転生したら傘だったので楽しく生きていこうと思います。 作:靴下食べた子一等賞
「さて、そろそろ起きぬか」
「ここは、どこ、ってたしかあの水まんじゅうが目の前で大きく広がって気付いたらここにいて、目の前にドラゴン、まぁ流石にこれは夢だな、うん、夢だ、早く起きなっきゃ」
「夢などではないぞ、我が名は、暴風竜ヴェルドラ、この世に存在する4体のみ存在する”竜種”が1体である」
「夢みたいだけど、夢じゃなかった」ガクガクブルブル
「そんなに怯えるでない、小さき傘よ、いや、小さき者よ」
「つまりヴェルドラさんは、勇者によって閉じ込められていたところに、あの水まんじゅうのリムルさんが現れて、そのリムルさんが助けてくれるということでここにいると」
「うむ、リムルは水まんじゅうとやらではなくスライムだ、そこを履き違えるな」
「ふと、思ったんだけど今、私ってどんな格好してるの?ヴェルドラさん教えてください」
「ふむ、どう言ったらいいものか、お主は、ポルストという種で常時透明になっていて見えているのは、その傘だけだ」
「そんなぁ、このままだとただの不審な傘だよ、どうにかできないんですかこれ」
「まぁ、そう慌てるでない見たところ、お主も、転生者なのだから色々と面白そうなスキルがあるのではないか」
「スキル?それで何ができるの」
「それは、スキル次第だな」
「分かった、とりあえず試してみるよ」
いろいろ試して分かったことをまとめると
ユニークスキル「風来坊」指定した地点又は指定した地点の大体半径10数m以内にランダム転移する。
エクストラスキル「憑依統轄」憑依している物等を思い通りに操ることができ、憑依先のスキルを使用することが出来る。
エクストラスキル「透明化」名前の通り、常時発動、自分の身体すら見えない。
「憑依統轄」によって使用できた傘に付いてたスキル
ユニークスキル「
エクストラスキル「自己復元」名前の通り元の形に戻す
うわっ、私のスキル、少なすぎ
とりあえず今は、この「透明化」をどうにかしない限りは、私は、他の人からは傘が浮いてるだけしか見えない、と。
「はぁ、どうにかできないかなぁ、例えば「
「お主、そのような体つきであったとは」
「えっ、どうしたのそんなこと言って、って手が見える、ということは、「透明化」が消えたってこと、あ、でも足は、見えない、ということはこれで傘だけの変なのじゃない」
「盛り上がってるところ悪いが、お主、裸体じゃぞ、それでも良いなら、その格好でいることを止めぬが」
「えっ、、、こっちを見ないで下さいーー!!」
「すっ、すまぬ、向こうを向いておるから、早く、スキルを使うのだ」
「はぁ、びっくりした!」
とりあえず自分で「透明化」をどうにかすることが、出来ることが分かったけど、服が無いと使えないなぁ
「いつになったら、ここから出られるのかしら?」
「さあな、まぁ気長に待つとしようでないか、そう言えば、お主の名前は、何と言うのだ」
「名前、名前かぁ、何だっけ?」
「お主、名前がないのか、なら我が、お主の名前を付けてやろう、傘に取り憑く者から、"ツクモ"、この名をお主に授ける」
「あんちょく~」
「そんなこと、言うでない、本当なら、こういうこと得意ではないのだ」
「まぁ、いいや、ありがとね、ヴェルドラさん」
「うむ、感謝するが良い」
「これからどうしようかな、どうにかしてここから出れたらいいんだけど、ヴェルドラさん出る方法知らない?」
「うむ、リムルが出してくれるのを待つのだ」
「じゃあ、待ってる間にぃぃぃ」
「急に消えおった、まぁ、リムルに呼ばれたのだろう」
ステータス
名前 : ツクモ
種族 : ポルスト
所持スキル
ユニークスキル :「風来坊」
エクストラスキル :「憑依統括」「透明化」「魔力感知」
所持 : 蛇の目傘 「繊月」
ユニークスキル :「注目株」
エクストラスキル :「自己復元」