ここポラリスの自治区は、大規模な整備や式典を除いて、基本空中を転々と移動し続けている。その理由の一つが、各自地区との滞在契約だ。例外を除いて自治区の土地はその学校のもの。そのルールは当然空にも適応されるため、ポラリスは滞在する自治区の主に「これくらいの間、そちらの自治区に滞在してもよろしいですか」といった許可を得て活動している。
そして今、その契約の期間満了が迫ってきていた。
「アルハ〜、次の滞在どこにする〜?」
「私たち選り好みできる立場じゃないでしょテラちゃん。はぁ、まあ順当にいくなら次はアビドスかな」
「アビドスかぁ、滞在するの何年ぶりだっけ?」
「記録によると大体5年ぶりだそうです、テラ先輩。私としてはトリニティの方が良いと思いますが...去年の滞在、すごく待遇よかったですし」
そんなわけでポラリス生徒会[ステラ]所属の3人、テラ、アルハ、シオンは次の滞在場所について議論を交わしていた。
「え〜トリニティは去年もいったじゃん、どうせなら行ったことないとこが良くない?」
「駄々こねないの、テラちゃん。でも私も同意見です。今トリニティに滞在するのは政治的に難しいかと」
「そそ、あっちは今エデン条約のことでピリピリしてると思うよ〜」
キヴォトス三大校の一つであるゲヘナ学園、そして同じく三大校と呼ばれるトリニティ総合学園。エデン条約とは、この二つの学校間で近々結ばれる大規模な平和条約である。
「なるほど、流石はアルハ先輩です。ところでお二人は滞在したことがあると聞きましたが、アビドスってどういう場所なんですか?」
「そうですね、私達が滞在した時はなんというか...」
「
「栄え、てた?」
「そう、自治区も学校もすごいデカいのに、生徒の数はうちと大して変わらない感じ。まあ町おこしみたいなことに力を入れ始めたって聞いたし、今はそれなりに上手くやってるんじゃないかな」
「砂漠を真っ二つに割る鉄道なんて計画も進めてましたし、きっと外からたくさん人も来てますよ。滞在許可が降りたら、シオンちゃんも一緒に乗ってみましょう!」
「良いですね先輩!ぜひ乗りましょう!」
こうして、次の滞在地はアビドス自治区に決まったのであった。
同時刻、アビドス高等学校にて。
「わあ、シロコちゃんが大人を拉致してきました!」
「拉致!?もしかして死体!?シロコ先輩がついに犯罪に手を......!」
「みんな落ち着いて、速やかに死体を隠す場所を探すわよ!」
...物語は序章を紡ぎ、砂漠に嵐が訪れる。はたして天上に瞬くかの星は、砂に埋もれた神話から何を学び何を得るのだろうか。
「こんにちは、私は
こんにちは、misoranです。メイドアリスを引いたら⭐︎3が2人、しかも両方所持済みで天井を迎えました。アロナ?
さて、物語ではテラとアルハがアビドスのことを知っている(?)ようでしたが、ポラリスはいわゆる中高一貫校というやつです。なので5年前のアビドス(という設定)を知っていますが、今のアビドスは知らないようです。砂漠横断鉄道は空が赤くなった後に乗ろうね()
それではお読みいただきありがとうございました、柴関ラーメンより感謝を込めて。