先生と空崎ヒナの結婚生活   作:シャーレの先生

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うっすら脚本形式の学パロ。
ブルアカの学パロとは。


敵ハ強大ナレド、仲正イチカハ宣戦布告ヲ宣ス

◯学校の教室 放課後 夕日の中で

高校生のイチカと、イチカとは違うクラスだが同級生の先生くん。

放課後偶然二人きりになり、教室で会話をする。

二人きりで話したことはこれまであまりなかったので、お互いに少し緊張している。

 

 

 

先生くん「自信ないって、仲正さん人気凄いよ。学校で一番モテるんじゃないかな?」

イチカ「学校で一番モテる……悪いんすけど、あんまり褒められてる気がしないっすねー」

先生くん「そっか。ごめん。仲正さんにも苦労とかあるもんね」

 イチカは「苦労とかある」という言葉を聞いて、「そうなんすよ」という顔をしながら物憂げに横を向く。

 (窓側からのカット)イチカの顔は夕日に照らされる。

 (教室側、先生くんの背後からのカット)先生くんからはイチカの顔は逆光で表情が見えない。

イチカ「謝る必要なんてないっす。ただ、いくらモテたって、特定の誰かに好きになってもらえないと、意味がないなーなんて、贅沢な悩みってだけっす」

先生くん「えっ、仲正さん、好きな人とかいるの? え、なんか、すごいこと聞いちゃったかも」

イチカ「あー、先生くんの前だから口が滑っちゃったっすね!」

 イチカが続きの言葉を吐こうとしたとき、教室の扉が開く。

ミカ「先生くん!? やっと見つけた! 早く来て! ナギちゃんとセイアちゃんがもう絶交だって!」

先生くん「また喧嘩ぁ? どうせ仲良ししてても喧嘩してるんだから絶交だって変わんないんじゃないの?」

ミカ「そうかも知れないけど……でも今はダメ! 今生徒会が機能停止したら文化祭開催出来なくなっちゃうよ!」

 気安く軽い口論を行う先生くんとミカを見て、寂しさのような、嫉妬のような、淡い感情が湧き上がるイチカ。

イチカ「先生くん、イジワルしないで行ってあげてください。文化祭なくなったら寂しいっすから」

ミカ「あ、ごめんね? 大事なお話中だった? 先生くん借りても大丈夫?」

イチカ「大丈夫っすよミカ先輩。早く連れて行ってください」

 ミカが先生くんを連れて去っていった。そのときミカが先生くんの腕を掴んでいるのをイチカは見逃さなかった。

 (教室側からのカット)一人で教室に残されたイチカ。その表情はやはり逆光で見えない。

 イチカは袖で顔を拭う。そのまま腕を目に当てたまま、顔を隠したイチカの顔が夕日に照らされる。

 無音の教室。外から部活動を行う音が聴こえる。

イチカ「先生くんの前じゃギリ耐えっすから、今日は私の勝ちってことで良いっすよね。……ハハッ。判定が自分に甘いなぁ。私」

 目に当てていた腕を突き上げ、拳を天に向ける。拳の先を見つめる瞳は大きく見開かれ、キラキラと輝いていた。

イチカ「敵は強いぞ。戦えイチカ」

 

 

 

 

◯翌日 朝 学校の下駄箱

 先生くんは自分の下駄箱に手紙が入ってるのを見つけて、素早く自分の鞄に隠す。

カズサ(猫目)「今何か隠したでしょ!? 見せて!!」

先生くん「いやっ、あのっ、生徒会の書類、予算関係のやつだから見せらんないよ」

カズサ(ジト目)「幼馴染にも?」

 先生くんは目を逸らす。

先生くん「幼馴染にも」

 カズサの後ろから現れたヨシミがカズサの後頭部をドツく。

ヨシミ「ちゃんと先輩には敬語使いなって言ってるじゃん。ごめんなさい先輩。この距離感バグった幼馴染コン猛獣女は私が抑えておきますから。早く行って私が保つ間に痛い痛いカズサは力が強いんだっつうのっ!」

カズサ「一歳差の幼馴染は通常性癖だー!!」

 羽交い締めにされながらも藻掻くカズサとそれを小さな身体で全力で抑え込むヨシミ。

 それを尻目に先生くんは逃げ出す。

 そのまま誰もいない男子更衣室に逃げ込む先生くん。手紙を開く。

 

 

 

 

 

 

 先生くんへ

 

 昨日の話は二人の秘密っすから、誰にも話しちゃダメっすよ?

 あと、友達はみんな私のことを下の名前で呼んでるっす

 

 仲正イチカより

 

 

 

 「イチカ」の部分に赤ペンで波線のアンダーラインが引かれている。

 署名の後にはイチカのメッセージIDが書かれていた。

 

 

(終)

 




イチカはブルアカで一番の美少女ではないけど、一番モテると思う。

あと副産物で出て来た、不良辞めると同時に先生への好意隠すのも辞めて無限に甘えてくる年下幼馴染コンプレックス負けヒロイン系猛獣のカズサ(確かに一歳差の幼馴染に恋するのは通常性癖のはずだけど、何故か周りの人からは幼馴染に異常な執着を持つ変態と思われてる)良いな。


てか先生くん! 年下の幼馴染にもう既に尻に敷かれてそうな勢いで猛烈アタックくらいながら、生徒会(ティーパーティー)メンバーの関係が崩壊しないようにする鎹やって三人から三様の敬意を向けられ三人全員から必要とされながら、生徒会の仕事で忙しいはずなのにイチカと二人きりの状況になったら完全にサボり始めて二人の会話を少しでも長く続くように教室のドアを閉める工作をするの、誰が本命なんですか!?

放課後は暁のホルスとかいう人とバディ組んでヒーロー活動してるとか、百花繚乱とかいうグループとつるんで正義の味方やってるらしいとかそういう噂もあるんだけど、それは本当なんですか!?
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