セリフを引用しているのでどっかで見たことあるなあってなるかもしれない。
プロローグ・8597回目。
まあ簡単に言うと、黒幕登場☆ってところかな?
───この台詞も、もう幾度口にしたか…最後に口ずさんだのは確か、39回ほど前になるのでしょうか…
…………あぁ、補習授業部の皆さんや先生はお気になさらないでください。心配なさらずともあなた方には転轆轆地、最後には明るい未来が約束されているはずですから。
「―今回もダメ、でしたか」私、聖園ミカはそう呟いた。
視界に広がるのは赤い空。絶えず鳴り響くのは銃声。人の声など届きうるわけもなく、私の声はかき消される。ここまで事態が悪化してしまったなら、もう遅い。この世界では私の願いはもう叶わない。
―例え、あの人が最善を超える最善を掴み取ったとしても。
「…さて、どうやってやり直すとしましょうか…」
私は取り合えず銃声がするほうへ足を向ける。考えることはいくらでもある。次の周回で試してみたいこと。その行動による『あの人』の行動の変化。そもそも、何年前のなんという場所に戻るのか。
ただ、その思考も次の周回を始めなければ意味はない。
「あら、ちょうどいいところに…」
都合よく落ちていた拳銃を拾い上げ、土を払って残弾数を確認する。
「1発ですか…欲を言うなら、3発…せめて2発は欲しかったですね…」
その銃を懐に入れ再び歩き出す。行く宛などない。この世界に既に私の居場所などなく、例え私の居場所がこの世界にあったとしてもそんなものは私が壊してしまうのだから…
そうして、私は歩いて歩いて歩き続けて――それを見つけた。
「…はあ。やはりこうなってしまいましたか…」
先生。あなたはどんな世界でも変わりませんね…
「5838回目です。先生。では、さようなら」
そう言って、私は銃口を口に押し込み、その引き金を引いた。
私はそうして目を覚ました。
「ここはどこでしょうか?」
上体を起こし、周囲を見渡す。
「シャーレ…ですか。通算734回目ですね」
そう呟きながら階段を上っていく。やはり、生活感はない。
「今回も先生はいらっしゃらないのですね…」
さてさて、どうしたものでしょうか。まずは今はいつ頃なのかの確認から始めることにしましょうか…
「さて…今回はどうしたものでしょうね…」
先生の相棒として行動した回数…354回。
先生がシャーレにたどり着くことができなかった回数…72回。
先生と会う前にシャーレを去り、他校に合流した回数…51回。
狐坂ワカモとエンカウント、行動を共にした回数…22回。
その他、区分不可な選択をした回数…235回。
…なるほど。先生、もうすぐいらっしゃるんですね。
取り敢えず1000文字超えたから投稿…毎回10000超えとかを投稿してる方ってすごいんだなぁと痛感しました…