僕と絵画とSクラス(仮)   作:亜莉守

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第七問

初日からロクな目に合わないなぁ。と言うより凪人の意見がものすごく正しかったことを褒めるべきか。

そんな現実逃避をしている間に人形のような男子(名前なんだろう?)と僕をにらみつけてきた男子が話し合いを始めていた。その内容を聞くまでもなく激痛に襲われる。

腕がもげたかのように痛い?!

 

「ちょっと、吉井に何やっているのよ?!」

「何ってお仕置きよ! F以外のクラスに行くなんて!!」

「……」

 

パシッと強い音が響いた。凪人の妹(凪さんじゃない方)が島田さんの頬を叩いたのだ。それと同時に腕にかかっていた痛みが消えた。あわてて島田さんから離れる。

 

「何す「馬鹿じゃないの? あんたら全員馬鹿じゃないの?」

 

何と言ったらいいのだろう。こう、一言で言ってしまえば淡泊な、でも力のこもった声が教室に落ちた。それまで口勝手に騒いでいた覆面も何やら金髪の彼に口答えしていた彼もそして台詞を遮られた島田さんも誰もかもが黙った。

 

「よくもまぁそれで人のことを馬鹿にできるわね。吉井はあんたらみたいに中身がガキな奴らと一緒に居なくて正解よ。あんたにとって吉井はお気に入りのおもちゃなのね。おもちゃを取られたガキの顔によく似ているわ」

 

彼女は島田さんに向かってニヤリと笑った。

島田さんが顔を真っ赤にして反論しようとするが口がパクパク動くだけでなんともない。

 

凪乃(なぎの)は相変わらずだな。容赦がない」

「はい、しかしそれが彼女らしさと言うものではないでしょうか?」

 

島田さんから逃げた後、後ろにかくまってくれた凪人と僕の目の前に座っていた淡い紫色の髪をした女の子が会話をする。へぇ、凪乃さんっていうんだ。

 

「来たいなら来なさい。二度とここに近寄れないくらいにしてあげるわ」

「そ、それだったらウチらが勝ったら吉井をボッキボキにしてやるんだから」

 

そう捨て台詞を吐いてFクラスの面々は去った。秀吉と学年次席確実視されていたはずの姫路さんが申し訳なさそうにこっちへ頭を下げていた。

出て行ったあと、金髪の彼が凪乃さんに近寄る。

 

「全く、ミス・シラハ 貴女という人は」

「でもさ、レオだって正直怒っていたでしょ?」

「う、それは……思いましたよ」

「だったらさ、博愛主義者で万人を救おうとする王様の代わりに怒る人間がいたところでいいじゃない。誰がどんなにあがいたって救えない人間がいたとしても手を伸ばそうとする努力は忘れないようにしないと。さて、誰か成績今最悪な人いる? 回復試験の申請しないと」

 

あ、そういえば。

 

「僕、結構まずいかも。テスト寝てた」

「わかった。とりあえず得意科目とかある?」

「えっと、自然科学とそれから国語と英語とそれから……」

「じゃあ、苦手は?」

「え? 数学かな。あとは大体できるよ」

「よし、先生呼んでくるねー」

 

凪乃さんは行ってしまった。

何だろう、よくわかんないけど驚かれていた気がする。




そういえば、てなことで突発アンケートです。

『Sクラス最後の一人は……。

 ◎眼鏡をかけた学生服の少年と真祖の吸血鬼。     ←
  (月姫の遠野志貴とファニーヴァンプ/アルクェイド)

 ◎正義の味方を目指す少年と青き騎士王。
  (Fate/stay nightの衛宮士郎とセイバー/アルトリア) 』


どちらにしましょうか?

ちなみに少ない方も清涼祭編でゲストで登場予定です。

PS
ガトーさんは正直口調とかが無理なので名前以外でませんのであしからず。
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