午前1時半ごろ、アビドス砂漠のとあるカイザーPMC基地にて。
「何だ?空に何か見えるような」
「何かって何だよ。こんな砂漠のど真ん中、雲以外に何もねぇだろ?」
「いや、何つーかもっとこう...UFOみたいな感じの奴が...」
「残業で頭イカれたか?UFOなんてあるわけ」
『基地上空に不明な飛行体を補足!不法侵入だ、撃ち落とせ!』
「シオンちゃん、状況は!」
『底部に異常、地上からの攻撃です!!』
「地上!?一体どういうこと!?」
警報鳴り響く中急いでブリッジに駆けつける。途中、立て続けに襲い来る揺れと爆発音で目を覚ましたのだろう。混乱した生徒たちが道を塞いでいたが、偶然居合わせた学会の部員たちの協力によりその場は収まった。
「避難誘導は私たちが担当しますね!」
「原因の対処はお願いします、先輩」
「すいません。そちらはお願いします、皆さん!」
助けてくれた二人にうなずいて、アルハは再びブリッジへと向かった。
「テラ、最終チェック終わったぞ!」
「りょーかいっ!シールドユニット、使用許可!」
『許可確認、シールド張ります!』
直後に止んだ地面の揺れと、現れたポラリスを覆う
「急かしてごめんね、整備チームは危ない仕事ばっかなのに」
「なーに、緊急事態だし気にすんな。それにテラのお陰で仕事は前よりずっと楽になった。ならじゃんじゃん使って恩返しさせてくれよ!」
「...うん!じゃあ
そう言ってテラは、ブリッジへと駆け出した。
『シールドユニット、使用許可!』
「許可確認、シールド張ります!」
『避難誘導、学会の生徒たちがやってくれるって』
「了解。誰か、学会に無線繋いで下さい!」
握っていたレバーを引いてシールドを展開。目線は大画面、ポラリス各所にある監視カメラやセンサーから得た情報から安全または危険なエリアを推測、情報を共有しながら避難を進める。
「シオンさん、攻撃が想定より激しいです!シールド、もってあと20分かと...!」
(避難状況もまだ1割程度、残り20分じゃ射程外まで逃げるのはおそらく無理...)
「あーもうっ!何とかしてやりますよ!」
「っし、みんな大丈夫そ?」
『はい。警備チーム8分隊37名、全員揃っていますわ』
有事の際こそ冷静に。そんな先輩からの教えを体現するかのように、警備チームの無線は他よりも落ち着いた雰囲気をかもしていた。
「オッケ。んじゃパラもってエアロック前集合、ウチの合図で
『今夜は晴れてるので星がよく見えそうですわね、リオン。ところで、許可もなく勝手に作戦準備して大丈夫なのでしょうか?』
「ま、これから許可は下りるっしょ。...このままじゃシールド持たんし、逃げきれないならこっちから攻める。シオシオなら絶対そうするね」
テラがブリッジに着くと、すでにアルハ達が集まり話し合っていた。...が、あまり穏やかな感じではなさそうだ。
「ですから先輩!このままでは墜落しちゃうんです!」
「でも規則を破ったらポラリスは廃校だよ。きっと他に方法が...」
(さて、アルハとシオンは何話してるのかな〜?ま、十中八九あの件だろうけど。リオンは...落ち着いてるね、さすが警備室長。じゃあまずは...)
「は〜い、二人共落ち着いて?一緒に深呼吸しよ」
「テラちゃん...」「テラ先輩...!」
「お待たせリオン。さっそくだけど、心得は?」
「
皆に深呼吸を促したテラは、満を持して話を切り出した。
「...ね、わたしに良いアイデアがあるんだ」
こんにちは、misoranです。秋に近づいてだんだんと涼しくなってきましたね。私季節の変わり目に弱くて、最近体調を崩しがちなんですよね...コマッタコマッタ。皆さんも体調には気をつけてお過ごし下さいな。
それではお読みいただきありがとうございました、レモンと遺跡より感謝を込めて。
...マジでコハルの線ってどこまで繋がってるんだろう?