※ 今回の話にはショッキングな表現があります。嫌いな方は飛ばしていただいて構いません。
ご了承の方のみどうぞ。
「先生! 我慢なりません、男子と女子の勉強部屋を分けてください!!」
女子が教員にそう言った(否脅した)せいで男女完全別が決まった。
「……って感じでさ、女子ってマジで怖い」
Cクラス所属で前日の覗きには参加していない明久の友人、
「まあまあ、真夏しっかり」
少し呆れながらも明久が慰める。
「こっちも似たような感じよ。女って落ちるところまで落ちれるのね」
Bクラス所属のクール美人、
明久がツッコミを入れる。
「真冬、君も女子でしょ! ギャリーみたいなこと言わないで! 大体なんで彼女の君じゃなくて僕がフォロー入れてるの?!」
そんな明久を見ながら白野が一言。
「あ、わかった。カリスマカウンセラー」
「あーなるほど」
「吉井って、凄いな」
凪人と士郎が感心する。
その向こうでは蒼がかなりイラついていた。
「あ―――――もう、むかつく! このボクでも辿れないなんて!!」
教員に頼んで隠しカメラを解析していたらしい。
「バンバンするな、パソコン壊すな、投げようとするな!!!」
某掲示板で書かれていそうな言葉を言いながら雄二がフォローを入れる。
「凪乃さん、カオス……とはこういった状況を言うのでしょうか」
「ラニ、多分そうだと思うわ」
ラニと凪乃が達観していた。
さらに別のところではヤケ酒並みの勢いでジュース(Sクラス用、備え付け)を飲んで真白が叫んだ。
「もう、嫌なんですよ! 清水さんなんか大嫌いなのです!!」
「ここでぶちまけたところでどうにもならないから、とりあえず真白は落ち着いて」
明久はフォローに忙しい。
Eクラスから逃げてきた一夜がジュースを飲んで一言。
「島田の奴今日も来るんじゃねーだろうな」
「怖いこと言わないで!」
明久がガチで怯えだした。
教室の扉が開き、秀吉が入ってきた。
「代表! ここに居たのじゃな」
「ん? どした、秀吉」
当然ながら山田もここに居た。
曰く、島田こえええ。いくら雄二に並ぶ策士でもヤンデレは無理だった。
「Fクラスに突撃してくる女子がありえんほど多くての、今Fクラスには西村教諭の護衛が付いている状況なのじゃ」
「はー、バカは戦死でも治らねぇってことだな」
「じゃの、昨日も突撃してきた輩がおったし」
当然、トレーニングと勉強で強くなったFクラスに全滅されているが。
「で?」
「戻ってきてほしいのじゃ。みな殺気立っておる、須川が抑えて何とかなっている状況じゃ」
「了解」
山田はFクラスに戻った。何だかんだで代表の仕事はちゃんとしているようだ。
「バカな人たち、自分で溝を作りに行くなんて」
凪乃が呆れた。まあ、そうだろう。基本的には山田が率いるようになったFクラスは煩悩の塊と言うよりはフェミニストの集団だ。女子には基本優しい。つい最近は煩悩全開の他クラスよりFクラス男子の方がいいという女子も増えている。
「まあ、覗き未遂だったのは事実ですから」
ラニが事実を述べる。ただし、やったのはCクラスなどだ。
「Sクラスにまで来るってことないよね?」
凪がふと思ったことを言った。
「ナイナイ、あったとしたらよっぽどの私怨ね。吉井君ならともかく他は無いわよ」
凛がさらりと言った。明久は盛大に顔をひきつらせたが。
「それが一番だよな」
凪人も同意する。
「否定できないよ」
明久の顔に憂いが現れる。まあ、そうだろう。常日頃から殺されかかってたし。
「大丈夫だろ。みんないるし」
白野が楽観視する。
「油断してると背後から刺されそうでこわうっ」
明久の胸が赤い槍で突き通された。
明久が倒れる。出血などは全く起きていないため、まるで映画の一場面を見ているようだった。
「明久?!」
「アッキー?!」
雄二と蒼が真っ先に反応して駆け寄る。
他の面々もその声ではっと我に返った。
「何よこれ」
凛が呟けば、
「何で俺の宝具が」
クー・フーリンが赤い槍を見て呟く。
「クーのってことは
「抜けるか?」
「抜かなきゃまずいだろこれ」
白野が手を伸ばすよりも前に誰かの手が赤い槍を掴んだ。
「全く、何をやっているんだろうね?」
そう、笑うのは
「「「?!」」」
彼女の手元の部分から赤の槍の呪いがボロボロと崩れていった。
多分スキルを利用したのだろう。
「やっぱりか、キノが明久に不穏な空気を感じるから見に行って来いってね」
よいしょ、と安心院が槍を抜いた。
「おい、抜いて大丈夫なのかよ」
どうにか復活した白野が安心院に問いかける。
「大丈夫だよ。ほら」
明久の貫かれた部分が槍を抜いた瞬間に再生した。
「………んぅ?」
「
安心院がにやりと笑い、そして窓の外を睨みつけた。
が、それもすぐに終わって、槍を持っていない方の手が明久の頭をふわりと撫でる。
「とにかく無事でよかったよ」
その声は母親のようにやさしかった。
テテテン 襲撃した馬鹿どもに死亡フラグが立ちました。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
さらっとこんな展開挟んでごめんなさい。
今回の敵は躊躇無しです。とか書きたかったんだけど何やってんだろ自分、ここは別にFate/時空 でもないのに、普段は鬱展開なんて折るのに、
あ、そうだ。メリークリスマス。………チキンたべたい。