『闇銀行に強盗、マーケットガードも歯が立たない悪の新星現る』
『謎の犯罪グループ、覆面水着団とは一体!?』
『キヴォトスの新たな脅威、闇銀行を襲撃!』
「あちゃー...裏サイトじゃとんでもない騒ぎになってる。これ結構ヤバくね?」
大画面に映し出されたのは、覆面を被ったアビドス生(と思われる人物)が銀行員に銃を突きつけている様子。これが復元加工した際にこうなったのなら誤解の可能性もあったが、他の画像を見る限りどうやらその線はなさそうだ。
「現在インターネット上に存在する写真、ブラックマーケット全域の監視カメラをハッキングして得られた画像合わせて14枚。全て解析、照合したところ...」
「93%、アビドスの生徒たちとのことです。テラ先輩」
「テラさん、追加でよろしいでしょうか。アビドス高等学校を調べた所...借金が見つかりました」
「借金!?ってテラ先輩が倒れた!?」
テラは めのまえが まっくらになった!
「...という訳です、アルハ先輩」
「アビドスが借金抱えて銀行強盗!?」
「あっははは、ヤバ〜!超ウケるんだけど!」
「リオン、笑ってる場合じゃないですよ!」
テラを保健室に運んだあと、シオンは早速さっきの出来事を報告した。もちろん、テラが部費を勝手に使ってしまったことも。
「...アルハ先輩、このままアビドスと契約を結んで大丈夫なんですか?」
「うーん、二人はどう思う?」
「ウチは賛成〜、闇銀行シバくとか絶対オモロいやつらじゃん!」
「ぼくは反対です。何を要求されるか分かったもんじゃないですよ!」
「流石に『金目の物全部よこせ!』なんて言わないっしょ〜。シオシオは心配しすぎ、もしもの時は
「えっと...まぁ、いっかぁ」
頼もしいことを言ってくれたリオンには悪いが、警備チームに頼ることにはならないだろう。アビドスの方々はそこまで好戦的には見えなかったし、そもそもここは空の上。侵入は不可能だ。
しかし、とアルハは考える。だったら何故アビドスは銀行を襲ったのだろうか。確かに借金という動機はあるが、自分の見た限り私利私欲で悪事を働くような人には見えなかった。
(うーん、情報が足りない...)
何か、闇銀行を襲った理由が別にある気がする。金銭以外で銀行を襲う理由...
「!そっか!」
「アルハ先輩、何かわかったんですか?」
「ううん、でも一つ閃いた」
「お、何すか何すか〜?」
アビドスが何故銀行を襲ったのか。それを確かめる方法が一つある!それは...
「ちょちょちょ、気ぃ狂ったんすか先輩!」
「下手したら口封じに殺されますよ!」
「二人とも、そんなに心配しなくても...」
アルハの思いついた方法、それは「直接アビドスに聞く」ことだった。後ろめたいことがなければ事情ぐらいは教えてもらえるだろうし、何よりこちらには証拠があるのだ。最悪
「アビドスで会った人達はみんな良い子だったから大丈夫だよ」
「強盗犯が
「もしもし?こちらアビドス高等学校、対策委員会の奥空アヤネです」
『ポラリス天文学院、翳手アルハです。お久しぶりです、アヤネさん』
ヒフミを見送った後、談笑していた対策委員会のもとに一本の電話が届いた。
「アルハさん、ってことは...滞在契約についてでしょうか?」
『いえ...って言うか、ちょっと堅いか。今ってお時間大丈夫?』
「はい、大丈夫ですけど...」
『こないだヘルメット団と戦ってたから、あの後大丈夫だったかなと思って』
「はい、お二人のお陰でなんとか」
『無事でよかったです。何でヘルメット団と戦ってたのかは分かりませんが、敵を作りすぎると後が大変ですよ?マーケットガードも手強いんですから』
「そうですね、ありがとうございま...え?」
瞬間、アヤネの脳はフリーズした。
「あ、え?何で知って、じゃなくて何のことですかね〜」
「?どうしたのアヤネ」
『えっと...そんな慌てたら自白してるようなものですよ?』
声だけの彼女は、そう言って電話をスピーカーにするよう求める。本題に入ろうということらしい。アルハはまずどうして強盗事件を知ったのか、どうやって[覆面水着団]の正体を特定したかを話した。
「ん...完璧な計画だと思ったのに」
「そこじゃないでしょシロコ先輩!このままじゃヴァルキューレのお世話になっちゃう...そしたらバイトが...!」
「大丈夫、脱獄すればいい」
『えっと、セリカさんもだいぶズレてると思いますけど...じゃなくて、私達は理由を聞きたいだけです。通報はしませんよ』
通報しないと聞いて、ひとまず安堵する対策委員会の面々。
「理由...となるとアビドスの内部の問題になりますよね?ホシノ先輩、話しても大丈夫なんでしょうか」
「ん〜、まぁ借金のことは知ってるんだよね?実は私たちが払ってるお金が変なことに使われてそうでね。ちょ〜っと気になったんだ」
「そしたら強盗と勘違いされた。...安心して、お金は返してきた」
『なるほど、つまり金銭の流れを確認する過程で起きた
...実際はお金はどこかに置いて来てしまったのだが、まあ些細な問題だろう。シロコは静かに目を逸らした。
「しっかし、わざわざ理由を聞くために自分から名乗るなんて。おじさんが悪い人だったら君達ひどい目にあってたよ?」
『アビドスの皆さんは悪人じゃないって信じてましたから...きゃっ、リオンちゃん!?』
『ねぇ、シロコちゃんだっけ?面白いね、ウチ気に入ったよ!』
話に区切りがついたのを見計らったのか、電話の向こうから新たな声が割り込んできた。
『ウチは
お久しぶりです、misoranです。夏だ!ハニバだ!6%だ!ということで今回のPU2倍、皆様は強い生徒や推し生徒を引けましたでしょうか?
私は330連して新規が主に臨戦ホシノ、ミカ、ハレキャン、チャリコ、水着セリカ、それと天井でクロコを引くことができました。大勝利ですやったぜ!(欲を言えば振動アタッカー欲しかったな...)
それと完結したアビドス3章並びにアリウスの夏イベ、めっちゃ良かった...!特にアビドスの挿入歌のシーン、泣きました。半年ぶりに泣きました。
自分語りはこれくらいに。それではお読みいただきありがとうございました、大オアシス駅より感謝を込めて。