いきなり文房具投げないでほしいなぁ。

 

「この前文房具投げつけられてさ、防弾仕様的なの出来ない?」

「あ、まさかあのツインドリルとか?」

「その通りだけど……彼女他にも何かやったの?」

「西崎君の手に文房具とフォーク刺してきた。脅したのにちっとも効いてなかったのか」

「何だよその物騒な会話、この学園普通と常識が違うんじゃないか?」

 

確かにそうかも、じゃなきゃこんな状況ありえないよね。学園祭の服装にここまで防御力を求める羽目になるなんて。

 

「というか目こぼしすぎだからじゃない?」

「あ、凪乃さんおはよう」

「おはよう、吉井」

 

凪乃さんが来た。ところでだけど三人は同じ家に住んでるんだから一緒に登校したりしないのかな。

 

「あー、基本週明けとか家に居ないからな。俺」

「私も割とそうだから」

「ぼくは家に居る方が多いけどね」

 

なんか事情があるらしい。

 

「でさ、目こぼしが多いって?」

「ウチって世間から注目されているよね」

「あ、なるほど。世間の目があるからなるべく不祥事は隠したいと」

「だから、校内暴力が見逃されるってことか」

「とは言えこの前一大スキャンダルが起こったよ。これを機に何か変わらないかな?」

「無理じゃない? ここの教師陣頭が固いの多いし」

 

それはそうだよなぁ。何かやった=僕の方程式が出来てからは何か起これば僕のせいにする人ばっかりだったし。まともだったのは西村先生くらいか、まあ、この学年になってからは福村先生とか高橋先生とかダン卿とかいろいろいい人に出会っているけど。

 

「なるほどな。とりあえず何事もないように頑張るか」

「学園祭でそんなこと考える羽目になるとはね」

「学生生活だって戦争よ」

「あはは、冗談でしょ」

 

「「(………そう思えたら幸せ(だよな)(よね))」」





文月学園の特殊性が思いっきり前面に出されています。でも、教頭の一件で学園を良くしようという動きはあったりします。どうなるかはわかりませんけど。


気は早いですけど閑話休題編アンケート。

『異常事態発生

・性格転換。

・性別転換。 

・転生者襲来。

 どれにしても若干頭の悪い…いや、暇を持て余した聖杯による戦争が起きます』


それから短編集始めようと思います。活動報告にネタを掲載中。どれがいいですかね?
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