転生したら傘だったので楽しく生きていこうと思います。   作:靴下食べた子一等賞

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転生そして水まんじゅう?

 雨が降っていた梅雨の頃だったかしら、その日は、傘を忘れてしまって転々と走りながら屋根伝いに商店街を通っていたの。こんな日に限って忘れるなんてって思いながら信号待ちをしていたの、そんなときに目の前に迫るトラック気づいた時にはもう遅かったの、あぁこれが走馬灯かって今までの小学校や、高校、仕事での失敗に家族の姿が見えて次の瞬間には、寝そべっていたの、あぁ傘を忘れて無かったら、こんなことにはならなかったのかな、自分が、傘だったらなぁ……

《確認しました。物(傘)としての身体を作成します》

 もっと自由にいろんな場所に行きたかったな、

《確認しました。エクストラスキル「旅人」を獲得しました》

 出来ればタンポポの種のように風に乗って自由に漂うように……

《確認しました。獲得したエクストラスキル「旅人」をユニークスキル「風来坊」に進化しました》

 死ぬときって何にも痛く...も.な...いん..だ...ね.....


 そんなこともあったね、まぁ今となってはもう戻れない過去のことだけどね。

 

 はぁ……

「誰か居ませんか──!! もうかれこれ一週間近くは、暗闇に一人で居るんですけど──!!一人ぼっちは、寂しいよーーー!!あれっ何か無重力みたいな浮遊感が」

 


 

(大賢者さっき俺が喰った宝箱の中って何があるか分かるか?)

 

《解、宝箱の中には、伝説級の聖遺物(アーティファクト)があると思われます。》

 

(マジか、大賢者、それを取り出すことって出来るか?)

 

《解、可能です。》

 

(じゃあ、大賢者、出してみてくれ。)

 

(おぉ、これは、見事な和傘...って何でこんなファンタジーに和傘があるんだよ!!)

 

「ひぇ。急に明るくなったと思ったら目の前に水まんじゅう??」

 

(大賢者、なんであの和傘は、しゃっべっているんだ?)

 

《解、和傘に憑いているポルストによるものだと思われます。》

 

「ねぇ、水まんじゅうさん、あなたは、喋れないの?せっかく人、ではないけど話し相手になってくれそうだと思ったのに」

 

(悪かったな、喋れなくて、まぁいい大賢者、こいつを喰えるか?)

 

《解、可能です。》

 

(じゃあ、それで、もっていくぞ。)

 

「ほんとに何も喋らないのおぉぉぉ...」

 

(はぁ、なんだか嵐みたいな傘だったらなぁ、まぁ傘が嵐みたいって可笑しいけどな。)


「ここは、どこ私は、誰だ?」

 

(クハハハハハ、あやつめ、また面白いものを喰っておる。)

「ヒィィ、ドラゴン何で、ほんとに何で、嫌だ死にたくない、お助けくださいぃぃ」パタッ

 

(そんなに、怖いのか我。)

 

 

 

 

 

 

 




初投稿です。まだまだよく分かっていないことがありますので是非とも感想等でアドバイスお願いします。
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