そんなこんなで当日になった。
結局リムジンはそのまま、運転手に関しては………。
「私にお任せください」
セイバー改めましてアルトリアさん(英霊じゃないのでセイバー呼びは変かなってことで)が運転担当となった。スピード狂とかじゃないよね?
ライダーさんは今日は自分の会社の取引があるそうで無理なそうな。
「なあ、運転できるのか?」
「大丈夫ですよ。士郎、こう見えても運転できますから」
「大丈夫じゃないか? 一応ライダーのクラス適性もあるし」
まあ、騎士って言うくらいだから馬に乗れたんだろうなぁ。この体格の女の人で馬を駆るってジャンヌダルクの方がイメージ着くけど。
「ならいいけど。安全運転で頼むぞ」
「はい! もちろんです」
☆
「意外と安定してるね」
不安だったけどリムジンは安定したスピードで進んでいく。
「そうだ。昼飯どうする?」
西崎君が聞いてきた。
「あー、僕はアマ公の分もあるし作ってきたよ」
アマ公は今、横で寝ているけど。
用意しておいた重箱を取り出す。
「多いな」
「まあね。僕は食べなくても大丈夫だけど、なんだかんだで食べたくなるっていうのかな」
アマ公は英霊の時よりも食べなくなったけど、
「その気持ちちょっとわかる気がする。俺も作ってきた」
衛宮君が用意したものを取り出すけど……
「こっちも重箱かよ」
「これだけあったらちょっと分けてもらえば済みそうね」
遠坂さんが感心したように言う。
「だな。俺は自分たちの分だけだから交換しようぜ」
凪人がそう提案してきた。
「構わないよ」
「まあ、皆がどれだけ食べるかにもよるけどな」
重箱全部無くなりそうだもんなぁ。
☆
「暇だ」
「わーう(ねー)」
アマ公も起きだした。
「トランプも飽きたな」
凪人が呟く。
アマ公の指示でトランプやってたんだけど全戦全勝しちゃったし。
「だな」
「とはいえこの人数で何かやるって結構大変よ」
ここリムジンだし。
「zZ zZ zZ」
クーさん(ク・ホリン、別名クー・フーリンなので)は思いっきりいびきをかいて眠っている。
「そ~しゃぁ」
「クーもネロも寝てるし」
凪乃さんがネロさんに抱き着かれながら喋る。重くないのかな?
「ごしゅじんさまぁ」
「タマモも寝てるよ」
凪さんがタマモさんに膝枕しながらそう言う。
「ハーウェイは何をしているんだ?」
西崎君がスマホを弄っているレオ君に声をかける。するとレオ君が顔を上げた。
「あ、いえ。あ」
西崎君がレオ君のスマホを取り上げた。
「ふーん、面白そうじゃん。そういえば今日は移動だけだもんな時間に間に合うなら何をしてもいいし」
「えっと、あの」
レオ君が困っていると、
「レオに危害をくわえるなら容赦はしませんよ?」
短剣(プラスチック製)が飛んできた。助手席に座っているガウェインさんだ。どうやってるんだろう?
「まあまあ、レオ君は何を調べてたの?」
スマホを覗き込む。ふーん
「いえ、寄り道……でしょうか」
「へぇ、こんなスイーツのお店あるんだ」
そういえばギャリーがおいしいケーキショップがあるからとか言ってたなぁ。
「こっちは宝石店だな」
「そういえば卯月高原って天然の宝石……というより水晶で有名でしたよね?」
宝石って単語に遠坂さんが反応する。
「行きましょう!」
「遠坂、俺にたかる気か」
凪人がすっごく嫌そうな顔をした。
「当然でしょうが!」
「はぁー、へいへい」
何か代金とかいくら使うつもりだよとかぶつぶつ言っているけど大丈夫かな?
「ラニは何処か行きたいところはある?」
「特には……ないですね」
「うーん、そうだ。お揃いのお土産買いましょう」
「それはいいですね」
ラニさんと凪乃さん仲いいなぁ。
そうだ、
「僕はスイーツの店希望で」
「あ、僕も」
あれ?
「へぇ、お前って甘いもの好きなんだな」
「まあね。フルーツサンドとかよく作ってたし」
へぇ、そうなんだ。今度作ってもらおう。どれくらい美味しいのか気になる。
「おーい、皆。セ…アルトリアがお腹すいたって結構目がうつろになりかかってんだけど」
「お、じゃあ後……」
「五分ほどですね」
レオ君が端末を弄ってここからスイーツショップまでの時間を調べる。
「だそうだ。そこに美味いスイーツの店があるからそこで昼食にしよう」
「頑張れよ。アルトリア」
「! はい、もちろんですよ」
アルトリアさん、運転手なのはノリです。Zeroでバイクのってたし大丈夫かなぁと思います。
遠坂さん(姉)は結構がめついイメージがある。時臣さんいるし家は没落してなさそうだけどうっかりやの父を支えるうちにしっかり者になっていそう、大事な時にはうっかりをやらかすけど。
それはそうと久方ぶり? なアンケートです。
過去話、思い返せば主要なのやっちゃったんですよね。(個人的には)全部
そんなわけで過去過去話と題して明久母無双やろうかなって思います。
・1:安心院さん召喚の話。
・2:Fate/Zeroをベースにした文月大災害回避話(個人趣味が大量に入ります。鬱ブレイク、基本的に出番がない原作サーヴァントetc……)
・3:大学時代、明久母とギャリーの出会い話。
・4:何か見たいものがあるのであれば。むしろネタ下さい
・EX:西崎過去話and白波家長男過去話。(サーヴァント召喚話)
一応、期限は三話前後と予定しております。