「はー、何処までダメ人間なの?」
「るせー、他人が来ること考えてなかったんだよ」
陽の家ははっきり言って……汚かった。ゴミこそないが物が散乱している。キッチンはさらに酷い有様だった。
「そんなんだから友達居ないんじゃない? 僕だって清貧生活送ってたけど部屋の片づけはちゃんとやってたよ。友達来るし」
「リア充爆発しろ」
正式使用をしている。そこまで友達居なかったのか。
「そこまで言うか、僕は転生する前は全くもって充実した生活やってなかったぞ」
ディセンダーのツッコミが入った。
「つか英霊がこの単語がわかる時点で驚きだ」
英霊
「ま、現代っ子なので」
ディセンダーは笑ってキッチンの片づけに向かった。
★
時臣が少々用事を思い出し出て行った後、
「マスター、完璧に怒り狂っているようだな」
「あはははは、時臣滅びろ」
目が笑っていないぞ。アーチャーが現界する分の魔力はどうにか確保したらしい。しかしアーチャー、そのフードは何処から持ってきた? 顔も隠れるほどのフードをかぶっている。
「アハハ、凪人君、結構怒っているみたいだね(うわぁ、昔の自分を見ているようだ)」
雁夜は盛大に苦笑いした。
様子を見ていたイリヤが隣の切嗣に聞いた。
「ねえ、キリツグ 何で凪人はあそこまで怒ってるの?」
「まあ、拘束魔術に強力な魔力封印。そこまでされれば魔術師としての行司が損なわれるからかな」
本人としてはそれ以上に人権を考えろって話だと思う。
「ただいま戻りました……おや? どうかしたかな?」
「……いえ?」
凪人の言葉に妙に裏があるのをみんなが感じ取る。しかし、
「そうですか」
時臣だけがスルーした。
「(アーチャー、奴にはスキル「
「(まあ、落ち着きたまえ。マスター)」
★
「アーチャー。帰りたい」
夕食の後何故かベットルームに案内された。
「私としても もう帰りたいのだがね」
「つかさ、何があればこんな目に?」
「知らん」
バッサリと切り捨てる。
「だよな。ところでだが気が付いているか?」
「ああ、オレは君のサーヴァントだぞ。……あの時はまさかキャスターまがいのことを手伝わされるとは思っていなかったがね」
彼は少々魔術は使えるがアーチャーであり普通はそんなことはしない。
しかし、何があったのかは不明だが少々前に魔術工房の製作を手伝わされていた。
「それに関しては悪かったって、この下の部屋に誰かが閉じ込められている。よな」
遠視魔術を使っているらしい。
「確かに、ただし閉じ込められているは少々間違いか? 封印といったほうが正しいか」
「うーん、別に普通なんだけどなぁ」
アーチャーの発言はそこまで耳に入ってなかったらしい。
「マスター?」
「……あ、ログはっけ………ウソだろ?!」
ぶつぶつつぶやいていたかと思えば叫びだした。
「どうしたマスター?」
「い、いや……とりあえず下の奴助けるぞ」
「?」
飛び出す凪人。まあ、とりあえずマスターに従うアーチャーだった。
リア充爆発しろって本当はリアルが充実している人爆発しろの略らしいですね。転じて(彼氏)彼女持ち爆発しろって感じになったらしいですが。
現代っ子世にはばかる。とか言ってみたり