五条先生、俺も先生になったよ   作:静かなるモアイ

12 / 19
キヴォトスは力のない人間が暮らすのは難しい。


水族館は楽しい!?

特級呪術師 五条校長爆誕!!から数日後。

 

「息抜きに遠足しない?君達、ずっと借金とかで学生らしいことしてないでしょ?」

 

五条校長、校長室のソファーにふんぞり返り、生徒会メンバー……というか現時点での全校生徒7人に言う。

そう、アビドス高等学校は今まで学生らしいことを1度もろくにやってなかった。今まではカイザーグループのお陰でとんでもない借金と利子を背負わされ、その返済で楽しい日々を犠牲に働き続けていた。息抜きで、遠足もして良いだろう。

 

「でも五条校長……」

「大丈夫大丈夫。七海居るし、自治区の防衛はなんとかなるでしょ。それに、今は賠償金のお陰で少し余裕がある、2~3日、遊んでもバチは当たらないよ」

 

現在、アビドス高等学校はカイザー理事から裁判(日車の拡張術式 民事示談)で搾り取った多額の賠償金と過払い金がある。過払い金の1部は便利屋68への報酬+日車弁護士への報酬として払われたが、それでも多額の富がまだまだ残ってるのだ。

多額の富は一先ず、アビドスの復興と発展に使われる予定である。恵次の魔虚羅の適応を応用しての復興も進められており、アビドス自治区も直ぐに元通りの砂漠のオアシスを取り戻すだろう。

 

「じゃあ、セリカ。どこ行きたい?」

「私ですか!?それじゃあ……水族館?」

「オーケー!!決まりだね!!校長にまっかせなさーい!」

 

アビドス生徒会、再結成初の遠足は水族館に決まった。

 

参加者 全校生徒、引率者 虎杖先生+野薔薇先生そして五条校長である。

 

 

 

キヴォトス水族館。学園都市キヴォトスにある大きな水族館であり、連邦生徒会の本拠……つまりシャーレの側にある水族館である。

 

「やあ、遅かったね。悠仁達」

 

一応、今回は電車の使い方を覚えるためにも現地集合という形をとった。と言うのも、実家がボンボンなノノミや日本に飛ばされた経験があるユメは切符を買ったり、電車に乗った経験もある。だが、他のメンバーは働き詰めである……切符なんて買ったことがない。だからこそ、社会的訓練も兼ねたのだ。

 

虎杖先生、野薔薇、ノノミ、ユメ、セリカ、アヤネ、ホシノはアビドス駅から電車にのってやって来た。しかし、五条校長と恵次、シロコの3人は電車は使わず一足御先に到着していたのだ。

 

『五条校長。犯人は警察に引き渡しました』

「ご苦労魔虚羅!しかし、恵の魔虚羅も恵次の魔虚羅ぐらい、ユニークなら良いのにね!!」

 

実は五条校長、恵次、シロコは別ルートで一足御先に到着していたのだが、そこで犯罪組織と遭遇していたのだ。

 

1時間前

 

「我らはカイテンジャー!!」

 

なにやらカイテンジャーと名乗る某戦隊ヒーローのようなヴィランが水族館近辺で悪さをしていたのだ。見た目は正義の味方であるが、破壊工作とか資金集めの為に人々を襲ったりしてるのだ。まあ、キヴォトスでは日常茶飯事である。

 

「カイテンレッド!!」

 

「カイテンブルー!!」

 

「カイテングリーン!!」

 

「カイテンイエ『排除します』ぎゃぁぁあ!?」

 

そんなカイテンジャーであったが、運が悪かった。突如として空から降ってきた、白き化身 魔虚羅が両手にガトリングを2丁もって現れて、瞬く間にカイテンイエローを粉砕したのだ。

 

「イエローが殺られた!?何事だ!?」

 

と、その時……空から紅い神龍 オシリスの天空竜が舞い降りた。オシリスが口から青い稲妻を吐息のように漏らす。そんなオシリスの上には、3人の人物が仁王立ちしていた。

 

「えっへん!!さあ、覚悟は良いかな?」

 

エントリーNo.1 魔虚羅とオシリスを顕現させた頭のオカシイ(良い意味で)禪院の血筋、伏黒恵次。

 

「オハヨウサマンサー!!五条校長だよ!」

 

エントリーNo.2 アビドス高等学校の校長であり、この世界に来てからは目隠しを辞めた顔面偏差値1億の男 五条悟。

 

「ん、殲滅だよ」

 

エントリーNo.3 アビドス高等学校の切り込み隊長!可愛い狼系美少女 砂狼シロコ。

 

「「「イケメンと可愛い系男子、ケモ耳美少女が化物に乗ってやって来た!?」」」

 

『恵次様。極ノ番 神降ろしの試運転はいかがですか?』

 

魔虚羅がガトリングを振り回し、イエローの次はグリーンを粉砕しながら告げる。

十種影法術 極ノ番 神降ろし。それは十種影法術の極ノ番であり、現時点では伏黒恵次しか出来ない必殺の戦闘形態である。歴代でも恵次しか出来ず、同じく魔虚羅を調伏した兄 恵、宿儺は使うことが出来ない。何故なら、これは十種影法術と魔虚羅の縛りが関係している。

 

本来は十種影法術の式神で倒すことが出来ない程の強力な式神 魔虚羅。その魔虚羅を十種影法術のみで倒して調伏させるという、矛盾。その矛盾を突破した存在だけが、その極ノ番を使うことが出きるのだ。

恵、宿儺の両名は御厨子の力で調伏した。単独での調伏であり、魔虚羅は使えるが縛りは達成できてないので極ノ番は使えない。対して、恵次は父 伏黒甚爾の助力を得て達成した。呪力0の伏黒甚爾は呪術的には無機物としてカウントされる、そのため恵次はその縛りを突破出来たのだ。

 

そして恩師 虎杖悠仁、兄 伏黒恵、校長 五条悟、3人の指導を受けて史上初の十種影法術の極ノ番の発現に成功したのだ。

 

「あー、まだ良いや。やりすぎて水族館壊れたら嫌だもん」

 

と、魔虚羅に告げて魔改造リボルバー×2から6連続×2のライフル弾をぶっぱなす恵次。リボルバーはシリンダーを展開して、弾を装填しなければならない。

だが、恵次はシリンダーの影を術式で応用して即座に影から弾を装填。これにより、コスモガン真っ青の装填速度と連射を叩き出す。リボルバーなので、弾詰まりは存在しない。

 

「ん、だよね」

 

シロコはアサルトライフルでカイテンブルーを粉砕し、カイテンピンクに向けて銃身+蹴り技を組み合わせた体術をぶつけ粉砕する。

 

「はは、悠仁の教え子も大暴れだね。これは僕も負けてられないな!」

 

最強の称号。死するまで、それを保持していた最強の校長は教え子の教え子の大活躍を最前線で見ながら、カイテンレッドをボコボコにしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○月○日。カイザーPMCとアビドス高等学校との戦争勃発。

 

「術式完全解放!!骨さえ残さず、燃やし尽くしてやる!!こい、猿の息子よ!!」

 

莫大な熱量を放出し、刀身を炎に染めた刀を構えるサイボーグ 禪院扇。その扇が見上げる上では……

 

魔虚羅を彷彿させる強化外骨格を纏い、背中から純白の翼を生やして空に浮かぶ伏黒恵次が居たのだ。その左手には特級神器 アマノハバキリが握られていたのだ。

 

同日 AM11時 伏黒恵次 極ノ番 神降ろし発動。




アンケートの結果、ナナミンのお話に成りました。他の話も何処かで出したい。

もし、コラボするなら?

  • アビドス生徒会、ファンパレ世界に行く!?
  • アビドス組+教員 タイムスリップ!?
  • ファンパレキャラがアビドスに!?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。